留学エージェント16社の特徴を比較詳細はこちら

2カ国留学とは?メリット・デメリットや費用、おすすめのモデルプランなどについて徹底解説!

1カ国目と2カ国目で別々の国に留学する、いわゆる「2カ国留学」が人気です。「まずは留学費用の安いフィリピンで英語力を高め、2カ国目に欧米諸国に留学して夢をかなえる」という形式が一般的ですが、それ以外の組み合わせで2カ国留学をする方も大勢いらっしゃいます。

今回は、2カ国留学を検討している方を対象に、2カ国留学の制度概要やモデルプラン、メリット・デメリットなどについてご紹介します。ぜひ、ご自身の夢をかなえるプランを構築するための参考にしてください。

このページの内容

2カ国留学とは?

2カ国留学とは、「一度に2つの異なる国に留学する」というスタイルの留学です。2カ国留学には、以下2つのパターンがあります。

  • 1カ国目の留学を終えた後に日本に一時帰国して再度別の国に留学する
  • 1カ国目の留学を終えた後に直接2カ国目に渡航して留学する

2カ国留学は、ひとつの留学プランで異なる文化や言語を経験し、より広い視野や柔軟な考え方を身につけることができるため、2015年頃から人気が上昇中です。次の章で、2カ国留学の理解を深めるために、種類やモデルプランを確認してみましょう。

なお、2カ国留学についていますぐ留学エージェントに相談したいという方は、以下の記事をご覧ください。

2カ国留学の主な種類とモデルプラン

世界地図の上に置かれた飛行機とキャリーケース

2カ国留学には、主に以下3つのパターンがあります。

  • アジアから欧米に留学する
  • 語学留学とワーキングホリデーを組み合わせる
  • その他のパターン

それぞれのモデルプランについて、詳しく解説していきます。

アジアから欧米に2カ国留学する

2カ国留学の中でも特に人気なのが、「アジアから欧米」の2カ国留学です。これは、アジアの国にまず留学し、その後に欧米諸国に移動してさらに留学を続けるという形になっています。

人気の理由は、アジアの留学費用が安いことから、留学費用の総額を抑えられることです。中でも、最初にフィリピンで英語を学び、その後アメリカやイギリスで専門分野を学ぶというプランが人気となっています。

モデルプラン|フィリピンに語学留学+欧米に語学留学

フィリピンから欧米に移動するスタイルの2カ国留学は、さまざまなプランの中で最も人気です。フィリピンは物価の安いアジアで唯一の英語公用語国であり、1カ国目のフィリピンで基礎的な英語力を身に付け、メインの留学先となる欧米でより高度な語学留学を行うことで、より効果的な語学留学となります。

また、最初から欧米に語学留学するよりも費用を抑えられる点も大きなメリットです。さらには、文化的な違いや異なる教育環境での学びを経験できるという点もメリットとして挙げられます。

語学留学ワーキングホリデーを組み合わせて2カ国留学する

2カ国留学に、ワーキングホリデーやインターンを組み合わせる方法も人気があります。ワーキングホリデーやインターンでは海外で収入を得ながら留学できるため、経済的負担を減らしたい方には特におすすめです。

また、現地で働くことで海外文化や生活により深く触れることができるため、語学留学だけでは得られない経験も得られるメリットがあります。

モデルプラン|フィリピンに語学留学+欧米でワーキングホリデー

このモデルプランは、フィリピンで英語力を身に付けた後、欧米でワーキングホリデーを行うという2カ国留学プランです。ワーキングホリデーに参加する方の多くは、ワーホリビザを使って入国し、その国の語学学校に通い英語力を磨いてから仕事に就きます。

その方法でももちろん問題ありませんが、ワーホリビザの有効期間中にできるだけ長く働きたい方や前半の語学学校にかかる費用を抑えたい方は、フィリピンの語学学校に通ってからのワーホリがおすすめです。

