モントリオール留学の費用は?英語とフランス語が学べる街・おすすめ語学学校まで現役カウンセラーが解説【2026年】

「モントリオール留学って実際どう?」「英語とフランス語、どちらも学べるの?」——本記事は、その疑問に答える現役カウンセラー(JAOS認定留学カウンセラー)による解説です。
提携校 ILSC・EC の実際の料金をもとに、費用・メリット・デメリット・ビザ(ケベック州特有のCAQ含む)を、2026年時点の最新情報でまとめました。
先に要点をお伝えすると、モントリオールは「英語とフランス語の両方を学べる、北米で唯一無二の都市」です。費用はバンクーバーやトロントよりやや低め、語学学校はILSC・ECなど複数から選べます。
語学留学の費用の目安は、1ヶ月で約60〜80万円(授業料・滞在費・往復航空券込み)。為替は1カナダドル=約116円(2026年6月時点)で換算しています。レートや料金改定で変動するため、正確な見積もりは無料相談でご確認ください。
モントリオールってどんな街?「北米のパリ」と英仏文化
モントリオールは、カナダ東部・ケベック州最大の都市で、トロントに次ぐカナダ第2の都市です。石畳の旧市街やヨーロッパ風の建築が残り、「北米のパリ」とも呼ばれる美しい街並みが特徴。
ケベック発祥のシルク・ド・ソレイユが本拠地を置き、世界最大級の国際ジャズフェスティバルをはじめ芸術・文化イベントが一年中盛んな、エネルギッシュな都市です。
住民の多くが英語とフランス語を話すバイリンガル都市
モントリオール最大の特徴は、英語とフランス語の両方が日常的に使われること。ケベック州の公用語はフランス語ですが、モントリオールでは住民の多くが英仏どちらも話し、街なかでは2言語が飛び交います。
英語を学びながらフランス語にも触れられる、北米では非常に珍しい環境です。
冬はかなり寒い
一方で、モントリオールの冬は厳しく、12〜3月は最高気温が氷点下の日も珍しくありません。雪も多く積もります。その分、地下街(アンダーグラウンド・シティ)が発達していて寒い日でも快適に移動できますが、ダウンコートや防寒具はしっかり準備しておきましょう。
モントリオール留学のメリット
- 英語もフランス語も学べる……語学学校では英語・フランス語・英仏併修(バイリンガル)コースから選べ、街でも両言語を実践できる。
- 大都市の割に物価・学費が抑えめ……バンクーバーやトロントと比べ、滞在費を抑えやすい。
- ヨーロッパ的な街並みと豊かな文化……旧市街・美術館・フェスティバルなど、日常的に芸術文化に触れられる。
- 日本人留学生が比較的少なめ……南米・ヨーロッパからの留学生が多く、英語・仏語を使う環境に身を置きやすい。
モントリオール留学のデメリット・注意点
- 冬がかなり寒い……氷点下が続く厳冬。寒さが苦手な人には負担になりやすい。
- フランス語が分かるとより快適……英語だけでも生活はできますが、公的な表示や案内はフランス語が基本で、店によっては仏語中心のことも。少し仏語を学ぶと生活の幅が広がります。
- 日本からのアクセスにやや手間……直行便が限られ、乗り継ぎが必要なことが多い。
- 6ヶ月以上はケベック州独自の手続きが必要……後述のCAQ(ケベック州受入証明)が必要で、他州より手続きが1つ増える。
モントリオール留学にかかる費用
提携校 ILSC・EC の実際の料金をもとに費用を見ていきます。為替は1カナダドル=約116円(2026年6月時点)で換算しています。
期間別の総額の目安
授業料・滞在費(ホームステイ食事付きを基準)・往復航空券・保険・諸経費を合計した目安です。
- 1ヶ月(短期)……約60〜80万円
- 3ヶ月……約115〜155万円
- 半年(6ヶ月)……約200〜260万円
- 1年……約320〜410万円
モントリオールは大都市の中では物価・家賃が比較的安く、バンクーバーやトロントより総額を抑えやすいのが特徴です。長期留学では、滞在先をホームステイからシェアハウス+自炊に切り替えるとさらに節約できます。
