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アイルランド留学のメリットとデメリットは?向いている人の特徴も解説

アイルランド留学のメリットとデメリット

アイルランドに興味があるけれど、他の留学先と比べてなにが違うのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アイルランド留学のメリット・デメリットを解説します。

アイルランド留学が向いている人の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

このページの内容

アイルランド留学のメリット

アイルランドはロンドンがあるグレートブリテン島の西に位置する島国です。

日本ではあまり馴染がないかもしれませんが、アイルランド留学にはたくさんのメリットがあります。

ここではアイルランド留学のメリットを解説します。

日本人が少ない

アイルランド留学のメリットは、まずは日本人が少ないことが挙げられます。

これは、英語環境にどっぷり浸かるという点で、言語習得にはもってこいです。

日本人が少ない環境は、英語を使う機会が自然と増えるため、効率よく英語力を鍛えることができます。

留学先として人気のあるアメリカやイギリス、カナダ、オーストラリア、セブ島(フィリピン)などには、日本人が多くいます。

心細さから日本人とばかり話してしまい、英語が上達せずに留学が終わってしまったという失敗談はよく聞きます。

アイルランドは日本人の留学生が比較的少なく、学校によっては日本人比率が1%未満という学校もあります。

1%未満ということは、クラスに1人も日本人がいないかもしれないというレベルです。

他の留学先と比べても、アイルランドはリスニング力とスピーキング力を伸ばせる絶好の環境です。

ヨーロッパ圏の留学生が多い

英語が母国語であるアイルランドには、ヨーロッパ圏からの留学生が多く訪れています。

ドイツ、スペイン、イタリア、フランスなどの英語以外が母国語のヨーロッパ国から、同じように英語を学びに来た留学生と触れ合え、さまざまな文化や価値観を学べます。

各国の学生たちとの交流を通じて、幅広い視野を持つことができ、異文化の理解も深まります。

異文化理解は、グローバル化が進む現代社会において、非常に重要なスキルの一つです。

ヨーロッパ旅行がしやすい

アイルランドは、立地条件の良さからヨーロッパ内の様々な国へのアクセスが良く、休暇を利用して、気軽にヨーロッパ各地を巡ることができます。

イギリスやフランス、ドイツなど飛行機で数時間で行ける場所が多く、週末だけでヨーロッパ旅行を楽しめます。

また、アイルランドには、ヨーロッパ最大級の格安航空会社「ライアンエアー」の本社があります。

そのため、ヨーロッパ各地への航空券が格安で手に入り、ヨーロッパ旅行を楽しみやすい環境です。

街がコンパクトで生活しやすい

アイルランドの面積は北海道より小さく、首都のダブリンもコンパクトな街で、徒歩や自転車で移動するのに便利なサイズ感です。

生活に必要な施設が集中しているため、日常生活でのストレスが少ないのが特徴です。

交通手段に悩まずに生活できるコンパクトな街は、移動に時間やお金をかけずに済み、生活しやすいです。

フレンドリーで治安がよい

アイルランド人はフレンドリーで人当たりが良く、気軽に話しかけてくれる方も多いです。

またカトリック教徒の多いアイルランドでは、家族や仲間を大事にする意識が強く、ヨーロッパの中でも犯罪発生率が低い治安の良い国としても知られています。

イギリス留学に比べると費用が安い

イギリスの隣であるアイルランドですが、イギリス留学と比べると授業料や生活費などの留学費用が安く済みます。

イギリスやアイルランドの文化や自然に興味のある方には、より費用を抑えて留学できるアイルランド留学はおすすめです。

