長期留学とは、一般的に4ヶ月以上海外で生活しながら、英語を学んだりインターンシップを経験したりする長期間の留学プログラムのことを指します。

高校留学や、大学を休学しての長期留学、専門的なスキルを学ぶ留学など、学ぶ内容によって留学プログラムの種類は様々。

この記事では、長期留学の目的別に、メリット・デメリットや費用の相場、必要な持ち物といった内容をまとめていきます。

長期留学を計画している人は、ぜひ参考にしてください。

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長期留学と短期留学の違い

まず、長期留学と短期留学の違いについて、簡単に確認しておきましょう。

短期留学の特徴

一般的に、短期留学と呼ばれているのは、3ヶ月以内の留学です。最短では、1週間から留学が可能。

学校の長期休暇中や有給休暇を使って、短い期間でも海外留学を体験できるという点が、一番の特徴です。

留学期間は短いですが、以下のような体験ができます。

  • 語学の勉強
  • 異文化交流
  • 外国人とのコミュニケーション・友達づくり
  • ボランティア活動

短期留学でもできることはたくさんありますし、海外でしか得られない経験ができますよ。

長期留学の特徴

4ヶ月以上の留学は、一般的に長期留学と呼ばれます。長期間海外で暮らしながら勉強をするため、語学力の飛躍的なアップが期待できます

短期留学の場合は、英語の勉強に慣れた頃に帰国となってしまいますが、長期留学であれば腰を据えて勉強できるのが、大きな特徴です。

語学以外の専門分野の勉強や、様々な体験も留学期間中に行えるでしょう。

長期留学でできること

ひと言で長期留学と言っても、その内容は様々。以下のようなカリキュラムや体験が可能ですので、ぜひご自身に合ったものを見つけてください。

  • 語学の勉強
  • ワーキングホリデー
  • インターンシップ
  • 専門スキルアップ留学
  • 大学・大学院留学
  • 休学・認定留学

一つずつ、掘り下げていきたいと思います。

英語力をアップさせる!語学留学

長期留学の一番のメリットは、英語力が格段にアップするということでしょう。

短期留学よりも長い時間「英語の環境」に身を置くことができるので、よりハイレベルの学習が可能です。

短い期間では学校に通うだけで精いっぱいな状態になりがちですが、長期間現地で暮らすことで必然的に地元の人たちと触れ合う時間が増え、学校と生活の両面から英語漬けになることができます。

本格的に英語力を付けたいのであれば、長期間の語学留学ほどその目的を叶えてくれるものはないと言っても良いでしょう

語学留学に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>語学留学|国別費用と自分に合った国や学校の選び方について

働きながら学ぶ!ワーキングホリデー

ワーキングホリデーとは、日本と協定を結んだ外国で、働きながら観光や勉強ができる制度のことです。

18歳から30歳までという年齢制限がありますが、アルバイトしながら海外生活を送ることができます。条件付きで語学留学にも通える国も多いので、勉強と就労の両方が体験できる人気の制度です。

現在、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は、23か国。特に人気なのは、カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・アイルランド・ドイツ・フランスの7か国です。

ワーキングホリデーに関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>0から分かるワーキングホリデー!費用やビザ、おすすめの国情報まとめ

就職に役立つ!インターンシップ

インターンシップとは、学生向けのいわゆる「就労体験」のことです。

実際に就職をするわけではありませんが、海外の企業で働く経験ができるため、ワーキングホリデーよりも高いレベルのビジネススキルが身に付くでしょう。

一般的には、語学学校で語学を学び、そのうえで学校側が提携するインターンシップ先の企業で働きます。学校では学べない、実践的なビジネス英語やビジネススキルが得られますよ。

基本的に「語学学校+インターンシップ」の場合は報酬なしの無給であることが多く、賃金を得ながらインターンシップをする場合は、職歴やスキル、高度な英語力が求められます。

インターンシップを目的とした留学に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>インターンシップ留学|かかる費用や人気の都市、おすすめの学校は?

