語学留学|国別費用と自分に合った国や学校の選び方について
様々な留学形態の中で最もポピュラーな語学留学は、目的やスタイルによってかかる費用や選ぶべき国が変わってきます。
一般的な語学コースを選ぶのか、TOEICやTOEFLなどの各種試験対策コースを選ぶのか。中には英語教師宅で語学を学ぶ「先生宅ホームステイ」と呼ばれるコースもありますし、ビジネスに関する語学を学べるビジネス語学コースなども人気です。
また、留学期間も1週間という超短期留学から1年の長期留学まで、目的に合わせて選択が可能。
今回は、そんな自由度の高い語学留学について、国別の費用と自分に合った国・学校の選び方を中心に解説しています。
語学留学の目的と予算をしっかりと確認して、ぜひ自分に合った留学先を見つけてくださいね!
語学留学とは?その目的とメリットについて

語学留学とは、「海外の学校に入学して語学を学ぶための留学」です。
前述の通り、内容や期間は目的に応じて自由に選択が可能。一般語学コースだけではなく『試験対策・ビジネス・おけいこ、ボランティア、シニア向け』などといった目的別コースも受講可能です。
語学力の向上、キャリアップ、異文化交流など目的は様々ですが、いずれも日本で外国語を学ぶだけでは得られないメリットを得られます。
なぜなら、留学中は授業でその国の言葉を学ぶだけでなく、日常生活においても直接現地の人たちと触れ合う機会が多いため、語学力の向上だけでなく地域の伝統や文化を肌で感じることができるからです。
例えば、日本には「察する文化(「言わなくてもわかる」という思い込み)」がありますが、多くの国ではそれが通用しません。そういった環境に身を置くことで、自らの積極性やコミュニケーション力を育てていくこともできます。
また、海外には多種多様な考え方を持った人が生活をしています。そういった様々な方と触れ合うことで、多角的な見方やグローバルな考え方が身につき国際的な視野が広がります。
近年、企業で求められているのはグローバル人材ですので、語学留学を通して得られたこういった経験は、就職やキャリアアップという点においても大きなメリットと言えるでしょう。
駅前留学や正規留学の違いについて
語学留学と比較されやすいのが、駅前留学、正規留学と呼ばれる形態の留学です。
それぞれメリットとデメリットがありますので、語学留学と比較しながらその特徴を整理していきたいと思います。
駅前留学
駅前留学のメリットは、「日本で普段通りの生活をしながら語学を学べる」という手軽さです。これは、独学の場合も同様ですね。社会人でも会社を休むことなく、通勤しながら授業を受けられます。
デメリットは、「生活する上でどうしても日本語が入ってきてしまう」という点です。海外という環境でないため、どうしても24時間英語漬けというわけにはいきません。
その結果、「ペーパーテストの点数は高いのに、いざ海外へ行くと全く通用しない、言葉が全く通じない」というケースもよくある話です。
正規留学
正規留学とは、海外の大学へ直接進学することです。海外の大学に進学し卒業することで、その大学の卒業資格を得られるというメリットがあります。
また、大学ではその国の言語を使用しながら語学以外の分野を学ぶことになるので、より専門的で実践的な言語の習得が可能です。
ただし、駅前留学同様にデメリットがないわけではありません。その1つが、必要とされる英語力です。
正規留学の目的は「語学を学びに行く」ことではないため、「その国の言語は初めからできて当然」という前提でスタートしなければいけません。
また、一般的に正規留学は費用が高額で、期間も長期となりやすいです。
語学留学
語学留学のメリットは、駅前留学と違って海外という環境で英語が学べ、正規留学よりも費用・期間ともにハードルが低いという点です。
現地の学校で語学を学ぶために留学するわけですから、初めから高いレベルの語学力を求められることはありません。また、期間も1週間からと非常に気軽です。
ただし、せっかくの語学留学が全く意味のないものになってしまうケースもあります。
それは、海外という環境に身を置いているのにもかかわらず、留学先において日本人だけでかたまってしまい、日本人ばかりと話をしてしまうケースです。
こうなると語学力が上がらないだけでなく、他の外国からの留学生とも交流ができないため、何のために海外まで留学したのか分からなくなってしまいます。
ぜひ、学校や滞在先などでは積極的に色々な国籍の方に声をかけるようにしましょう。初めは勇気がいるかもしれませんが、その勇気があなたの語学力を向上させる原動力になってくれますよ。
語学留学の内容を解説!期間や費用はどれくらい?
「海外に留学して外国語を学ぶ」と聞くと、特殊な内容の授業を行うイメージを持たれるかもしれませんね。
ですが、語学学校で行われる授業は特殊なものではありません。
授業は、基本的に日本の学校と同じ座学スタイルで進行していきます。テキストに沿って進めていき、そのなかに出てくる文法を解説したり読解練習を行ったりするという形です。
先生や一緒に授業を受けている生徒を交えての会話練習も行われますが、内容的には日本の授業とあまり変わりません。
ではどこが日本の授業と異なるかというと、「授業中に使われる言語がすべて英語である」という点です。語学学校ではテキストはもちろん、授業内の会話すべてが英語で行われています。
日本語に触れることのない環境に身を置くことが語学習得のためには有効であり、それこそが語学留学の最大の特徴であり、メリットというわけですね。
※語学留学での授業スケジュールは、コースによって異なります。
『午前中に勉強し、午後はアクティビティを堪能』
『夕方まで勉強し、放課後は友人とショッピング』
『早朝から夜間までしっかり勉強』
このように自分の目的に合わせた形でのコース選択も可能です。具体的なサンプルスケジュールは、こちらの「語学学校ってどんなところ?1日の過ごし方やアクティビティ、校内設備など」でも解説しています
語学学校?大学?失敗しない学校の選び方とは?
学校選びで失敗しないためには「自分がなぜ語学留学をするのか」という目的をしっかりと意識することが大切です。
「この留学は今後の大学進学のための1ステップ」「大学で専門分野を学ぶため」「海外の人との会話スキルを磨くため」などなど、目的をはっきりさせることで選ぶべきコースが定まります。
もし目的に応じたコースの選択がうまくできないようでしたら、留学エージェントに相談してみましょう。カウンセリングが無料で受けられ、あなたの目的に合った留学先を提案してくれます。
必要な英語力はどれくらい?
語学留学を行う際、行く前の英語力はそれほど必要ありません。たとえ英語がほとんどわからないというレベルでも、過度な心配はいりません。
語学留学ではほとんどの学校が様々なコースを用意しているため、全くの英語初心者から上級コースまで、自分に合ったクラスで学ぶことができます。
また、最初に選択したコースを途中で変更することも可能。
上級コースから基礎コース、基礎コースから上級コースといったレベルの変更も可能ですし、先生が合わないといった理由でもクラス変更に応じてくれます。
1点だけ注意をするとしたら、留学先の学校の「日本人率」です。多くの学校では一定国籍の割合を制限していますが、日本人は英語レベルが低いため下位クラスに集中してしまう傾向があります。
もし日本人ばかりのクラスに入りたくないという場合には、事前に英語力を高めておくことも対策の1つです。
語学留学の期間について

