香港へのワーホリ保険おすすめ5社比較！ビザ申請に必須な保険を解説

香港へのワーホリには、ワーホリ保険への加入が必要です。ワーホリビザを取得するためには、滞在期間をカバーする保険加入の証明が必要なためです。本記事では、香港でのワーホリに備えるおすすめの保険と選び方のポイントを解説します。

香港へのワーホリ保険おすすめ5社比較

香港へのワーホリのおすすめの保険会社を5社ご紹介します。

• ジェイアイ傷害火災保険 T@biho／T@bihoプライム
• AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険
• 東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン
• 損保ジャパン 留学・駐在・ワーホリ保険
• 三井住友海上 長期滞在向けプラン

ジェイアイ傷害火災保険 T@biho／T@bihoプライム

インターネット申し込み専用の保険でおすすめなのが、ジェイアイ傷害火災の T@biho。実店舗を運営するための費用をカットすることで、手厚い補償でありながらお得な保険料を実現しています。

大きく分けると「保険料節約プラン」「おすすめプラン」「おすすめプラン（カスタマイズ）」と3つのプランがあり、補償内容によってカスタマイズ可能です。どのくらいの補償が必要か、あなたの状況に合わせて保険設計をおこないましょう。

香港にもキャッシュレス提携病院があり、サポート体制も充実しているため、安心してワーホリに取り組めます。

「ジェイアイ傷害火災　T@biho（たびほ）／T＠bihoプライム」について詳細を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険

ワーホリの備えとして大切な補償内容として4つの項目がパッケージになったAIG損保の長期留学・ワーキングホリデー保険。

• 自身のケガや病気の補償
• 携行品の補償
• 航空機遅延などの補償
• 個人賠償責任

ワーホリをするときにうれしい補償がセットになって、保険期間1年まで（更新は可能）加入できます。万が一の場合、香港では医療費は高額になりますので、治療・救援費用が無制限の「インフィニティプラン」がおすすめです。

ワーホリ期間中、困ったときに頼れるアシスタンス・サービスがあり、Webによる総合ヘルスケア相談「Doctors Me」が無料です。

AIG損保の保険について詳細を知りたい方はこちらのページも参考にしてください。

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン

東京海上日動の留学生・ワーホリ向けプランは、ワーホリ中に起こりやすいリスクをカバーする特約が充実していることが特徴です。病気やケガなど、最低限カバーしたい基本的な補償に加えて生活に安心を加える項目を検討しましょう。

賠償責任と生活用動産の補償のほかに、オプションで緊急一時帰国費用もつけられます（保険期間が3ヶ月以上の場合）。

サポートデスクでは専任スタッフがいつでも日本語対応のサポートをしてくれます。現地で言語に不慣れな時期でも、手厚いサポートが支えになります。万全の用意をしておきたい方におすすめです。

東京海上日動の保険について詳細を知りたい方はこちらのページも参考にしてください。

損保ジャパン 留学・駐在・ワーホリ保険

損保ジャパンの留学・駐在・ワーホリ保険は、3ヶ月～2年までの契約ができます。香港ワーホリの期間は1年までですので十分カバーでき、以下の方におすすめです。

• 保険料と補償のバランスを考えて保険設計をしたい
• 友人やパートナー、家族などと一緒にワーホリをしたい（カップルプラン、ファミリープランなどが充実）

24時間365日の日本語サポートデスクがあり、事故対応のサポートにも定評があります。ワーホリ期間が短期で、3ヶ月に満たない場合には「新・海外旅行保険【off !】」もおすすめです。

損保ジャパンの保険について詳細を知りたい方はこちらのページも参考にしてください。

三井住友海上 長期滞在向けプラン

三井住友海上の長期滞在向けプランは、ワーホリをはじめとして滞在が3ヶ月以上になるときにおすすめです。

特徴は以下の2点です。

• ワーホリ中のよくあるトラブルをカバーするオプション内容が充実
• 24時間年中無休・日本語でトータルサポートする「三井住友海上ライン」

ワーホリ保険の基本となる医療・救援費用などの補償の他に、オプションとして以下の項目にも備えられます。

• 緊急歯科治療
• ペット預入延長費用
• 緊急一時帰国費用
• 弁護士費用　など

自分に必要な補償をカスタマイズしたい方は、ぜひ検討してみてください。

三井住友海上の保険について詳細を知りたい方はこちらのページも参考にしてください。

香港でのワーホリに保険加入は必須！ワーホリビザ申請に必要

香港へのワーホリには、保険の加入が必須です。ビザの申請時に保険の付保証明（英文で記載のもの）が必要ですので、以下にて詳しく解説します。

ビザの申請要件を満たす保険とは？

香港のワーホリビザ申請には、健康診断書の提出は必要ありません。

一方で、滞在期間をカバーする保険の付保証明書（英文で記載のもの）を提出しなければなりません。

申請時に提出・提示する必要があるのは、「病気やケガなどの入院が補償され、香港滞在中（1年間）有効な保険の証明書（英文）」です。申請に必要な書類は変わることがあるため、必ず中国大使館に確認しましょう。

あわせて保険会社に英文の証明書を発行してもらえるかも確認します。本記事で紹介した保険会社は、すべて英文の証明書発行に対応しています。

クレジットカードの付帯保険では不十分

ワーホリビザ申請時にはクレジットカードの付帯保険ではなく、ワーホリ保険に加入しておく必要があります。

ビザの申請にクレジットカードの保険だけでは不十分ですし、医療費の支払い額に上限があるものが多いため、そもそもワーホリ中のトラブルをカバーしきれないリスクがあります。

