フィジー留学保険おすすめ5社！保険の必要性や選び方のポイント

フィジーへの留学生活に向けて、不安がある方も多いのではないでしょうか。留学先での万が一の体調不良やケガなどのトラブルには、留学保険への加入で備えておくことがおすすめです。この記事では、フィジー留学におすすめの留学保険を紹介します。保険を選ぶポイントやフィジー留学で注意したい点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

フィジー留学におすすめの保険5社

まずは、フィジー留学におすすめの保険会社を5社紹介します。

	特徴	申込方法	当日申込	補償期間	治療・救援費用	個人賠償責任補償	生活用動産費用補償	緊急歯科治療補償	携行品損害費用補償	航空機遅延費用補償	緊急一時帰国費用補償	キャッシュレス提携病院	サポートデスク
ジェイアイ傷害火災 t@biho 海外留学保険 無料相談	現地に対面の相談窓口を多数設置	Web		1年以内	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高200万円		再購入費を補償			約300か所以上	24時間
AIG損保 海外留学保険 無料相談	キャッシュレス提携病院が充実	Web		1年以内	無制限 ※インフィニティプラン			10万円程度				約55万か所	24時間
東京海上日動火災保険 留学生・ワーホリ向けプラン 無料相談	補償内容のカスタマイズが可能	代理店		6ヶ月 ※6ヶ月以上は要問合せ	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高40万円					約280か所	24時間
三井住友海上 留学保険 無料相談	留学生専用特約で、留学生活を手厚くサポート	Web		92日以内	1億円まで	最高1億円	最高100万円		10万円まで			約1,600か所	24時間
損保ジャパン 留学生プラン 無料相談	長期留学やワーキングホリデーに最適	Web		32日〜2年	無制限 ※プランによる								24時間

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho 海外留学保険

申込期日	3ヶ月前～出発日当日まで
対応日数	1年以内 ※1年以上は書類で申し込み
キャッシュレス提携病院	あり（世界中の主要都市300箇所以上）
治療・支援費用	無制限プランあり （妊娠初期症状に対する治療費用を含む）
補償内容	・傷害死亡：最高3,000万円 ・疾病死亡：1,000万円 ・傷害後遺障害：最高3,000万円 ・治療・救援費用：3,000万円～無制限 ・個人賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高200万円
補償されるその他の項目・オプション	・手荷物遅延 ・航空機遅延 ・弁護士費用 ・テロ等対応保険金 ・ペット預け入れ延長費用
留学時に準備したいオプション	・疾病に関する応急治療 ・救援費用（被保険者年齢：32歳以下） ・歯科治療費用（被保険者年齢：32歳以下） ・緊急一時帰国費用（保険期間3ヶ月以上の場合のみ）

ジェイアイ傷害火災保険のt@bihoは、WEB専用にすることでコストダウンを実現。運営コストの削減により、保険料がリーズナブルな設定になっています。

WEB専用でも、ケガや病気、トラブルの際の補償が充実しているので安心です。歯科治療費用もオプションで補償対象になります。

延長手続きもWEBで手続きでき、最長5年まで契約可能。長期留学予定の方にも利用しやすいです。

ケガや病気、トラブルに巻き込まれた際には公式アプリから連絡できます。Wi-Fi通話で24時間365日、日本語で対応してもらえるのは嬉しいポイントです。

ジェイアイ傷害火災保険の T@bihoの評判・口コミ

たびほプレミアムを契約しました！とにかく安い、私は祖父母のことを考えて緊急一時帰国費用を追加したから高いけど、それなしならもっと安くできる。
サービスはこんな感じ⇩
あと契約内容と載せます！23万6千円くらい。
イギリスだとロンドン留学の人はよりおすすめかも！ pic.twitter.com/NInrnylOi7

— Miharu (@miharu_mdegree) July 28, 2023

急なコメント失礼します。もし、初めての海外留学でしたら、私は保険に入ることをお勧めします🥺私はまだ一度も利用していませんが、私の友達2人は、かなり助けられています。私も友達も、「たびほ」ですが、すごく対応が丁寧で、紹介してもらえる病院もかなり手厚い対応なようです。参考になれば😊

— misa (@sami13454609) June 19, 2023

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho海外留学保険について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事も参考にしてみてください。