語学留学の場合、その目的によって留学期間が変わってきます。
おおよその目安は以下の形です。
1週間~1カ月
1週間〜1ヶ月学ぶことにより英語に多少慣れ、スーパーや公共交通機関を使う際も困らなくなります。放課後や週末観光なども満喫しながら気軽に学べる期間で、おけいこ留学や試験対策コースも受講可能です。
3カ月
3ヶ月コースではTOEICなどのスコアアップを実感することができます。日本語に触れない環境で3ヶ月間英語を学べば、ある程度の語学レベルまで到達するので、一般語学コースを3か月受講後は、ボランティアやインターンシップコースなど、次のステップに挑戦することも可能です。またビジネスコースなど、就職に役立てるコースも受講できます。
半年
半年コース受講後には日常会話が楽に行えるレベルに到達できる方がほとんどです。またこのレベルになると、テレビで話している内容もある程度理解することが可能になります。
1年
1年間、海外で英語を学ぶことによりネイティブな会話が可能なレベルに到達します。このレベルに達すると、海外の大学に進学することや海外での就職活動などが視野に入り、活動の幅が一気に広がります。
※上記は大体の目安です。人により、語学力上達速度は異なります。意義のある留学になるよう、しっかり計画を立てましょう。
短期の語学留学は社会人にもおすすめ!
なかなか時間がとれない社会人におすすめなのが、1週間~1ヶ月程度の短期語学留学です。
これくらいの期間であれば、海外体験をするために会社を辞める必要もありませんし、費用も海外旅行に行くのとそれほど変わりません。
この短期間で劇的に英語が上達することはありませんが、「留学した」という経験は自分の枠を広げてくれるので、仕事をする上で必ずプラスになるでしょう。
留学に対して興味を持っているのであれば、次の長期休暇のタイミングでぜひ短期留学にチャレンジしてみてください。
1ヶ月あたりの費用を国別に出してみました

