タイ留学徹底ガイド!メリットや費用、おすすめ都市や人気の学校は?
親日国であり「微笑みの国」として知られるタイは、英語が学べる留学先としても人気が高まっているため興味のある方も多いのではないでしょうか。
タイ留学の特徴・メリットといった基本情報や、おすすめ都市・学校などをチェックして、自分に合う留学先かどうかを検討してみましょう。
タイってどんな国?気候や文化、物価について
タイの正式名称は「タイ王国」で、長い王朝の歴史を有しています。
欧米列強による植民地支配を受けていない、東南アジア唯一の国として独自の文化を育んできました。
そのため、各地には歴代王朝の遺跡や寺院が点在しており、世界中からたくさんの観光客がこの地を訪れています。
年間を通して気温が高い
タイは年間平均気温が30度近くあり、一年を通して日本の夏のような蒸し暑い気候です。また、タイには3つの季節があります。
- 雨季(4〜6月):午後になると毎日のようにスコールがあるため、雨具を用意しましょう。
- 乾季(11〜2月):晴天が続き過ごしやすいシーズン。朝晩は冷えるので羽織るもので調節しましょう。
- 暑季(3〜5月):40度を超える日もあるためサングラスや帽子は必須です。
留学する際は、滞在時期に適した服や小物を準備しましょう。
敬虔な仏教国
タイは、仏教を信仰する人が約95%を占めるほど敬虔(けいけん)な仏教国です。仏教寺院ではショートパンツやタンクトップといった肌を露出した服装はNGですし、女性は僧侶に話しかけたり体に触れたりしてはいけません。また、人の頭部は神聖なものとされているため、子供の頭をなでる行為もタブーです。
物価は日本の半分程度
タイの通貨はバーツで、1バーツ=約4円くらいです。
物価は日本の半分程度なので、食事や日用品の購入は安く抑えることができるでしょう。
タクシーやバスなどの交通費は、日本の1/3程度。
バンコク中心部は交通網も発達しているため、買い物や観光の際は便利です。
タイに留学するメリットは?
次に、タイに留学するメリットを見ていきましょう。
留学費用が安い
タイは物価が安く、留学する学校によっては学費もかなりリーズナブル。「海外で英語を学びたいけど、欧米留学は金銭面のハードルが高い」と悩んでいる方にもおすすめです。
物価や学費が安いということは、経済的な負担が少ないということ。抑えた予算分で長期留学も視野に入れることができますので、選択肢が広がります。
ネイティブの先生から英語を学べる
タイの語学学校では、英語ネイティブの講師が採用されているところがあります。
同じアジア圏で人気の留学先にフィリピンがありますが、フィリピンでは大半の先生がフィリピン人です。
タイの語学学校なら、タイにいながら、ネイティブ講師から英語を学べます。
英語のみならずタイ語も学べる
タイ留学ではタイ語に触れる機会が多いですし、学校によってはタイ語のクラスを選択することもできます。
語学留学先で英語だけではなく現地の言語も学べるのは大きな利点です。
タイに進出する企業が増えているので、就職活動でも有利になる可能性があるでしょう。
隣接国が多く旅行しやすい
タイはマレーシアやミャンマー、ラオス、カンボジアと隣接しているため、旅行に行きやすいというところもメリットです。
タイでの滞在地にもよりますが、隣接国へはバスや飛行機を利用して2〜3時間程度で移動可能なので、休日に気軽に観光に出かけられます。
タイ留学におすすめのエージェントを下記の記事でご紹介しています。
タイへの留学を検討している方は、ぜひエージェントの無料相談を受けてみてください。
タイ留学で人気・おすすめの都市・街は?
タイには魅力的な都市がたくさんありますが、留学先として特に人気が高い3つの都市について詳しく見ていきましょう。
それぞれの都市には独自の特徴があり、留学の目的や好みに合わせて選ぶことができます。
バンコク
バンコクはタイの首都で、チャオプラヤ川のほとりに位置しています。
荘厳で美しい仏教寺院が立ち並んでいて、かつてバンコクを訪れた西洋人からは「東洋のベニス」と呼ばれていました。
バンコクは急速に都市化が進められているため近代的なビルも多く活気がありますが、王宮や歴史的な建造物も点在しておりユニークな景観が楽しめます。
また、バンコクは国際的な都市であるため、英語を使う機会もあり、英語を学ぶ環境として最適です。
チェンマイ
バンコクから約720km離れたタイ北部最大の都市チェンマイは、ミャンマーやラオスに近い高原に位置しています。
美しい古都として知られ、「北方のバラ」とも称されています。
旧市街には格式高く由緒ある寺院が点在し、昔の王朝時代の城郭跡が残っているなど、味わい深い街並みとなっています。
プーケット
プーケットは、タイ南部に位置する人気のリゾート島で、美しいビーチと透明な海で知られています。
プーケットでの留学は、語学学習とリゾート体験を同時に楽しむことができます。
タイ留学で人気・おすすめの学校は?
タイ留学で人気があるおすすめの学校を2校ご紹介します。
International House, Bangkok
バンコクのダウンタウンにある国際色豊かな語学学校です。
グループワークや討論、プレゼンテーションなど実践的な授業に力を入れているので、コミュニケーション能力を高めることができるでしょう。
滞在先として5つ星ホテルを選ぶことも可能です。
International House, Chiang Mai
古都チェンマイにある語学学校で、お寺のような外観の校舎が特徴的です。
1クラスの人数は最大12人ですが、平均人数は4人と少人数。
コミュニケーション能力を高める授業が充実しているほか、校内にはコーヒーバーやバレーボールコート、プールなどリラックスできる環境も整っています。
タイ留学にかかる費用はどれくらい?
タイは物価だけではなく学費も格安なので、欧米留学と比べると留学費用は半分程度に抑えられるでしょう。
1ヶ月の短期留学で20万円前後
留学期間が1ヶ月の場合、留学費用は20万円前後が目安です。
- 学費:5〜10万円程度
- 滞在費:2〜10万円程度
- 生活費:2〜4万円程度
- 渡航費(往復):4〜8万円程度
学生寮やホテル、アパートなど滞在形態によって費用は変わってくるので、事前によく検討しておきましょう。
3食付きの学生寮なら食費が抑えられます。
タイ留学する際の必要な手続き・注意点は?
タイ留学に必要な手続きや注意点を確認しておきましょう。
60日以内ならビザは不要
滞在期間が60日以内の短期留学なら、ビザを取得する必要はありません。
ただし、入国時にパスポートの有効期間が6ヶ月以上あり、タイから出国する航空券を持っていることなどが条件となります。
滞在期間が60日を超える場合は「教育ビザ(ノン・イミグラントED)」が必要です。
英語は独特のなまりがある場合も
タイは公用語がタイ語なので、観光客が多い地域のホテルやレストランでは英語が通じやすいですが、一般的なお店などでは通じない場合も多いです。
また、タイ人の英語には独特のなまりがあるため、慣れるまで少し時間を要するかもしれません。
学校を選ぶ際は、講師が英語のネイティブかどうかを確認しておくと安心です。
英語を学びながらタイ語に触れる機会も多いタイ留学
タイは物価が安く「微笑みの国」と言われるほど穏やかな気質の国民性なので、日本人が留学生活を過ごしやすい国のひとつです。現地の人が話す英語にはなまりがありますが、ネイティブの講師であれば問題ないため、その点も注意しながら学校を選びましょう。タイ語に触れることもできますので、英語以外の言語にも興味がある方はタイ留学を考えてみてはいかがでしょうか。