【完全ガイド】アイルランド留学|ビザ・アルバイト・持ち物まで徹底解説
アイルランド留学は、フレンドリーな文化に触れながら、質の高い教育を受けられる絶好のチャンスです。
この記事では、アイルランド留学の魅力から必要なビザ、留学中のアルバイトの実情、住居の探し方、そして持って行くべき持ち物まで、初めてのアイルランド留学に必要な情報を徹底的に解説します。
準備すべきポイントをしっかり押さえて、充実した留学生活をスタートさせましょう。アイルランドでの新たな一歩を踏み出すための完全ガイドです!
アイルランド留学の魅力とは?
アイルランドはヨーロッパの中でも教育水準が高く、留学生に優しい国として注目されています。
英語圏であること、治安が良いこと、そしてフレンドリーな国民性も相まって、語学留学や大学進学先としての人気が高まっています。
また、アイルランド政府は留学生に対して積極的なサポートを提供しており、卒業後の就職チャンスも豊富です。
アイルランドで留学できる都市
アイルランドで留学できる都市は、主に下記の2つです。
ダブリン
ダブリンはアイルランドの首都。
コンパクトな街ながらショッピングや観光に便利で、各地の歴史遺産も巡ることができます。
若い世代が多く活気があり、文化芸術も盛んです。
ダブリンには数多くの学校があります。
コーク
コークはアイルランド第二の都市。
ダブリンから電車で2時間半ほどの距離にあります。
数はダブリンよりも少ないですが、コークにも語学学校があります。
アイルランド留学のスタイル
アイルランド留学と一言でいっても、いろんなスタイルの留学方法があります。
ここではアイルランドでできる留学について見ていきましょう。
語学留学
アイルランドには多くの語学学校があり、短期から長期まで幅広いプログラムが提供されています。
特にダブリンには質の高い語学学校が集中しており、多くの選択肢の中から自分に合った学校を選択できます。
語学留学では、日常会話だけでなく、アカデミックな英語力も向上させることが可能です。
アイルランドでおすすめの語学学校は以下の記事で詳しくご紹介しています。
高校留学
アイルランドの現地にある高校へ留学をするスタイルです。
ただしアイルランドの場合、公立高校への留学はできず、留学するなら私立高校のみになります。
アイルランドの教育制度は、ざっくり以下のようになっています。
- Primary School 6年間(日本でいう小学校)
- 中等教育期間 6年間
- Junior Cycle 3年間(日本でいう中学校)
- Senior Cycle 3年間(日本でいう高校)
- Transition Year 1年間
- Leaving Certificate programme 2年間
上記の通り、Senior Cycleの1年目は、Transition Yearと呼ばれる期間になっています。
Transition Yearは、今後社会人になるにあたって、生徒が学校の勉強だけでなく、実生活に役立つスキルを養うための期間として設けられています。
この期間は、座学だけでなく、課外授業や就労体験などもできるので、英語力に少し不安があっても周りの高校生と馴染みやすく、またユニークな体験ができます。
高校留学中の滞在先は、高校が用意している寮か、ホームステイをするのが一般的です。
なお、多くのアイルランドの語学学校の一般英語コースは16歳から参加可能ですし、夏休みに開催されるジュニア向けのサマープログラムなどもあるので、高校生であっても高校に留学せずに語学学校へ行くことも可能です。
高校生の留学におすすめのエージェントは以下の記事でご紹介しています。
大学・大学院留学
アイルランドには多くの大学があり、特にITやビジネス分野で高い評価を受けています。
アイルランドの大学に入学するためには、一定の英語力が求められるため、IELTSやTOEFLなどのスコアを準備しましょう。
英語力が足りない方や少し自信がない方は、まずは語学学校へ通うことをおすすめします。
