スウェーデンワーホリにおすすめの保険5社！保険選びとワーホリ充実のヒント

スウェーデンへのワーホリビザの申請には医療をカバーする保険に加入することが必須です。ワーホリ保険なら滞在中のさまざまなリスクに備えられるため、ぜひ加入しましょう。本記事では、スウェーデンのおすすめワーホリ保険や選び方、生活のポイントについて解説します。

スウェーデンでのワーホリには保険加入が必須

スウェーデンでワーホリには、保険加入は必須です。

ワーホリビザを取得するために、保険に加入しておく必要があります。

スウェーデンでのワーホリが決まったら、準備のひとつとして早めに保険加入も検討しましょう。

ワーホリ居住許可の取得に保険への加入が必要

スウェーデンのワーホリ居住許可を取得するにはいくつかの要件があり、「スウェーデンの医療をカバーする包括的な健康保険への加入」もそのひとつです。

ケガや病気による受診など、現地で医療を受ける際に包括的にカバーする内容で保険に加入する必要があります。

クレジットカードの付帯保険では不十分

現地での生活に備え、準備費用は安く抑えたいところですが、クレジットカードの付帯保険ではスウェーデンワーホリの備えとしては不十分です。

クレジットカードの保険には、所有しているだけで保険として有効な場合（自動付帯）があります。一方、渡航費の一部をカードで支払うことではじめて保険が有効になる場合（利用付帯）がありますので注意が必要です。

また、クレジットカードの保険は医療費の補償に上限があるものが多いです。スウェーデンでの医療は高額になりがちですので、医療費をカバーできない可能性があります。

カードの保険は一般的に補償期間が90日で、1年のワーホリだとすると期間も足りません。

お手持ちのクレジットカードの条件を一度確認しましょう。

これからクレジットカードを作ろうとお考えの方は、こちらの記事も参考にしてください。

スウェーデンワーホリ保険おすすめ5社

スウェーデンでのワーホリにおすすめの保険を5社ご紹介します。

• ジェイアイ傷害火災保険 t@biho
• 損保ジャパン 留学・駐在・ワーホリ保険
• AIG損保 長期留学・ワーキングホリデープラン
• ケアコンセプト
• ステップイン旅行保険

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho

ジェイアイ傷害火災の T@biho（たびほ）はインターネット申し込み専用の保険で、ワーホリにも合う手厚い補償が用意されています。

コストを抑えており、保険料がお得なプランがあり、主に補償上限金額が異なる3つのプランから選べます。

• 保険料節約プラン
• おすすめプラン
• おすすめプラン（カスタマイズ）

とにかく費用を抑えたい方には保険料節約プランがおすすめです。自分の欲しい補償項目をカスタマイズできるおすすめプランもあり、あなたの予算にあわせて保険料と補償金額のバランスを検討します。

保険料節約プランでもサポート体制は充実しています。低価格・手厚い補償内容で、ワーホリの備えとしておすすめです。

「ジェイアイ傷害火災　T@biho（たびほ）／T＠bihoプライム」について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

損保ジャパン 留学・駐在・ワーホリ保険

損保ジャパンの留学・駐在・ワーホリ保険は、3ヶ月～2年までの契約ができます。スウェーデンのワーホリビザでの滞在許可は1年間ですので、十分な期間です。

個人プランの他、カップル・ファミリープランがあることも特徴です。友人やパートナー、家族などと一緒にワーホリをする場合は比較検討がおすすめです。（※スウェーデンのワーホリでは、子どもは連れていけません）

ワーホリ期間が短期（3ヶ月未満）の場合には「新・海外旅行保険【off !】」もおすすめです。

損保ジャパンの保険について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にして下さい。

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデープラン

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデープランには、保険期間を1年まで設定できるため、スウェーデンのワーホリにも適しています（保険期間の更新は可能）。

補償内容はパッケージになっており、ワーホリ中のリスクに備える4つの項目があります。

• ケガや病気の補償
• 携行品の補償
• 航空機遅延などの補償
• 個人賠償責任

スウェーデンの医療は充実しており、ワーホリ中に病院にかかった場合には医療費は高額になる傾向があります。治療・救援費用の補償は、金額に上限がない「インフィニティプラン」がおすすめです。

ワーホリ保険のポイントである加入者向けのサービスも充実していることが特徴です。

「Doctors Me」というWebによる総合ヘルスケア相談サービスが無料で受けられます。スウェーデンのワーホリでは日照時間の違いから生活環境が大きく異なります。ちょっとした体調や気持ちの変化など小さな困りごとから生活上の相談まで気軽に問い合わせできるうれしいサービスです。

