ワーホリと留学の違いとは?どっちがいいかそれぞれに向いている人も解説
海外で生活してみたい、語学力を身につけたいという目標を叶えるためには、ワーホリと留学どちらがよいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。この記事では、ワーホリと留学の違いをさまざまな観点から解説します。それぞれの特徴と、向いている人も解説するので参考にしてみてください。
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ワーホリ(ワーキングホリデー)と留学の違い
ワーホリと留学はどちらも海外生活を送るための手段ですが、さまざまな違いがあります。
ワーホリと留学の主な違いは、以下の通りです。
ワーホリ | 留学 | |
---|---|---|
ビザの種類 | ワーキングホリデービザ | 学生ビザ |
渡航先 | 原則1年 | 制限なし |
滞在期間 | 協定国のみ | 国、学校によって異なる |
年齢制限 | 原則18~30歳 | 制限なし |
学習目的 | 仕事を通じて身につけられる | 学校でしっかり学べる |
現地での就労 | 可能 | 原則不可 |
費用 | 生活費を稼ぎながら生活できる | 事前に費用を準備する |
それぞれの項目における違いを解説します。
ビザの種類
外務省のHPによると、ワーキング・ホリデー制度とは「二国・地域間の取決め等に基づき、各々が、相手国・地域の青少年に対し、休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度」です。
ワーホリに行く際には、ワーキングホリデービザを取得します。
国によって申請する際に必要な書類が異なり、ビザの発給数に制限がある場合もあるため注意しましょう。なお、同じ国でワーホリビザを複数回取得することはできません。
留学では、学生ビザを取得します。入学する学校の種類や期間によって、学生ビザの種類が異なる場合もあるため、注意が必要です。留学期間によっては観光ビザのみで滞在できる場合もあります。
渡航先
ワーホリビザで渡航できるのは、協定国のみです。
2024年6月現在、以下の30の国・地域と協定を結んでいます。
オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・韓国・フランス・ドイツ・英国・アイルランド・デンマーク・台湾・香港・ノルウェー・ポルトガル・ポーランド・スロバキア・オーストリア・ハンガリー・スペイン・アルゼンチン・チリ・アイスランド・チェコ・リトアニア・スウェーデン・エストニア・オランダ・ウルグアイ・フィンランド・ラトビア・ルクセンブルク |
東南アジアなどの国は協定国に入っていません。留学で人気のあるアメリカ合衆国も協定国ではないので、注意しましょう。
一方で、留学には、渡航先の制限はありません。
ワーホリの協定国にも留学ビザでの渡航も可能です。ビザによって学校へ通える期間が決まっている場合や、就労条件が異なるため、協定国への渡航を考えている方はほかの項目も踏まえてワーホリか留学かを検討しましょう。
滞在期間
ワーホリビザでの滞在期間は、基本的に1年間と定められています。イギリスのYMS制度では最大2年間、オーストラリアでは条件を満たせば最大3年間まで延長可能です。
一方、留学は、通う学校の種類やプランによって滞在期間が異なりますが、決められた期間はありません。語学学校から大学・大学院への進学をした場合は、あらたに学生ビザを申請可能です。
年齢制限
ワーホリビザは、ビザ申請時の年齢が18歳以上30歳以下であることが原則です。オーストラリア、カナダ、韓国など一部の国では25歳以下に定められている場合もあります。
一方、留学に年齢制限はありません。幼児の親子留学や小学校~高校留学など若い世代も、社会人留学・シニア留学といった大人の留学も可能です。
ワーホリは限られた年齢でしかチャレンジできないため、対象年齢であれば検討してみるのもよいでしょう。
学習目的
ワーホリは基本的には休暇目的の滞在と定められているため、語学学校に通う期間も定められている国もあります。
学校でしっかり学ぶことには制限がつく場合もありますが、働きながら生きた言語を学べる点が魅力です。
しかし、語学力が未熟な状態で渡航すると、あまりコミュニケーションが必要とされない仕事しか見つからない場合もあります。
