アイルランドワーホリにおすすめの保険5社！選び方のポイントも解説

ワーホリでアイルランドに行くにあたって、万が一の病気やトラブルに不安を覚える方もいるのではないでしょうか。ワーホリ保険に加入すると、万が一の際に補償を受けられるため、心強い助けになってくれます。

この記事では、アイルランドでのおすすめのワーホリ保険や選び方のポイントを紹介します。アイルランドワーホリの特徴や医療事情についても解説するため、ぜひ参考にしてください。

アイルランドでのワーホリに保険は必要？

アイルランドにワーホリに行くにあたって、ワーホリ保険の加入を検討している方もいるのではないでしょうか。

アイルランドワーホリに保険は必要かどうか解説します。

アイルランドワーホリビザには保険加入が必須

アイルランドのワーホリビザを申請する際には、「医療保険証券または付保証明」の提出が必要です。

アイルランド大使館のHPによると、滞在期間をカバーする保険の医療保険証券または付保証明が英文で必要と明記されています。

ワーホリ申請前に加入しておく必要があるので、ワーホリビザを申請する方は早めに保険会社を検討しましょう。

クレジットカード付帯保険でも十分？

クレジットカード付帯保険だけでは、アイルランドのワーホリ保険には不十分です。

ワーホリビザには滞在期間すべてをカバーする保険への加入が必要ですが、クレジットカード付帯保険はほとんどの場合90日間の保険期間しかありません。

アイルランドのワーホリビザでは最長1年までアイルランドに滞在できるため、90日間の滞在を予定する方はあまりいないでしょう。

また、クレジットカード付帯保険の補償内容・補償額は十分とは言えません。万が一長期の入院や手術が必要になった場合、自己負担が生じるおそれがあります。

ワーホリ保険と併用してクレジットカード付帯保険への加入を検討する場合には、利用条件を確認しておきましょう。

クレジットカードを所持しているだけで保険適用になる「自動付帯」のクレジットカードと、特定項目でのクレジットカードの利用が適用条件になる「利用付帯」のクレジットカードがあります。

航空券の購入や空港までの公共交通機関の交通費の支払いにクレジットカードを利用しなくてはいけない場合が多いため、利用条件は早めに確認しておくことが重要です。

アイルランドワーホリにおすすめの保険5社

アイルランドワーホリには保険加入が必須なことがわかりました。

• ジェイアイ傷害火災保険 t@biho
• 東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン
• エイチ・エス損保 FIT海外旅行保険
• AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険
• ステップイン旅行保険

ここでは、おすすめのワーホリ保険を5社紹介します。

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho

ジェイアイ傷害火災保険 t@bihoはネット専用保険だからこそ、余分なコストをカットした低価格を実現。

t@bihoのワーホリ保険は自分に必要な補償を選んで契約できるため、長期滞在で起こりうるトラブルにも備えられます。

申し込みや変更、保険請求手続きはすべてオンラインで完結。アイルランドのワーホリビザ申請時に必要な付保証明書もオンラインで即時発行可能です。

万が一の際には専用アプリからすぐに連絡でき、24時間365日日本語でのサポートを受けられます。

ジェイアイ傷害火災保険 t@bihoについては以下の記事でも口コミや特徴について、詳しく解説しています。参考にしてみてください。

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプランは、渡航期間の長いワーホリで起こりうるリスクに備えられます。

「留学生賠償責任」「留学生生活用動産」の特約では、借りているアパートでボヤを出したり、空き巣にパソコンが盗まれたりした際にも補償されます。特約を付けることで病気やケガ以外のリスクにも備えられ、安心してワーホリ生活を送れるでしょう。

病院にかかるほどでもない場合に相談できる「緊急医療相談サービス」など、サポート体制も充実しています。

東京海上日動の保険に興味のある方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

エイチ・エス損保 FIT海外旅行保険

エイチ・エス損保 FIT海外旅行保険は、旅行代理店のHISの店舗で加入できる保険です。

保険期間32日以上の留学プランでは、賠償責任（長期用）と生活用動産補償がセットに。治療・救援費用を無制限にしたり、6か月以上の保険期間では歯科治療費用をオプションでつけたり、保険内容を充実させられます。