AIG損保について詳しく知りたい方はこちらのページも参考にしてください。

ケアコンセプト

ケアコンセプト（Care Concept）の保険は、12〜40歳までの学生が加入対象です。1ヶ月から最長5年まで加入できますので、スウェーデンのワーホリ保険期間に充分です。

スウェーデンのワーホリにおすすめなのは「ケアカレッジ」という保険で、3種類のプランがあります。

• ベーシック（年間自己負担120€）
• コンフォート（年間自己負担なし）
• プレミアム（年間自己負担なし）

どのプランでも医療費の補償額に上限はありません。高額なスウェーデンでの医療も安心して受けられます。保険料によって分かれているプランは、1年間にかかった医療費のうち最初に自己負担する金額が違います。

また、上限金額は異なりますが、日本のワーホリ保険ではオプションや対象外となりがちな歯科治療も補償対象です。

保険料を抑えたい方にはベーシックプラン、充実した内容で備えておきたい方にはプレミアムプランがおすすめです。

ステップイン旅行保険

ステップイン旅行保険はドイツの保険会社です。スウェーデンのワーホリビザ申請にも対応した保険プランがあり、保険の証明書も英語とドイツ語で発行してくれます。

ドイツとスウェーデンには時差がなく、現地で受診の際もスウェーデンから問い合わせをしてサポートが受けられます。日本人スタッフによる日本語のサポートがあるのもうれしいポイントです。

プランは4タイプあります。

• エコノミー
• エコノミープラス（おすすめ！）
• ファーストクラス
• ファーストクラスゴールド

それぞれの基本プランに賠償責任や手荷物に関する補償をオプションでつけられます。どのくらいの範囲で補償をつけたいか、あなたに必要な内容を検討しましょう。

スウェーデン向けのワーホリ保険を選ぶ4つのポイント

スウェーデンへのワーホリ保険の選び方のポイントを4つご紹介します。

以下のポイントを参考にし、あなたにあう保険を検討してください。

• キャッシュレス診療が受けられるか
• 補償内容を必要十分な内容に賢くカスタマイズできるか
• 賠償責任や荷物の紛失に対する補償はあるか
• 日本語のサポートを受けられるか

現地での受診｜キャッシュレス診療が受けられるか

ワーホリ保険のメリットとして大きなポイントが、現地の提携病院でキャッシュレス診療を受けられることです。

手持ちの現金がなくても、キャッシュレス診療であれば高額な医療費を心配せずに受診できます。

一般的な受診プロセスでは、窓口での支払い、保険請求の手続き、お金が振り込まれるまでのタイムラグといったちょっとしたストレスが重なります。

払い込まれるまで手持ちの現金が心配になったり、そもそも受診をためらうことはせっかくのワーホリ時間を無駄にしてしまうことにつながります。

大切なワーホリ期間を無駄なく過ごせるよう、スウェーデンに提携病院のあるワーホリ保険に加入しましょう。

補償内容｜必要十分な内容にカスタマイズできるか

ワーホリではビザ申請に関わる医療費の保険だけではなく、滞在先での予期せぬトラブルにも備えておきたいものです。

一方で、保険料はなるべく抑えたいという方がたくさんいるのではないでしょうか。

ワーホリ保険の費用を抑えるコツは、必要な補償と不要な補償を見極め、あなたに合うようにカスタマイズすること。必要十分な内容の保険設計をすることがポイントです。

スウェーデンに長期滞在する際の生活をイメージし、どのようなリスクがあるかを踏まえて補償内容を賢く設定し、保険料とのバランスを検討しましょう。

補償範囲｜賠償責任や荷物の紛失に対する補償はあるか

スウェーデンでのワーホリビザは1年までの期間です。長い滞在を安心して過ごすために、ケガや病気の備えはもちろん、生活上のリスクにも備えておきましょう。

一般的な海外旅行保険に含まれる「携行品損害」は、対象となるのは外出中に持ち歩いていた持ち物のみで、家の中の損害については補償されません。

住まいでのトラブルや家の中での荷物の紛失・盗難など、ワーホリには長期滞在ならではのリスクがあります。

ワーホリ中に起こりがちなトラブルを補償する内容（個人賠償責任・荷物の紛失の際の補償など）のほか、一時帰国費用（緊急時のみ）や家族が駆けつけるための費用などをオプションで用意しているプランもあります。

