ドイツのワーホリ保険おすすめ5社｜安い保険会社や選び方のポイントを解説

ドイツでのワーホリに保険加入が本当に必要なのか、検討している方も多いのではないでしょうか。この記事では、ドイツでのおすすめのワーホリ保険を紹介します。ドイツのワーホリビザに必要な保障項目や選び方のポイントも解説するため、ぜひ参考にしてください。

ドイツのワーホリに保険は必要？

ドイツにワーホリに行くにあたって、保険への加入を検討している方も多いのではないでしょうか。

まずはドイツでワーホリ保険の加入は必要かについて解説します。

ビザ申請時に保険加入が必須

ドイツのワーホリビザ申請時には、医療保険への加入が必要条件として定められています。

医療保険に加入せずにビザ申請を行うと、書類不備で承認されないので注意しましょう。ビザ発行が間に合わないと、航空券や語学学校の費用が無駄になってしまうおそれもあります。

医療保険に加入せずにドイツで病気や事故にあった場合、高額な治療費を自分で負担しなくてはなりません。

支払い上のトラブルを回避するためにドイツ政府が定めているルールであるため、必ず守りましょう。

必須補償項目の確認が必要

医療保険であればどんなものでもよいというわけではありません。補償項目を満たしたものでなくては、条件を満たしていないと判断されてしまいます。

ビザ申請時に必要条件として定められる医療保険について、以下のように記されています。

ドイツでの全滞在期間有効な旅行者用医療保険（歯科の治療にも適用され、女性の場合は妊娠時にも適用される保険に加入していることを証明するものを提示してください。）および旅行賠償責任保険
引用：ドイツ連邦共和国大使館 総領事館HP

ワーホリ保険に加入する際は、かならず上記の項目が補償項目に入っているか確認しましょう。

現地保険に加入するのはあり？ケアコンセプトとは

ドイツの民間保険への加入も、ビザ申請時に有効です。

とくに女性の場合、日本のワーホリ保険では妊娠時の補償はほとんどありません。そのため、ドイツの現地保険への加入も検討した方がよいでしょう。

ドイツに本社をかまえる「ケアコンセプト」の外国人向け保険では、妊娠時の定期検診や出産費用が補償内容に含まれた保険があります。

対応はドイツ語もしくは英語のみのため、日本のワーホリ保険と併用して加入しておくこともおすすめです。

クレジットカード付帯保険でも十分？

クレジットカード付帯保険だけでは、ドイツのワーホリ保険として不十分です。

付帯保険の保険期間は90日の場合がほとんどなため、ワーホリ期間すべてをカバーする保険というビザ申請時の必要条件を満たせないでしょう。

また、補償内容や補償額も十分ではなく、歯科治療や妊娠時のカバー、賠償責任もついていない場合がほとんどです。

ワーホリ保険と併用して加入しておく場合には、付帯条件を確認する必要があります。

クレジットカードを所持しているだけで補償対象になるカードもありますが、特定の項目におけるクレジットカードでの支払いが条件になっている場合もあります。

航空券や空港までの公共交通機関の代金の支払いが条件になっている場合が多いため、航空券支払い前に条件の確認をしておくのがおすすめです。

ドイツのワーホリ保険おすすめ5社

ドイツのワーホリにおすすめの保険会社を5社紹介します。

• ステップイン旅行保険
• ジェイアイ傷害火災保険 t@biho
• 東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン
• エイチ・エス損保 FIT海外旅行保険
• AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険