語学学校に通って英語力を高めながらアイルランド生活に慣れることで、スムーズに大学生活をスタートさせることができます。
ワーキングホリデー
アイルランドと日本の間にはワーキングホリデー制度があり、18〜30歳の日本人はこのビザで1年間滞在可能です。
ワーキングホリデービザでは、語学学校に通うことも、就労することも自由で、アルバイトをしながら現地の文化に触れられる点が魅力です。
現地での生活費を賄いながら、語学スキルの向上や異文化理解を深めることができるため、特に長期滞在を希望する方におすすめです。
アイルランドのワーキングホリデーについては以下の記事で解説しています。
インターンシップ
インターンシッププログラムを通じて、アイルランドの企業で実際に働くことができます。
IT、医療、会計などの分野でのインターンシップの受け入れが多く、留学後のキャリアに直結する経験を積むことができます。
インターンシップの手配は、現地のコーディネーターを通じて行うこともできますし、ダブリンにあるEmerald Cultural Instituteなど、語学学校が手配してくれる場合もあります。
先生宅ホームステイ
先生宅ホームステイとは、語学教師の家庭に滞在しながらマンツーマンで語学レッスンを受けるスタイルの留学方法です。
先生が一人ひとりのペースに合わせて弱点を克服できるようにカリキュラムを組んでくれるため、短い期間でも効率的な学習が可能です。
短い休みしか取れないビジネスマンや、若い世代の多い語学学校での生活になじめるか不安なシニア世代の方に特に人気が高いです。
下記の記事で、アイルランド留学に強い留学エージェントを紹介しています。ご自身の希望に合う学校を探してもらえますので、ぜひ一度留学エージェントにご相談ください。
アイルランド留学にかかる費用の目安
アイルランド 語学留学の場合
期間 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1年 |
費用の目安 | 25~30万円 | 70~80万円 | 130~160万円 | 250~300万円 |
※上記費用の目安に含まれるものは、入学金・授業料(フルタイム・およそ20時間/週)・滞在手配料・滞在費用(ホームステイ)となります。
※上記費用は2024年11月時点の料金やレートでの見積もりになります。
※学ぶ都市や学校によって料金は異なりますので、参考としてご利用ください。
アイルランド留学の費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
アイルランド留学に必要なビザは?
アイルランド留学では、留学方法や期間によってビザの要否が異なります。
- 語学留学、先生宅ホームステイ
- 12週間まで:ビザ不要
- 13週間以上:学生ビザが必要
- 大学・大学院留学:学生ビザが必要
- ワーキングホリデー:ワーホリビザが必要
- インターンシップ:学生ビザもしくはワーホリビザが必要
学生ビザとワーホリビザについて見ていきましょう。
学生ビザ
学生ビザには2つの種類があります。
- Stamp 2A
コース受講が13~24週間の場合の短期学生ビザです。Stamp 2Aビザでは、アルバイトやインターンシップはできません。 - Stamp 2
コース受講が25~35週間の場合の長期学生ビザです。アルバイトやインターンシップが可能です。
アイルランド留学の学生ビザの申請方法や必要な書類については、以下のページで解説しています。
ワーキングホリデービザ
ワーキングホリデービザを申請できるのは、18〜30歳の方です。
最長1年間滞在できます。
滞在期間中は語学学校へ通うことも、現地で働くことも可能です。
ワーホリビザの申請は、申請受付期間が決められているため、注意が必要です。2024年は、1月15日~2月9日と7月16日~8月2日の2回に分けて受付期間が設けられていました。
(参照:ワーキングホリデー・プログラム | Ireland.ie)
アイルランド留学中にアルバイトは可能?