専門分野を学ぶ!専門スキルアップ留学

看護・医療分野や料理・スポーツ・メイクアップなど、専門スキルを学ぶための留学もあります。

専門的なスカリキュラムを提供するスクールで学べるので、資格取得を目指しても良いですし、帰国後の就職や仕事にも役立てられるでしょう。

ただし、留学には学校側で語学レベルが指定されているなど、ある程度の英語力が必要となるケースが多いです。

専門スキルアップ留学に関しては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

>>専門スキルアップ留学

将来のために!休学留学・認定留学

休学留学・認定留学とは、大学の期間中に長期留学を行う場合の名称です。

    • 休学留学とは?

日本の大学を半年から1年ほど「休学」して、海外留学をすること。留学期間の卒業が遅れるが「新卒」として就職活動ができる。

    • 認定留学とは?

日本の大学に在籍したままの状態で、海外の指定大学へ留学すること。海外大学の単位を取得すれば、取得した単位が日本の大学の卒業単位に認定される。

大学生のうちに留学を経験するメリットは、社会人になる前に様々な経験が積めるという点です。さらに、休学して留学したとしても「新卒」として就職活動ができるので、社会人スタートに影響を与えません。

海外での経験は、自分の希望や将来の目標達成の糧となるでしょう。自分の目的に適した留学やインターンシッププログラムなどを利用してください。

海外の大学・大学院で学ぶ

海外の大学・大学院に入学し、学位を取得することを目的とした長期留学です。

必要となるのは、高校卒業以上の学歴と英語力。入学前には、英語力を図るスコアの提出が必要になります。

また、修士号取得ができる大学院留学の場合は、入学審査基準のために、英語力、GRE・GMATなどの試験のスコア、大学での成績、推薦状などが必要です。

海外の高校留学

高校留学は、高校を休学して留学する場合と、中学卒業後に海外の高校に進学する場合に分けられます。

休学して留学する場合、日本の単位認定される留学であれば、帰国後の卒業はもとのクラスメイトと同時にできます。

授業についていけるだけの英語力がない場合は、留学生専用の英語学校に事前に通ってからの授業参加や、英語クラスを組み合わせるなどの対応も可能。

高校卒業後は海外の大学入学を目指したい人にも、おすすめです。

長期留学のデメリットとは?

海外留学に行く前に!英語勉強をしておくべき理由と勉強方法

ここまでご紹介してきた様に、様々な目的にあわせた留学ができるのが、長期留学のメリットです。しかし、以下のようなデメリットもあります。

  • 留学費用が高くなる
  • 帰国後の生活への影響
  • ワーキングホリデーは学習時間が少ない

留学費用が高くなる

なんといっても、短期留学に比べて料金が高くなります。授業料だけでなく、長期間滞在する上で必要になる生活費なども考えておかなくてはなりません。

帰国後の生活への影響

日本に帰って来てからの生活にも、影響があります。

日本出国時にアパートやマンションを引き払っている場合は、新たに住むところを探さなければいけません。

会社を退職して留学した場合は、次の就職先を探す必要があります。転職・再就職の場合は、留学期間を長期間のブランクとして扱われないように、留学中の活動や得られた知識について、きちんとアピールできるようにしておく必要がありますね。

現地の大学を卒業して就職は日本でと考えている場合も、就職活動のタイミングを国内の学生とあわせるのが難しいなど、乗り越えなければならないハードルは低くありません。

ワーキングホリデーは学習時間が少ない

ワーキングホリデーならば留学費用を抑えることができますが、ワーホリの場合は英語力がそこまで身に付かない可能性もあります。

それほど英語力を必要としない仕事に就き、かつその仕事が忙しいと、英語を勉強する時間がほとんどとれません。

留学の目的が英語の習得にある場合は、仕事をきちんと選び、仕事と勉強のバランスが取れるようにしっかりとコントロールする必要があります。

長期留学の期間と獲得できる英語力・必要な英語力

語学力アップに最適な長期留学ですが、具体的にどれくらいの英語力を獲得できるのでしょうか?