これによりワーホリ期間をすべて就労に充てられ、よりリーズナブルな料金で語学力を高めるられます。

モデルプラン|フィリピンで語学留学+他国でインターンシップ

海外留学を希望する方の中には、外国でインターンシップの経験を積みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。このモデルプランは、フィリピンで語学力を身につけた後、欧米などでインターンシップを行う2カ国留学となっています。

インターンシップに参加すると、留学先のビジネス環境や企業文化を学べ、帰国後の就職活動・転職活動に役立ちます。また、インターンシップ先での人脈が、今後のビジネスを広げる可能性もあるでしょう。

インターンシップにはそれなりの語学力が求められますが、先にフィリピン留学で語学力を身につけることで、2カ国目でのインターン参加をよりスムーズに進められます。

その他のパターンの2カ国留学

上記の2パターンが主な2カ国留学のスタイルとなりますが、この他にも以下のような2カ国留学のパターンがあります。

  • 欧米から欧米に2カ国留学するパターン
  • ワーキングホリデーをしてからカナダにCo-op留学するパターン

それぞれのモデルプランについて以下で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

モデルプラン|マルタに語学留学+欧米に語学留学

留学の主な目的として、語学力を身につける以外にも憧れの国に行ってみたいという思いがある方も多いでしょう。そこで人気となっているのが、リゾート地としても人気なマルタとアメリカやイギリスなどの欧米国に留学するパターンの2カ国留学です。

欧米から欧米の2カ国留学のメリットは、移動距離が短く時間がかかりにくいことが挙げられます。また、文化もそれなりに似ていることから、2カ国目でもすぐに適応しやすいメリットもあるでしょう。

費用はフィリピンよりも高くなりますが、欧米への留学を楽しみたい方には非常におすすめです。

モデルプラン|オーストラリアでワーキングホリデー+カナダの大学やカレッジでCo-op留学

Co-op留学とは、カナダの大学やカレッジが提供する学業と実務経験(インターンシップ)を組み合わせた形式の留学プログラムです。通常の学業と並行して専門分野に関連する職場での就労経験を積めるため、実践的なスキルを身につけられると近年注目を集めています。

フィリピンに留学で語学力を身に付けてからのCo-op留学もよいですが、オーストラリアのワーホリで留学資金を貯めながら英語に慣れ、その後にカナダに渡るというプランも魅力的です。また、昨今は円安の影響もあり、稼ぐためにワーホリ制度を利用してオーストラリアに渡る方も増えています。

この2カ国留学プランなら、Co-op留学にかかる費用の一部をワーホリ期間中に稼げるため、資金面で不安のある方にもおすすめです。

なお、Co-op留学や出稼ぎについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

2カ国留学のメリット

2カ国留学は一般的な留学と異なる少し特殊な留学形態であり、以下のようなメリットがあります。

  • 留学にかかる全体的な費用が安くなる
  • 複数の国の文化に触れられる
  • 語学力を向上させてからメインの留学ができる

各メリットについて詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

留学にかかる全体的な費用が安くなる

1カ国目の留学先をフィリピンなどのアジア諸国にすれば、トータルの留学費用が安くなります。

モデルプランでもご紹介しましたが、「まずは語学学校に通って英語力を身に付け、その後に自分の夢をかなえるための留学をしたい」という方にとって、リーズナブルな料金で通学・滞在ができるフィリピン留学は、非常に魅力的なのではないでしょうか。

なお、具体的な費用例については以下記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

複数の国の文化に触れられる

2カ国に留学するということは、その分だけ異文化に触れる機会が増えるということです。

特に、アジアと欧米の組み合わせは、習慣や生活のふり幅も大きく、自分自身の価値観を大きく広げてくれることでしょう。

語学力を向上させてからメインの留学ができる

英語力の向上以外に主とした目的があるなら、できるだけ英語力を高めた状態で留学に臨みたいものです。

ワーキングホリデーに行く場合も英語力がある方が時給の高い仕事を見つけやすいですし、海外の大学進学やインターンシップなども前提としての英語力を求められます。

その点、フィリピンは日本や欧米諸国よりも物価が安く、語学学校も充実しています。リーズナブルかつ集中的に英語を学べる環境で英語力を上げ、メインの留学を充実させましょう。

