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高校生向けの留学エージェント比較5選|失敗しない選び方と口コミ・評判

高校生向けのおすすめ留学エージェント

「留学 やめとけ」なんて声も聞くけど、高校生の子供を安心して任せられるエージェントはどこ?

高校生の留学は、「安全性」と「大学受験(進路)」への配慮が欠かせません。大学生向けとは異なる、専門的なサポートが必要です。

この記事では、プロが厳選した高校生向けエージェント5社を、保護者の不安に直結する項目で徹底比較しました。

  • 悪質業者を避ける「5つの選び方」
  • 進路・安全に強いエージェント5選
  • 【期間別】費用のリアルな相場表

お子様の将来を守り、最高の経験に変えるための「判断基準」を確認していきましょう。

この記事の監修・執筆者情報

【監修・執筆】留学タイムズ 編集部

留学タイムズ編集部のスタッフ

私たち「留学タイムズ」は、留学業界で25年以上の歴史を持つ専門家チームです。

  • 創業25年、30,000人以上のサポート実績
  • JAOS認定カウンセラーが監修・執筆
  • 長年の経験に基づいた独自の評価基準でエージェントを厳選

長年の経験と留学生の皆様からいただく声を元に、後悔しない留学エージェント選びを全力でサポートします。

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このページの内容

なぜ高校留学に「エージェント」が必要なのか?

高校留学に留学エージェントが必要な3つの理由を解説した図。法的保護者(ガーディアン)の手配、日本の高校との単位認定連携、24時間の安全管理体制を紹介

大学生や社会人の「語学留学」であれば、少しでも費用を抑えるために自分自身で手配する(自己手配)ケースも珍しくありません。
しかし、未成年である高校生の留学(特に現地の高校に通う場合)は、エージェントのサポートを利用することを強くおすすめします。

その理由は、単なる手続きの代行だけでなく、「未成年の安全管理」と「日本の学校との連携」という、保護者様だけでは対応が難しい壁が存在するからです。具体的に3つの理由を解説します。

1. 未成年の滞在には「法的な保護者」が必要

ここがポイント
  • 主要な留学先では、現地での「後見人(ガーディアン)」選定がビザ発給の条件となる
  • 教育委員会は、トラブル防止の観点からエージェント経由の出願を推奨している

18歳未満の単独滞在は、国によって厳しく管理されています。
例えば、オーストラリアやニュージーランド、カナダなどでは、現地で親代わりとなる「ガーディアン(法的な保護者代理人)」「カストディアン(後見人)」の手配がビザ申請や入学の必須条件となります。
現地に親戚でもいない限り、日本にいる保護者が信頼できる後見人を個人で探して契約するのは極めて困難です。

特にオーストラリアの州政府教育省は、手続きの不備を防ぐために「認定エージェントを通した出願」を推奨しています。カナダにおいても、未成年の留学生の約8割がエージェントを利用しており※、複雑なビザ手続きや現地での保護者対応をスムーズに進めるための標準的な手段となっています。
※出典:Canadian Association of Public Schools – International (CAPS-I)

2. 「単位認定」に向けた資料準備のサポート

保護者様にとって最大の懸念は、「日本の高校を留年せずに進級・卒業できるか」という点ではないでしょうか。

留学中の単位が認められるかどうかは、エージェントではなく、最終的に「現在在籍している日本の高校の校長先生」が判断します(学校教育法施行規則 第93条により)。
そのため、留学エージェントは以下のような「学校間連携」のための資料準備を担います。

  • 渡航前:
    日本の高校に提出するための「プログラム概要資料」や「受入許可証」を準備し、保護者様が先生へ相談する際の説明をサポートする
  • 留学中:
    単位認定の審査に必要な「現地のシラバス(授業計画書)」や「公的な成績証明書」を現地校からスムーズに取り寄せる手配を行う

高校留学の実績が豊富なエージェントは、「どのような書類があれば日本の高校が審査しやすいか」を熟知しており、スムーズな復学・進級に向けたバックアップをしてくれます。