また、これから長期留学をしたいと考えている人は、どれくらいの英語力が事前に必要なのでしょうか?

ここからは、長期留学で獲得できる英語力と、長期留学を行う際に必要な英語力についてまとめていきたいと思います。

半年間の長期留学で獲得できる英語レベル

半年間海外で英語を学べば、日常会話の内容がスムーズに理解できるレベルまで上達する人がほとんどです。

テレビ番組などのスピードのある会話も、理解できるようになるでしょう。

TOEICやTOEFLのスコアに換算すると、TOEIC600点台・TOEFL(iBT)60~75点台が目安です。このあたりの点数を目標にしておけば、勉強もはかどりますね。

半年間の留学はこんな人におすすめ

「1年間は長いけれど、ある程度のレベルまでは英語力を高めたい」という人におすすめなのが、半年間の留学です。

1ヶ月程度の短期留学では、学校に慣れるのに精一杯で、せっかくネイティブの環境にいるメリットを感じにくいことが多いです。しかし、半年滞在することで、様々なアクティビティーを通じて現地の人たちとの交流が可能に。実生活で英語を使う機会も多くなります。

1年間の長期留学で獲得できる英語レベル

1年以上の留学となれば、現地の大学や専門学校に通い、専門的な勉強をすることが目的となる人も多いでしょう。

もちろん英語力そのものもアップしますし、実践的な専門知識を身に付けることも可能です。

TOEIC800点台を目指せるだけでなく、海外の大学進学や専門スクール、現地企業への就職も視野に入れられるレベルになってきます。

ワーキングホリデー・インターンシップなどを利用すれば、働きながら英語力を鍛えられますよ。

1年間の留学はこんな人におすすめ

語学をしっかりと身に付けたい人、キャリアアップしたい人、資格を取得したい人など、腰を据えた留学生活を送りたい人には、1年以上の長期留学がおすすめです。

長期留学に必要な語学力はどれくらい?

海外留学をする上で知っておきたいのが、「事前に必要な語学レベルはどれくらいなのか」という点です。

これは、留学の目的や留学先の学校のレベルによって異なります。

たとえば、語学力アップを目的とした長期留学の場合、初心者レベルでも可能なカリキュラムを用意している学校があるため、事前の英語力に対する心配はありません。1年間で海外の大学入学レベルになることも可能です。

しかし、海外の高校や大学への留学を目的としている場合は、各学校に入学基準があります。高校であれば英検3級レベル(TOEIC400〜500点)、大学であれば英検2級以上(TOEIC550点〜)の英語力が必要になるでしょう。

学校によっては、出願時にTOEFLやIELTSのスコアを提出する必要があります。

このように、「進学」が目的の場合は、まずは設定された英語力を身に付けるための事前勉強が必要です。計画的に英語力を身に付けていきましょう。

留学前の英語の勉強法に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>海外留学に行く前に!英語勉強をしておくべき理由と勉強方法

長期留学にかかる費用はどのくらい?

