ワーホリ保険の補償内容と料金相場|現地での加入は可能?
海外で働き、滞在資金を補いながら現地での生活を楽しめるワーキングホリデーは、語学留学などとはひと味違う体験ができると人気です。
しかし、慣れない海外での生活には何かと不安がつきもの。そんな時の強い味方になるのがワーホリ保険(ワーキングホリデー保険)です。
この記事では、ワーキングホリデーに不可欠なワーホリ保険の補償内容について解説します。選び方のポイントもご紹介しますので、ワーキングホリデーを控えている方はぜひ参考にしてください。


「自分に必要な補償だけをカバーした保険をできるだけ安く契約したい」という方は、保険Timesの利用が便利です。
必要な補償だけに絞った提案をしてくれるため、保険料が最大50%節約できることも。出発前であればすでに契約している保険の見直しも可能です。
保険Timesの利用は無料ですので、まずはHPから各保険会社の一括見積もりを取ってみてください。
ワーホリ保険とは?
ワーホリ保険(ワーキングホリデー保険)とは、ワーキングホリデーを目的とした海外滞在者向けの保険です。
病気やケガの治療費や入院費などの補償をする一般的な海外旅行保険の内容に加え、長期滞在するワーホリ利用者向けの補償が充実しているのが特徴です。
ワーホリ保険は現地で加入できるのか
ワーホリ保険をはじめとした海外旅行保険は、渡航前に加入するのが原則です。
ワーホリや留学保険は郵送での申し込みが必須になる会社が多く、手続きの完了まで時間もかかるため、渡航前にすべての手続きをする必要があります。
通常の海外旅行保険は渡航当日の申し込みも受け付けていますが、ワーキングホリデーに行かれる場合は渡航が決まった段階で手続きを進めておくと良いでしょう。
ワーホリ保険の補償内容
ここからは、ワーホリ保険の補償内容について解説します。
ワーホリ保険は、海外旅行保険の内容をベースに長期滞在者向けの特約がセットになっているケースが一般的です。
保険会社によって内容が異なりますが、一般的なワーキングホリデー用の補償内容についてご紹介していきます。
病気やケガの補償
ワーキングホリデー中、渡航先で病気にかかった場合やケガをしてしまった場合に対する補償です。オプションになることがほとんどですが、歯科疾病の補償に対応したワーホリ保険もあります。
治療費用 | 渡航先で病気にかかった場合、ケガをしてしまった場合など |
救援者費用 | 渡航中にケガや病気で入院し、家族が現地にかけつけた場合など |
緊急歯科治療費用 | 渡航中に急に歯が痛みだし、歯科医師に応急処置をしてもらった場合など |
万が一のときの補償
ワーホリで渡航中に万が一のことが起こった場合に対する補償です。
傷害死亡 | 渡航中のケガにより、死亡した場合など |
傷害後遺障害 | 渡航中のケガにより、後遺障害が発生した場合など |
疾病死亡 | 渡航中に病気で死亡した場合など |
他人への賠償
他人や居住先に対して損害を与え、その賠償が必要な場合に対する補償です。
賠償責任 | 留学中に他人にケガをさせたり、お店の商品を壊したり、居住するアパートに失火等により損害を与えたりなどして、法律上の賠償責任を負った場合(家主や来客への賠償責任も含む) |
携行品の補償
身の回りの品や住居内の家財が盗難、破損した場合に対する補償です。
携行品(盗難) | 外国滞在中に身の回り品が破損・盗難された場合など |
生活用動産 | アパート内の家財やカメラを落として壊した場合など |
航空機遅延などの補償
渡航中の偶然の事故などにより、以下のようなケースが生じた場合に補償されます。
航空機遅延費用 | 航空機が遅れたため、予定していなかった宿泊代・食事代等を支払った場合など |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 航空会社に預けた荷物が届かず、衣類などの購入費がかかった場合など |
テロ等対応保険金 | テロ行為によって出国できない時に費用がかかった場合など(宿泊費など) |
通常の海外旅行保険との違いは補償の対象範囲と加入期間
各項目だけを見ると海外旅行保険とそれほど変わりませんが、各補償の対象範囲は大きく異なります。
例えば、海外旅行保険における携行品の対象範囲に賃貸アパート内での損害は含まれませんが、ワーホリ保険の場合は「生活用動産」も補償対象となるため、アパート内の家財などを壊してしまった場合も補償対象となります。
また、加入期間も大きな違いです。一般的な海外旅行保険の場合は最長で31日など、期間が短く設定されています。しかし、ワーホリ保険の場合は現地での期間延長にも対応しているケースがほとんどですし、期間も最長2年と非常に長くなっています。