3. 現地トラブルと「専門分野」の違い

日本と現地には時差があり、お子様が現地で急病やトラブルに遭った際、日本の保護者様がすぐに対応するのは困難です。
そのため、「現地にオフィスがある」または「24時間つながる緊急連絡先がある」ことは、高校留学において非常に重要な要素です。

また、エージェントにも「得意分野」があります。
短期の語学留学に強いエージェントもあれば、現地の高校卒業を目指す正規留学に強いエージェントもあります。
高校生の留学は手続きが複雑なため、「高校留学の専門チーム」や「専属カウンセラー」がいる会社を選ぶことが、失敗を防ぐ第一歩です。

失敗しない!高校生向け留学エージェントの選び方 5つの基準

高校生向けに、失敗しない留学エージェントの選び方を5つの基準で解説した図。安全性、専門性、透明性、進路支援、公的認証のポイントを紹介

留学エージェントは数多くありますが、見るべきポイントさえ知っていれば、お子様にぴったりの1社を見つけるのは決して難しくありません。
「大手だから」「手数料が無料だから」といった理由だけでなく、保護者様の視点でチェックしていただきたいポイントを整理しました。

高校生の留学において、特に重視すべき「5つの判断基準」をプロの視点で解説します。

1. 【安全性】現地オフィスと24時間サポート体制

最も重要なのは、「トラブルが起きた時、誰が・どのくらいの速さで動いてくれるか」です。
以下の2点を必ず確認してください。

  • 現地オフィスの有無:
    渡航先に直営オフィスや提携パートナーがいるか?
  • 24時間緊急連絡先:
    時差に関係なく、日本語でつながるホットラインがあるか?

特に高校生の場合、「ホストファミリーとのトラブル」や「急病」などの問題が起きやすい傾向にあります。
日本にいる保護者様が時差を超えて対応するのは困難なため、現地ですぐに動ける大人がいる環境は必須条件です。

2. 【専門性】「高校留学」の実績とノウハウ

留タイ編集部

「語学留学」の手配実績が多くても、「現地の高校」への手続きに慣れているとは限りません。

大学生向けの語学留学と違い、高校留学には「ガーディアンの手配」「教育委員会への出願」「単位認定の書類準備」など、特殊な手続きが多数発生します。

ホームページの実績を見て、「高校生の留学実績」が豊富にあるかを確認しましょう。
高校留学専門のカウンセラーが在籍している会社であれば、より安心です。

3. 【透明性】見積もりの明細と「独自レート」

「格安だと思って申し込んだら、後から追加請求が来た」というトラブルを防ぐため、見積もりの透明性は重要です。
以下の項目が明確に記載されているかチェックしましょう。

  • 費用の内訳:
    学費、滞在費、サポート費などが細かく分かれているか
  • 為替レート:
    銀行の公表レートに、エージェント独自の手数料(社内レート)が過剰に上乗せされていないか
  • キャンセル規定:
    万が一の解約時に、いくら返金されるかが明記されているか

4. 【進路・奨学金】大学受験や「トビタテ」のサポート

高校留学は「行って終わり」ではありません。
帰国後の進路、特に大学受験(総合型選抜や帰国生入試)や、留学費用の負担を減らすための奨学金活用も重要なポイントです。

  • 大学受験サポート:
    帰国生入試に強い塾との提携や、TOEFL/IELTS対策講座があるか
  • トビタテ!留学JAPAN対応:
    文部科学省の奨学金制度「トビタテ」の申請に必要な「留学計画書」の作成アドバイスや、要件を満たすプログラムの提案が可能か

特に「トビタテ」は倍率が高く、計画書の質が合否を分けます。高校生の採択実績が豊富なエージェントを選ぶことで、合格の可能性を高めることができます。

5. 【信頼性】第三者機関による認証

エージェントの経営状態やサービスの質を客観的に判断する指標として、第三者機関による認証があります。

例えば、J-CROSS(一般社団法人 留学サービス審査機構)の認証を受けている事業者は、財務状況や契約約款の健全性について厳しい審査をクリアしています。
大切なお金を預ける先として、こうした認証の有無も一つの安心材料になります。