3ヶ月以上の総額は、滞在方法・往復航空券の時期・コースによって幅が出ます。
授業料の実例(ILSC・EC モントリオール校)
授業料は「週あたり単価×通学週数」で決まり、長く通うほど週単価が下がります。提携校モントリオール校の代表的なコースの実料金は次の通りです。
| 学校・コース | 週あたり単価 | 4週間 | 12週間 | 24週間 |
|---|---|---|---|---|
| ILSC(フルタイム集中/週30時間) | 約440〜470カナダドル | 約22万円 | 約63万円 | 約123万円 |
| EC(一般英語または仏語 20) | 約405〜420カナダドル | 約19万円 | 約56万円 | 約113万円 |
| EC(英仏バイリンガル 24) | 約420〜435カナダドル | 約20万円 | 約59万円 | 約117万円 |
授業料以外にかかる費用と物価
授業料のほかに、入学金・滞在費・渡航費などがかかります。主な項目の目安は次の通りです(カナダ留学全体の費用はカナダ留学の費用まとめもご覧ください)。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 入学金 | 約16,000〜20,000円 |
| 教材費 | 1週あたり約1,200〜1,700円 |
| ホームステイ(個室・食事付き) | 1週あたり約30,000〜38,000円 |
| 滞在先手配料 | 約23,000〜37,000円 |
| 海外留学保険 | 1ヶ月あたり約20,000〜30,000円 |
| 往復航空券 | 約20〜30万円 |
モントリオールの物価はカナダの大都市の中では手頃で、シェアハウスの家賃は月7〜10万円程度が目安です。なお、ケベック州は消費税(連邦GST5%+州税QST約10%)が高めですが、食料品など生活必需品の多くは非課税です。
モントリオールでおすすめの語学学校:ILSC・EC
モントリオールには複数の提携校がありますが、その中でも特におすすめなのがILSC モントリオール校とEC モントリオール校です。どちらも多国籍で実績のある語学学校で、英語はもちろん、モントリオールならではのフランス語・英仏併修の学び方にも対応しています。
ILSC モントリオール校
カナダを代表する大規模校のひとつで、選べる科目(エレクティブ)の多さが特徴です。一般英語のほかフランス語コースもあり、レベルや目的に合わせて柔軟に組み合わせられます。
多国籍な環境で「いろいろな国の友達をつくりたい」人に向いています。授業料はフルタイム集中コースで週あたり約440〜470カナダドル(約51,000〜55,000円)が目安です。
詳しくはILSCモントリオール校の学校詳細ページもご覧ください。
EC モントリオール校(英仏バイリンガルコースあり)
世界各地に展開する語学学校で、レベル分けと丁寧なサポートに定評があります。EC モントリオール校の特徴は、英語と仏語を同時に学べる「バイリンガルコース」があること。
「せっかくモントリオールに行くなら両方の言語に触れたい」という方にぴったりです。授業料は一般英語(または仏語)コースで週あたり約405〜420カナダドル(約47,000〜49,000円)、英仏バイリンガルコースで週あたり約420〜435カナダドル(約49,000〜50,000円)が目安です。
詳しくはECモントリオール校の学校詳細ページもご覧ください。
どちらの学校が合うかは、英語に集中したいか・フランス語も取り入れたいか、目的やレベルによって変わります。迷ったら無料相談で個別にご案内します。なお、大学・カレッジへの正規進学そのものの出願サポートは専門の進学エージェントが対応するため、本格的に進学を検討する方は海外正規留学に対応したエージェントの比較もあわせてご覧ください。
モントリオール留学に必要なビザ・手続き(ケベック州のCAQに注意)