以下の表は、1ヶ月にかかる留学費用を、国別にまとめたものです(学費・滞在費・食費込み)。
留学する国 | 留学費用の目安 |
アメリカ | 45〜50万円 |
カナダ | 30~35万円 |
オーストラリア | 30~35万円 |
ニュージーランド | 30~35万円 |
イギリス | 30~50万円 |
南アフリカ | 28~35万円 |
フィリピン | 15~25万円 |
アメリカは若干高めで、45〜50万円ほどの予算で1ヶ月の留学が可能です。
また、留学に利用できる奨学金の制度もありますが、こちらは返済義務があるものがほとんどとなります。留学エージェントでは、奨学金に関する相談も受け付けています。
留学費用を安く抑えるために大切なこと

語学留学の留学費用を少しでも安く抑えるために意識したいのが、以下の3つのポイントです。
- 留学エージェントを上手に選択する
- 航空券代を抑える
- 物価の安い留学先を選ぶ
留学エージェント選びで総額の費用は大きく変わってきますので、どの国を留学先に選ぶ場合もエージェントの選択には慎重になってくださいね。
また、留学費用を安く抑えるためには留学先の国選びも大切になってきます。とにかく安い費用で留学したい場合のおすすめの国は後述いたします。
留学先で失敗しないために!人気の留学先を国ごとに比較!
せっかくの語学留学も、国選びを間違うと失敗に終わってしまう可能性が高いです。そういったリスクを避けるためにも、主要な人気国の特徴をきちんと理解しておきましょう。
アメリカ

世界各国から人と情報が集まるアメリカは、あらゆる技術を磨く上で最適な環境です。また、大学のキャンパス内に設けられた語学学校も多くあり、現地大学生と交流できる機会もあります。進学を目指す方にもおすすめです。
カナダ

治安がよく住みやすい国と言われるカナダの英語は、綺麗だと有名です。そのため、綺麗な英語を話したい方はカナダを候補に入れると良いでしょう。フランス領だったモントリオールではフランス領が母国語のため、英語とフランス語の2言語が学べます。
また、授業以外ではスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむことも可能。ウィンタースポーツ好きの方にもおすすめですね。
オーストラリア

オーストラリアにはフレンドリーな人が多く、治安が良いと言われている国の1つです。季節が日本と逆で、授業以外にはサーフィン、ダイビング、シュノーケリング等のウォータースポーツが楽しめるという特徴もあります。
ワーキングホリデービザが取りやすく、アルバイトも他国と比べて見つけやすいため、ワーキングホリデーとして語学留学をしたい人におすすめです。
ニュージーランド

ニュージーランドも日本と季節が逆で、授業以外ではカヤッキングやホエールウォッチングなど、アウトドアアクティビティを楽しむことができます。
人より羊の数の方が多いという自然に恵まれた環境なので、 のんびりと英語学習したい方におすすめです。
イギリス

イギリスはブリティッシュカウンシルという公的機関によって語学学校の認定・審査が実施されているため「教育システムが整備されている」という特徴があります。
治安が良く、授業以外ではケンブリッジ大学などの有名大学見学やゴーストツアーなど、少し珍しいツアーがあるのも特徴の1つ。
立地的アクセスの良さからヨーロッパ諸国からの留学生が多く、ヨーロッパの様々な国の人とより多く接したい方におすすめです。
アイルランド

アイルランドはイギリスの隣に位置する自然が美しい国です。別名「エメラルド島」と言われており、緑の大地を堪能できます。
治安も良く暮らしやすいですが日本人は少ないため、英語漬けになりたい方におすすめです。
マルタ