AIG損保 海外留学保険

申込期日	出発60日前～出発日当日まで ※当日はクレジットカード払いに限る
対応日数	1年以内
キャッシュレス提携病院	あり（世界各国55万箇所）
治療・救援費用	無制限プランあり インフィニティプラン：治療・救援費用無制限
補償内容	・傷害死亡：最高1,000万円 ・疾病死亡：1,000万円 ・傷害後遺障害：最高1,000万円 ・治療・救援費用：2,000万円～無制限 ・個人賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高50万円
補償されるその他の項目・オプション	・航空機遅延 ・手荷物遅延
留学時に準備したいオプション	・歯科治療費用補償特約（保険期間6ヶ月以上） ・緊急歯科治療費用補償特約（保険期間31日まで） ・疾病に関する応急治療 ・救援費用補償特約（保険期間31日まで） ・妊娠初期の症状に対する保険金支払責任の変更に関する特約（保険期間31日まで） ・緊急一時帰国費用（保険期間3ヶ月以上）

AIG損保 海外留学保険は、ケガ・病気の治療を充実の補償で備えられる保険です。

治療・救援費用を無制限に補償する「インフィニティプラン」でサポートしてくれるので、万が一長期入院や救急搬送が必要になった場合も高額な支払いの心配は必要ありません。

島国であるフィジーでは、重篤な病気・ケガの場合には近隣国へ救急搬送される可能性も考えられますが、救援費用も無制限に補償されるのは魅力的なポイントです。

AIG損保の海外留学保険の評判・口コミ

救急車手配と点滴解熱剤で200万円位だった記憶ある。一時的な自己負担もなかったよ。あと、扁桃腺と航空中耳炎も帰国後にかかりつけ医で診てもらっても保険適用だしね。旧AIU→現AIG損保は駐在とか留学の人が今も使ってる保険だから手厚いね。

— かしゅさん (@kashu124) May 26, 2023

留学の為にめちゃくちゃ迷ってAIG損保の海外旅行保険TP3に加入したんですけど加入して正解だと思ってます！
元々体調崩しやすい方だったってのもあるから病院は行く事になるだろうと思ってたら実際4~5回病院行きました！笑
大きい病院は手続き全部やってくれる
#韓国留学 #海外旅行保険 #韓国留学生

— みん (@SakoLuv) November 3, 2022

以下の記事では、AIG損保 海外留学保険を実際に利用した方の口コミも紹介しています。

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン

申込期日	出発45日前～出発日当日まで
対応日数	6ヶ月以上は資料請求
キャッシュレス提携病院	あり（世界90都市以上約280箇所）
治療・支援費用	無制限プランあり
補償内容	・傷害死亡：最高3,000万円 ・疾病死亡：1,000万円 ・傷害後遺障害：最高3,000万円 ・治療・救援費用：3,000万円～無制限 ・個人賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高40万円
補償されるその他の項目・オプション	・航空機遅延 ・テロ補償特約 ・手荷物遅延等費用
留学時に準備したいオプション	・留学生賠償責任 ・留学生生活用動産 ・緊急一時帰国費用保険 ・留学継続費用保険金

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプランでは、渡航期間の長い留学生に起こりうるリスクに備えた補償が充実しています。

アパートで水漏れや火災を起こしてしまった際の損害賠償や、部屋に置いていた家財が盗難にあった際にも補償対象です。

32日以上の保険期間で対象になるので、長期留学をする方におすすめです。

急病やケガへの対処が知りたい場合も、24時間365日看護師または現役救急医が対応してくれる「緊急医療相談サービス」があります。いつでも電話で専門家のアドバイスを聞けるのは、心強いポイントです。

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプランの評判・口コミ

バンクーバー留学中、サッカーの試合で指を骨折しました😅
初診が約4万円。あと4〜5階病院に通うので16万〜20万ほどかかります。
幸いにも東京海上日動の保険に入っていたので、通院と交通費はフルカバーでした。
カナダは医療費が高いので、できる限り手厚いサービスの保険会社をお勧めします😌 pic.twitter.com/U3Ahf2YKMr

