地中海に浮かぶ小国マルタは、近年、日本人に人気が高い留学先です。

コバルトブルーの美しい海に囲まれ、歴史的建造物が数多く残された街並みが特徴的で、公用語はマルタ語と英語。一年を通して過ごしやすい気候であり、ジュニア留学やシニア留学のプログラムも多い国です。

今回の記事では、そんなマルタ留学のメリットとデメリットをご紹介します。留学の際に必要な持ち物やビザなどの情報もあわせてご確認ください。

これがマルタ留学!その特徴とメリット・デメリットについて

マルタはEU加盟国であり、通貨はユーロです。まずはそんなマルタ留学のメリットとデメリットについて紹介していきます。

マルタ留学の特徴とメリット

マルタ留学の特徴とメリット

マルタ留学のメリットは、以下のとおりです。

  • 治安が良い
  • 費用が安い
  • いろいろな国の人と交流できる
  • 格安でヨーロッパ旅行に行ける

それぞれを掘り下げていきましょう。

治安がよい

ヨーロッパのほかの国と比較して、マルタの治安は良いと言えます。

夜中に一人で出歩かない、スリに合わないように財布や手荷物に気をつける、といった最低限の注意は必要ですが、それさえ守れば安心して留学生活を送ることができます。

費用が安い

マルタの物価は、日本と同等かそれ以下の場合が多いです。

ただし、外食は提供される量が多いため金額的には高くなってしまいます(2人でシェアしてちょうど良いくらいの量)。食材などは安いため、生活費を抑えたい場合は自炊をおすすめします。

いろいろな国の人と交流できる

マルタには、ヨーロッパ諸国はもちろん様々な国からの留学生が訪れます。日本人にも人気の留学先になっていますが、まだまだアジア人の割合が少ない国です。

そのため、留学期間中はなかば強制的に英語を使わざるを得ない状況に。その意味では、環境的に英語力アップが期待できる留学先の1つだと言えます。

マルタからのヨーロッパ旅行は格安

マルタからは、近隣のヨーロッパ諸国へのアクセスが簡単です。

とくにシェンゲン協定エリア(イタリア、ギリシャ、フランス、スペインなど)の場合は、国境を超える際に入国検査が必要ありません。フライトの料金も安いため、気軽なヨーロッパ旅行が可能です。

マルタ留学のデメリットとその注意点

マルタ留学のデメリットとその注意点

続いて、マルタ留学のデメリットを紹介します。

  • 日本からのアクセスが良くない
  • 時期によって料金が異なる
  • 訛りがある
  • 国自体が小さい

こちらも、順番に解説していきます。

日本からのアクセスが良くない

マルタへは、日本からの直行便がありません。そのため、渡航する際はイスタンブールまたはドバイを経由する必要があり、どちらの場合も15時間~20時間程度かかってしまいます。

また、距離がある分、航空チケットの代金も高額に。なにかあった際、すぐに日本に戻りにくい国であることは覚えておきましょう。

時期によって料金が異なる

マルタの語学学校は時期によって費用が大きく変わります。そのため、時期を選ばないと留学費用が高額になってしまうことも。

ちなみに、安い時期はサマーシーズンが終わった10月以降です。

訛りがある

マルタは、もともとイギリスの植民地でした。そのため公用語として英語が使用されてきたのですが、あくまでそれは植民地だったからというにすぎません。

もともとの言語は「マルタ語」のため、マルタ出身の学校の先生の中には訛りが強い方も多く存在します。

国自体が小さい

マルタはとても小さな国のため、数ヶ月もすれば有名な場所を一通り回ることが可能です。また、都会的な刺激も少ないため、人によっては退屈に感じてしまうことがあります。

のんびりとした環境のなか長期留学をしたい方にはおすすめですが、そうでない場合、退屈を持て余してしまうかもしれません。

マルタ留学の最新情報も!無料留学ガイドはこちら

留学におすすめの人気都市は?