マルタは地中海に浮かぶ島で、コバルトブルーの海に囲まれたヨーロッパでも有名なリゾート地です。騎士団長の宮殿や大聖堂が有名な首都バレッタは世界遺産にも登録されています。
治安の良く、アイルランド同様に日本人率が低いため、リゾート地でしっかりと英語を学びたい人におすすめです。
南アフリカ

南アフリカはヨーロッパなどに比べて治安は良くないものの、野生動物保護区ではゾウやライオンなどを見ることができ、ビーチへ行くとペンギンを見ることもできます。
首都のケープタウンは、近年ヨーロッパからの旅行者が多く、リゾートシティとしても有名に。ボランティアをできるチャンスも多いため、自然を堪能したい方、他人とひと味違った留学をしたいと考える方におすすめです。
フィリピン

フィリピンは物価が安いため、格安でマンツーマンレッスンが受講できます。
また、セブシティの近くにあるマクタン島では、ウォーターアクティビティを楽しむことも可能。
フィリピンで英語に慣れた後、母国語が英語である他国へ行き、再び留学するケースも主流です。日本からも近いため短期留学にも向いていて、リゾート地で留学費用を抑えた留学をしたい方におすすめです。
中国・香港

「100万ドルの夜景」で有名な香港は高層ビルが立ち並び、ショッピングやグルメを楽しめます。大都会ですが自然も多く、ハイキングも人気。
大学のレベルが高いため優秀な学生が集まりやすく、切磋琢磨できる環境という点も大きな魅力です。語学学校では中国語と英語の2か国語が学べますし、熱心に勉強をしたい方におすすめです。
イタリア

歴史的な観光名所が多く、美食の国としても有名なイタリア。語学学校は、料理やファッション、ワインなどイタリア文化を学べるコースを開講しているところが多数あります。
英語とイタリア語では発音に大きな差があるため、「英語ではなくイタリア語を勉強したい」と考える方におすすめです。
スペイン

情熱的で豊かな文化が魅力なスペインの語学学校は、フラメンコやサルサ、料理など、+αレッスンを組み合わせて受講できるところが多いです。
日本人留学者が少ないため、日本人の少ない環境で語学を学びたい方におすすめです。公用語はスペイン語ですが英語圏からの留学者も多いため授業外のプライベートで自然と英語を学ぶことも可能です。
フランス

観光地として大人気のフランス。都市はパリが人気ですが、リゾート地として有名なニース、フランスの庭と呼ばれ古城の多いアンボワーズなど、のんびり学べる地域も多くあります。
ファッションやアートやメイクやエステなどの文化も発展しているため、世界で3番目に話されているフランス語の習得はもちろん、フランスの芸術にも触れたい方におすすめです。
ドイツ

ヨーロッパ経済の中心国でもあり、ビールやソーセージが有名なドイツ。ミュンヘンでは、大きなビアガーデンをよく見かけます。絵本に出てきそうなお城や大聖堂など、見どころもたくさん。
ドイツに住む方のほとんどが英語を話せるため、ドイツ語と英語の2言語を学びたい人におすすめです。
オーストリア

首都ウィーンは「音楽の都」と呼ばれ、モーツァルトをはじめ、有名な音楽家はウィーンに集まっていました。現在でも音楽のイベントが多数開催されています。治安が良く華やかな国です。
また、外国人留学生や旅行者の受け入れ態勢が整っている国でもあり、ワーキングホリデービザや学生ビザを発行してもらうことも可能。アルバイトをしながらの留学を考えている方におすすめです。
韓国

近年、写真映えするスポットも増えていており、日本から気軽に行ける観光地として人気の韓国。韓国語は文法が日本と同じなので比較的勉強しやすい言語でもあります。
また、渡航費用が安く日本からの距離も近いため、何かあったときにすぐに帰国できる点も安心ポイント。留学中、日本と留学先の国を何度か往復する予定のある方におすすめです。
インド

物価の安さが魅力で、母国語はヒンディー語ですが格安で英語も学べます。タージマハルをはじめとした世界遺産が多く、独特な文化を楽しめます。ボランティアもしやすい環境です。
日本人が少なく、また日本での生活と比較して不便に感じることが多いため、対応力が求められることも少なくありません。語学だけでなく、人間的に成長したいと考える方におすすめです。
スリランカ