高校生の留学におすすめのエージェント5社を徹底比較

それでは早速、高校生の留学におすすめの留学エージェントをご紹介します。

それぞれが特徴的な強みを持っていますので、お子様の目的や、ご家庭の希望に合わせて選んでいただければと思います。

国際教育交流ネットワーク機構

国際教育交流ネットワーク機構

詳細:国際教育交流ネットワーク機構

国際教育交流ネットワーク機構は、営利を目的としない「一般社団法人」として、高校生の留学を専門にサポートしている団体です。

このエージェントの大きな特徴は、単に学校を紹介するだけでなく、アメリカの交換留学団体(ISE)や現地の教育団体(SMG, Amerigo Educationなど)の日本公式窓口を務めている点です。公式窓口だからこそ、現地との連携がスムーズで、信頼性の高いプログラムを提案してくれます。

留学先はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランドの主要英語圏6カ国。現地の多くの高校と直接提携し、以下のような多彩なプログラムから、お子様にぴったりのプランを選べます。

  • 交換留学プログラム
    異文化交流を目的とした、最も伝統的な高校留学スタイルです。
  • 公立・私立高校留学
    生徒の学力や目的に合わせて、最適な学校を選択できます。
  • 卒業を目的とした留学
    海外の高校卒業資格取得を目指す、本格的な長期留学です。
  • 短期・学期留学
    夏休みなどを利用した短期間での留学体験が可能です。

教育交流を大切にする法人だからこそ、一人ひとりの生徒の成長を第一に考え、安全で充実した留学生活を送れるよう、親身にサポートしてくれるのが魅力です。

運営会社一般社団法人 国際教育交流ネットワーク機構
本社所在地東京都新宿区新宿 3-2-1 京王新宿321ビル7階
設立2016年
加盟団体
国内オフィス東京
現地サポートデスクアメリカ、カナダ
問い合わせフォーム国際教育交流ネットワーク機構
留タイ編集部

非営利団体で高校留学を専門に扱っているのが大きな安心材料ですね。交換留学から卒業を目指す本格的な留学まで、選択肢が広いのも魅力です!

iss留学ライフ

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詳細:iss留学ライフ

「お子様の留学を、親身になってサポートしたい」という想いを大切にしてきたiss留学ライフ。30年以上にわたり、多くの高校生の留学をサポートしてきた実績があります。

特に心強いのが、24時間年中無休の電話相談窓口。日本人スタッフがいつでも相談に乗ってくれるので、海外での突然のトラブルも安心です。

高校生向けのプログラムは、短期から長期まで、様々な選択肢が用意されています。短期留学は1週間から参加可能で、ホームステイや学生寮など、滞在方法も選べます。

希望に応じて現地の学校体験プログラムも組み込めるので、長期留学を考えている方の準備としても活用できます。

本格的な現地校への留学を考えている方には、公立・私立、たくさんの学校の中からお子様の希望や英語力に合った学校を提案してくれます。

出発前の不安を解消するために、丁寧なオリエンテーションを実施しています。現地での学校生活についてのアドバイスなど、しっかりとした事前準備をサポート。現地オフィスと日本のスタッフが連携して、留学生活を支えています。

運営会社株式会社国際交流センター
本社所在地東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビル B2F
設立1990年
加盟団体海外留学協議会(JAOS)日本旅行業協会(JATA)全国外国語教育振興協会
国内オフィス東京、横浜、名古屋、大阪、福岡
現地サポートデスクアメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、マルタ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インド
詳細ページiss留学ライフ
留タイ編集部