— 駒村 侃直 / 海外SEO (@kanchiseo) October 18, 2021

東京海上日動については、以下の記事でも詳しい情報やリアルな声を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

三井住友海上 留学保険

申込期日	出発60日前〜出発日当日まで
対応日数	92日まで
キャッシュレス提携病院	あり（全世界に約1,600箇所）
治療・支援費用	最高1億円
補償内容	・傷害死亡：最高1億円 ・疾病死亡：3,000万円 ・傷害後遺障害：最高1億円 ・治療・救援費用：最高1億円 ・留学生賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高100万円
補償されるその他の項目・オプション	・航空機遅延 ・テロ等対応費用 ・ペット預入延長費用 ・弁護士費用
留学時に準備したいオプション	・緊急歯科治療費用（保険期間3ヶ月以内） ・留学生賠償責任危険補償特約 ・留学生生活用動産損害補償特約 ・留学継続費用補償特約 ・緊急一時帰国費用（保険期間3ヶ月以上の場合のみ）

三井住友海上の留学生プランは、豊富なオプションからあなたに合った留学保険をカスタマイズ可能です。

留学生活に起こるリスクに備える留学生専用特約や、高額になりがちな歯科治療費へのオプションなどが揃っています。

万が一病気やケガになった場合のサポートセンターは、24時間365日いつでも日本語で対応してくれるのも安心のポイント。

三井住友海上の留学生プランの評判・口コミ

こんにちは☺️

お安い保険を探している場合で、もしクレカ付帯があるなら、三井住友海上のネットｄｅ保険＠とらべるのタイプＫがバランスよくお得だと思いました！

クレカ付帯でサポートが薄い、治療・救援のところを2000万までなので万が一の通院が安心。 pic.twitter.com/CRryU147zC

— ぽむこ (@pomko_ikuji) September 19, 2022

私もカードだけじゃ不安だったので気持ち程度にですが三井住友海上のネットde保険＠とらべるに入って行きました☺︎！帰国時のPCR検査無くなるみたいですね🥰楽しい旅行になりますように🥂💫#マシュマロを投げ合おうhttps://t.co/RAwA68mt64

— てぃぱ6v6 👶🏻💙1y5m (@tiffany6v6) August 23, 2022

三井住友海上 留学保険について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

損保ジャパン 留学生プラン

申込期日	出発45日前〜出発日当日まで
対応日数	32日〜2年
キャッシュレス提携病院	あり
治療・支援費用	無制限プランあり
補償内容	・傷害死亡・後遺障害：最高3,000万円 ・疾病死亡：最高2,000万円 ・治療費用：最高3,000万円 ・救援者費用：最高3,000万円 ・賠償責任：5,000万円～ ・携行品損害：50万円～
補償されるその他の項目・オプション	・留学生賠償責任 ・留学生生活用動産 ・緊急一時帰国費用補償特約

損保ジャパンの留学生プランは、渡航期間32日から最大2年までの契約が可能です。

病気やケガの補償のほかに、滞在期間の長い留学生ならではのトラブルへの補償まで手厚くサポート。アパートでのトラブルや、他人にケガをさせてしまったときにも、安心のサポートを受けられます。

留学中に病気やケガで受診が必要になった場合も、サポートセンターに病院の予約や通訳の手配などの相談ができます。手厚いフォロー体制で、病院受診後に治療内容や回復状況もチェックしてくれるので、心強いです。

損保ジャパンの留学保険の評判・口コミ

私は毎回損保ジャパンの「新海外旅行保険オフ」に加入してます！！
保障内容を細かく調整できるから使いやすいんですよね🤔

— GENKI@一人旅会社員 (@weekendtrip_gk) May 6, 2023

海外旅行保険に入りました

損保ジャパン
新・海外旅行保険【off!(オフ)】
10,350円

フロリダで娘が現地の病院にかかり、保険の有り難さを感じました🏥娘と一緒に旅行する時は必ず入っています

これまでの支出合計
78,784円
ANAマイル 9,000マイル#seriハワイ2023

— Seri 🏠築年数不詳大家 (@seri_kabu) March 18, 2023

損保ジャパンの留学生プランについては、以下の記事でも詳細を解説しています。

フィジー留学に留学保険は必要？

フィジー留学におすすめの保険を紹介しましたが、本当に留学保険は必要なのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。