2カ国留学のデメリット

2カ国留学にはさまざまなメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。

  • 航空券代が余分にかかる
  • 選択する国によっては安全面や衛生面が気になる
  • 精神的な負担がかかる場合がある

各デメリットについて詳しく解説するので、メリットとあわせて参考にしてみてください。

航空券代が余分にかかる

2カ国の場合は渡航先が2か所になるため、1カ国留学に比べて航空券代が高額になります。特に、1カ国目の留学を終えたあとに一度日本に帰国するプランを組んでいる場合、2カ国分の往復航空券が必要となりますので、注意してください。

一時帰国をしない2カ国留学プランでも、日本から1カ国目への航空券代、1カ国目から2カ国目への航空券代、2カ国目から日本への航空券代の合計3枚分の航空券代が必要です。

また、留学費用を安くしようとフィリピンを1カ国目にする2カ国留学プランだとしても、フィリピン留学の期間が短いと、フィリピンで節約できる金額より増えた航空券代の方が大きくなる可能性もあります。

選択する国によっては安全面や衛生面が気になる

2カ国留学の渡航先として人気があるフィリピンは、日本と比較すると未だ発展途上国です。トイレや食事場所、街の空気など安全面や衛生面が気になる方がいるかもしれません。

また、フィリピンに限らず海外諸国は日本と比較して犯罪やトラブルが起こるケースが多いと言えます。たとえば、空港での置き引きやお店でのぼったくりなど、日本ではなかなか起こらないトラブルに巻き込まれるかもしれません。

そのため、安全面や衛生面が気になる方は、渡航先を決める際に必ず現地の状況を把握しておきましょう。自分で調べるのは大変だという方は、留学エージェントに相談するのがおすすめです。

無料カウンセリングで各国の現地情報を確認
StudyInバナー_2

StudyInは、YouTubeやTikTokのチャンネル登録者数が100万人以上と、SNSで若い世代から絶大な支持を得ている留学エージェントです。

出発前から帰国後までのサポートが充実。出発前にはレアジョブ英会話マンツーマンレッスンが週3回無料で利用できますし、帰国後には英語を活かした仕事への就職・転職サポートも受けられます。

「英語力向上」にコミットしている点も、Studyinの特徴。楽しいだけで終わる留学ではなく、TOEIC・TOEFL・IELTSのスコアアップや転職へのスキルアップなど、「結果を出すための本気留学」をしたい方は、Studyinに相談してみましょう。

精神的な負担がかかる場合がある

2カ国留学は、1度の留学で2カ国での留学生活を送ることになります。そもそも留学して最初の数週間は慣れない生活にストレスを感じることが多い中、2カ国留学ではその体験が2度に渡ります。

そのため、途中で海外の生活に疲れてしまったり、コミュニケーションを取るのが億劫になってしまったりと、精神的な負担を感じてしまうかもしれません。このようなリスクを抑えるためにも、2カ国留学をする際は留学中でも気軽に相談できるエージェントを頼るとよいでしょう。

2カ国留学におすすめの留学エージェント

2カ国留学を前提に留学エージェントを選ぶ際は、1カ国目と2カ国目の両方に強い会社を選ぶのがポイントです。また、利用する留学エージェントを1社にまとめた方が、2カ国を合わせた留学期間も長くなり、その分「期間あたりの費用」も安くなります。

以下の8つは、いずれもフィリピンと欧米諸国どちらにも強いコネクションがあるので、2~3社で無料カウンセリングを受け、最も相性が良いと感じた1社を選ぶのがおすすめです。

留学エージェント名特徴
夢カナ留学ワーホリを組み合わせた「0円留学」の実績多数
スマ留圧倒的な安さと高いサポート力
成功する留学35年以上の実績でアジアNo.1の称号を
留学情報館主要国に現地サポートデスクを配置
StudyIn(スタディーイン)本気留学YouTube登録者数100万人の人気エージェント
School Withフィリピン留学や短期留学に強い
タイガーモブ海外インターンシップの取り扱いが豊富
U-GAKUセブ島とトロントに自社施設あり