スリランカでは、遺跡や高原、ビーチも楽します。お茶やアーユルヴェーダも有名で、美味しい紅茶とともにリラクゼーションも堪能できますよ。
物価が安く治安が良いという特徴もあり。費用を抑えた留学をしたい方におすすめです。
タイ

首都バンコクは物価が安く、急速に発展している街です。タイでは寺院巡りや象乗り体験などもでき、日本人好みの料理も多いので、観光地としても人気です。
タイ語を学べる数少ない国の1つでもあり、留学費用を抑えたい人におすすめの留学先です。
アラブ首長国連邦

さまざまな国から人々が集まり、急速に発展しているアラブ首長国連邦。世界一大きなモール、世界一美しいスターバックスなど「世界一」が多いことも特長で、砂漠ツアーなども楽しめます。
治安が良く、留学ビザでアルバイトもできるため、働きながら留学をしたいという人におすすめです。
マレーシア

マレーシアは物価が安く、格安で言語を学ぶことができます。言語もマレーシア、中国、英語と3言語が主流で、文化が入り混じっています。
東南アジアの中では治安が良い国でもあり、留学コストを抑えたい方におすすめです。
メキシコ

マヤ文明遺跡が多く、カリブ海に面しているのでビーチリゾートも楽しめ、アメリカに近いので観光もしやすいです。
親日家が多いため、日本人留学生を暖かく迎えてくれる国の1つですが、一方で日本人が少ないため、集中して語学を学びたい人にもおすすめです。
アルゼンチン

南米のパリと呼ばれるほど美しい国です。イグアスの滝、氷河など、自然も多く残っており、絶景写真の撮影も可能。ワインも有名です。
近年、物価の上昇がありましたが授業料などはまだまだ割安なので、留学コストを抑えたい人におすすめです。
ペルー

マチュピチュやナスカの地上絵で有名なペルーは美食の国でもあり、ペルー料理はワールドトラベルアワードにおいて、数年連続の最優秀賞を取っています。
治安が安定していて学費が手ごろなので、留学コストを抑えたい方におすすめです。
コスタリカ

コスタリカはエコツーリズム発祥の国と呼ばれ、自然が豊かな環境。地球上の約5%の生物が生息しているので、珍しい動植物が楽しめます。
幸福度指数が非常に高いことも特長で、治安の良いリゾート地でもあるため、過ごしやすい環境のなかでスペイン語を学びたい方におすすめです。
キューバ

「カリブ海の真珠」と呼ばれ、自然が美しいキューバ。街ではチェ・ゲバラや、他国ではあまりもう見ることのできないクラシックカーが目立ちます。
陽気な人が多く音楽も盛んなため、楽しい留学生活を送りたい方におすすめです。
エクアドル

エクアドルは、自然やコーヒー、パナマ帽が有名です。セミナリオ公園ではイグアナと触れ合え、ヤスニ国立公園では珍しい動物が多数います。
物価が低いので、できるだけ安くスペイン語を学びたい方におすすめです。
チリ

地理は、火山や氷河、モアイ像など観光地が多い国です。パタゴニアは手つかずの自然が数多く残り言葉にできないほど美しい光景が広がります。
物価は高めですが、タクシーや電車などの交通機関の料金の設定は安め。観光地の多い国にで、楽しくスペイン語を勉強したい方におすすめです。
台湾

日本人好みの食べ物が多く、日本から行きやすいので観光地としても人気の台湾。千と千尋の神隠しのような光景が広がる九份や、夜市なども有名ですね。
治安が良く、いたるところにコンビニエンスストアがあるほか、インターネットのWi-Fi環境なども整っています。生活面で不便を感じたくない方におすすめです。
ロシア

世界一大きな国です。教会などの建築物が美しく、美女が多いことでも知られています。ボルシチ、ピエロギ、ビーフストロガノフなど美味しい食べ物も多く、お酒はウォッカが有名です。
交通手段が充実しているほか、学校が用意している寮の料金が安いという特徴も。ロシア語を話せる日本人はまだまだ少ないため、留学後に重宝される場面も少なくありません。人とは違ったスキルを持ちたい方におすすめです。
ラトビア