続いて、マルタ留学におすすめの人気都市をご紹介します。

グジラ

バレッタとイムディーナの中間にある、マルタ大学近辺のエリアです。勉強に向いた閑静な環境で、ショップやレストランなども多いです。

留学都市ゆえ治安が良いというのも特徴で、安全な環境で留学したい方におすすめです。

グジラ

セントジュリアン

高級ホテルが建ち並び、リゾート滞在の拠点として発展している都市です。レストランやカフェなども多く、ゆったりと過ごせ、ビーチも歩いてすぐの場所にあります。

夜はクラブやバーやカジノなどで夜遊びも可能。夜も比較的安全な都市ですので、勉強も遊びも満喫したい方におすすめです。

セントジュリアン

ゴゾ

首都があるマルタ島とともに。マルタを構成する島のひとつで、マルタ島からフェリーで行くことができます。

自然に囲まれて勉強をしたい方や、シュノーケリングやマリンスポーツなどをしたい方におすすめです。

ゴゾ

スリーマ

カフェやレストラン、ホテルが数多くあり、ショッピングも楽しめる賑やかなエリア。海岸沿いのプロムナードはリゾート感に溢れ、リラックスした雰囲気です。

ダイビング、スイミング、バーベキューなどのアクティビティを楽しみたい人におすすめです。

スリーマ

マルタ留学の人気・おすすめのスタイルは短期?1年?

マルタには、様々なスタイルで留学が可能です。短期と長期のといった期間だけでなく、自分の留学スタイルや目的に合わせることがポイント。

ここからは、マルタ留学に人気の目的別留学スタイルをご紹介していきます。

語学留学

リゾート感覚で英語を学べる留学先として、ヨーロッパ出身の学生を中心に人気が高いマルタ。留学生の多くは、私立の語学学校で学びます。

マルタの主要語学学校で構成されるFELTOMという教育団体もあり、マルタ教育省にも認定されています。

おすすめの語学学校

IELS(アイイーエルエス)

IELS(Institute of English Language Studies), Malta-8

(スリーマ/ゴゾ)90以上のクラスルームを持つマルタの大規模校。大規模ならではの豊富な施設や多彩なアクティビティが魅力。日本人比率は年間を通して低い。

この学校について詳しく見る

ビジネス留学

ビジネス留学は、社会人など、ビジネスの現場で英語を使う機会のある方におすすめの留学スタイル。

語学学校ではビジネス英語コースを実施しているところが多数あります。

電話応対、会議での会話、プレゼンテーションや書類の書き方など、「仕事の現場で必要となる英語スキル」に特化したトレーニングが受けられます。

おすすめの語学学校

EC(イーシー)

EC Malta-1
(セントジュリアン)ビジネス英語コースを実施。受講者のニーズに合わせたカリキュラムが準備される。より集中的に学びたい人のために、ミニグループもある。

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先生宅ホームステイ

語学教師の家庭に滞在しながら、マンツーマンで語学レッスンを受けるスタイルです。

先生が一人ひとりのペースに合わせ、弱点を克服できるようにカリキュラムを組んでくれるため、短い期間でも効率的な学習が可能。

短い休みしか取れないビジネスマンや、若い世代の多い語学学校での生活になじめるか不安なシニア世代の方に特に人気が高いです。

おすすめの語学学校

Home Language International(ホームランゲージ・インターナショナル)
Home Language International-4
(マルタ他、世界各地)1979年創立、先生宅ホームステイのシステムを初めて考案、実現した教育機関。マルタのほか、世界30カ国以上で20を超える言語が学べる。

おけいこ留学

語学学習と、各種活動やおけいこレッスンを組み合わせた留学スタイルで、ダイビング・セイリング・ダンス・ホッケー・観光など、その土地の文化や特色を活かしてさまざまに実施されています。

マルタでは、海に囲まれた環境を活かしたウォータースポーツの英語+αを実施しているところが多いです。

おすすめの語学学校

ESE(イーエスイー)

ESE (European School of English)-9

(セントジュリアン)テニス、ダンス&ホッケー、ダイビング、セイリングと英語+αのコースが充実。マルタの大規模語学学校の一つ。オンライン学習サポートあり。

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マルタ留学 費用の目安は?

マルタ留学にかかる費用の目安を、期間ごとにまとめてみました。

期間 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年
費用目安 20~25万円 60~155万円 120~305万円 230~615万円

※上記費用の目安に含まれるものは、入学金・授業料(およそ20レッスン/週)・滞在手配料・滞在費用(ホームステイ)となります。
※上記費用は€1=135円とした場合の見積もりになります。
※学ぶ都市や学校によって料金は異なりますので、参考料金としてご利用ください。

マルタ留学の期間と費用に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

マルタ留学の期間と費用についてはこちら

奨学金を上手に利用しよう!