アイルランドでは、学生ビザを持つ留学生でも、学期中は週20時間、長期休暇中は週40時間までアルバイトが可能です。
アルバイトを通じて生活費の一部を補うことができるため、留学生にとって非常にありがたい制度です。
アルバイトの種類と探し方
アイルランドでは、日本食レストランやパブ、カフェ、ショッピングセンターなどでのアルバイトが多く見られます。
語学学校では、クラスメート同士でアルバイト先の情報を共有し合ったり、スタッフさんに相談して仕事先を探す人が多いです。
また、求人情報を親切に学校内の掲示板に貼り出してくれている語学学校もあります。
現地の求人サイト(Indeed.ieなど)やFacebookのコミュニティなどを活用するのも良いでしょう。
効率的な仕事探しのコツと注意点
仕事探しでは、CV(履歴書)を英語で準備し、必要であれば現地の友人や語学学校のサポートを受けましょう。
語学学校の中には、面接のコツやCVの書き方をレクチャーしてくれる無料のレッスンを開催してくれているところもあります。
また、仕事を探す際には、契約条件や就労時間の確認をし、トラブルを避けるよう心がけることが大切です。
アイルランドの場合、交通費が出ないケースが多いので、まずは住む場所を探し、そのあとに家の周辺など交通費があまりかからない場所で仕事先を探すのがおすすめです。
アイルランド留学中の滞在先
アイルランド留学中の滞在方法としては、以下のような選択肢があります。
ホームステイ
ホームステイは、アイルランド現地の生活を体験したい方におすすめです。
ほとんどの学校が、自分たちで直接ホストファミリーと契約したり、手配業者に依頼したりしながら、ホームステイ先をアレンジしてくれます。
朝食と夕食の2食付きになることが基本で、食事を自分で用意しなくても良い点もメリットです。
学生寮
学生寮は、自分のペースで生活したい人におすすめです。
その学校専用の学生寮を用意しているところや、いろんな学校の学生が滞在できる寮を提供しているところもあります。
費用は高めですが、安全で安心な環境が生活できます。
シェアハウス、アパート
費用を抑えたい留学生に人気です。
家賃は地域により異なりますが、ダブリンでは月600〜800ユーロ程度が相場です。
アイルランドに行く前にシェアハウスと契約するのはハードルが高く、最初の1ヶ月程度だけホームステイや学生寮で生活し、その1ヶ月の間にシェアハウスを探す人が多いです。
部屋探しの方法
アイルランドでは、Daft.ieやRent.ieなどのサイトで部屋を探せます。
また、学校に相談して部屋探しを手伝ってもらえるケースや、友達同士で情報交換をしてシェアハウスを見つける人もいます。
契約前には家賃や支払い方法、契約期間、保証金などをしっかり確認し、見学時には周辺の治安や公共交通機関のアクセスも確認しましょう。
アイルランド留学の持ち物リスト
アイルランドに留学する際の持ち物リストの例をご紹介します。
- パスポート
- 残高証明書(学生ビザの場合)
- 航空券
- 海外留学保険の保険証書
- 携帯電話
- SIMカード(現地で購入してもOK)
- クレジットカード
- 現金
- 筆記用具
- 学校から届いた書類一式
- パソコン、iPadなど(任意)
- 洋服
- タオル(ホストファミリーが貸してくれる場合がほとんどだが、数枚あると便利)
- アメニティグッズ
- ドライヤー(ホストファミリーが貸してくれる場合あり)・コンセント変換プラグ
- 常備薬(風邪薬など)
- ホストファミリーへのお土産(任意)
アイルランド留学の失敗談
アイルランドへ留学した方の中には、「失敗したな」「この部分は思っていたのと違っていた」と感じるケースもあるようです。
例えば以下のような失敗談があります。
- アイルランド英語のアクセントや発音に苦労した
- 想像していた以上に学校に日本人が多かった
- ダブリンがコンパクトすぎて飽きてしまった
しかし、これらの失敗は、事前に中身を知って対策すれば防ぐことが可能です。
上記を含む、アイルランドの失敗談とそれぞれの対策を以下のページで紹介していますので、ぜひ参考にご覧ください。
アイルランド留学の体験談
留学タイムズを通してアイルランドに留学されたお客様の体験談をご紹介します。
様々な先生が優しく教えてくださり安心して授業や生活を送ることができました。
アイルランド留学におすすめのエージェントは?
アイルランドは留学先として少しずつ注目度が上がっており、今ではアイルランドを取り扱う留学エージェントも増えてきました。
その中でも、アイルランド留学の相談をするのにおすすめの留学エージェントを挙げるとすると、以下のようなところがあります。
- StudyIn(スタディーイン)本気留学
- EFアイルランド
- iss留学ライフ
- e留学アイルランド
- 留学タイムズ
上記を含む、アイルランド留学におすすめの留学エージェントは、以下の記事でご紹介しています。それぞれ提供しているサービスやサポート範囲、取り扱っている学校が異なりますので、ぜひいくつかのエージェントの無料カウンセリングを受けて比較してみてください。