一方、留学では、語学学校のプログラムを用いた体系的な語学学習が可能です。留学先でできた友人やホームステイ先、現地の友人などとのコミュニケーションを通して、リアルな会話を学ぶこともできます。
留学先で日本人ばかりと交流してしまうと、語学力が身につかないおそれもあるため、積極的に外国人と接する姿勢を大切にしましょう。
現地での就労
ワーホリビザでは、現地での就労が認められています。フルタイムでのアルバイトや、有償のインターンシップに就けるため、さまざまな経験ができます。
異なる文化や価値観をもつ海外の人と一緒に仕事をしたり、お客さんと触れ合ったりすることで、視野の広がりや達成感を感じられるでしょう。
留学で発行する学生ビザの場合、国によって就労ができるかどうかは異なりますが、就労ができない場合が多いです。
費用
ワーホリビザでは現地通貨を稼げるため、滞在中の生活費を渡航前にすべて用意しておく必要がありません。また、円安の影響も受けずに済みます。
留学の場合、滞在中の就労が認められていないことも多いため、事前に費用を用意しなくてはいけません。
語学学校の授業のコマ数や期間によっては、通学費用も高額になります。
また、日本円を両替して生活する場合が多いため、為替の影響を受けてしまいます。円安が加速した場合、当初の見積もりよりも費用が多くかかるおそれがあるため、費用の準備に注意しましょう。
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ワーホリ(ワーキングホリデー)の特徴
ワーホリには、以下のような特徴があります。
- 働きながら生きた英語を学べる
- 現地の生活を体験できる
- 費用を稼ぎながら海外暮らしができる
- 国によって語学学校に通える期間は異なる
ワーホリの特徴を押さえたうえで、留学とどちらがよいか考えてみましょう。
働きながら生きた英語を学べる
ワーホリビザの特徴は、就労できる点です。
1日の大半を学校で過ごす留学とは異なり、仕事を通して現地の人と触れ合う機会を多くもてます。働きながら、日常生活や職場で使う生きた英語を身につけられるでしょう。
実際のシチュエーションの中で学べるため、状況に合ったネイティブの自然な言い回しや単語を学べます。
しかし、語学力が十分でないと、コミュニケーションがあまり必要でない仕事にしか就けないおそれも。仕事によっては思うように語学力が伸びないこともあるため、注意しましょう。
渡航前に語学学習をしたり、渡航後まずは語学学校で勉強してから仕事を探すなど対策することが重要です。
現地の生活を体験できる
働きながら生活することで、現地の人と同じような生活を体験できます。カフェやレストランで仕事をすれば、現地の人々の生活を垣間見ることができるでしょう。
また、職場で現地の人と一緒に仕事をすることで、現地の人々の考え方や仕事への意識を学べます。日本とは異なる考え方に触れることで、視野を広げられるでしょう。
ホームパーティーの文化がある国では、同僚の家に招かれて現地の文化や暮らしを体験する機会もあるかもしれません。
費用を稼ぎながら海外暮らしができる
フルタイムでの仕事が可能なワーホリでは、現地通貨を稼ぎながら生活できます。
事前に日本で留学費用をすべて貯金しておくためには、時間がかかります。ワーホリでは渡航後当面の生活費や語学学校の資金が貯まれば、はやめに出発可能です。
また、現地通貨を稼げる点で両替する必要がなく、円安の影響を受ける心配もありません。
国によって語学学校に通える期間は異なる
ワーホリ本来の趣旨は休暇を楽しみ、そのための費用を現地で稼ぐことです。
そのため、国によっては語学学校に通える期間を制限している場合があります。渡航後まずは語学学校で勉強し、そのあとは仕事をしながら旅行や海外生活を楽しむというのがワーホリの基本的な流れです。
学校でしっかりと語学の勉強をしたい、という場合には、ワーホリではなく留学するのがおすすめです。
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留学の特徴
留学の特徴は、以下の3つです。
- 目的に応じた英語を学べる
- 世界中から集まる仲間ができる
- 英語を使って学ぶことができる
留学の特徴を踏まえて、ワーホリとどちらがあっているか検討してみましょう。
目的に応じた英語を学べる
