韓国留学保険おすすめ5社！加入の必要性や韓国の健康保険事情も

韓国留学で安心して過ごすために、忘れずに加入しておきたいのが「留学保険」です。本記事では、韓国へ留学される方に向けておすすめの保険を5社ご紹介します。留学保険に入るべきか、韓国の健康保険についても解説するため、ぜひ韓国留学保険選びの参考にしてください。

韓国留学におすすめの保険5社を紹介

まずは韓国留学におすすめの保険を5社、厳選して紹介します。

	特徴	申込方法	当日申込	補償期間	治療・救援費用	個人賠償責任補償	生活用動産費用補償	緊急歯科治療補償	携行品損害費用補償	航空機遅延費用補償	緊急一時帰国費用補償	キャッシュレス提携病院	サポートデスク
東京海上日動火災保険 海外旅行保険 無料相談	補償内容のカスタマイズが可能	代理店		6ヶ月 ※6ヶ月以上は要問合せ	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高40万円					約280か所	24時間
AIG損保 海外留学保険 無料相談	キャッシュレス提携病院が充実	Web		1年以内	無制限 ※インフィニティプラン			10万円程度				約55万か所	24時間
ジェイアイ傷害火災 T@biho（たびほ） 無料相談	現地に対面の相談窓口を多数設置	Web		1年以内	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高200万円		再購入費を補償			約300か所以上	24時間
エイチ・エス損保 海外旅行保険たびとも 無料相談	3つのプランで自分に合った補償額と保険料を選べる	Web		31日以内	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高100万円					約7200か所	24時間
三井住友海上 留学保険 無料相談	留学生専用特約で、留学生活を手厚くサポート	Web		92日以内	1億円まで	最高1億円	最高100万円		10万円まで			約180か所	24時間

東京海上日動火災保険 海外旅行保険

申込期日	出発45日前～出発日当日まで
対応日数	6ヶ月以上は資料請求
キャッシュレス提携病院	あり（世界90都市以上約280箇所）
治療・支援費用	無制限プランあり
補償内容	・傷害死亡：最高3,000万円 ・疾病死亡：1,000万円 ・傷害後遺障害：最高3,000万円 ・治療・救援費用：3,000万円～無制限 ・個人賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高40万円
補償されるその他の項目・オプション	・航空機遅延 ・テロ補償特約 ・手荷物遅延等費用
留学時に準備したいオプション	・留学生賠償責任 ・留学生生活用動産 ・緊急一時帰国費用保険 ・留学継続費用保険金

東京海上日動火災保険の留学保険は、充実した海外旅行保険に「留学生賠償責任」などのオプションを追加する形式です。

留学中の病気やケガなどによって生じた治療費への補償額は「無制限」まで設定でき、「トラベルプロテクト」を提供するなどサポート体制も充実しています。

クレジットカードやパスポートの紛失・盗難、ホテルなどでトラブルが発生した際は、電話による通訳などのサービスが無料で利用できるトラベルプロテクトを利用しましょう。

AIG損保 海外留学保険

申込期日	出発60日前～出発日当日まで ※当日はクレジットカード払いに限る
対応日数	1年以内
キャッシュレス提携病院	あり（世界各国55万箇所）
治療・救援費用	無制限プランあり インフィニティプラン：治療・救援費用無制限
補償内容	・傷害死亡：最高1,000万円 ・疾病死亡：1,000万円 ・傷害後遺障害：最高1,000万円 ・治療・救援費用：2,000万円～無制限 ・個人賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高50万円
補償されるその他の項目・オプション	・航空機遅延 ・手荷物遅延
留学時に準備したいオプション	・歯科治療費用補償特約（保険期間6ヶ月以上） ・緊急歯科治療費用補償特約（保険期間31日まで） ・疾病に関する応急治療・救援費用補償特約（保険期間31日まで） ・妊娠初期の症状に対する保険金支払責任の変更に関する特約（保険期間31日まで） ・緊急一時帰国費用（保険期間3ヶ月以上）