30年以上の実績と24時間対応の日本語サポートは、保護者の方にとって何より心強いポイント。初めてのお子様の留学でも安心してお任せできますね。

iss留学ライフの口コミや評判は、以下の記事でご紹介しています。

【先着35名】
返済不要!高校留学「10万円」奨学金
ISS留学ライフによる高校留学の奨学生募集バナー。創業35周年記念として返済不要10万円を35名限定で支給する特別キャンペーン

Z会グループ「ISS留学ライフ」35周年記念。期間中に1年以上の高校留学にお申込みの方へ、返済不要の奨学金(10万円割引)がプレゼントされます。

  • 特典内容: 留学費用から10万円割引(返済不要)
  • 対象条件: 2026年1月末までに1年以上の高校留学へお申込みの方。
  • 限定枠: 先着35名様限定。枠が埋まり次第終了。

ラストリゾート

ラストリゾート
ラストリゾート
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詳細:ラストリゾート

ラストリゾートは、全国43拠点のオフィスネットワークを持つ業界最大規模の留学エージェントです。観光庁旅行業第1種の認可を受けており、7ヶ国に直営の現地オフィスを展開。基本的なサポートサービスは無料で提供しています。

留学前の準備として、オンライン英会話や英会話優待レッスンを提供し、語学力向上を徹底的にサポート。また、独自の登録方針に基づき厳選されたホストファミリーのみを紹介しているため、安心して滞在できると評価が高いです。

高校留学では、多数の有名校と提携しており、現地スタッフが直接学校を訪問して確認するなど、受け入れ先の開拓に力を入れています。渡航後も現地オフィスのスタッフが学校生活での不安やトラブルに対して的確にアドバイスを提供します。

春休みや夏休みには、小中高生向けの引率付き短期留学プログラムを実施。オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカでのプログラムがあり、全コースに事前英語サポートが付いています。東京・名古屋・大阪・福岡からの出発に対応しており、参加者からは高い満足度を得ています。

運営会社株式会社ラストリゾート
本社所在地東京都品川区東品川2-3-12 シーフォートスクエアセンタービルディング 10F
創業1998年
加盟団体日本旅行業協会(JATA)
国内オフィス東京、大阪など43箇所
現地サポートデスクオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、イギリス、フィリピン
詳細ページラストリゾート
留タイ編集部

全国43拠点というアクセスのしやすさが魅力です。サポートが無料なだけでなく、ホームステイ先の選定が厳しいのも、お子様を預ける上で安心できるポイントですね。

ラストリゾートの口コミや評判は、以下の記事でご紹介しています。

成功する留学

成功する留学の特徴を解説する画像

詳細:成功する留学

成功する留学は、1984年の創業以来、40年以上にわたり25万人以上の留学希望者をサポートしてきた実績があります。

その質の高いサービスは国際的にも高く評価されており、世界的な留学業界誌「Study Travel Magazine」が主催するST Star Awardsでは、アジアの留学エージェントのナンバー1に5回選ばれ、アジア初の殿堂入りを果たしています。

また、リピーターや紹介での利用が多く、安心して依頼できる留学会社として信頼を築いています。

高校生の留学プログラムは、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなどで展開。高校生の留学には、サマースクールなどの短期プログラムから、現地校への長期留学まで、様々な選択肢があります。

留学中は、渡航前のオリエンテーションから現地での24時間緊急電話サポート、学校生活のアドバイス、ホームステイのサポートまで、手厚いケアを提供しています。

留学を検討されている方向けに、年間を通じて留学セミナーや個別カウンセリングを実施。経験豊富なカウンセラーが、一人ひとりの希望や目的に合わせて留学プランを提案してくれます。

運営会社GIO CLUB株式会社
本社所在地東京都中央区日本橋3丁目6-2 日本橋フロント1F ROOM12
創業1984年
加盟団体海外留学協議会(JAOS)、IALC(プレミアムエージェント)
国内オフィス東京、大阪
現地サポートデスクアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、スペイン、マレーシア
詳細ページ成功する留学
留タイ編集部