なお、8つの留学エージェントに関する詳細やエージェントの選び方などについては以下の記事にて詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2カ国留学にかかる費用

2カ国留学にかかる費用は、渡航先や期間、留学の種類によって異なります。例として、フィリピンに3ヶ月、オーストラリアに3ヶ月の合計半年の語学留学をした場合の費用は、以下のとおりです。

【フィリピンに3ヶ月留学する場合の費用】

学費約30万円
居住費約30万円
食費・生活費約9万円
飛行機代約6万円
合計約75万円

【オーストラリアに3ヶ月留学する場合の費用】

学費約45万円
居住費約35万円
食費・生活費約15万円
飛行機代約10万円
合計約105万円

2つの合計は約180万円で、オーストラリアに半年留学する際の費用が約200万円であることから、20万円ほど費用を節約できます。そのほかの詳しい2カ国留学の費用については、以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。

2カ国留学にかかる費用を節約する方法

一般的な留学よりも比較的費用を抑えられる2カ国留学ですが、より費用を節約する方法があります。「1カ国目にフィリピンを選んで留学費用の節約を狙う」スタイルの2カ国留学をする場合、下記のポイントを押さえることで、さらにお得な留学が可能です。

  • 日本に一時帰国せず2か国目の国に向かう
  • 航空券が安い時期を狙う
  • 安いフィリピン留学で英語を習得してからオーストラリアでワーホリをする
  • 利用する留学エージェントは1社にする

各項目の詳細は以下の記事で解説していますので、ぜひご確認ください。

2カ国留学に関するよくある質問(F&Q)

2カ国留学中に一時帰国はできる?

2カ国留学中は、一時帰国が可能です。一時帰国するプランを選ぶことで、荷物の整理ができたり、加入する保険をシンプルなプランにできたりするメリットがあります。しかし、一時帰国するとその分航空券代が高くついてしまう点に注意が必要です。

2カ国留学ではビザはどうなる?

2カ国留学は一度に異なる国への入国が必要になるため、2カ国分のビザ取得をしなければなりません。たとえば、フィリピン語学留学とオーストラリアワーホリをする場合は、フィリピンの学生ビザとオーストラリアのワーホリビザが必要です。2カ国留学では手続きが少し複雑になってしまうため、不安な方は留学エージェントに相談しましょう。

2カ国留学では保険はどうすればいい?

2カ国留学の場合でも、基本的には1つの保険に加入すれば問題ありません。ただし、留学期間や保険会社によっては契約が受け入れられない可能性もあるため、複数の保険会社に相談したり留学エージェントを活用したりしましょう。

2カ国留学するならまずは留学エージェントに相談しよう

2カ国留学は、近年人気が高まっている1度に2つの国に留学するプランです。フィリピンで語学留学した後にオーストラリアでワーホリしたり、マルタで語学留学した後にアメリカでインターンしたりと、さまざまな選択肢があります。

しかし、2カ国留学はビザの手続きや海外での移動を伴うなど、一般的な留学と比較してやることが多いです。2カ国留学を成功させるためにも、まずは複数の留学エージェントに無料相談し、自分に合ったところからのサポートを受けましょう。ぜひ、自分にとってベストの留学プランを見つけてください。

留学エージェント選びは3社見積りがおすすめ

留学エージェントは全国に数百社あり、どこを選ぶかで料金やサービス内容が変わってきます。そのため最低でも3~5社のエージェントとカウンセリングをする、見積もりをもらうことで、それぞれの対応や料金を比較することをおすすめします。大手だから安心、現地エージェントだから安心ということは決してないので、実際に各社を比較してあなたに一番合うエージェントを選ぶようにしましょう。

人気留学エージェント一覧

  • URLをコピーしました!
このページの内容