AIG損保の海外留学保険は、保険期間6ヶ月以上の場合は「歯科治療費用補償特約」のオプションを提供。

留学期間に合わせて最長1年までの期間を設定できます。

韓国の場合、6ヶ月以上の滞在に対しては現地の健康保険に加入が必要となりますが、歯科は治療内容によっては保険適用外となります。長期滞在で歯科治療費用補償特約が付けられるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho（たびほ）

申込期日	3ヶ月前～出発日当日まで
対応日数	1年以内※1年以上は書類で申し込み
キャッシュレス提携病院	あり（世界中の主要都市300箇所以上）
治療・支援費用	無制限プランあり（妊娠初期症状に対する治療費用を含む）
補償内容	・傷害死亡：最高3,000万円 ・疾病死亡：1,000万円 ・傷害後遺障害：最高3,000万円 ・治療・救援費用：3,000万円～無制限 ・個人賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高200万円
補償されるその他の項目・オプション	・手荷物遅延 ・航空機遅延 ・弁護士費用 ・テロ等対応保険金 ・ペット預け入れ延長費用
留学時に準備したいオプション	・疾病に関する応急治療・救援費用（被保険者年齢：32歳以下） ・歯科治療費用（被保険者年齢：32歳以下） ・緊急一時帰国費用（保険期間3ヶ月以上の場合のみ）

ジェイアイ傷害火災保険のt@biho（たびほ）は、インターネット申し込み専用だからできる低価格の保険料で、手厚い補償を受けられる海外留学保です。

医療費が高額、補償内容をカスタマイズできるうえ、オプションの補償範囲も充実。32歳以下の方でなら、留学専用オプションとして「歯科治療費用」補償も設定できます。

韓国では6ヶ月以上滞在の場合に現地の健康保険に加入しますが、一部保険対象外となる歯科治療に備えて加入しておくと安心です。

エイチ・エス損害保険

申込期日	90日前～出発日当日まで
対応日数	1年以内
キャッシュレス提携病院	あり（世界中の主要都市180箇所以上）
治療・支援費用	無制限プランあり
補償内容	・傷害死亡：最高3,000万円 ・疾病死亡：最高2,000万円 ・傷害後遺障害：最高3,000万円 ・治療・救援費用：1,000万円～無制限 ・個人賠償責任：1億円 ・生活用動産：最高100万円
補償されるその他の項目・オプション	・賠償責任（長期用） ・航空機寄託手荷物遅延 ・生活用動産（長期用） ・航空機遅延 ・歯科治療費用（保険期間6ヶ月以上）
留学時に準備したいオプション	・留学継続費用補償

エイチ・エス損害保険の海外留学保険は、24時間365日日本語対応のサポートセンターがある海外留学向けの保険です。

保険期間が6ヶ月以上の場合は、歯科治療費用が補償されるオプションを選択可能。

6ヶ月以上滞在予定で現地の健康保険に加入される方でも一部健康保険適用外となる歯科治療費用のオプションは備えておくと安心です。

三井住友海上 留学保険

申込期日	出発60日前〜出発日当日まで
対応日数	2年まで
キャッシュレス提携病院	あり（全世界に約1,600箇所）
治療・支援費用	最高1億円
補償内容	・傷害死亡：最高1億円 ・疾病死亡：3,000万円 ・傷害後遺障害：最高1億円 ・治療・救援費用：最高1億円 ・留学生賠償責任：最高1億円 ・生活用動産：最高100万円
補償されるその他の項目・オプション	・航空機遅延 ・テロ等対応費用 ・ペット預入延長費用 ・弁護士費用
留学時に準備したいオプション	・緊急歯科治療費用（保険期間3ヶ月以内） ・留学生賠償責任危険補償特約 ・留学生生活用動産損害補償特約 ・留学継続費用補償特約 ・緊急一時帰国費用（保険期間3ヶ月以上の場合のみ）