奨学金には、返還不要の「給付型」奨学金と返還義務のある「賃与型」奨学金があり、そのほとんどは対象が学生限定です。

また、奨学金のほかにも国や銀行の教育ローンを利用するのも一つの方法です。

留学タイムズでは、申請可能な奨学金の情報などについても無料カウンセリング時に相談が可能です。奨学金を検討している方は、ぜひ一度無料カウンセリングに足をお運びください。

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ビザや持ち物はどうする?マルタ留学に必要な準備を整えよう

マルタ留学に必要な準備を整えよう

実際に留学に行く場合には、いくつかの事前準備が必要になってきます。

ここでは、留学に必要なビザや持ち物、予防接種などについてご紹介します。

ビザ

マルタの場合、日本国籍を持っていれば90日以内の滞在に限りビザの申請は必要ありません。

ただし、上限の90日にはシェンゲン協定の加盟国での滞在期間も含まれます。マルタで90日過ごすだけならば問題ありませんが、留学の際についでに他のシェンゲン協定加盟国へ旅行をしようと思っている場合は、注意が必要です。

(シェンゲン協定には、2019年現在ドイツ、フランス、イタリアなどヨーロッパ26ヶ国が加盟しています)

また留学期間が91日以上の場合は、マルタに入国したあとに延長ビザ申請を自分で手続きする必要があります。

マルタに長期滞在するためには、事前に以下のものを準備するようにしてください。

  • パスポート前頁のコピー
  • パスポート原本
  • パスポートサイズの写真(2枚)
  • 英語表記の海外保険証のコピー
  • 銀行預金の残高証明書
  • マルタのATMを利用した証拠のレシート
  • 留学後にマルタを出国するためのフライトチケットのコピー
  • 宿泊している場所の証明書
  • 学校の在学証明書
  • 学生証
  • 申請書

ビザは申請から発行まで3~4週間程度かかりますので、できるだけ早いタイミングで申請を行うようにしてください。

持ち物

留学の際に持って行くと便利な、主要な生活用品もご紹介します。

コンセントの変換プラグ

日本の電化製品を持参する場合、コンセントの変換プラグが必要です。「BF」「3B」タイプの変換プラグを用意するようにしてください。

また、滞在する部屋のコンセントは数が限られている場合が多いので、タコ足配線のついた延長コードを持っていくこともおすすめします。

洋服

夏はTシャツがあれば十分ですが、冷房が強い場合もあるため、長袖も用意すると良いでしょう。

冬の場合は日本の冬服とおなじで問題ありません。日本ほど冷え込むことはありませんが、それでも冬の寒さを感じてしまいます。

もっとも、マルタにはファストファッションブランドの店舗がたくさんありますので、足りないものは現地調達をすることも可能です。

ポケットWi-Fi

マルタではFREE Wi-Fiがあちこちに飛んでいるため、用意せずに渡航してもそれほど苦労しません。

しかし、Wi-Fiの電波が微弱な場合も多々ありますし、安全性を考慮したい場合は日本のポケットWi-Fiを持っていくことをおすすめします。

SIMカードに関しては、入学初日に無料で配布してくれる学校がほとんどです。オリエンテーション時に配られるパターンや申請した人のみに配られるパターンなど様々ですので、渡航前に必ず確認するようにしてください。

予防接種

マルタ留学の場合、渡航前の予防接種は義務ではありません。ただし、任意ではありますが受けた方が良いとされる予防接種もあります。

  • 破傷風
  • B型肝炎
  • A型肝炎
  • 日本脳炎
  • 狂犬病

マルタ留学の場合、予防接種を受けずに渡航される方がほとんどですが、安全のために上記の予防接種を検討しておきましょう。

保険

マルタでは、学生ビザを取得する際に「残りの滞在期間(90日以上留学する場合)をカバーする保険加入証明書」を提出する必要があります。

保険料を抑えたい場合は、日本で加入してから出発するのではなく、入国後にマルタで保険に加入しましょう。

留学までの流れを理解しておこう!

上記でご紹介したもの以外にも、留学には様々な準備が必要です。どんな流れで何を準備すればいいのかを下記の記事でまとめていますので、こちらにもぜひ目を通しておいてください。

留学までの流れについて

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