ノルウェーワーホリにおすすめの保険5社！選び方のポイントを解説

ノルウェーへのワーホリビザの申請には保険加入が必須です。ビザの条件である医療費の補償以外にも、滞在中のさまざまなリスクに備えるためにはワーホリ保険への加入がおすすめです。本記事では、ノルウェーのおすすめワーホリ保険や選び方を解説します。

ノルウェーでのワーホリに保険は必須！

ノルウェーへのワーホリには、ビザ申請時に「滞在予定の全期間に有効な医療保険の証明書」を用意する必要があります。

渡航前にビザを取得するため、ビザ申請時に保険に加入している証明書を用意しなくてはなりません。

ノルウェーへワーホリに行くことを決めたら、早めに保険の検討を始めましょう。

ワーホリビザの申請時に保険加入が必須

ノルウェーへのワーホリビザを申請するためには、「滞在予定の全期間有効な医療保険の証明書」が必要です。

ノルウェー語訳または英語訳がされた書類が必要になるため、保険会社に証書の翻訳版をもらえるかどうか確認しましょう。

滞在全期間をカバーするか確認をしよう

ビザ申請に有効な保険は、滞在予定の全期間をカバーすることが条件です。渡航日程が決まったら、保険の期間を間違いないように設定しましょう。

クレジットカード付帯保険では不十分

ノルウェーワーホリにおいて、クレジットカードに保険がついているから大丈夫、と考えている方もいるかもしれません。

しかし、クレジットカードの保険は以下の点に注意が必要です。

• 利用付帯か自動付帯か
• 補償額の上限

クレジットカードの保険には、渡航費の一部をカードで支払うことではじめて保険機能が有効になる場合（利用付帯）と、持っているだけで保険として有効な場合（自動付帯）があります。お手持ちのクレジットカードの条件を一度確認しましょう。

また、医療費の補償上限がある場合が多く、高額になりがちなヨーロッパでの医療費を十分にカバーできないおそれがあります。

長期に及ぶワーホリでは、ケガや病気以外の生活のリスクにも備えることがおすすめであるため、ワーホリ保険の内容を検討しましょう。

これからクレジットカードを作ろうとお考えの方は、こちらの記事も参考にしてください。

ノルウェーワーホリ保険おすすめ5社

ノルウェーでのワーホリにおすすめの保険を5社、ご紹介します。

• AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険
• ジェイアイ傷害火災保険 t@biho
• 東京海上日動 留学生・ワーキングホリデープラン
• ケアコンセプト
• ステップイン旅行保険

AIG損保 長期留学・ワーキングホリデー保険

AIG損保の保険は、ワーキングホリデープランの場合、保険期間を1年まで設定でき、更新は可能です。

ワーホリ中のリスクに備えた4つの項目をまとめたパッケージになっています。

• 自身のケガや病気の補償
• 携行品の補償
• 航空機遅延などの補償
• 個人賠償責任

ノルウェーを含むヨーロッパでは、医療費は高額になりがちです。治療・救援費用が無制限の「インフィニティプラン」がおすすめです。

ケガや病気の補償以外に、加入者向けのサービスも充実していることが特徴です。

「Doctors Me」というWebによる総合ヘルスケア相談サービスが無料で受けられます。

慣れない土地でのワーホリ期間中に、小さな困りごとから生活上の相談まで気軽に問い合わせできる嬉しいサービスです。

AIG損保のワーキングホリデープランについて詳しく知りたい方はこちらのページも参考にしてください。

ジェイアイ傷害火災保険 t@biho

ジェイアイ傷害火災の T@bihoは、お得な保険料で手厚い補償があることで選ばれている保険です。インターネット申し込み専用のため、コストを抑えてお得なプランを用意しています。

大きく分けて3つのプランがあり、最も異なる点は補償上限金額です。

• 保険料節約プラン
• おすすめプラン
• おすすめプラン（カスタマイズ）

予算にあわせて保険料と補償金額のバランスを考えられます。

低価格ながらも補償内容が充実しているため、安心してワーホリに専念したい方におすすめです。

「ジェイアイ傷害火災　T@biho（たびほ）／T＠bihoプライム」について詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