ここからは、長期間の留学に必要な費用の目安や、費用の内訳について解説していきます。

留学中にアルバイトが可能な場合もありますが、生活費など追加で必要になる項目があることを考慮して、ある程度の目安を用意しておくことが大切です。

長期留学の費用の目安

まず、おおよその目安の金額がこちらです。

  • 6ヶ月留学 170万円〜
  • 1年間留学 300万円〜

この金額は、6ヶ月・1年間の語学留学をした場合の「授業料」「滞在費」「渡航費」「生活費」などを含んだ費用の目安です。

訪れる国の物価や為替によっても変動し、イギリスのアメリカ場合は上記の金額よりも50万円以上高くなる場合があります。

次に、かかる費用の内訳を確認していきましょう。

学校の授業やプログラムの参加費用

留学先の学校へ支払う授業料や教材費だけでなく、入学金や出願にかかる費用なども必要になります。

  • 入学金
  • 出願費用
  • 授業料
  • 教材費
  • オプション費用

学費の納入に関しては、1年分を事前入金する学校や学期で分割になる学校など、様々です。事前に確認しておきましょう。

渡航に必要な費用

海外に渡航するためには、以下の費用が必要です。

  • 航空券代
  • 海外留学生保険料
  • パスポートやビザの申請費用

一番高くなるのは航空券代ですね。ビザの申請料金は、国や留学する期間、ワーキングホリデーか否かで料金が異なります。

各国の大使館HPなどで確認するか、留学エージェントに確認しておきましょう。

現地での生活費

現地で必要な生活費は、物価の安い国と高い国とでかなり違います。以下のような費用が生活費として必要になると考えておきましょう。

  • 滞在費(ホームステイ・寮やシェアハウスなど)
  • 食費
  • 交通費
  • 通信費
  • お小遣いなど

学校以外の時間は、現地でしか体験できないアクティビティーに参加をしたり、観光を楽しんだり、クラスメイトと食事に出かけるなど、出費を伴う機会が多くなります。

手軽に現地の通貨を用意できるように、海外で利用可能なクレジットカードやデビットカードの準備をしておくと良いでしょう。

海外留学におすすめのクレジットカードやデビットカードに関しては、こちらの記事で詳しくまとめています。

>>海外でも安心して使えるクレジットカードのおすすめ8選!

>>海外で使えるデビットカードのおすすめ6種を厳選して紹介!

学ぶ目的別費用の目安

留学の目的によっても、必要な費用は異なります。

また、多くの留学生が訪れる人気の国や大都市の学校と、田舎で日本人が少ない環境の学校とでも、費用の相場は変わってきます。

おおよその費用を目的別にご紹介しますが、詳しい費用は利用する留学エージェントを通した見積もりで確認するようにしてください。

大学・大学院留学

海外の大学や大学院に留学する際の学費は、語学留学と比べて高くなります。

ただ、日本で通っている大学と提携している学校の場合は、費用が抑えられることもあるようです。交換留学生制度を使えば、現地の大学に追加で支払う学費はゼロになります。

留学先の国や学校によって相場は変わりますが、1年間でかかる学費はおおよそ180万〜400万円。生活費や渡航費などは別になります。

高校留学

高校生の留学の仕組みが整っているオーストラリアやニュージーランドでは、日本からの留学生が支払う学費や滞在費の目安は約300万円(1年間)と言われています。

私立高校のほうが公立高校よりも授業料が高い傾向にあるのは、日本同様ですね。

高校の2年間・3年間と長期に渡って留学する場合は、複数年分の費用が必要です。奨学金制度や教育ローンなどの検討も視野に入れましょう。

ワーキングホリデー

働きながら語学を学べるワーキングホリデーでは、最低でも到着後してから1ヶ月分の生活費10万〜15万程度を用意しておきましょう。

到着してすぐにアルバイトが見つからない場合や、アルバイトの時給だけでは生活できない可能性もありますので、数か月分の生活費を用意しておくと安心です。

また、語学スクールに通いながら働く際には、別途学費が必要です。仕事との両立ができる学校選びをしましょう。

ワーキングホリデービザを取得する際に、当面の生活が保証できる預金額などの残高証明を求められることがあります。ニュージーランド30万円、スペイン20万円など、国によって異なります。

留学費用を抑える方法

長期間の留学のネックは、やはり費用が高額になってしまうことですよね。

費用を抑える方法についても、少しご紹介しておきます。

物価の安い国や地方都市を選ぶ

留学先を物価の安い国から選ぶことで、留学費用を抑えられます。

たとえば、英語を第2公用語としているフィリピンやマレーシアといったアジアの国などです。

語学学校で英語を学んだあとにインターンシップも経験したいという場合でも、物価の安いフィリピンで語学を学んでインターンシップはアメリカで行うなど、うまく組み合わせれば費用を節約できます。