40年以上の歴史と25万人の実績は信頼の証です。アジア初の「殿堂入り」を果たしたエージェントなので、サポートの質は折り紙付きと言えるでしょう。

成功する留学の口コミや評判は、以下の記事でご紹介しています。

高校留学World

高校留学World

出典:高校留学World

高校留学Worldは、1999年の設立以来、海外の中学・高校への留学支援を行ってきました。留学先はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランドの英語圏を中心に、1000校以上の提携校があり、幅広い選択肢の中から最適な学校を選ぶことができます。

プログラムは1週間の短期から3年間の高校卒業留学まで幅広く展開。英語力がまだ十分でない生徒でも卒業まで着実にサポートしています。また、カナダでは不登校や引きこもりで悩む生徒のためのフリースクールプログラムも運営しています。

出発前は、願書準備や入学手続き、ビザ申請などの渡航手続き全般をサポート。航空券や保険、携帯電話やSIMカード、銀行口座の準備なども、要望に応じて提案しています。留学中は、スカイプを通じた相談対応を実施。保護者向けには成績表の定期報告や学校見学ツアーなども行っています。

特徴的なのは、留学期間中の単位の取り方や、帰国生入試へのサポート。小論文やTOEFL/IELTSの入試対策など、他社ではカバーしていない領域までサポートが可能です。留学後も、帰国生入試のための対策講座や、現地高校と連携したアドバイスを提供しています。

運営会社株式会社アットワールド
本社所在地東京都新宿区新宿3-2-1 京王新宿321ビル(新宿3丁目ビル)7F
創業1999年
加盟団体NPO留学協会
国内オフィス東京、大阪
現地サポートデスクカナダ
詳細ページ高校留学World
留タイ編集部

高校留学に特化しているだけでなく、帰国後の大学入試まで見据えたサポートが手厚いのが特徴です。一人ひとりに寄り添う姿勢がうかがえますね。

高校留学の3つの種類と期間別・費用相場

高校留学の3つの種類(短期留学・交換留学・私費留学)について、期間と費用相場、特徴を比較した一覧表の図

高校生の留学は、大きく分けて「短期留学」「交換留学」「私費留学(正規留学)」の3つのスタイルがあります。
それぞれ目的や期間、そして費用が大きく異なります。

以下の表で、お子様の目的に合うスタイルと予算感を確認しましょう。
※費用は航空券、保険料、生活費等を含んだ一般的な総額目安です(為替レートや渡航先により変動します)。

スクロールできます
種類期間費用相場(総額)特徴・メリット
短期留学1週間

1ヶ月
30万〜80万円・夏休みなどを利用して気軽に行ける
・語学学校に通うため英語初心者でも安心
・「お試し」として最適
交換留学約1年間170万〜260万円費用が比較的安い(学費・滞在費が免除)
・公的な代表として現地の高校に通う
・選考試験があり倍率が高い
私費留学
(正規)
1年間

卒業まで
350万〜600万円
(1年あたり)
・国や学区(教育委員会)を自由に選べる
卒業目的ならこのスタイル
・サポートが手厚いが費用は高め

エージェント手数料「無料」と「有料」の違い

留学エージェントの費用には、大きく分けて「手数料無料」と「有料」の2パターンがあります。

高校留学の場合、「短期留学(語学留学)」は無料エージェントでも手配可能なケースが多いですが「現地の高校に通う留学(交換・私費)」はサポートが複雑なため、有料となるケースが一般的です。