三井住友海上の留学保険はオプションが豊富で、留学生専用特約も充実しています。

賠償責任や生活用動産補償など、長期滞在することで増えるリスクに対するサポートが手厚く、補償額も高額。歯科治療費用の補償もセットになっているのも特徴です。

また、24時間・年中無休・日本語でのサポートサービスも提供しています。

韓国留学保険には入るべき？

韓国留学中に起こり得るさまざまなリスクの備えとして、留学保険への加入は必須です。

代表的な理由として、以下の3点が挙げられます。

• 6ヶ月以上滞在する留学生は韓国の国民健康保険に加入
• 食中毒など衛生面のリスクが高い
• 交通事故発生率が日本より高い
• クレジットカードの保険だけでも十分？

6ヶ月以上滞在する留学生は韓国の国民健康保険に加入

韓国では、外国人であっても6ヶ月以上滞在する場合は健康保険への加入が義務づけられています。

自己負担額は実費の3～6割程となるため、留学保険の医療補償を不要と感じる方もいるかもしれません。しかし、注意すべきは日本における「高額療養費制度」のような高額医療に対する補償がない点です。

日本では、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1ヶ月の上限を超えた場合、超えた分の費用は支給されます（高額療養費制度）。

しかし、韓国にはこうした制度はありませんし、入院やチャーター機での搬送、保険適用外の治療を受けた場合の高額医療費などに備えて、留学保険に加入した方が安心です。

食中毒など衛生面のリスクが高い

韓国で生活する際は、食中毒など衛生面に対する注意が必要です。

屋台などは韓国ならではの食事を楽しめる反面、衛生面には不安があります。また、現地の方も水道水より市販のミネラルウォーターを飲料とするなど、水道水の安全性も日本ほど高くはありません。

加えて、日本とは環境の違う土地での生活は体にも負担がかかるため、食中毒などのリスクも高まります。

仮に入院すると医療費は高額になる可能性が高いため、そういったトラブルに備えて医療補償を手厚くしておくと良いでしょう。

交通事故発生率が日本より高い

韓国の交通事故発生率は、日本よりも高いです。つまり、自分が気を付けていても事故に遭うリスクが高いということです。

交通事故に遭うと、入院や治療費はもちろん、日本への移送が必要になった場合には高額な費用がかかります。

こうした不測の事態に備えるためにも、留学保険の加入は必要でしょう。

クレジットカードの保険だけでも十分？

韓国留学には、クレジットカードの保険のみではなく、留学保険に加入するのがおすすめです。

理由は3つあります。

• クレジットカードの医療補償には上限があり、高額の医療費を賄えない
• クレジットカードの種類によっては保険として有効になる条件がある
• 請求手続きや払い込みに時間がかかる

海外での医療費は高額になりがちであり、クレジットカードの補償内容では不十分な場合があります。

また、渡航費の一部をクレジットカードで支払ってはじめて保険として有効になるなど、利用条件をよく確認したうえで活用しなければなりません。

留学保険には、会社によって面倒な手続きや立替が不要となるキャッシュレスメディカルサービスなどのサポートがあります。

クレジットカードのみの保険よりも補償やサポートが充実しているため、クレジットカードだけではなく、留学保険に加入することをおすすめします。

韓国留学で検討したい現地保険

韓国では6ヶ月以上韓国内に滞在する外国人の健康保険加入が義務付けられており、留学生も例外なく加入が必要です。

加入手続きなどは必要なく、入国日から6ヶ月経過すると外国人登録した住所に加入の案内が封書で届きます。

保険料は月々7,000円程度で、翌月の保険料を毎月25日までに、自動口座振替、バーチャル口座、銀行、電子収納、公団支社（クレジットカード）、徴収ポータルなどを通して納付をしてください。