普段病院にあまりかからない方や、今までトラブルにあったことのない方は不要に感じるかもしれません。

フィジー留学では、留学期間が15～83泊の際には「短期学生ビザ」、84泊以上では「長期学生ビザ」の取得が必要です。ビザ申請に保険の加入証明は必要ありませんが、健康診断の結果がビザ申請に必要なので、健康状態には注意が必要です。

保険加入は義務ではありませんが、全額負担が必要になるフィジーでは医療費が高額になる恐れが高いので、留学保険に加入しておくと安心できます。

語学学校によっては、現地で加入できる共済保険を用意しているところもあるので、確認しておきましょう。

クレジットカード付帯保険で十分？

クレジットカードによっては海外旅行保険が付帯しているので、それで十分だと考える方もいるかもしれません。

しかしクレジットカード付帯保険の補償期間は90日のものが多いので、注意しましょう。半年や1年といった長期の留学では、留学期間すべてをカバーできません。

90日以内の留学の場合も、付帯保険の補償額はあまり高くないので注意が必要です。長期入院や手術、近隣の国への搬送が生じた場合、補償額が足りず高額な自己負担が必要になる恐れがあります。

また、クレジットカードの付帯条件も事前に確認しておきましょう。

カードを持っているだけで保険対象となる「自動付帯」と異なり、カード会社の定める項目でのカード利用が条件となる場合があります。航空券の購入や、空港までの公共交通機関の交通費の支払いが必要なケースもあるので、事前に確認しましょう。

自己負担の心配なく留学生活を送るためには、留学保険への加入がおすすめです。

フィジーでの留学保険を選ぶ4つのポイント

フィジー留学には、留学保険への加入がおすすめです。

しかし数ある保険の中から、どのように選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

留学保険を選ぶポイントを、4つ紹介します。

• 滞在期間や予算に合ったプランがあるか
• 補償内容・補償額は十分か
• 必要な補償をカスタマイズできるか
• 日本語での対応は24時間可能か

滞在期間や予算に合ったプランがあるか

留学保険を選ぶ際には、あなたの滞在期間や予算に合っているかが重要です。

保険によって、補償期間の下限や上限が決まっています。

特に1年以上の長期留学では、保険の延長手続きが必要になる場合があるので、滞在先でも延長手続きができるかも確認しましょう。

また補償内容と予算の兼ね合いも、注意が必要です。オンラインや早期の申し込みで保険が割引になるプランもあるので、上手に活用しましょう。

補償内容・補償額は十分か

万が一の病気やケガ・トラブルの際に十分な補償が受けられるかは、重要なポイントです。

長期入院や手術が必要になった場合に、フィジーではどれくらいの医療費が必要になるかを踏まえて検討しましょう。

フィジーでは重篤な病気やケガの場合、近隣国へ搬送される場合もあります。その際に十分な補償額が確認できないと、搬送を断られる恐れがある点に注意が必要です。

補償額や救援費用を無制限にできるプランもあるので、検討しましょう。

必要な補償をカスタマイズできるか

あなたの心配に応じて補償内容をカスタマイズすることで、無駄のない保険にできます。

高額になりがちな歯科治療補償や、持病の悪化に対応してくれる補償など、通常保険では補償されない部分もカバーしてくれるオプションを検討しましょう。

細かくカスタマイズすることで、保険料を抑えつつ必要な補償を備えられます。

日本語での対応は24時間可能か

万が一の病気やケガ、トラブルの際に日本語で対応してもらえると安心です。フィジーの公用語は英語ですが、とっさに英語が思い浮かばないことも考えられます。

まずはサポートセンターに日本語で相談できると、病院の予約や電話での通訳の手配などの支援を受けられるので心強いです。

フィジーと日本の時差は3時間ですが、24時間対応してくれていると、夜中にトラブルがあった場合にも安心です。

フィジーの医療事情や医療費相場

フィジーでの医療事情や医療費相場を確認したうえで、留学保険の加入を検討しましょう。

詳しくは外務省のページも参考にしてみてください。

医療事情

フィジーでは医師・看護師の海外転出者も多く、慢性的に医療従事者が不足している状況です。専門医のいない科もあるため、症状によっては近隣国に行く必要があります。

緊急性がある場合にはチャーター機による国外救急搬送となり、高額の医療費が発生する恐れがある点に注意しましょう。

医療費相場

公的医療機関では、外国人でも比較的安い医療費で診療を受けられます。

しかし患者が多く混雑した環境で長時間待つため、外国人や裕福なフィジー国民は私立のクリニックや病院を受診するケースが多いです。

その場合の医療費は、公的医療機関と比べると高額になります。大きな病気やケガの場合に国外搬送される可能性も踏まえると、補償内容の充実した留学保険に入っておくと安心です。