学生ビザはアイルランド入国後に申請できる

長期留学をするためには、出国前にビザ申請が必要な国が多いです。

ビザ申請は、必要書類を揃えたり、志望書や面接の準備をしたりと、時間や手間がかかります。

アイルランド留学では、学生ビザの申請はアイルランド入国後でOKです。

また、90日以内であればビザなしで留学ができます。

手続きの手間もなく、時間もかからないので、すぐに留学したい方にもおすすめです。

学生ビザでもアルバイトが可能

アイルランドでは、学生ビザでもアルバイトが可能です。

週に20時間就労可能なうえ、ホリデー期間には週40時間の労働が認められています。

他の国と比べて学生ビザでの就労時間が長く、また、学校が休みのホリデー期間に就労時間が長いため、勉強とメリハリを付けられます。

ワーホリができる

出国前のビザ申請が必要ですが、アイルランドはワーホリビザでの渡航も可能です。

首都ダブリンは「ヨーロッパのシリコンバレー」と呼ばれ、MetaやLinkedInなど世界的に有名なIT企業のヨーロッパ本社があります。

テクノロジー産業もさかんで、現地企業でのアルバイトやインターンのチャンスもあるかもしれません。

アイルランドのワーホリについては、下記の記事で詳しく解説しています。

これらのメリットを踏まえると、アイルランド留学はいろんな視点から見ても非常に魅力的な留学先であることがわかります。

それぞれのメリットを活かせば、充実した留学生活を送ることが可能です。

アイルランド留学のデメリット

先ほどアイルランド留学のメリットを紹介しましたが、デメリットもあります。

これらのデメリットもしっかりと理解しておくことが、より良い留学にするうえで重要です。

1つずつ見ていきましょう。

英語のアクセントが強い

現在では英語が主流のアイルランドですが、もともとはアイルランド語が使われていました。

そのため、アイルランド語由来のアクセントが強く残っています。

地域によっては濃厚なアイリッシュアクセントが使われることもあり、英語が堪能であっても最初は戸惑う人がいます。

アイルランド英語はイギリス英語にルーツがあるので、アメリカ英語に慣れている人には特に聞き取りづらいかもしれません。

気になる方は、YoutubeやNetflixなどでアイルランドの英語を聞いてみてください。

なお、語学学校の先生は生徒の英語レベルに合わせた速度や英語で話してくれるため、徐々に慣れていくでしょう。

天気の悪い日が多い

天候は気分を左右します。

天気の悪い日が多いという点も、アイルランド留学のデメリットと言えるでしょう。

アイルランドは雨が多く、2日に1回雨が降るとも言われています。

しかし、通り雨の場合が多く、一日中降り続けるというよりは数十分で止む場合が多いです。

霧雨のような降り方の場合も多いため、アイルランドの人は傘をささずにフードですませる人もいます。

雨のおかげで空気が澄んでいたり、虹が見られたりするメリットもあります。

また、アイルランドの気候は日本と比較して寒いです。

アイルランド(ダブリン)の気温は下記の通りです。

冬場は特に寒さが厳しく、日照時間も短くなります。慣れていない方は、体調を崩しやすい環境にあると言えます。

平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)
1月8.72.2
2月9.73.7
3月11.51.8
4月12.52.7
5月16.37.6
6月17.79.5
7月21.011.7
8月21.310.5
9月17.28.8
10月15.68.4
11月11.76.0
12月7.31.6

※2022年のデータ

(参照:気象庁|地点別データ・グラフ (世界の天候データツール(ClimatView 月統計値)))