健康保険加入者の外来診療自己負担は、30～60％ほど。外国人留学生は健康保険加入ができない国に比べると医療費の負担割合は少なくなりますが、保険適用外の治療を行う場合や医療面以外のトラブルに対しての備えを考えると、留学保険に加入しておく方が安心です。

DB損害保険

DB損害保険は韓国の大手保険会社で、海外留学生専用の保険です。一般的な日本の留学保険と比較すると保険料が格安になっています。

語学研修期間であれば、ワーキングホリデーの方も加入できます。

短期（約3ヶ月）から加入でき、保険会社の代理店が手続きを行うため、韓国語がわからなくても安心です。

日本の留学保険にあるような範囲の広い補償ではなく、必要最低限の保険には加入しておきたい方におすすめです。

韓化損害保険

韓化損害保険は、外国人もパスポートがあれば加入できる、韓国の代表的な傷害保険です。

歯科治療などは適用外であるため、必要な補償がカバーできているか確認しましょう。

保険の請求手続きは韓国語で行う必要があるため、韓国語に慣れている方におすすめです。

日本の保険も検討するのがおすすめ

韓国の現地保険にもおすすめの保険はありますが、あわせて日本の保険も検討することをおすすめします。

理由は、現地保険は保険料が安く抑えられますが、加入や請求の手続きに韓国語が必要だったり、必要な補償に対応していなかったりする場合があるからです。

日本の保険は医療補償のほかに、生活で起こりうるトラブルなどに対しての補償が受けられるものがあります。

「費用を抑えたいけれど、結局必要な補償やサービスが受けられなかった」と後悔しないためにも、「保険で備えて、安心して充実した韓国留学を送る」ための手段として国内の留学保険を検討しましょう。

韓国留学保険を選ぶ5つのポイント

韓国留学保険を選ぶときの5つのポイントをご紹介します。

• 補償内容・金額額は十分か
• キャッシュレスで治療を受けられるか
• 携行品損害補償があるか
• 個人賠償責任補償が備わっているか
• 歯科治療オプションをつけられるか

補償内容・金額額は十分か

必要な補償内容に対応し、十分な金額を補償されるか確認しましょう。

病気やケガに関する補償のほかに、留学生活で起こりうるトラブルについても補償がある保険がおすすめです。

とくに、賠償責任や携行品に関する補償は、保険会社によって基本プランに含まれている場合と、特約として追加する場合があるため、よく確認しましょう。

一般的には補償金額が安ければ保険料を抑えられますが、韓国留学中は不測の事態に備えて治療・救援費用は無制限タイプがおすすめです。

あなたの留学期間を保険期間がカバーしているかどうか、忘れずに確認しましょう。留学を延長する場合は、保険の延長手続きも忘れずに実施してください。

キャッシュレスで治療を受けられるか

さまざまな保険会社がキャッシュレス診療に対応した提携病院をもっています。

キャッシュレスサービスは保険選びの重要なポイントで、留学中の大きな安心につながります。キャッシュレス診療に対応した保険に入っていれば、現金がなくても病院へ行けます。