サポートセンターにはLINE電話から日本語で問い合わせできるので、アイルランドからの問い合わせも安心です。

契約内容の確認や英文証明書のダウンロードはマイページからすぐできるので、ビザ申請時にも便利に使えます。

エイチ・エス損保は32日以下の保険期間であれば、ネット専用保険「たびとも」にも加入できます。たびともについては以下の記事で解説している口コミや詳細も参考にしてみてください。

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデーは保険期間32日～1年が対象。

治療・救援費用を無制限に保証する「インフィニティプラン」は、アイルランドで高額な自己負担が発生する不安がある方におすすめです。

WEB上で医師やカウンセラーに相談できるサービス「Doctors Me」では、処方された薬についての質問や、病院に行くほどではない体調不良の相談も可能。日本の医師の意見が聞きたい場合などに心強いです。

また、アシスタンスセンターは24時間365日日本語で対応可能で、いち早く診療を受けられる医療機関を手配してくれます。

AIG損保の保険については以下の記事でも特徴や口コミを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ステップイン旅行保険

ドイツの保険会社・ステップイン旅行保険では、ヨーロッパ各国への留学やワーキングホリデーに合わせた保険を提供しています。

ドイツオフィスに常勤する日本人スタッフがサポートしてくれるので、保険の申し込みから病院受診時・保険金請求も日本語で可能です。

補償内容が手厚い「ファーストクラス」のプランでは、緊急の鎮痛歯科治療の保障上限がないだけではなく、歯科修復治療や健康診断費用も補償対象に。

保険料を抑えて補償内容を充実させたい方におすすめの保険です。

アイルランドのワーホリ保険を選ぶ5つのポイント

アイルランドのおすすめワーホリ保険を紹介しましたが、どのように選べばよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、ワーホリ保険を選ぶポイントを5つ解説します。

• 補償内容・補償金額には満足できるか
• 帖地滞在に向けた補償は充実しているか
• 日本語でのサポートが受けられるか
• 補償内容をカスタマイズできるか
• 滞在期間をすべてカバーできるか

補償内容・補償金額には満足できるか

ワーホリ保険を選ぶうえで、まず確認しておきたいのが補償内容・補償金額です。

治療・救援費用での数百万円の補償金額は、一見十分すぎるように見えるかもしれません。しかし万が一アイルランドで病気・ケガをした場合、自己負担が生じてしまうおそれがあります。

入院や手術費用に加え、家族が日本から駆けつけたり、救急搬送されたりした場合には治療費は非常に高額になってしまうでしょう。

治療費・救援費用を無制限にできるプランやオプションもあります。アイルランドでの医療費相場や保険金の支払額を参考に、補償内容・補償金額に満足できる保険を選びましょう。

長期滞在に向けた補償は充実しているか

ワーホリは、語学学校に通ったり、仕事をしたり、アイルランドで生活をしたりするのが旅行との大きな違いです。

海外旅行とは異なるトラブルにあうおそれがあるため、長期滞在で起こりうるリスクに備えた補償がついていると安心できます。

賃貸物件での水漏れやボヤなどへの補償や、家財道具を盗まれてしまった場合の補償などが留学生向けには用意されています。

日本語でのサポートが受けられるか

現地保険と日本のワーホリ保険の大きな違いは、日本語でのサポートを受けられるかどうかです。

万が一のトラブルや病気では、いつでも日本語で対応してくれる窓口があると心強いでしょう。保険金の請求手続きなどの事務手続きを日本語でできるのも、負担が減ります。

補償内容をカスタマイズできるか

あなたの不安に合わせて補償内容をカスタマイズすることで、満足度を上げましょう。

虫歯になりやすい方は、歯科特約を付けると急な虫歯でも治療費が一部補償されます。万が一自己負担が生じるおそれをなくしたい方には、治療・救援費を無制限にできるオプションがおすすめです。

ほかにも携行品や飛行機への預け入れ荷物などの補償もオプションでつけられるものがあります。

滞在期間をすべてカバーできるか

アイルランドのワーホリビザ申請には、滞在期間すべてをカバーできる保険への加入が必須です。

ワーホリビザは最長1年まで可能なため、その期間対応可能な保険を選びましょう。帰国日が未確定な場合には、保険期間の延長や途中解約が海外からもできるか確認することが重要です。