留学エージェントを利用すれば、こういった相談も可能ですよ。

シーズンオフの時期を利用する

航空券が高くなるハイシーズンを避ければ、航空券代を抑えられます。

年末年始やゴールデンウィーク、お盆シーズンの航空券は高額です。入学時期が指定されてない留学であるならば、そういった時期は避け、シーズンオフを狙いましょう。

割引・早割航空チケットを使う

早割や割引期間のある航空会社を利用すると、航空券を安くできます。

渡航日時が決まったら、なるべく早く、少しでもお得な料金で航空券が予約できるように手配しましょう。

授業料の割引制度がある学校を利用する

語学学校の中には、就学期間が長いほど授業料が割引になる学校があります。特に、3ヵ月以上の長期留学の場合に割引が適用されやすいです。

学校選びの際に、こういった割引制度の有無を優先しても良いでしょう。

留学エージェントを上手に活用する

お得な留学プランの作成に、留学エージェントは欠かせません。

留学エージェントの中には利用時に手数料がかかるところもありますが、留学タイムズなら入学手続きや各種サポートの料金が無料です。必要な授業料は正規の料金が現地通貨でそのまま表示しているため、安心して利用できますよ。

予算や要望に応じた留学プランも提案しています。ぜひ一度、無料カウンセリングをご利用ください。

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長期留学に人気の国

ここからは、長期留学先に人気の国をいくつか紹介していきます。

留学の目的別にご紹介しますので、留学先選びの参考にしてください。

英語力を向上させたい

英語力をアップさせたいなら、英語が公用語の国もしくは英語が第2公用語となっている国を選びましょう。

本格的な欧米文化に触れたいなら英語が公用語の欧米諸国やオセアニア、留学費用を節約したいならアジアの国々がおすすめです。

  • アメリカ
  • カナダ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • イギリス
  • アイルランド
  • フィリピン
  • 中国・香港
  • タイ
  • マレーシア

上記の国では、「英語」もしくは「英語+他言語」を選択できます。

英語以外の語学を学びたい

英語以外の言語をマスターすれば、就職や転職時により専門的な仕事に就けるチャンスが広がります。

英語以外で「たくさんの人と話せる言語」と考えるなら、フランス語やスペイン語、中国語が人気。

多くの国で公用語として使われている言語であれば、選択肢も広がりますね。たとえば、スペイン語を学びたいなら、スペインだけでなく、アルゼンチン、ペルー、エクアドル、チリ、メキシコ、コスタリカ、キューバなどの国々も選択肢となります。

「英語+α」で様々な言語を学びたい方には、カナダ、中国・香港、スペイン、マレーシア、ラトビアなどもおすすめです。

インターンシップ

インターンシップを受け入れている国は、たくさんあります。オーストラリアやニュージーランド、意外なところでは南アフリカなども人気です。

英語力が不安な人は、「語学学習とインターンシップ」が両方可能なスクールを選ぶのがポイントです。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーを検討しているなら、以下の2つの注意点は押さえておきましょう。

  • 協定国を結んでいる国が決まっている(世界26ヵ国)
  • 一度ワーキングホリデービザを取得したら同じ国で2回目の取得はできない。
<ワーキングホリデー協定国(2020年4月現在)>
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマーク、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チェコ、チリ、アイスランド、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ(2020年4月11日開始予定)

長期留学の準備はいつから始める?