英語を勉強する目的はさまざまです。具体的には、以下のような目的が挙げられます。
- 日常会話を身につけたい
- ビジネスでも使える表現を身につけたい
- TOEICやTOEFLの点数をアップさせたい
- ネイティブレベルまで語学力をつけたい
目的によって必要な語彙力や能力は異なります。留学は自分の目的に合わせた語学学校を選び、効率的に学習できるのが特徴です。
世界中から集まる仲間ができる
語学学校には、世界中から同じように勉強する目的でやってきた仲間がたくさんいます。
仲間から刺激を受け、お互いに高めあっていけるため、学習意欲が高まるでしょう。
共通言語が英語なので、お互いのことを知るためには英語での会話が必要です。一生懸命英語で会話するうちに仲良くなり、遊びに行ったり旅行に行ったりと仲が深まります。
帰国後にも連絡を取り合うことで、英語を使い続けられます。
英語を使って学ぶことができる
留学では、英語を学ぶだけではなく、英語を使って学ぶこともできます。
専門学校に通い、ファッションやフラワーアレンジメント、アートなどさまざまなことを学べるでしょう。その土地で歴史や専門性のあることを、現地で学べる貴重なチャンスです。
大学や大学院に進学し、専門性の高い学問を専攻することもできます。
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ワーホリ(ワーキングホリデー)と留学、どっちがいい?
ワーホリと留学、それぞれの特徴を解説しましたが、結局どちらがよいのだろうと思う方もいるのではないでしょうか。
それぞれに向いている人は、以下の通りです。
ワーホリに向いている人 | 留学に向いている人 |
---|---|
・現地で生活をする中で、生きた英語を学びたい人 ・海外で働いてみたい人・貯金が少なくてもすぐにでも出発したい人 ・旅行やアルバイト、友達づくり、積極的に挑戦できる人 | ・英語力を総合的にあげたい人 ・一緒に学ぶ仲間をつくりたい人 ・ワーホリ協定国以外に行きたい人 |
自分自身の希望を振り返り、ワーホリと留学のどちらに向いているかあらためて考えてみましょう。
ワーホリ(ワーキングホリデー)に向いている人
ワーキングホリデーに向いている人は、以下のような人です。
- 現地で生活をする中で、生きた英語を学びたい人
- 海外で働いてみたい人
- 貯金が少なくてもすぐにでも出発したい人
- 旅行やアルバイト、友達づくり、積極的に挑戦できる人
ワーホリのメリットは、なんといっても海外で働く経験ができることです。
実際の語学力によっては、なかなか希望の職種に就けないおそれもあります。現地で職種ごとにどれくらいの語学力が求められるのか、どれくらいの求人があるのか、しっかり確認しておきましょう。
また、ワーホリでは自分から積極的に挑戦しないと、あっという間に1年間が過ぎてしまいます。旅行や友達づくりなど、何事にも前向きに取り組み、コミュニケーションをとってみましょう。
留学に向いている人
留学に向いている人は、以下のような人です。
- 英語力を総合的にあげたい人
- 一緒に学ぶ仲間をつくりたい人
- ワーホリ協定国以外に行きたい人
英語力に自信がなく、総合的な語学力を上げたい人には留学がおすすめです。
語学学校では、その人の語学力や目的に応じたプログラムで、体系的に英語を学べます。マンツーマンの授業も取り入れれば、強制的に話す・聞く機会があるのがメリットです。
短期留学であればビザ申請も不要な国もあり、手続きも簡単に出発できます。
語学学校では、授業以外のアクティビティや交流プログラムがある場合もあり、そこで友人をつくれる場合も。
自分から友達づくりをするのが苦手な人も、毎日同じ学校で顔を合わせる仲間ができます。
また、ワーホリ協定が結ばれていない国にも、留学として長期滞在できるのも魅力です。
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まとめ:ワーホリ(ワーキングホリデー)と留学、あなたに合った方法をみつけよう
ワーホリと留学、それぞれにメリットや魅力があります。
あなたが海外に行ってみたい理由や目的、あなたの性格に合わせてどちらが向いているかは異なります。
あなたに合った方法をみつけて、ワーホリまたは留学にぜひチャレンジしてみてください。
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