一度支払いをし、あとから保険の請求手続きをする手間がはぶけ、入金に時間がかかるという事態も避けられます。

留学保険を選ぶ際は、滞在先の都市に提携病院があるか、キャッシュレスでサポートを受けられるか確認しましょう。

携行品損害補償があるか

留学の必須アイテムであるスマホやパソコンなど、持ち物が壊れたり、盗まれたりしたときの補償があれば、余計な出費を抑えて安心の留学生活を送れます。

日本とは治安が異なるため、スリや置き引きなどの盗難にあったときにも安心です。

個人賠償責任補償が備わっているか

個人賠償責任補償は、思いがけず他人にケガをさせてしまった、滞在先で部屋を水浸しにしてしまったなどの賠償が生じた際に補償されるものです。

「自分に限ってありえない」と思いがちですが、韓国留学中にはなにが起こるかわかりません。自分と相手の安心のために、検討したい項目です。

歯科治療オプションをつけられるか

歯科治療については、多くの会社が基本プランでは対象外としています。

DBや韓化といった現地の保険会社も、歯科治療は保険の対象外です。

歯のトラブルが多い方は、オプションで補償をつけられる保険会社があるため、内容をよく確認してオプションをつけるようにしましょう。

歯が痛くてせっかくの留学に集中できないのはもったいないです。留学までに時間がある場合は、できるだけ渡航前に歯科治療を済ませておきましょう。

韓国の医療水準と衛生状態

自分にはどの程度の補償が必要か考える際には、韓国の医療水準や衛生状態について知ることが重要です。

韓国で気をつけたいことも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

韓国の医療は世界的にも高水準

韓国の医療水準は世界第二位とされており、日本よりも高い水準となっています（日本は第三位）。韓国で医療を受けることに心配はないといえます。

参考：NUMBEO

ソウルなど都市部には多くの病院がありますが、外国人は国際クリニック（外国人診療所）を備えている病院を受診するのが一般的です（要予約）。

街中に薬局があり、薬を買うのは比較的簡単です。

ただし、日本語が通じないこともあるため、普段から飲んでいる薬がある方は、日本から持参するのがおすすめです。

韓国の医療費相場と高額請求事例

韓国の医療保険制度では、外来の場合、病院のランクによって自己負担の割合が異なります。

保険に加入しておらず医療を受けた場合、治療、入院費などを帰国前に全額負担しなければならないケースがあります。

緊急移送サービスなどを含んだ十分な保険に入っておくことがおすすめです。

以下は、韓国で実際に起きた保険の高額請求事例であるため、ぜひ参考にしてください。

事例	支払保険金
ホテルの浴槽で転倒し受診。大腿骨頚部骨折と診断され、19日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。	470万円
吐き気と嘔吐のため受診。急性すい炎と診断され11日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。	353万円