ワーホリ保険の選び方
上記のように通常の海外旅行保険よりも補償が手厚く加入期間も長いワーホリ保険ですが、複数の保険会社から販売されているため、どの保険商品を選べばいいか迷ってしまうかもしれません。
そこで、自分に合ったワーホリ保険を選ぶ際の判断基準をご紹介します。
治療・救援費用の設定
まずは、治療・救援費用の補償をどの程度にするかを決めましょう。
補償金額は、基本的に渡航先の医療費水準に即した保険金額にしておくと安心です。
海外での医療費はとても高いため、保険金額を安くしたいあまり補償内容を少なくすると、現地での支払いが膨大になってしまうこともあります。気をつけましょう。
契約期間を確認
自分の渡航予定期間をきちんとカバーしているか確認しましょう。期間が予定より延びてしまっても保険の延長ができる保険がほとんどですが、それまでの保険の支払金額や事故件数が多い場合は延長できないケースもあります。
また、保険会社によりますが、予定よりも早く帰国した場合は差額分を解約返戻金として返してくれるケースもありますので、契約前にその点も確認しておきましょう。
キャッシュレス医療サービスの有無
現地で何かあった時に現金なしで治療を受けられる「キャッシュレス医療サービス」は、とても便利です。
キャッシュレス医療サービスを利用すれば、急な病気やケガで渡航先の医療機関(保険会社と提携しキャッシュレス医療サービスに対応した医療機関)を受診しても、その場の治療費を自己負担する必要がありません。
持ち合わせがなくても治療が受けられますし、一時的に立て替えた治療費の精算という手間もかからないため、ぜひ利用したいサービスです。
キャッシュレス医療サービスが利用できる提携病院は、サポートデスクに連絡をすれば教えてもらえます。
賠償責任や所持品の破損を補償する特約も確認
医療費が高い海外ではケガや病気の際の補償を一番重視するべきですが、同時に賠償責任や所持品の破損に対する補償も重視したいポイントです。
特に、賠償責任については、住宅への失火責任などの可能性も考えて金額を決めることをおすすめします。ワーキングホリデーは海外滞在期間が長いので、できるだけリスクに備えることをおすすめします。
歯にトラブルがある人は歯科治療補償オプションも
海外では、歯科治療も高額。現地に長期滞在している方の多くは、一時帰国の際には必ず歯医者に行くと言われているほどです。
歯にトラブルが起きやすい方は、虫歯治療から歯周病治療、抜歯まで幅広く補償する歯科治療補償オプションに入っておくと安心です。

「自分に必要な補償だけをカバーした保険をできるだけ安く契約したい」という方は、保険Timesの利用が便利です。
必要な補償だけに絞った提案をしてくれるため、保険料が最大50%節約できることも。出発前であればすでに契約している保険の見直しも可能です。
保険Timesの利用は無料ですので、まずはHPから各保険会社の一括見積もりを取ってみてください。
ワーキングホリデーでも留学生保険に加入できるの?
ワーキングホリデーの渡航者でも、保険会社によっては留学生保険に加入可能です。
ワーホリ保険の相場は?
ワーホリ保険の内容は各社によって異なります。そのため、費用も補償内容によって大きく左右します。
例えば、AIG損保のワーホリ保険で歯科治療ありのプランの場合、傷害死亡が3,000万、疾病死亡が2,000万円、個人賠償責任が1億円のTP4タイプで、1年間の保険料は291,800円です。
ジェイアイ傷害火災の留学生向けプランの場合、生涯死亡が3,000万、疾病死亡が1,000万、個人賠償責任が5,000万の117タイプで、2年間の保険料は483,940円になります。
補償金額は個人の判断になりますが、1年間で20~30万位の保険料が相場と考えておくと良いでしょう。
ワーホリ保険への加入は無料一括見積できる「保険Times」がおすすめ

「保険Times」は、ワーホリ保険をはじめとする海外保険の無料一括見積もりが行えるサービスです。
国内の主要海外旅行保険プランを網羅しているため、希望の予算や必要な補償に応じたプランのみを、無料で一括見積り依頼できます。
保険料をなるべく安くしたい、渡航条件に合った保険が分からないといった方も、簡単にベストな保険を見つけることができますよ。
見積もりは無料ですので、まずは一括見積もりをしてみてください。
まとめ:ワーホリ保険で渡航先でのトラブルに備えよう
ワーホリ保険とひと口で言っても、渡航先や補償内容によって金額や選ぶべき保険会社は変わってきます。
複数のワーホリ保険を比較し、ベストな商品を選びましょう。
ワーホリ保険の比較は、無料で一括見積が可能な「保険Times」経由が便利。
保険Timesでは国内の主要保険プランを網羅しているため、希望の予算や必要な補償に応じたプランのみを、無料で一括見積り依頼できます。