ステップイン旅行保険

ステップイン旅行保険は、日本からのドイツ留学やワーホリに対応したドイツ現地の海外旅行保険です。

日本語でのHPが充実し、ドイツオフィスに常勤する日本人スタッフがサポートしてくれるため、事前の相談から現地で困った際にも安心して利用できます。

39歳以下ならば月額45ユーロの「エコノミープラン」でも、ビザの要件である歯科治療がプランに入っています。

オプションで賠償責任保険も加えられるため、最低限のプランにしたい方におすすめです。

「エコノミープラス」では妊娠・出産時の補償も保障内容に追加されるため、ドイツにワーホリに行く女性のビザ要件を満たしています。

「ファーストクラス」では、鎮痛歯科治療の補償上限がなく、健康診断の費用も保障されます。

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho

ネット専用保険のジェイアイ傷害火災保険 t@bihoは、人件費をコストカットすることで手頃な価格で保険を提供しています。

必要な補償をカスタマイズできるため、無駄なくあなたにあった保険を作れるのが特徴です。緊急歯科治療もオプションにあり、t@bihoプライムであれば自己負担なく10万円まで保障されます。

付保証明書は英語のほかにドイツ語でも発行可能なため、ビザ申請時の証明としても使えます。

キャッシュレス診療可能な提携病院はフランクフルト・デュッセルドルフ・ベルリン・ミュンヘンの4都市。t@bihoプライムが使える現地デスクもフランクフルトにあり、対面での相談も可能です。

ジェイアイ傷害火災保険 t@bihoについては、以下の記事でも紹介しています。興味のある方は特徴や口コミを参考にしてみてください。

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプラン

東京海上日動 留学生・ワーホリ向けプランは、滞在期間の長い留学やワーホリだからこそ起こりうるリスクに備えた保険。

通常の海外旅行保険では保障されない、アパート内での損害や盗難も保障対象です。

病院に行くほどでもないときにも、看護師や現役救急医に24時間相談できる「緊急医療相談サービス」が心強い相談先になってくれます。歯科治療特約は含まれていないため、現地保険との併用を検討してみましょう。

東京海上日動の保険についてもっと知りたい方は、以下の記事で紹介している口コミも参考にしてみてください。

エイチ・エス損保 FIT海外旅行保険

代理店加入専用

のエイチ・エス損保 FIT海外旅行保険の留学プランは、ワーキングホリデーにも対応。

ドイツのワーホリビザの必要要件である賠償責任と歯科治療費用も、補償項目に含まれています。

治療・救援費用が無制限に補償されるタイプもあるため、治療費の自己負担が心配な方にもおすすめです。

海外からの解約や延長手続きもマイページから行えます。

エイチ・エス損保のネット専用保険「たびとも」については、以下の記事で口コミや詳細を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険は、保険期間32日～1年までです。

歯科治療費用と賠償責任も補償項目に含まれ、治療・救援費用は無制限に保障されます。

付保証明書は英語でもドイツ語でも発行可能なため、ビザ申請時にも安心です。

AIG損保の保険について興味のある方は、以下の記事でも口コミや特徴を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

ドイツのワーホリ保険を選ぶ6つのポイント

おすすめのワーホリ保険を紹介しましたが、そのなかからどうやって決めればいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。

ここでは、ワーホリ保険を選ぶポイントを6つ紹介します。

• 補償期間はワーホリ期間すべてをカバーしているか
• 補償内容・補償額は十分か
• 歯科特約の補償があるか
• 日本語でのサポートが受けられるか
• 賠償責任が付いているか
• キャッシュレス診療対応可能か

補償期間はワーホリ期間すべてをカバーしているか

ドイツのワーホリビザ申請には、ワーホリ期間すべてをカバーしている医療保険の加入が必要です。

ドイツのワーホリビザでの滞在期間は3か月以上1年以内のため、滞在期間をカバーできる保険に加入しましょう。

帰国日を正確に決めていない場合には、保険の延長が海外でも可能か、契約期間よりも早く帰国した場合に返金対応はあるかを確認しておくのがおすすめです。

補償内容・補償額は十分か

ドイツの医療費は非常に高額です。

万が一手術や長期入院が必要になった場合、十分な補償内容・補償額の保険に加入しておかないと、自己負担が生じるおそれがあります。

治療費が無制限に補償されるプランやオプションがある保険を選ぶと、自己負担の心配がなく安心できます。

歯科特約の補償があるか

ドイツのワーホリビザ取得には、歯科治療の補償も必要です。

保険加入時には、歯科特約がついているもの、またはオプションでつけられるものを選びましょう。

日本語でのサポートが受けられるか

ドイツの現地保険とワーホリ保険が大きく異なる点は、日本語でのサポートを受けられるかどうかです。

ドイツの病院では基本はドイツ語、病院によっては英語が通じる場合もあります。

渡航してすぐドイツ語に自信のない場合には、保険会社の日本語サポートがあると安心です。

サポートセンターにまずは日本語で状況や病状を伝えられ、それをもとに病院の紹介や予約をしてくれます。

保険会社によっては通訳者や電話通訳の手配も可能なため、不安のある方は確認しておくのがおすすめです。

賠償責任が付いているか

人のものを壊してしまったり、他人にケガをさせてしまったりした際に、賠償責任補償に入っていると補償されます。

金銭面での負担が減るだけではなく、トラブル時に間に入ってくれる場合もあります。

ドイツのワーホリビザ申請時の必要要綱には、賠償責任がついた保険であることも明記されています。

キャッシュレス診療対応可能か

キャッシュレス診療対応可能な提携病院では直接治療費を支払う必要がありません。

病院から保険会社に請求がいく仕組みになっているため、面倒な保険金の請求手続きも不要です。

ドイツに提携病院がある保険会社は多いので、滞在地の近くに提携病院があるかどうかを確認しましょう。

ドイツの医療事情と医療費相場

ドイツでのワーホリ保険を選ぶ際には、ドイツの医療事情を知っておくことが重要です。

ドイツの医療事情と医療費相場を解説します。

医療事情

外務省のHPによると、ドイツの医療水準は公立・私立を問わず非常に高いです。

緊急医療体制も整備されているため、いざというときにも安心でしょう。

入院治療を行う病院と、通院・外来を扱う医院に分けられており、病院には通常外来機能はついていません。

医療費相場

ドイツの医療費は、一般的に高額です。

一例として、ドイツの2都市での医療費の目安を紹介します。

	救急車の費用	入院保証金	病院部屋代（日額）	盲腸手術の総費用（入院日数）
フランクフルト	48,800円（公営）	ー	54,000円（個室） 43,000円（一般）	475,000円（6日）
ミュンヘン	62,600円～（公営）	407,000円	ー	271,000円～（5~6日）

日本と比べて医療費が高額になりがちなドイツでは、十分な補償額の医療保険に加入しておくことがおすすめです。

ドイツの治安状況と気をつけたいトラブル

ドイツは一般的にヨーロッパの中では比較的安全といわれています。

しかし、2022年の人口10万人あたりの犯罪発生件数は日本の約14倍あり、日本と同じ感覚で生活してはトラブルに巻き込まれるおそれがあるので注意しましょう。

スリやひったくりなどの窃盗事件が、観光地を中心に多く発生しています。

貴重品はズボンのポケットやリュックの外ポケットには入れない、荷物は身体から離さないなどの基本的な防犯対策を怠らないようにしましょう。

そのほかにも、観光地ではニセ警官による金銭の抜き取りも起きているため、手口を把握しておくことが重要です。

夜間の治安がよくない地域も多数あるため、夜間の出歩きの際にはそのようなエリアには立ち入らないように注意しましょう。

ドイツの治安事情や気をつけたいトラブルは、以下の記事でも解説しているため、あわせて参考にしてみてください。

まとめ：充実したドイツ生活のために、ワーホリ保険に加入しよう！

ドイツでのワーホリ生活を楽しむためには、ワーホリ保険への加入は欠かせません。

ビザ申請時の必須要綱に定められているため、まずは適した保険への加入を進めましょう。

あらかじめリスクに備えておくことで、安心してドイツ生活を充実させられます。

あなたに合ったワーホリ保険を選び、ドイツ生活を満喫しましょう。

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