東京海上日動 留学生・ワーキングホリデープラン

東京海上日動のワーキングホリデープランは、病気・ケガなどの補償はもちろん、ワーホリ中に起こりやすいリスクを特約でカバーできます。

• 賠償責任：意図せず他人にケガをさせてしまったり、ものを壊してしまったときなどの賠償
• 生活用動産：滞在先の家財道具や生活用品の破損に関する補償

保険期間が3ヶ月以上の場合、緊急一時帰国費用もオプションで補償できます。

東京海上日動海外総合サポートデスクはサポートが充実していることが特徴です。スタッフが専任で日本語対応をおこなう体制を整えており、困ったときの強い味方となります。

東京海上日動のワーキングホリデープランについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

ケアコンセプト

ケアコンセプトの保険は、12~40歳までの学生が加入対象で、1ヶ月から最長5年まで加入できます。

ノルウェーへのワーホリには「ケアカレッジ」がおすすめで、3種類のプランがあります。

大きく異なるのは保険料と、保険1年間にかかった医療費のうち最初に自己負担する金額です。

• ベーシック（年間自己負担120€）
• コンフォート（年間自己負担なし）
• プレミアム（年間自己負担なし）

いずれのプランも医療費の補償額に上限はなく、歯科治療も補償対象です（上限金額が異なる）。

とにかく保険料を抑えたい方にはベーシックプラン、充実の内容で安心したい方にはプレミアムプランがおすすめです。

ステップイン旅行保険

ステップイン旅行保険はドイツの保険会社で、ノルウェーでのビザ申請にも対応した保険を提供しています。

日本人スタッフが日本語でサポートしてくれるため、保険の申し込みも受診の際も、ノルウェーから気軽に問い合わせをしてサポートが受けられるのもポイントです。

以下の4タイプからプランを選択します。

• エコノミー
• エコノミープラス（おすすめ！）
• ファーストクラス
• ファーストクラスゴールド

必要な補償項目と金額の範囲で、予算に合わせてプランを選択できます。

基本プランにオプションで賠償責任や手荷物に関する補償をつけられるため、あなたに必要な補償範囲を検討しましょう。

ノルウェーのワーホリ保険を選ぶ3つのポイント

ノルウェーへのワーホリ保険を選ぶときのポイントを3つ、ご紹介します。

• 補償期間はワーホリ期間すべてをカバーしているか
• 補償内容・補償額は十分か
• 日本語でのサポートを受けられるか

補償期間はワーホリ期間すべてをカバーしているか

ビザの申請条件であるため、加入の際はワーホリ滞在期間を間違いなくカバーする期間を設定しましょう。

ノルウェーでのワーホリは日本人の場合、1年が就労上限です。渡航期間を最初から最後までカバーするかどうか、確認しましょう。

補償内容・補償額は十分か

ノルウェーでの受診や治療は高額であるため、外務省でも海外旅行保険への加入をすすめています。

長期にわたるワーホリでは、ケガ・病気のリスクの他、生活上のリスクにも備えてワーホリ保険への加入を検討しましょう。

医療費の上限は無制限がおすすめです。

参照：外務省 海外旅行保険加入のおすすめ

日本語でのサポートを受けられるか

ワーホリ保険に加入する際は、日本語でのサポートが受けられるかどうかもポイントです。

手厚い日本語サポートは日本のワーホリ保険の特徴でもあるため、医療英語や生活トラブルなど、いざというときに日本語で説明できるサービスを有効活用したいものです。

「どこの病院を受診すればいいか」「保険の申請はどのようにするか」など、意外と手間のかかる作業を省き、貴重なワーホリの時間を有効に過ごしましょう。

体の不調は、慣れない土地では思った以上に心細いものです。ワーホリ保険のサポートによって頼れる味方を増やしておくのもおすすめです。

ノルウェーの医療事情と医療費相場

ワーホリ保険への加入検討に役立つ、医療事情と医療費の相場についてご紹介します。

医療事情

ノルウェーの医療水準は高く、医療機関への受診は問題ないといえます。ホームドクター制で、専門医への受診にはかかりつけ医からの紹介が必要です。

公立の医療機関は予約の取りづらさや待ち時間が問題で、ワーホリ中は主に私立の医療機関を受診することになりますが、医療費が高額になりがちです。

また、薬の多くが医師の処方箋がないと買えないため、持病がある方は常備薬とともに、薬の使用目的・成分などを証明する書類も一緒に持っていきましょう。

医薬品の持ち込みについてはこちらもご確認ください。

医療費相場

ノルウェーは世界的に有名な福祉国家であり、ノルウェー国民は基本的に公立の医療機関では医療費が無料です。

ノルウェーの人は一般的に病院は大きな病気をしたときに行くもの、という感覚で、風邪などではあまり受診しない傾向にあります。

風邪などで受診するときは私立の病院に行くことになり、日本の感覚で窓口負担3割とした場合には日本よりも高い医療費を支払う必要がでてきます。

イースターやクリスマス時期に注意

イースターやクリスマスなど長期休暇の時期にワーホリ中の場合は、注意が必要です。

医師・看護師なども長期休暇を取るため、医療機関が開いていない場合があり、受診ができないかもしれません。

ノルウェーの治安状況と気をつけたいトラブル

ノルウェーは比較的治安がよいと思われていますが、日本と比較すると犯罪の数は多く、特に置き引きやスリには注意が必要です。

また、エリアによっては治安がよいとはいえない場所もあるため、とくにオスロ中央駅周辺は夜間の一人歩きを避けましょう。

空き巣にも気をつけましょう。ワーホリ中の住居選びでは、周辺環境や階数（1階の場合は窓の施錠状況などをよく確認しましょう）、玄関や窓の強度などにも注目しましょう。

万が一の際に、生活用動産の補償があるワーホリ保険に加入しておくことがおすすめです。

ノルウェーの治安状況や医療事情などは以下の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ：ノルウェーでのワーホリには保険加入が必須！ワーホリ保険で安心の生活を

ノルウェーへのワーホリには、ビザ申請時に保険に加入していることが必須です。

滞在期間をすべてカバーする医療保険であることが必須条件で、高額になりがちな医療費の上限と、医療費以外の補償をどこまでつけるかがポイントとなります。

医療以外のトラブルに対応できることがワーホリ保険の強みです。

充実したワーホリ生活のために、保険で安心を手に入れることがおすすめです。ワーホリ保険で得られるサポートは、慣れない土地で心強い味方を増やすことでもあります。

あなたに合ったワーホリ保険に加入して、安全で充実したノルウェーワーホリ生活を実現させましょう！

ノルウェーワーホリの基本情報はこちら！