参照：ジェイアイ傷害火災保険株式会社

いずれも高額請求であり、保険加入者の約47%、半数近い人がなんらかの保険請求をおこなっています。

また、携行品損害に関して以下のような例もあります。

事例	支払保険金
空港でリュックに入れていた携帯電話を盗まれた	34,560円

思わぬ事態で留学を台無しにしてしまわないよう、留学保険で備えましょう、

参照：ジェイアイ傷害火災保険株式会社

衛生状態｜生もの注意！水はミネラルウォーターがおすすめ

韓国では、基本的なインフラは整備されています。

ただ、見た目で衛生状態がよくなさそうな飲食店や屋台では注意が必要です。

とくに、生の貝や魚には注意しましょう。食中毒や肝炎の原因となります。

衛生面が不安な方には、水はミネラルウォーターがおすすめです。

韓国留学で注意したい病気やトラブル

韓国留学中に注意したい病気やトラブルを紹介します。

交通事故発生率が日本より高い

韓国の交通事故発生率は、日本よりも高いといわれています。つまり、自分が気を付けていても事故に遭うリスクが高いということです。

交通事故に遭うと、入院や治療費はもちろん、日本への移送が必要になった場合には高額な費用がかかります。

こうした不測の事態に備えるためにも、留学保険の加入は必要でしょう。

大気汚染による体の不調

PM2.5による大気汚染が体の不調を引き起こすことがあります。外出時のマスク着用や、屋内では空気清浄機を使うなど、予防につとめましょう。

韓国では、PM2.5の数値によって不要不急の外出を控えたほうがよいとの発表がされることがあります。

韓国環境公団のサイトなどから最新情報をチェックし、場合によっては外出を控えるなどの行動をとりましょう。

新型コロナ等の感染症

基本的な感染症対策（うがい、手洗い、マスク等）と、日頃からの体力づくりを心がけましょう。

最新情報は海外安全ホームページでもご紹介しています。

鳥インフルエンザ・豚熱

韓国では鳥インフルエンザ、豚熱といった動物からくる疾病が2003年以降に持続的に発生しています。

一般的にヒトへの感染はないとされていますが、動物を触ったら手を洗う、むやみに動物や家畜と接触しないようにするなど、自分でできる防疫対策に努めましょう。

食中毒

基本的に韓国の衛生状態は整備されていますが、見た目に衛生状態が悪そうなお店や屋台では飲食を控えるようにしましょう。

生ものは特に食中毒や肝炎の原因になりやすく、生ガキなどの貝は要注意です。

マラリア

韓国では蚊を介して感染する「三日熱マラリア」があります。

感染しても、適切な治療を受ければほぼ治るとされていますが、以下の予防策をとりましょう。

• 防虫剤を使用する
• 日没~夜明けの外出をさける
• 長袖シャツや長ズボンといった露出の少ない服装を心がける

三日熱マラリアは5〜10月頃に仁川広域市、京畿道、江原道北部地域で発生が多いため、渡航先が該当しないか確認しましょう。

ツツガムシ症

屋外での作業中にダニの一種である「ツツガムシ」に噛まれることによる感染症です。

全身の倦怠感や頭痛・発熱といった症状をともないます。

草むらに入るときは注意しましょう。とくに注意したい流行期は10〜12月です。

行動・言動に注意

日本人がよく行く観光地、免税店、お土産物のお店では日本語がわかる人も多く、アジア系の人が多いため、日本にいるような感覚になりがちです。

文化や行動様式、考え方が異なり、繊細な歴史背景をもつ国でもあるため、敬意をもって行動・言動に注意して生活しましょう。

儒教思想の影響を受けており、日本以上に年上や目上の人に対して敬意を払う文化があります。

韓国の正式名称は「大韓民国」であり、日本語の「チョウセン」といういい方は韓国においては不快感を持たれます。トラブルを生まないよう、韓国名や地名、人名は韓国語で発音しましょう。

まとめ：韓国旅行・留学に備えて留学保険に加入しよう

6ヶ月以上滞在する外国人留学生への健康保険加入が義務づけられているため、一見すると留学保険が不要と思われる韓国ですが、30～60％の医療費は負担しなければなりませんし、高額医療への補償もないことから、やはり留学保険への加入が安心です。

留学保険に加入すれば、医療面だけでなくさまざまなトラブルや損害に対しても補償を受けられます。

安心して留学生活を過ごすためにも、必要な補償をカバーした留学保険を選びましょう。

韓国へのワーホリを検討している方は、以下の記事でおすすめのワーホリ保険や選び方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でご紹介した海外留学保険

	特徴	申込方法	当日申込	補償期間	治療・救援費用	個人賠償責任補償	生活用動産費用補償	緊急歯科治療補償	携行品損害費用補償	航空機遅延費用補償	緊急一時帰国費用補償	キャッシュレス提携病院	サポートデスク
東京海上日動火災保険 海外旅行保険 無料相談	補償内容のカスタマイズが可能	代理店		6ヶ月 ※6ヶ月以上は要問合せ	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高40万円					約280か所	24時間
AIG損保 海外留学保険 無料相談	キャッシュレス提携病院が充実	Web		1年以内	無制限 ※インフィニティプラン			10万円程度				約55万か所	24時間
ジェイアイ傷害火災 T@biho（たびほ） 無料相談	現地に対面の相談窓口を多数設置	Web		1年以内	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高200万円		再購入費を補償			約300か所以上	24時間
エイチ・エス損保 海外旅行保険たびとも 無料相談	3つのプランで自分に合った補償額と保険料を選べる	Web		31日以内	無制限 ※プランによる	最高1億円	最高100万円					約7200か所	24時間
三井住友海上 留学保険 無料相談	留学生専用特約で、留学生活を手厚くサポート	Web		92日以内	1億円まで	最高1億円	最高100万円		10万円まで			約180か所	24時間

韓国留学の基本情報はこちら！

韓国留学に向けた情報収集をしている方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね！

アジアエリアのおすすめ留学保険