物価が安く、美しいビーチや可愛らしい建物も特長のラトビア。絵本のような景色が楽しめます。エストニア、リトアニアに挟まれたバルト3国の1つで、ロシアやベラルーシにも面しています。
ラトビアではラトビア語、ロシア語、ドイツ語、英語など様々な言語が飛び交っていますので、授業以外の場所でより多くの言語を学びたい方におすすめです。
あなたに合うのはどこ?目的別おすすめ留学先
ここまで、国ごとの特徴をまとめてきましたが、ここからは目的別におすすめの国をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
英語を学びたい人におすすめの留学先
日常生活で英語を使う国はたくさんありますが、じっくりと英語を学びたい人には以下の留学先がおすすめです。
- アメリカ
- カナダ
- オーストラリア
- ニュージーランド
- イギリス
- アイルランド
- フィリピン
- 中国・香港
- タイ
- マレーシア
上記の国では、「英語」もしくは「英語+他言語」を選択できます。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、英語の上達を目的に語学留学を検討している方は参考にしてください。

英語以外の言語を学びたい人におすすめの留学先
英語以外の言語を学びたい方は、それぞれの目的に合った留学先を選びましょう。
例えば「人とは違うスキルを持って帰国後に重宝されたい」と考えるなら、ロシア語が学べるロシア。
英語以外で「たくさんの人と話せる言語を学びたい」と考えるなら、フランス語が学べるフランスなど。
スペイン語を学びたいなら、スペイン、メキシコ、アルゼンチン、ペルー、コスタリカ、キューバ、エクアドル、チリなどの国がおすすめです。
「英語+α」で様々な言語を学びたい方には、カナダ、中国・香港、スペイン、マレーシア、ラトビアを選ぶとよいでしょう。
最後に「とにかく安く留学したい!」と考える方向けに、費用が安い語学学校を5校ピックアップしましたのでご覧ください。
マレーシア クアラルンプール【学校名:Inter-Cultural Language School】

Inter-Cultural Language School
134,000円(授業料(週25時間)+ホテル滞在費(1人部屋/食事なし))
フィリピン セブシティ(セブ島)【学校名:QQ English】

QQ English, IT Park
141,000円(授業料(週20時間)+学校寮滞在費(ツイン/1日3食))
インド ニューデリー【学校名:ILSC-New Delhi】

ILSC New Delhi
143,750円(授業料(週17レッスン)+アパートメント滞在費(1人部屋/食事なし)※¥US$1=115円の場合
カナダ モントリオール【学校名:College Platon】

College Platon
171,000円(授業料(週20+5時間)+ホームステイ費(1人部屋/2食)※¥CA$1=90円の場合
イギリス ヨーク【学校名:English York】