アイルランドの医療事情と医療費相場

アイルランドのワーホリ保険を検討するうえで、医療事情や医療費相場を把握しておきましょう。

医療事情

外務省のHPによると、アイルランドの医療水準は先進国と同基準です。

医療サービスは公営医療とプライベート医療の二種類があります。公営医療はつねに混雑がみられ、専門的治療を受けるまでに数か月～1年ほど待機する場合もあるのが現状です。

アイルランドに1年以上合法的に滞在する外国人は、公営医療の受診が原則可能です。短期滞在の場合には実費が請求されます。

プライベート医療は公営医療と比べて、短期間の待ち時間で受診できるのが特徴です。

また、ホームドクター制のため、まず最寄りのホームドクターを受診し、専門医の診察が必要と判断された場合には紹介状をもって専門医にかかるのが通常です。

医療費相場

外国人がかかるプライベート医療では診察費や検査代などすべて実費で請求されるため、治療費が高額になるおそれがあります。

入院や手術が必要になった場合には非常に高額になるおそれがあるため、万が一に備えてワーホリ保険に加入しておくことが重要です。

アイルランドの医療事情や治安情報などは以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

アイルランドワーホリの特徴

アイルランドのワーホリはまだまだ知名度が低いですが、近年人気が出ています。

アイルランドでのワーホリの特徴を解説します。

日本人の少ない環境で英語を習得できる

グレート・ブリテン島の西側に位置するアイルランド島は、第一公用語がアイルランド語、第二公用語が英語と規定されています。

しかし、ほとんどの地域では、日常的に英語が使われています。

アイルランドに留学する日本人はまだ少なく、語学学校のクラスに日本人がたくさんいるようなことは起こりにくいです。

留学やワーホリで海外に行ったにもかかわらず日本人だけで固まってしまい、英語が上達しなかったという失敗談は多くあります。

アイルランドの日本人が少ない環境は英語学習に最適で、英語力を向上させたい方におすすめの環境です。

語学学校へ通える期間が決まっていない

ワーホリビザでは、国によっては語学学校に通う期間が定められています。

しかし、アイルランドのワーホリビザには期間制限がないため、最大1年間語学学校に通えるのが特徴です。

学校に通いながらアルバイトもでき、英語を学びながら実践で使うことで効率的に英語力を向上できるでしょう。

英語の習得具合や学校の雰囲気を踏まえて、語学学校に通う期間を延長することもできます。

ヨーロッパ圏への旅行が安い

アイルランドにはLCCの「ライアンエアー」の本社があり、ヨーロッパ各地への格安航空券が多くあります。

週末や休暇を利用してヨーロッパ各地に格安で旅行できるため、旅行を楽しみたい方にもおすすめです。

アイルランドにはヨーロッパの英語圏以外から語学学校に通う人も多いため、語学学校でヨーロッパ圏の友人をつくりやすい環境です。

おすすめの国を紹介してもらったり、母国の魅力をおしえてもらったりすることで、ヨーロッパ旅行をさらに楽しめるでしょう。

フレンドリーなアイルランド人と交流できる

アイルランド人（アイリッシュ）はフレンドリーな人が多く、よく話しかけてもらえます。

特にアイルランドの伝統的な文化であるアイリッシュパブでは、ビールを片手に音楽を楽しめます。

フレンドリーなアイリッシュはパブでも話しかけてくれ、楽しい時間を過ごせるでしょう。

都市部と自然どちらも満喫できる

アイルランドに有名な観光地はあまりありませんが、雄大な自然を楽しめる場所がたくさんあります。

絶景を楽しめる地方の大自然と首都ダブリンの両方を満喫できるのがアイルランドの魅力です。

アイルランドの国土面積は北海道と同じほどの大きさのため、週末などで地方旅行を楽しめます。

まとめ：ワーホリ保険に加入して、アイルランドワーホリを充実させよう！

ワーホリ保険に加入しておくことで、アイルランドでの滞在への不安を減らせるでしょう。

万が一高額な医療費の支払いが生じてしまった場合、予定よりも早く帰国しなくてはならなくなってしまうおそれもあります。

存分にアイルランドでのワーホリを楽しむために、ワーホリ保険に加入しておきましょう。