モントリオールが属するケベック州は、留学ビザの手続きが他州と少し異なります。期間別に整理します。
6ヶ月未満の就学:eTA(電子渡航認証)
就学期間が6ヶ月未満なら、原則として学生ビザ(就学許可)は不要で、観光ステータスのまま語学学校に通えます。ただし日本国籍者が飛行機で入国する際はeTA(電子渡航認証)の事前取得が必要です。
費用はカナダドル7ドル(約800円)、有効期間は最長5年(パスポートの有効期限が先に来る場合はその時点まで)です。
6ヶ月以上の就学:CAQ(ケベック州受入証明)+学生ビザ
就学期間が6か月を超える(おおむね半年以上)場合、ケベック州では他州にはない手続きが必要です。まずケベック州の受入証明「CAQ(Certificat d’acceptation du Québec)」を取得し、その後に連邦政府の学生ビザ(Study Permit)を申請する、という2段階になります。
学生ビザの申請料はカナダドル150ドル(約18,000円)に加え、バイオメトリクス(指紋・写真)登録料カナダドル85ドル(約1万円)、さらにCAQの申請料(2026年時点でカナダドル135ドル・約16,000円。
毎年改定・返金不可)が別途かかります。CAQの審査には時間がかかることがあり、Study Permitの前提になるため、半年以上の留学を考えている方は早めの準備が必要です。
最新の必要書類・金額・手順は、カナダ政府移民・難民・市民権省(IRCC)およびケベック州移民省(MIFI)の公式情報で必ず確認してください。
ワーキングホリデー:IEC(抽選制)
働きながら滞在したい場合は、ワーキングホリデーを含むIEC(International Experience Canada)を利用します。カナダのワーホリは抽選(招待制)で、プールに登録し招待を受けてから本申請に進む仕組み。
先着・通年申請のオーストラリアのワーキングホリデーとは大きく異なるため、希望する場合は募集や招待のタイミングを早めに確認しましょう。
※ビザ・入国制度は変更される場合があります。最新の正確な情報は、カナダ政府(IRCC)およびケベック州移民省(MIFI)の公式情報をご確認ください。
他のカナダ主要都市との違い(バンクーバー・トロント・ビクトリア)
「カナダのどの都市にするか」で迷う方へ、主要都市との違いを整理します。モントリオールは「英語とフランス語の両方に触れたい」「ヨーロッパ的な街で学びたい」方に向いた、ほかにない選択肢です。
| 都市 | 言語・雰囲気 | こんな人に |
|---|---|---|
| モントリオール | 英語+フランス語・北米のパリ・冬は寒い・物価安め | 英仏両方に触れたい/ヨーロッパ的な街が好き |
| バンクーバー | 英語・温暖だが雨が多い・自然と都市の調和 | 住みやすさ重視・海外が初めて |
| トロント | 英語・カナダ最大の大都会・冬は寒い | 大都市の刺激・キャリアやIT志向 |
| ビクトリア | 英語・最も温暖で小さく落ち着いた州都 | 静かな環境でじっくり学びたい |
各都市の詳細は、バンクーバー留学・トロント留学・ビクトリア留学の各ページで解説しています。カナダ全体の概要はカナダ留学完全ガイドを、有給就労付きのCo-op留学はカナダのCo-op(コープ)留学とは?をご覧ください。

モントリオール留学のよくある質問
まとめ|モントリオール留学は「英語+フランス語」を求める人に好相性
モントリオールは、英語とフランス語の両方に触れられる北米唯一の主要都市。ヨーロッパ的な街並みと豊かな芸術文化、大都市の割に手頃な物価が魅力で、「英語も仏語も学びたい」「ほかにない街で学びたい」という人にとても好相性です。
冬の寒さやケベック州独自のCAQ手続きという注意点はありますが、費用は1ヶ月で約60〜80万円が目安と、カナダの大都市の中では抑えやすい留学先です。
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