手数料「無料」の仕組み

提携している現地の学校(主に語学学校)から紹介料(コミッション)をもらって運営しているため、利用者から手数料を取る必要がありません。

【主な対象】夏休みの短期留学、語学留学
【メリット】費用を抑えられる

手数料「有料」の理由

学校からの紹介料に加え、利用者からもサポート費を頂くスタイルです。未成年特有のビザ申請、ガーディアン手配、現地校との複雑なやり取りに対する対価が含まれます。

【主な対象】1年以上の高校留学、卒業留学
【メリット】トラブル時の対応や進路相談など、サポートが手厚い

見積もりを比較する際は、「総額」だけでなく「サポート内容に何が含まれているか(ビザ申請代行や現地サポート費など)」をよく確認しましょう。

知らなきゃ損!
「自治体」の奨学金制度

国の「トビタテ!留学JAPAN」以外にも、お住まいの都道府県や市区町村が独自の留学支援を行っている場合があります。

【主な自治体奨学金の例(2025年度実績例)】

  • 東京都:次世代リーダー育成道場(都立高校生対象)
  • 大阪府:高校生『一人で海外進出!』応援プロジェクト
  • 埼玉県:埼玉発世界行き奨学金
  • 広島県:次世代リーダー育成事業

多くの制度は「返済不要」ですが、募集時期が限られています。
「〇〇県(お住まいの地域) 高校生 留学 奨学金」で検索するか、エージェントのカウンセリング時に「自治体の奨学金を使いたい」と相談してみましょう。
※エージェントによっては、奨学金申請に必要な「留学計画書」の作成をサポートしてくれます。

高校生・保護者からよくある質問

最後に、高校留学を検討する際によく寄せられる質問に、プロの視点で回答します。

高校何年生で留学するのがベストですか?

目的によりますが、大学受験(総合型選抜など)を見据えるなら「高校1年生の夏〜高校2年生の夏」に出発するのが一般的です。

この時期であれば、帰国後に日本の高校で進級し、受験勉強の期間を十分に確保できます。また、高校3年生での留学は、帰国生入試の出願条件(卒業時期など)に影響する場合があるため、早めの計画が必要です。

英語力がゼロ(英検3級以下)でも高校留学できますか?

可能です。ただし、留学のスタイルによって条件が異なります。

  • 短期留学(語学学校):
    英語力不問で参加できます。
  • 正規留学(現地校):
    通常は英検準2級〜2級程度が目安ですが、「ESL(留学生用英語クラス)」が充実している学校を選べば、英語力が低くても受け入れてもらえます。

英語力に不安がある場合は、語学研修期間を設けるプランをエージェントに相談してみましょう。

留学すると日本の高校は「留年」になりますか?

多くの場合は「留年」せずに、3年間で卒業することが可能です。

ただし、そのためには現地で取得した単位を日本の高校で認定してもらう必要があります。
一方で、あえて「休学」扱いにして学年を1つ下げ、帰国後にじっくり大学受験の準備をする生徒さんもいます。
どちらが良いか、在籍校の先生やエージェントと事前によく相談してください。

不登校気味ですが、海外の高校なら通えますか?

はい、環境を変えることで生き生きと通学できるようになるケースは非常に多いです。

海外の高校は個性を尊重する傾向が強く、日本のような同調圧力が少ないためです。不登校生のサポート実績が豊富なエージェントもありますので、まずはカウンセリングで事情を話してみることをおすすめします。

まとめ:安心して送り出すために

お子様の留学は、保護者の方にとっても大きな決断です。だからこそ、信頼できるエージェントを選び、十分な準備をすることが大切です。

最後に、エージェント選びのチェックポイントをまとめておきます。

  • 安全面の体制は万全か
  • 教育面のサポートは充実しているか
  • 費用の透明性は確保されているか
  • 保護者との連絡体制は整っているか
  • 過去の実績や評判はどうか

この記事でご紹介した情報を参考に、お子様とご家族にとって最適な留学エージェントを見つけていただければ幸いです。

留学エージェント選びは3社見積りがおすすめ

留学エージェントは全国に数百社あり、どこを選ぶかで料金やサービス内容が変わってきます。そのため最低でも3~5社のエージェントとカウンセリングをする、見積もりをもらうことで、それぞれの対応や料金を比較することをおすすめします。大手だから安心、現地エージェントだから安心ということは決してないので、実際に各社を比較してあなたに一番合うエージェントを選ぶようにしましょう。

人気留学エージェント一覧

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