長期留学の準備は、どれくらい前から始めればいのでしょうか。あまり早すぎると、学校側のスケジュールやカリキュラムが決まっていない段階で予定を立てることになってしまいます。

逆に、遅すぎると留学先が定員オーバーとなる可能性がありますし、割引航空券が取れないといったリスクもあります。

目的別の準備期間の目安をまとめましたので、参考にしてください。

海外の高校・大学に進学する場合

海外の中学・高校・大学の正規過程に進学をする場合は、入学に必要な英語力を満たしている必要があります。

渡航後に英語力が規定を満たしていないと判断されると、語学コースの延長が必要となる場合もあり、事前準備として英語力の向上は必須です。

また、在籍している学校を休学して渡航する場合は、成績表が必要になる可能性があります。学校の先生や事務局とのやり取りが発生するため、思った以上に書類発行に手間と時間がかかることも。

留学先の学校から入学許可証を取得する必要もありますし、ビザの申請や航空券の手配といった準備も必要です。1年以上前から、早めに計画を立てましょう。

語学留学やワーキングホリデーの場合

英語やフランス語、スペイン語など語学を学ぶ語学留学の場合、留学先の語学学校が定員オーバーで申し込めなくなる場合を考慮して、半年前以上から留学手続きを進めておくことをおすすめします。

ワーキングホリデーの際に語学学校に通う場合も同様で、カリキュラムの質が高く人気の学校ほど、定員がすぐに埋まってしまいがちです。

特に、7月から9月にかけては多くの学生が留学を開始するため、この時期の留学を考えている人は、早めに準備をしておきましょう。

ワーキングホリデーには年齢制限があり、ほとんどの国では30歳を超えるとワーキングホリデービザが発行されません。社会人になってからのワーキングホリデーを考えている人は、年齢が超える前に留学ができるように、早めの準備を心がけてください。

インターンシップの場合

インターンシップは、就職をひかえた大学生やキャリアアップを目指す社会人に人気の留学で、語学とインターンシップをセットで申し込めるプログラムも多く存在します。

インターン留学が混みあうのは、年度切り替え時期の3月から5月と、後期が始まる前の7月から9月。大学の長期休暇時期ですね。

インターンシップを目的としている人は長期留学を前提としている人が多いため、8ヶ月から1年程度は準備に時間をかけましょう。

準備期間にやっておくこと

留学を検討し始めてから出発までの間に、やっておきたいことはたくさんあります。

留学そのものの手続きに関しては留学エージェントを利用すればOKですが、留学手続きに当てはまらない以下の準備はおろそかになりがち。

  • 英語の事前勉強
  • 自宅の引っ越しなど諸手続き
  • 歯の治療など

直前であわてることがないよう、しっかりと確認しておきましょう。

英語の事前勉強

留学の目的によって必要となる英語力は異なりますが、初心者を対象とした語学留学の場合であっても、事前に英語力を高めておいて損はありません。

特に、日本人は聞き取りが苦手なので、毎日英語のヒアリングなどで耳を慣らして「英語脳」を鍛えておくのも大切です。

自宅の引っ越しなど諸手続き

留学中は長期間、家を不在にします。
そのための準備や手続きについても、忘れずに済ませておきましょう。

自宅の引っ越し手続きや郵便の扱い、税金関係などは、転職エージェントに代行を頼むことができません。

1年間など長期で留学をする場合は、アパートやマンションを撤去して荷物を預ける先を探さなければなりません。

引越し以外にも、以下のような手続きが必要です。

  • 郵便物の転送手続き
  • 電気・ガス・水道・インターネット回線などの解約
  • 海外転出届の提出
  • 留学中に継続する支払いの確認

海外転出届を出すと、住民税の支払い義務が免除されます。ただし、前年度の未納がある場合など、留学中も引き続き引き落とされる可能性があります。

会社が給料天引きで支払ってくれる場合は問題ありませんが、退職して留学する場合は自分で支払う必要がありますので、引き落とし手続きなどを済ませておきましょう

国民年金は申請をすれば支払い免除が可能ですが、将来の支給額を減らしたくない人は支払いを続けておくとよいでしょう。

最後に、奨学金や自動車ローンなどの返済は引き続きあります。銀行口座の残高を確認しておいてください。

歯医者の治療など

日本にいる間に、気になる治療は済ませておきましょう。特に、歯医者の治療は海外では保険適用外になるケースが多いです。

ご自分が加入する保険の適用範囲を必ず確認しておくとともに、留学中に通院しなくても済むよう、必要な治療は終えておきましょう。

持病がある人は、日本にいる間に薬を処方してもらい、さらに英文で処方箋を書いてもらうことをおすすめします。入国する際に没収される可能性もありますが、英文の処方箋があればそれを見せて説明ができます。