English in York
217,200円(授業料(週20レッスン)+ホームステイ費(1人部屋/平日2・週末3食)※£1=150円の場合ルスケジュールをご覧ください。
その他のタイプ別おすすめ留学先
ここからは、言語の種類以外の視点からタイプ別おすすめ留学先を、実際に留学に行かれた方の体験談と共にご紹介します。
◆20代 男性(社会人)
【目的】安い値段で一気に語学力を伸ばしたい
A. フィリピン留学がおすすめです。マンツーマンレッスンを格安で受けられる学校が多くあり、中でもSMEAGという語学学校のスパルタコースは週最大70コマ受けられ、早朝から夜間までしっかり学習できます。
◆20代 男性(社会人)
【目的】スキルアップして転職したい
A.ビジネス英語、インターンシップコースがおすすめです。バリスタや商業/ツーリズム英語、英語教師養成、スキー&スノーボードインストラクターコースなどもあります。
◆20代 女性(社会人)
【目的】短い休みを利用して、スキルアップもしたい
A.留学タイムズでは1週間~留学可能で、TOEIC/IELTS/TOEFLコースなど試験対策コースもあります。ヨガやフラダンスなど、楽しいコースも豊富です。
◆20代 男性(学生)
【目的】1年休学して勉強し、就活で役立てたい
A.TOEIC対策、インターンシップ、ビジネスコースをおすすめします。試験対策コース以外は高い語学力を求められることが多いため、自信のない方は、般英語を学んだ後、ステップアップとしてインターンやビジネスコースに挑戦しましょう。
◆20代 男性(学生)
【目的】海外の大学に進学したい
A.大学進学準備コースを取り扱っている語学学校がたくさんあります。また、大学内に語学学校があるところもあるので、現地のキャンパスライフも楽しめます。
◆20代 男性(無職)
【目的】ワーキングホリデービザを使って、現地でアルバイトしたい
A.バリスタコースやカスタマーサービス英語などを受講されると、現地のレストランやカフェなどで役立てます。語学力に自信がなく留学費用を抑えたい方は、一旦フィリピンでマンツーマン授業を受けた後にワーキングホリデービザを取得し、オーストラリアやカナダへ行き、アルバイトをされる方も多いです。
◆20代 男性(学生)
【目的】人の役に立ちたい
A.ボランティアプログラムがおすすめです。主に南アフリカやインドで行われています。病院やアニマルシェルター、児童・青少年ケアセンターなど、豊富なボランティア先からお選び頂けますが、英語力や期間により異なります。
◆30代 男性(社会人)
【目的】落ち着いた空間でしっかりと学びたい
A.30歳以上向けプログラムがおすすめです。比較的学習意欲の高い生徒が集まります。また、イギリスにあるKingsway English Centreという語学学校は、平均年齢が40歳以上なので、考え方がしっかりした成人が集います。
◆30代 女性(社会人)
【目的】完全な英語環境で学びたい
A.【イングリッシュオンリーポリシー】がしっかり敷かれている学校を選びましょう。また、マルタや南アフリカなど、日本人があまりいない国もおすすめです。
◆10代 女性(学生)
【目的】春・夏・冬休みを利用して留学したい
A.ジュニア留学プログラムでは、同世代の生徒が集まり、ほぼ毎日アクティビティがあるので、楽しく留学できます。色々な国の友人を作れるでしょう。
◆60代 男性(無職)
【目的】年齢が近い人たちとゆっくり学びたい
A.50歳以上向けプログラム(シニア向けプログラム)がおすすめです。リラックスした雰囲気の中で、ゆったりしたアクティビティも楽しめます。
語学留学に関するQ&A
留学中に語学力を上げる方法は?
机に向かって勉強することも重要ですが、とにかく積極的に色々な方とコミュニケーションと取りましょう。また、日本人同士で集まっていると語学力が上がりにくいです。
どんな語学学校があるの?
大規模校から小規模校まで多数取り扱っていますが、中心地に位置する語学学校が多いです。また「先生の家」や「リゾートホテル内」に滞在しながら、マンツーマンレッスンを受けられる語学学校もあります。初めての留学で不安な方は、日本人スタッフが常勤する語学学校も多数あるのでご安心ください。
滞在先は選べるの?
留学タイムズでは『ホームステイ・アパートメント・学校寮・大学寮・ホテル・ロッジ』など、豊富な滞在先をご紹介可能です。
最もポピュラーな滞在先はホームステイです。家族の一員として現地の文化も学びながら滞在し、困ったことがあればすぐ相談できるので、安心して生活できます。積極的にお手伝いもしましょう。
一日のスケジュールってどんな感じ?
『午前中に勉強し、午後はアクティビティを堪能』
『夕方まで勉強し、放課後は友人とショッピング』
『早朝から夜間までしっかり勉強』
など、人によりさまざまです。サンプルスケジュール(内部リンク)をご覧ください。
クラスメートにはどんな人がいるの?
日本人が多い語学学校から、さまざまな国の生徒たちが集まる語学学校まで幅広く取り扱っています。また、30/50歳以上向けプログラム、ジュニア留学など、年代別に分けるプログラムもあるので、ご安心ください。
とにかく安く留学したい
フィリピン、インド、マレーシアなどアジア圏がおすすめです。授業料だけでなく、物価も安いので、放課後や週末に色々挑戦できます。
ホームシックにかかったらどうしよう
LINE通話や日本語に触れるサイトは極力控え、完全に現地の生活に染まった方が早くホームシックが直る場合が多いです。それでもホームシックが長引く場合は、学校や滞在先の人、カウンセラーにご相談ください。