香港では医療費が高額になる場合があるため、ワーホリ保険に加入するときには治療費は無制限にするのがおすすめです。

これからクレジットカードを作ろうと考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。

香港ワーホリ保険を選ぶ3つのポイント

香港へのワーホリ保険選びで参考にしたいポイントを3つご紹介します。

• 携行品損害補償
• 個人賠償責任
• キャッシュレス医療サービス

治安が良くても…携行品損害補償

香港の治安は安定しており、日本からの旅行者にとっても比較的安全とされています。

一般的な観光地や主要都市には、警察が監視カメラを設置し、治安を維持するための取り組みが積極的におこなわれているためです。

しかし、長期にわたるワーホリでは、持ち物に関する補償はあったほうが安心です。生活に必須のスマホやパソコンといったアイテムの故障や盗難は、大変なストレスになる可能性があります。

せっかく稼いだお金を修理や新規購入に使うのはもったいないです。ワーホリ保険では携行品や生活用動産の損害に対する補償があるため、身の回りの持ち物に対する補償内容はぜひ一度ご検討ください。

長期滞在には…個人賠償責任

ワーホリによる長期にわたる海外生活では、他人のものを壊してしまったり、他人にケガをさせてしまったりなど、予期せぬトラブルに遭遇する場合があります。

滞在先のアパートを水浸しにしてしまったり、ものを壊して大家さんから賠償を求められたり、お店で商品にぶつかって壊してしまったりしたときなど、万が一の事態に備える個人賠償責任補償がついていると安心です。

補償範囲は保険会社によって異なるため、よく確認して検討しましょう。

高額医療費に備えて…キャッシュレス医療サービス

香港は自由診療ですので、医療費は医者が自由に決めるシステムです。日本のような公的保険は適用されません。

私立総合病院の1回の診察代は1,000HKD（約2万円※2024年7月現在）になることもあり、一般的に日本人が想像する設備の充実した医療を受けようとすると、私立病院に入院して数日で100万円単位の請求がくるイメージです。

健康保険がない代わりに、公立病院では安く医療を受けられるようになっていますが、待ち時間が長く、予約が取りにくいため、ワーホリ滞在中は私立病院に行くケースが多くなると考えましょう。

少々の風邪程度では病院に行く気がひけてしまうような診察代ですが、高いからといって受診をためらうよりは、保険に加入して早めに病院にかかったほうが安心です。

キャッシュレス医療サービスに対応した保険なら、提携病院に行けば窓口での支払いはゼロ円で診療を受けられ、面倒な請求手続きや振り込みまでの期間などの煩わしさを感じずに受診できます。

香港に提携病院を持つワーホリ保険がおすすめです。

香港ワーホリ中の医療事情

香港ワーホリの保険を検討するときは、現地の医療水準や衛生状態を把握して、自分に必要な保険を検討しましょう。

香港の医療事情について詳しくチェックしていきましょう。

参照：外務省 世界の医療事情 中国（香港）

医療事情・衛生状態

香港の医療水準は先進国と同等といわれています。

公立病院でも質の高い医療が受けられ、受診の心配はありませんが、予約が取りにくく待ち時間が長いという課題があるため、ワーホリ中は私立病院へかかる機会が増えるでしょう。私立病院のなかには日本語が通じる専任の医療スタッフを雇っている病院もあります。

香港は温帯夏雨気候です。ものが腐りやすくカビが生えやすいため、よく洗ってから食材を扱うなどの注意を払いましょう。

香港政府は野菜や果物を扱うときには、身の回りのものや家屋の塩素剤などによる殺菌消毒を推奨しています。皮をむく、よく加熱するなど、自炊のときは気をつけたいポイントです。

水質は先進国並みといわれているものの、生水は飲みません。浄水器や信頼できるミネラルウォーターがおすすめです。

注意したい病気・トラブル

香港の夏はとても暑いため、脱水や熱中症に注意して過ごしましょう。

下痢や食中毒が起きやすい環境なので、露店やお店での食事のときも信頼できるか、体調はどうかなど、日頃から衛生面に注意しましょう。

感染系の疾患（水痘、流行性耳下腺炎、手足口病など）にも注意しましょう。手洗い、うがいなどの日頃からできる予防衛生を心がけるのがポイントです。あらかじめ予防接種をできるものは、予防接種をしてから渡航しましょう。

デング熱、日本脳炎、ダニ感染症などの予防には、防虫剤や蚊帳などを活用しましょう。草むらの多い屋外での活動では、露出の多い服装は避けることが大切です。

香港には世界中の人が集まります。新型コロナウィルス感染症のように、外国からの輸入感染が流行する可能性も高いです。最新情報に注意して、自身を守る判断を大切にしてください。

充実した滞在のために、日頃の心がけとともに、お守りになるワーホリ保険の加入をおすすめします。

まとめ：香港ワーホリに必須！ワーホリ保険に加入しよう

香港へのワーホリには、ビザの申請のためにワーホリ保険への加入が必須です。

滞在中に有効な、病気やケガによる入院をカバーする保険に加入して、英文の証明書を用意しましょう。

要件は変わることがあるため、必ず中国（香港）公式の情報を調べたうえで、余裕をもって保険加入を検討してください。

内容はもちろん、期間、保険料、補償範囲など、しっかりと確認してあなたに必要な内容をカスタマイズして加入します。

ワーホリ保険で安心を手に入れて、充実した香港ワーホリ生活を送ってください。