フィジー留学で注意したい病気

熱帯性気候のフィジーは、日本とは異なる気候や環境のため体調を崩してしまう恐れがあります。

フィジー留学中に注意したい病気を紹介します。予防するために気をつけるポイントも確認しましょう。

熱中病

熱帯性気候のフィジーでは、年間を通して気温の高い日が続くため熱中症への注意が必要です。

最も涼しい7・8月で約18〜28度、最も暑い1・2月で約23～31度あります。首都スバは高温多湿の気候、ビティやレヴ島西部側は比較的乾燥しています。

熱中症対策として水分・塩分補給を心がけ、炎天下で長時間行動するのは避けましょう。

デング熱

蚊を媒介するウイルス感染症で、5日ほどの潜伏期を経て高熱が出ます。頭痛・関節痛・発疹を伴い、通常は1週間ほどで自然に治ります。

まれにデング出血熱と呼ばれる重症化し、死に至る場合もあるので、風邪症状のない高熱の際には医療機関を受診しましょう。

腸管感染症

細菌性赤痢・コレラ・サルモネラ・アメーバ赤痢・A型肝炎・腸チフスなどにより、下痢が引き起こされる症状です。原因菌を特定できない場合がほとんどで、多くは軽症で自然に回復します。

発熱や血便、強い腹痛を伴う場合は早めに医療機関を受診しましょう。

呼吸器感染症

フィジーでは日中と夜間の寒暖差が大きいため、風邪をひきやすい環境です。特に季節の変わり目に風邪を引く人が多いので、注意しましょう。

日中暖かい日でも夜まで外出する際には上着を持ち歩く、朝方の冷え込みに備えて布団を用意するなどの準備が必要です。

ジカウイルス感染症

蚊を媒介とするウイルス感染症で、デング熱と似た症状が現れます。

まれに後遺症として神経麻痺、妊娠中の感染による胎児の小頭症などが生じることがあります。

レプトスピラ症

ネズミ・犬・豚など哺乳動物の腎臓に保菌されたものが、尿とともに排出され、川や湖などの淡水を汚染します。その汚染された水に触れることで、皮膚や粘膜を通して感染する病気です。

重症化した際には黄疸や出血がみられ、危険です。川や湖での水遊びが原因で感染することがあるので、注意しましょう。

シガテラ中毒

珊瑚に共生している海藻につくプランクトンが作る毒が、食物連鎖を経て魚の身や内臓に蓄積します。それを人が食べることによって中毒を起こし、神経症状や胃腸症状、関節・筋肉痛などを引き起こします。

珊瑚が死滅した後にプランクトンが大量発生するため、海が荒れる雨季に多く発生する傾向です。死亡率は高くありませんが、数か月にわたり症状に苦しめられることがあります。

フィジー留学で気をつけたいトラブル・事故

フィジーは、日本と比べると治安がよい国ではありません。

日本と同じ感覚で行動していると、トラブルに巻き込まれてしまう恐れがあるので注意しましょう。

フィジーで気をつけたいトラブル・事故を紹介します。

• スリ・置き引き
• 侵入窃盗事件
• 偽ガイド
• 民族に関する配慮を欠いた発言
• 露出の多い服装
• 海での事故

スリ・置き引き

フィジーでは、スリや置き引きなどの窃盗事件が首都スバ周辺および西部地区で発生しています。

バスの車内で口の開いたバッグから財布が抜き取られるケースや、親しげに握手やハグをしながらズボンのポケットから財布を抜き取られるケースが報告されています。

口の開いたバッグやズボンのポケットに貴重品を入れておくのは危険ですので、注意しましょう。

また、夜間の路上で羽交い絞めにされて貴重品を盗られる事件も起きています。

夜間には危険地域や人通りの少ない地域への立ち入りは避け、単独での徒歩移動はやめましょう。

飲食店やホテルでの置き引き被害もあるので、荷物からは目を離さない意識が大切です。隣の席や座席の後ろに、貴重品を入れたバッグや上着をかけないようにしましょう。

侵入窃盗事件

アパートやホテルで就寝中に部屋に侵入され、窃盗被害を受けるケースが発生しています。換気のために窓を開けておいたわずかな隙間から侵入されることもあるので、戸締りに注意しましょう。