ワーホリ保険はワーホリに起こりうるトラブルを網羅しており、ビザ申請に必須のケガや病気だけではなく、健康以外の分野にまで補償範囲が広いことが特徴です。

あなたのスウェーデン生活をイメージし、起こりうるリスクを考え、自分が安心できる保険を検討しましょう。

サポート体制｜日本語のサポートが受けらるか

ワーホリ保険の特徴に、日本語でのサポート体制が充実していることが挙げられます。

スウェーデン生活で語学が上達している間にも、医療英語や生活トラブルなど、いざというときには日本語で話ができると安心です。

受診可能なキャッシュレス提携病院、受診のしかた、保険の申請方法など、複雑な説明を日本語で正しく理解できれば余計な心配は必要ありません。

ワーホリ保険には、24時間年中無休で電話やチャットなど、さまざまな方法でコンタクトがとれるサポート体制を整えている会社が多くあります。

保険のサポートを十分に活用し、スウェーデン生活を充実させましょう。

スウェーデンワーホリで知っておきたい医療事情と治安情報

ワーホリ保険について検討する際に知っておきたいスウェーデンの医療事情と治安情報をご紹介します。

スウェーデンの医療水準

スウェーデンの医療水準は高く、公営・市営を問わず医療施設も清潔です。英語がほぼ完全に通じることも特徴で、安心して受診できます。

スウェーデン生活で気をつけたいこと・治安情報

日本人に人気の北欧ですが、スウェーデン生活で気をつけたいことと治安についてご紹介します。

• 冬の日照時間
• ダニ媒介脳炎
• 安全なイメージでも警戒は必要

日本と大きく異なることの1つに、冬の日照時間が極端に短いことが挙げられます。ビタミン不足になりがちなので、夏の間にはたっぷり日光を浴びるようにし、必要ならばビタミン剤などを準備しましょう。

散歩やアクティビティの際、草むらや沿岸部を歩くときはダニに注意が必要です。ダニが媒介する脳炎があるため、噛まれたことに気づいたら、早めに受診します。

ワーホリ保険に加入していれば受診をためらうことなく安心です。

ヨーロッパの中でも比較的安全なイメージがありますが、スウェーデンの首都ストックホルムは北欧でも人口が多く、スリや置き引きなどが発生しています。

日本人はターゲットになりやすいので、身の回りには常に注意をはらうようにしましょう。

スウェーデンの医療事情や治安情報などは以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

スウェーデンワーホリとは

スウェーデンワーホリについて一般的な情報をご紹介します。

スウェーデンワーホリの概要

スウェーデンと日本がワーホリ協定を結び、受入れ開始したのは2020年です。IT先進国でもあるスウェーデンは、ワーホリビザの申請もオンラインに対応しています。

スウェーデンでワーホリするための条件

スウェーデンでのワーホリ居住許可を得るために必要な要件は以下の通りです。

• 日本国籍であり、スウェーデンから帰ってくるまで有効なパスポートを持っている
• 18歳~30歳であること
• 滞在中の十分な資金があること（少なくとも15,000スウェーデンクローナ＝約22万円※2024年6月時点）
• 帰国の際の航空券／またはチケット購入のための十分なお金がある証明できること
• スウェーデンの医療をカバーする包括的な健康保険への加入していること
• 申請料（1,500SEK=約22,000円※2024年6月時点）を支払うこと
• 子どもを連れて行かないこと

上記を満たしているかどうか確認し、オンライン上のeサービスでビザ申請をします。

スウェーデンワーホリでよくある質問

スウェーデンワーホリについて、3つのよくある質問にお答えします。

• どのくらい滞在できる？
• 準備資金・生活費はどのくらい？
• 最低時給はどのくらい？

どのくらい滞在できる？

ワーホリビザでは最長1年間滞在できます。就労は可能で、滞在しながら滞在資金を稼げます。（※一時雇用という形になります。）

準備資金・生活費はどのくらい？

ビザの申請時に証明する必要がある資金力は最低15,000SEK＝約22万円です。

ただし、スウェーデンは物価が高く、ビザ申請に求められる資金だけでは1〜2ヶ月程度で資金不足となる可能性があります。

ストックホルムの場合、一般的なレストランでのランチは150SEK（約2,300円）前後、夕食は一皿200SEK（約3,000円）前後です。

日本にいるより物価高を感じる傾向があるため、自炊など工夫して月の食費を抑えていくことがポイントかもしれません。

最低時給はどのくらい？

スウェーデンには、日本のような法定最低賃金がありません。職種別・業種別の労働協約で最低賃金の目安が決められます。アルバイトでは1,200円前後の時給が多いようです。

まとめ：ワーホリ保険に加入してスウェーデンワーホリを充実した日々にしよう

スウェーデンでのワーホリの際には、ビザ申請時に保険加入が必須です。

病院のシステム上、一般病院への受診や処方箋が必要な薬を手に入れるのは簡単ではないため、ワーホリ保険の提携病院を利用できるとスムーズです。

高額な医療費について心配しなくて済むほか、医療以外のサポートがワーホリ保険では滞在中は大きな安心につながります。

賢くワーホリ保険に加入し、スウェーデンでのワーホリ生活を充実させましょう。