長期留学に必要な持ち物

長期留学の際に必要になる持ち物についても、確認していきましょう。

長期留学といっても、あまり沢山の荷物を持っていく必要はなく、洋服などは現地で購入も可能です。

海外で引っ越しレベルの荷物を移動させるのは大変です。どうしても必要なものがあったら、日本から国際郵便で送ってもらいましょう。

それでは、持っていくべき荷物リストをご紹介します。

手荷物にする貴重品

貴重品は手元に置き、すぐに出せるようにしておきます。スーツケースに入れずに、手荷物にして機内に持っていきましょう。

パスポート 有効期限を確認し、パスポート番号をひかえておくと良い
ビザ・入国審査に必要な書類 必要な人は所持しておく
航空券 オンライン予約の場合はカウンターか発券機で受け取ろう
入学許可証 入国の際に必要
海外留学保険保険証 海外は医療費が高額。必ず入っておこう
現金 現地で使う分として1万円分程度
クレジットカード 国際ブランドの異なるクレジットカードを2種類持っておくと安心
携帯・スマートフォン 海外用にSIM解除したものがあると便利
ポケットWiFiまたはSIMカード 海外でスマートフォンやパソコンを使うために
筆記用具 機内で入国審査カードを記入する場合に便利
パソコン 持っている人は持参すると長期留学の際は何かと使える
パスポートのコピーと顔写真の予備 パスポート紛失時などもしもの備えに

長期留学であると便利なもの

次に、あると便利なものを紹介しておきます。荷物は少ないほうが良いのですが、これだけは、というものは日本から持参しましょう。

衣服は、現地の温度や湿度にあわせて選びましょう。長期留学の場合は季節が変わった時の衣服をどうするか悩みますが、現地調達も可能です。無理に着替えの衣服を持参する必要はないでしょう。

コンセント変換プラグ

渡航先のコンセントタイプに合わせて持参

携帯・スマホの充電器

USBが複数使えるコンセントもあると便利

常備薬

頭痛薬・胃腸薬・風邪薬など市販のもの

英文の処方せんや説明書が必要となるので注意

モバイルバッテリー

スマートフォン用に手荷物として持参すること

下着など衣服

必要最低限の量にして、季節が違う衣服は衣替えのタイミングで送ってもらうか現地調達

基礎化粧品・化粧品・日焼け止め

肌に合うものを持参

生理用品

愛用しているものを持参

折りたたみ傘・爪切り・裁縫道具

あると便利

メガネ・コンタクトレンズ

予備も忘れずに持参

目覚まし時計

スマホの時計で代用も可能

海外でも携帯・スマホは使える?