アパートを借りる際は周辺の治安や、セキュリティの安全性をきちんと確認することが大事です。鉄製格子や警報装置の設置、警備員の雇用などが必要な場合もあります。

偽ガイド

空港周辺や観光地でガイドを装い、近寄ってくる偽ガイドによる被害が発生しています。人があまりいないところに連れていかれ、貴重品を強奪されるなどの被害が出ています。

また名前を尋ね、その場で名前を木彫りに彫り込み、法外な値段で売りつけようとしてくるケースも多いです。観光地で親しげに話しかけてくる人には警戒し、きっぱりと断りましょう。

民族に関する配慮を欠いた発言

フィジーには人口の約6割を占める先住民系フィジー人と、人口の約4割を占めるインド系フィジー人がいます。

強い民族意識をもった人もいるので、民族に関する配慮を欠いた発言は絶対にしてはいけません。

露出の多い服装

民族や宗教を背景に、女性は丈の長いスカートなどで脚を隠す服装が主流です。

観光地では外国人が多くあまり気にしなくても平気ですが、地方を訪ねる際にはミニスカートやショートパンツは避けましょう。

男性が公共の場で上半身裸になることも避けた方がよいでしょう。ヒンドゥー教・イスラム教の寺院を訪れる際には、肌を極力隠した服装が望ましいです。

海での事故

美しい珊瑚礁が広がるフィジーでは、海でのアクティビティが人気です。しかし波が高く流れも速い環礁の外側に誤って出てしまい、波にさらわれる事故が起きています。

遊泳やシュノーケリングを行う際には環礁の内側から出ないように注意が必要です。ダイビングをする際には安心できるガイドのもと、危険な区域に立ち入らないようにしましょう。

まとめ：フィジー留学に備えて、留学保険に加入しよう！

フィジー留学では日本とは異なる気候や慣れない環境で、体調を崩してしまうこともあります。

窃盗などのトラブルや海での事故も考えられ、万が一の場合にサポートを受けられると安心です。

充実したサポートを受けるために、留学保険に加入しておくことがおすすめです。フィジーで充実した留学生活を送るためにも、安心できる留学保険を選びましょう！

この記事でご紹介した海外留学保険

	特徴	申込方法	当日申込	補償期間	治療・救援費用	個人賠償責任補償	生活用動産費用補償	緊急歯科治療補償	携行品損害費用補償	航空機遅延費用補償	緊急一時帰国費用補償	キャッシュレス提携病院	サポートデスク
ジェイアイ傷害火災 t@biho 海外留学保険 無料相談	現地に対面の相談窓口を多数設置	Web		1年以内	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高200万円		再購入費を補償			約300か所以上	24時間
AIG損保 海外留学保険 無料相談	キャッシュレス提携病院が充実	Web		1年以内	無制限 ※インフィニティプラン			10万円程度				約55万か所	24時間
東京海上日動火災保険 留学生・ワーホリ向けプラン 無料相談	補償内容のカスタマイズが可能	代理店		6ヶ月 ※6ヶ月以上は要問合せ	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高40万円					約280か所	24時間
三井住友海上 留学保険 無料相談	留学生専用特約で、留学生活を手厚くサポート	Web		92日以内	1億円まで	最高1億円	最高100万円		10万円まで			約1,600か所	24時間
損保ジャパン 留学生プラン 無料相談	長期留学やワーキングホリデーに最適	Web		32日〜2年	無制限 ※プランによる								24時間

オセアニアエリアのおすすめ留学保険

フィジー留学の基本情報はこちら！

フィジー留学に向けて情報収集している方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね！