デンマークワーホリにおすすめの保険5社！賢い保険選びのヒント

デンマークへのワーホリ準備では、保険加入が必要か悩むこともあるでしょう。デンマークへのワーホリビザの申請には現地で有効な医療保険の証書が必須です。滞在中のさまざまなリスクに備えてワーホリ保険への加入をおすすめします。本記事では、デンマークのおすすめワーホリ保険や選び方について解説します。

デンマークでのワーホリに保険は必要！

デンマークでのワーホリのために保険加入は必要です。渡航前のビザ申請時に、保険に加入して証書を提出しなければなりません。

デンマークでのワーホリが決まったら、賢く保険設計をするためにも早めの準備が大切です。ワーホリビザや健康保険（イエローカード）について解説します。

保険証書がビザの申請に必要

デンマークのワーホリビザの申請時に必要な書類には以下のものがあります。

• パスポート（有効期限内）
• パスポートコピー（表紙・白紙のページを含むすべてのページのコピーが必要）
• パスポートサイズの写真 1枚
• 自分の名義の銀行残高証明書（英文 1枚）※15,000デンマーククローネ（約30万円相当以上の資金を証明する）
• 往復航空券の予約証明または購入資金所持証明（英文）
• 保険証書

ワーホリ保険に加入して、必要書類を漏れなく用意しましょう。

ビザ申請の必要書類は変わることがあります。最新の情報を確認しましょう。

クレジットカードの付帯保険では不十分

準備費用は安く抑えたいところですが、クレジットカードの付帯保険ではデンマークワーホリの備えとしては不十分です。

理由は以下の通りです。

• 利用付帯か自動付帯かによって無保険状態になるリスクがある
• 補償額の上限が不十分で高額医療費を賄えないリスクがある

クレジットカードの保険には、持っているだけで保険として有効な場合（自動付帯）がありますが、渡航費の一部をカードで支払うことではじめて保険が有効になる場合（利用付帯）があります。

また、クレジットカードの保険は医療費の補償に上限があるものが多く、高額になりがちなデンマークでの医療費をカバーできない可能性があります。補償期間が90日といった短い期間であることもワーホリに向かない理由のひとつです。お手持ちのクレジットカードの条件を一度確認しましょう。

これからクレジットカードを作ろうとお考えの方は、こちらの記事も参考にしてください。

デンマークワーホリ保険おすすめ5社

デンマークでのワーホリにおすすめの保険を5社、ご紹介します。

• 損保ジャパン 新・海外旅行保険off！
• ジェイアイ傷害火災保険 t@biho
• エイチ・エス損保 たびとも
• ケアコンセプト
• ステップイン旅行保険

損保ジャパン 新・海外旅行保険off！

損保ジャパンの新・海外旅行保険off！は、渡航先や補償内容によってオーダーメイドで保険設計ができます。

一般的な海外旅行保険では、アパートの空き巣被害や水漏れの賠償などは補償の対象外ですが、損保ジャパンの新・海外旅行保険off！では補償の対象になります。

デンマークの治安はヨーロッパの中でも比較的安全なイメージですが、強盗や窃盗・詐欺などは多数発生しています。ケガや病気のリスクの他に、生活に関するリスクにも備えておくと安心です。

損保ジャパンの新・海外旅行保険off！について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho

ジェイアイ傷害火災の T@biho（たびほ）は、手厚い補償がありながら、インターネット申し込み専用でコストを抑えた保険料がお得なプランを用意しています。

大きく分けて3つのプランがあり、主に補償上限金額が異なります。

• 保険料節約プラン
• おすすめプラン
• おすすめプラン（カスタマイズ）

あなたの予算にあわせて保険料と補償金額のバランスを選べます。

保険料節約プランでも、サポート体制は充実していますし、低価格ながらも手厚い補償内容で、安心してワーホリに臨めますのでおすすめです。

「ジェイアイ傷害火災　T@biho（たびほ）／T＠bihoプライム」について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

エイチ・エス損保 たびとも

エイチ・エス損保の「たびとも」は、スマホ・パソコンから手軽に申し込みできる保険で、出発当日まで加入できます。

デンマークワーホリではビザ申請のために事前に保険加入をしておくべきですので、早めに準備しましょう。

たびともは、申し込みは手軽な保険ですが、病院の窓口で現金を支払わなくても診療がうけられるキャッシュレス・メディカルサービスにも対応しています。手持ちのお金がなくても、高額医療費を心配せずに受診できます。

ケガや病気のほかにも、携行品損害や賠償責任までカバーしているため、ワーホリで備えたい内容が揃っているのも特徴です。

エイチ・エス損保の「たびとも」について詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ケアコンセプト

ケアコンセプトの保険は、12〜40歳までの学生が加入対象で、1ヶ月から最長5年まで加入できます。デンマークへのワーホリにおすすめなのは「ケアカレッジ」というプランで、3種類のプランがあります。

保険料と、1年間にかかった医療費のうち最初に自己負担する金額でプランが分かれています。

• ベーシック（年間自己負担120€）
• コンフォート（年間自己負担なし）
• プレミアム（年間自己負担なし）

どのプランでも医療費の補償額に上限がないため、高額なデンマークでの医療も安心して受けられます。

また、上限金額は異なりますが、日本のワーホリ保険ではオプションや対象外となりがちな歯科治療も補償対象です。

保険料を抑えたい方にはベーシックプラン、充実した内容で備えておきたい方にはプレミアムプランがおすすめです。

ステップイン旅行保険

ステップイン旅行保険はドイツの保険会社です。デンマークのビザ申請にも対応した保険プランがあり、保険の証明書も英語とドイツ語で発行してくれます。

ドイツの会社でありながら、日本人スタッフが日本語でサポートしてくれますので、保険の申し込み時も、現地で受診の際も、デンマークから問い合わせをしてサポートが受けられるのも嬉しいポイントです。

プランは4タイプの中から選択します。

• エコノミー
• エコノミープラス（おすすめ！）
• ファーストクラス
• ファーストクラスゴールド

オプションとしてそれぞれの基本プランに賠償責任や手荷物に関する補償をつけられますので、どのくらいの範囲で補償が必要か検討しましょう。

デンマークでのワーホリ保険を選ぶ4つのポイント

デンマークへのワーホリ保険の選び方のポイントを4つご紹介します。

以下のポイントを参考にし、あなたに合う保険を検討してください。

• 補償内容を賢くカスタマイズできるか
• 賠償責任や荷物の紛失に対する補償はあるか
• キャッシュレス診療に対応しているか
• 日本語のサポートを受けられるか

補償内容を賢くカスタマイズできるか

ワーホリではビザ申請に関わる医療費の保険だけではなく、滞在先での予期せぬトラブルにも備えておきたいものです。

一方で、保険料はなるべく抑えたいという気持ちがあるのではないでしょうか。

ワーホリ保険を選ぶ際には、予算にあわせて必要な補償を選び、自分にあうようにカスタマイズし、必要十分な内容の保険設計ができることがポイントです。

たとえば、イエローカードは医療費が無料でも、歯科治療は保険の対象外であり、荷物の紛失・盗難などの生活上のトラブルに関する補償はありません。

海外に長期滞在する際のリスクを踏まえて、補償内容を賢く設定し、保険料とのバランスを検討しましょう。

賠償責任や荷物の紛失に対する補償はあるか

デンマークでのワーホリビザは1年までの期間です。

長い滞在を安心して過ごすためにも、ケガや病気以外にも生活上のリスクに備えておくことがおすすめです。

一般的な海外旅行保険に含まれる「携行品損害」は、外出中に持ち歩いていた持ち物は補償されますが、家の中の損害については対象外です。

滞在先での住まいでのトラブル、荷物の紛失や盗難といった、ワーホリならではのリスクに備えてワーホリ保険への加入を検討しましょう。

個人賠償責任・荷物の紛失の際の補償の他に、緊急時の一時帰国費用や家族の駆けつけ費用などをオプションで付けられるプランもあります。

ワーホリに起こりうるトラブルを網羅した保険は、ケガや病気以外の分野にまで補償範囲が広いので、1年間のワーホリ期間であなたに起こりうるリスクを考え、安心の保険設計をおこないましょう。

キャッシュレス診療に対応しているか

ワーホリ保険のポイントは、現地の提携病院でキャッシュレス診療を受けられること。

手持ちの現金がなくても、キャッシュレス診療であれば高額な医療費を心配せずに受診できます。

通常の受診プロセスを経て、後からお金が振り込まれる仕組みは、入金までに時間がかかったり、手続きが煩雑だったりと、意外と煩わしいもの。

提携病院の紹介や受診方法などのサポートも受けられるワーホリ保険を便利に活用するのがポイントです。

デンマークに提携病院があるワーホリ保険に加入して、煩わしさから解放されましょう。

日本語のサポートを受けられるか

ワーホリ保険の特徴に、日本語でのサポート体制がしっかりしていることが挙げられます。

デンマークで語学が上達している間にも、医療英語や生活トラブルなど、いざというときには日本語で話ができると安心です。

受診先はどこがよいか、受診方法は、保険の申請方法は、といった複雑な説明を日本語で正しく理解することで、余計な時間を省けるので、相談できる仕組みを有効活用しましょう。

ワーホリ保険には、電話やチャットなど、さまざまな方法でコンタクトがとれる充実したサポート体制を整えている会社が多くあります。

頼れるサポートを活用し、充実したワーホリ生活を送りましょう。

医療費が無料？デンマークの医療事情

賢く保険をカスタマイズするために参考にしたい、デンマークの医療事情をご紹介します。

参考：在デンマーク日本国大使館

デンマークの医療水準

デンマークの医療体制は整備されていて、日本の次に医療水準の高い国であるため安心して受診できます。

現地の医療に心配はありませんが、医薬分業のため、基本的に薬は医師から処方箋をもらって購入します。普段から服用している薬がある場合は、日本から持参するのがおすすめです。

参考：NUMBEO Health Care Index by Country

デンマークの医療制度

デンマークの医療は税金によって賄われており、基本的に3ヶ月以上在住する人は医療費が無料です。

デンマークに到着後、CPRカードという住民登録番号を申請してください。医療費が無料となるために必要な「イエローカード」と呼ばれる健康保険証が届きます。

ヨーロッパの多くの国と同様にホームドクター制です。自動的に最寄りのホームドクターがイエローカードに登録されているので、まずは予約を取って受診するという仕組みです。

専門医にかかる場合はホームドクターからの紹介を受ける必要があります。病院は地域単位で運営されており、ホームドクターや専門医の紹介がないと受診できません（急患を除く）。

イエローカードは医療の受診以外にも、デンマーク生活では欠かせないアイテムですので、現地での生活が始まったらすぐにCPRカードの申請をおこないましょう。

デンマークの治安と現地生活で気をつけたいこと

デンマークはヨーロッパの中でも比較的安全なイメージがありますが、デンマークの治安と現地の生活で気をつけたいことをご紹介します。

• スリ・置き引きなどの盗難：特にコペンハーゲンの繁華街、観光スポットなどで発生しています
• 違法薬物：中央都市のクラブや街頭で違法薬物の売買がおこなわれています
• 軍関係の施設には近づかない：立ち入りはもちろん控え、撮影禁止区域にも注意しましょう
• 車の運転：日本同様、飲酒運転は罰せられる対象です
• 日光不足：冬季の日照時間はとても短くなるため、ビタミン不足に注意しましょう

安全に十分気をつけてワーホリ生活をおくってください。

万が一のトラブルの際も、ワーホリ保険のサポートを活用すれば困りごとが減るかもしれません。

デンマークの治安事情や医療事情などは以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

デンマークワーホリでよくある質問

デンマークワーホリについて、4つのよくある質問にお答えします。

• 滞在期間はどのくらい？
• 必要な費用・お金はどのくらい？
• 最低時給はどのくらい？
• フォルケホイスコーレとは？

滞在期間はどのくらい？

デンマークでのワーホリビザでの滞在許可は最長で1年です。ただし、そのうち就労できるのは半年なので注意しましょう。

必要な費用・お金はどのくらい？

デンマークでのワーホリのためにはいくらお金が必要でしょうか。

以下のポイントをおさえて、あなたに必要な準備資金を計算しましょう。

• 物価は日本より高め
• 初期費用としてパスポート・ビザ申請費用、往復の航空券代、保険料など
• ビザ申請の時点で15,000デンマーククローネ（※約30万円）の資金証明が必要

上記に加えて、半年の就労期間以外にデンマークに滞在する場合や、デンマークを拠点にヨーロッパ周遊を考えている場合はより多くの資金を準備していたほうが安心です。

最低時給はどのくらい？

デンマークには法で定められた最低時給はありません。

労使の合意で110デンマーククローネ（約2,200円※）と定められています。

為替相場により変動あり

日本の最低時給に比べて高い印象がありますが、物価も高いため、稼げる金額と現地でどのような生活をするかイメージしながら滞在の計画を立てましょう。

フォルケホイスコーレとは？

フォルケホイスコーレとは、デンマークの創始者が「すべての人に教育を」というコンセプトのもとで発展してきた、17歳半以上の人が対象の北欧独自の教育機関です。

以下の特徴があります。

• 試験・成績が一切ない
• 民主主義の考え方を育てる場である
• 「知」の欲求を満たす場である
• 全寮制

デンマークのフォルケホイスコーレには、哲学や政治、音楽、アート、デザイン、スポーツなど多彩な分野があり、1ターム3〜6ヶ月で世界中の仲間とともに生活し、学びます。

まとめ：ワーホリ保険に加入して充実したデンマークワーホリを

デンマークでのワーホリの際には、保険に加入することがビザ申請に必須。

イエローカードによって医療費は原則無料ですが、ケガや病気以外のトラブルに備えてワーホリ保険に加入するのがおすすめです。

医療以外のサポートが、ワーホリ保険では滞在中の大きな助けとなります。

ワーホリ保険のサポートを活用することで、安心してワーホリ生活を送れるようになるはずです。

賢く保険設計をし、あなたらしい滞在の準備でデンマークワーホリ生活の充実を実現させましょう！

デンマークワーホリの基本情報はこちら！