海外でも、自分の使い慣れたスマートフォンを使うことは可能です。

方法は2通りで、海外用のSIMカードを購入するか、レンタルでポケットWi-Fiを借りるかです。

具体的な方法に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

>>海外SIMカードのおすすめ6選!使い方は?LINEは使える?
>>海外ポケットWi-Fiおすすめ5選!レンタル方法や使い方も紹介

いずれにしても、海外でもスマートフォンはなくてはならない存在です。

カメラ機能も使えますし、LINEやTwitterなどのSNSを利用して、日本にいる家族や友人と連絡を取り合うこともできます。

ただし、海外ではスマートフォンはとても高価なものですので、取り扱いには十分に注意をしましょう。紛失したり盗難にあったりしないように気をつけてください。

レンタルポケットWiFiが便利

レンタルポケットWiFiは難しい設定が不要で、渡航先ですぐにWiFi接続できるのがメリットです。

グローバルWiFiなどのレンタル会社では、渡航先情報を設定済みのポケットWiFiを出発空港で受け取りできます。

パソコンもスマートフォンも利用可能ですので、検討してみてはいかがでしょうか。

>>海外ポケットWi-Fiおすすめ5選!レンタル方法や使い方も紹介

海外で便利なクレジットカード

防犯上、海外で必要以上の現金を持ち歩くことはおすすめしません。また、現在はキャッシュレス化が進んでいますので、クレジットカードやデビットカードの利用が便利です。

18歳以上なら自分名義のクレジットカードを作ることができますし、18歳未満の高校生でもデビットカードは利用できます。

VISAやMasterCard、JCBなど、クレジットカードには様々な国際ブランドがあります。海外での利用が前提なら、世界シェアトップのVisaカードもしくはMasterCardブランドを選んでおくと安心です。

カードを盗まれてしまった場合や国際ブランドが使えなかった場合の予備として、異なる国際ブランドのクレジットカードを作り、2枚持っていくことをおすすめします。

>>海外でも安心して使えるクレジットカードのおすすめ8選!

クレジットカードが持てない人や、後払いのクレジットカードが不安な人は、利用時に口座残高から直接引き落としされるデビットカードの利用を検討しましょう。

デビットカードにも国際ブランドが付いており、クレジットカード同様に使うことができます。

>>海外で使えるデビットカードのおすすめ6種を厳選して紹介!

長期留学に必要な海外旅行傷害保険

海外の医療費は、日本に比べて非常に高額になる場合があります。

慣れない環境で体調を崩したり、突然事故や事件に巻き込まれてケガをする可能性を考えると、海外旅行傷害保険に加入しておくことは重要です。

学校によっては、保険加入が条件の一つになっているところもあります。

長期留学の場合、一般的な海外旅行傷害保険とは料金が異なるため、保険代理店窓口やインターネットで見積りをとり、価格や条件を確認しておきましょう。

クレジットカードに付帯している保険でまかなえる場合もありますが、補償される料金面や留学の場合の特約など、より条件が良くなる保険がありますよ。

海外留学時に使える保険を取り扱う、おすすめの保険会社を紹介した記事がありますので、参考にしてください。

>>海外留学保険のおすすめは?必要な補償と失敗しない選び方
>>海外旅行保険のおすすめ6選!選び方のポイントも解説

長期留学を就職に役立てるには

留学から帰国後に日本での就職を考えているなら、それを前提とした目的意識をもった海外生活を送りましょう。

「海外留学をしたから英語を使う仕事に就ける」と考えるのは非常に危険です。「英語力」と「海外経験」は、あくまで自己PRできる要素でしかないからです。

たとえば、英語力を生かした仕事に就きたいのであれば語学力をTOEICの点数で証明する必要がありますし、自分が働きたい会社と同業界のインターンシップに参加するなど、事前の戦略も重要になってきます。

長期留学をした結果、どのような経験が得られたのかを数字や実績で示し、それが今後のキャリアにどのように活かせるかという点を、きちんとアピールできるようにしておきましょう。

夢や目標へのステップアップに長期留学を活用しよう

長期留学の魅力は、語学力アップだけでなく、ワーキングホリデーやインターンシップでの就業体験や現地で多くの外国人との異文化交流など、様々な体験ができる点にあります。

留学期間の過ごし方や環境を整え、ぜひ、実りのある体験にしてくださいね。

失敗しないためにも、留学エージェントを上手に利用してください

留学の目標設定やご自身に合った留学先選びで失敗しないためにも、実績のある留学エージェントを上手に利用しましょう。

留学タイムズは、創立20年以上の歴史を持つ老舗の留学エージェント。

入学手続きや各種サポート料金が無料で利用でき、経験豊富なカウンセラーが渡航までしっかりとサポートします。

長期留学に失敗しないための無料カウンセリングも実施していますので、ぜひ一度カウンセリングオフィスに足をお運びください。

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