日本のような四季の変化が少ないため、季節感を楽しむという点では物足りなさを感じるかもしれません。

物価が高い

アイルランドは、日本に比べると物価が高い国です。

特に首都ダブリンを始めとする都市部では、住居費が高騰しており、学生向けの宿泊施設も限られています。

そのため、予算に見合った住まいを見つけるのに苦労することがあります。

また、食料品や日用品も日本に比べて高い傾向にあるため、生活費全体の計算では日本よりも多くの出費を見込む必要があるでしょう。

日本との時差が8〜9時間ある

日本との時差が大きい点も、アイルランド留学のデメリットの一つです。

アイルランドと日本の時差は、8〜9時間です。

「8〜9時間」と幅があるのは、サマータイムがあるためです。

サマータイムとは、日照時間が長い時期に、時間を1時間早める取り組みです。

日本では馴染みがありませんが、ヨーロッパなどの国で採用されています。

アイルランドを含むヨーロッパでは、3月の最終日曜から10月の最終日曜までがサマータイムです。

サマータイムの時期は日本との時差が8時間、それ以外の時期は時差が9時間になります。

これだけの時差があるため、日本の家族や友人と連絡を取りにくくなります。

また、リモートワークなどで、日本の仕事をしながら留学をしようと考えている方は、仕事に時差の影響を受ける可能性があります。

仕事をするには英語力が求められる

アイルランドで仕事をしようと思うと、当然ながらある程度の英語力が求められます。

オーストラリアなど、日本人が多く住む国では、日本人向けのレストランやショップも多いので、日本語を生かして仕事に就ける可能性も高いです。

一方、先ほど触れた通り、アイルランドは日本人が少なく、日本食レストランなども多くありません。

そのため、他の留学先と比較すると、仕事探しにはより英語力が必要になってきます。

生活費の補填をアルバイトでカバーしようと考えている場合、収入が思うように得られない可能性があるので、要注意です。

日本食が手に入りづらい

日本人の少ないアイルランドでは、日本食の食材が手に入りづらいです。

日本食レストランはありますが、自炊食材を手に入れるためにはロンドンやパリなどのアジア系スーパーなどまで行く必要があります。

長期の留学の際には、インスタントのお味噌汁や梅干しなど、好きな日本食材を持って行くといいでしょう。

観光地が少ない

アイルランドには、有名な観光地やテーマパークなどはあまりなく、観光で楽しめる場所は多くありません。

国土も広くないので、長期の留学であれば、アイルランドの観光地はすぐに行き尽くしてしまうでしょう。

ただ、自然は豊かなので、リラックスできる場所は多々あります。

そういう意味では、留学にフォーカスできる場所という見方もできます。

また、どうしてもアイルランドに飽きてしまった場合は、ヨーロッパ各地への旅行がしやすい環境なため、ヨーロッパ旅行を楽しむのがおすすめです。

日本人の知り合いができづらい

日本人が少ないため英語を身につけやすい環境ですが、日本人の知り合いを作りたい方には、少なすぎることがデメリットかもしれません。

「日本人が少ない環境がいいけど、全くいないのはさすがに心細い…」という人も多くいます。

選ぶ学校によっては、日本人が全くいない時期もありますので、そうなると学校内で日本人の友達を作ることができなくなります。

そのような場合は、知り合いづてで交友関係を広げたり、SNSでアイルランドに留学している日本人を探してみてください。

アイルランド留学が向いている人

ここまでアイルランド留学のメリット・デメリットについて解説しました。

では、アイルランド留学が向いているのはどんな人なのでしょうか。

とにかく英語だけの生活がしたい

日本人が少ないアイルランドは、とにかく英語だけで生活したい人におすすめです。

他の英語圏の留学先と比べて日本語でコミュニケーションを取る相手が少ないアイルランドでは、必然的に英語でのコミュニケーションが必要になります。

英語だけの環境に身を置いて、英語漬けの生活を送りたい方にはとても適した環境です。

街よりも自然が好き

留学先を決めるにあたって、周りの環境は大切です。

大都会や有名な観光地の近くに住んでみたいのか、自然に溢れた環境でのんびりと過ごしたいのか、自分の好みに合った留学先を選びましょう。

アイルランドは自然の多い環境で、街よりも自然が好きな方におすすめです。

お酒やパブでのふれ合いが好き

アイルランドといえば、アイリッシュパブが有名です。

パブではお酒を楽しめるだけでなく、現地の人たちとのふれ合いが楽しめます。

お酒やパブの雰囲気が好きな方には身近で楽しめる場所なだけでなく、英語を使う機会にもなります。

ヨーロッパ旅行を楽しみたい

格安でヨーロッパ各地へアクセスしやすいアイルランドは、ヨーロッパ旅行を楽しみたい方におすすめです。

時期によっては往復の航空券が1万円以下の都市も多くあり、留学期間中にたくさんの都市を訪れられるでしょう。

人と違った経験がしたい

日本人留学生の少ないアイルランドでは、人と違った経験ができます。

就職活動の面接などでも、なぜアイルランドを選んだのか興味を持ってもらえる可能性があります。

また学生ビザでのアルバイトも可能なため、その経験も活かせるでしょう。

アイルランド留学で集中して英語を学ぼう

アイルランドは、留学先としてさまざまなメリットや魅力がある国です。

特に英語漬けの日々を送りたい、と考えている方にはおすすめの場所です。

アイルランド留学で、英語を集中して学んでみましょう。

留学エージェント選びは3社見積りがおすすめ

留学エージェントは全国に数百社あり、どこを選ぶかで料金やサービス内容が変わってきます。そのため最低でも3~5社のエージェントとカウンセリングをする、見積もりをもらうことで、それぞれの対応や料金を比較することをおすすめします。大手だから安心、現地エージェントだから安心ということは決してないので、実際に各社を比較してあなたに一番合うエージェントを選ぶようにしましょう。

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担当カウンセラー

田渕聖也のアバター 田渕聖也 留学カウンセラー

フィリピンへの短期留学を経験後、デンマークにワーキングホリデービザで1年間留学しました。 30歳手前で会社を辞め、いわゆる「ギリホリ」での留学でした。 不安が全くなかったわけではありませんが、今では本当に留学してよかったと心の底から思えます。 自分自身の経験から、特に社会人の方で留学するか悩まれている方の気持ちに寄り添えるのではないかと思います。 留学される方の背中を後押しできる存在でありたいです。

【留学したことがある国】
デンマーク、フィリピン、マルタ

【渡航歴のある国】
デンマーク、フィリピン、マルタ、オーストラリア、ドイツ、イタリア、オーストリア、スウェーデン、フィンランド、アイスランド、エストニア、チェコ、ハンガリー、クロアチア、ポルトガル、フェロー諸島、タイ

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