【完全版】高校英語の勉強法はこれ!大学受験・定期テストの突破に必要な文法、長文、リスニング、ノートの取り方も解説

高校生にとって、英語は大学受験に関わる非常に重要な科目です。確実に成果をあげるには「正しい勉強法」で効果的な学習に取り組んでいく必要があります。本記事では、定期テストからセンター試験・大学入試試験まで対応できる英語勉強法、オススメの教材を紹介します

目次



高校英語の勉強に取り組む前に|目標を設定しよう

英語の勉強方法では準備が大切です。まずは、目指すゴールを設定しましょう。高校英語の勉強ではゴールを2つに分けて考えてみましょう。

高校英語の勉強目標1. 定期テストで高得点をとる

1つ目は定期テストで高得点を目指すことです。短いスパンで目標設定ができるため学習にメリハリが生まれます。定期テストの成績は「調査書」の評価にも直結します。定期テストで成績を残すことは、来る大学入試において優位性を作り出してくれます。

高校英語の勉強目標2. 大学受験を突破する

2つ目は志望大学の合格を目指すことです。受験勉強にフライングはありません。早い時期から計画的に英語に取り組むことは、周りに先んじて受験勉強を始めることと同じ意味を持ちます。英語は成果までに時間がかかる教科です。早めの目標設定・早めのスタートが重要です。

高校英語の勉強法1. まずは3つの基礎を築こう

3年間で教科書レベルから難関大レベルにまで実力を高められるかどうかは、基礎作りにかかっています。はじめに、英語の基礎である「単語・文法・英文解釈」について確認しましょう

高校英語の基礎勉強法1. 単語

英単語
英単語を知らないことには歯が立ちません。中学卒業から私立難関大合格までに覚えるべき英単語数は4000~5000語と言われます。膨大な量を効率よく覚えるために工夫していきましょう。

英単語の暗記に効果的な勉強法

単語の暗記に効果的なのは触れる回数を増やすことです。単語帳も1ページを完璧にしてから次に進むのではなく、一定量のページを何度も繰り返す方がしっかり覚えられます。繰り返しのたびに記憶が上書きされ定着していくからです。

暗記学習のゴールデンタイム

暗記のゴールデンタイムは「寝る前」です。脳は睡眠中にその日得た情報を整理します。寝る直前の暗記は睡眠時間中に定着まで実現できるのです。さらに、朝一番に昨晩覚えた内容を確認すると定着度がもっと上がるでしょう。

暗記テクニック

・印つけ暗記
覚えた単語に印を付ける、そのひと手間で暗記効率が格段に上がります。印がない=覚えていない単語が一目でわかり、スピーディに反復できるからです。覚えた単語が徐々に増えるのも達成感!

・「例文」と一緒に覚える
意味が抽象的で単体で覚えるのが難しい単語は、例文ごと覚えましょう。文章中での使われ方も覚えられるので、長文読解にでも活きる実践的な単語力が高まります。

発音も意識しよう

脳は「音読できない言葉は覚えられない」と言われています。単語の暗記は発音とセットがおすすめです。正しい発音の暗鬼はリスニングにも相乗効果をもたらします。音源をダウンロードできる単語帳を活用し、発音も日々の練習に組み込みましょう。

高校英語の基礎勉強法2. 文法

英語 文法
英語の基本である文法が分からなくなると、早々に英語が苦手になってしまうでしょう。そうならないために英文法をしっかり理解し身につける3つのポイントを紹介します。

文法を理解しよう

英文法は「正しい理解」が最重要です。英文法が苦手な高校生の多くは理解の段階でつまずいています。友人に説明できるレベルまでの理解を目指しましょう。不安な点は学校や塾の先生に徹底的に質問する姿勢が文法力を伸ばします。

文法理解に効果的な勉強法

英文法の力を伸ばすには「全体を体系づけて網羅する」ことがポイントです。使いやすい文法書を1冊用意し、徹底的に取り組みましょう。用法の違いに困ったら「文構造」に着目し、語・句・節の役割を考えると分かりやすいでしょう。英文法の全体像を頭の中に創るイメージで取り組んでみましょう。

文法の演習問題を解こう

文法事項の概要を理解したら、演習問題に挑戦です。はじめは曖昧だった部分も、実際に問題を解く中で腑に落ちていくことがあります。分からない問題がなくなるまで繰り返すことが肝心です。1冊を仕上げれば高校英文法は完璧です。

高校英語の基礎勉強法3. 英文解釈

高校生 勉強
単語・文法の次はいよいよ英文解釈に入ります。センター試験に代わり、2021年度から始まった大学入試の共通テストでも、英文の長さが話題になりました。長文を「速く正しく」解釈できるようになる学習法をご紹介します。

英文解釈の効果的な勉強法

自分に合ったレベルの英文解釈の参考書を用意します。目指すは「全ての例文で、使われている単語・英文法・文構造・構文を説明できる」状態です。和訳を見ずとも意味が分かるまで咀嚼し、加えて各文を30回音読します。ここまでで高校英語の基礎は完成です。どの大学の入試問題にも挑戦する準備が整ったといって良いでしょう。

高校英語の勉強法2. 長文問題を突破しよう

英語 本
高校英語において、定期テストでも大学入試でも配点が高いのは長文問題です。結果に直結する長文読解の力を伸ばす勉強法を知っておきましょう。

高校英語の長文問題勉強のポイント1. 「読解力」と「問題解答力」

長文問題を解くために必要な力は2つです。本文内容を理解する「読解力」と、設問で問われていることを適切に捉え正解を導く「問題解答力」です。本文を読めても、求められている解答を正確に導けなければ正解にはなりません。

高校英語の長文問題勉強のポイント2.  読解力向上には「音読で多読」

英語を読める人はほぼ全員「直読直解」ができます。英文を都度日本語に訳すことなく、初めから終わりまで返らずに読み切る状態です。直読直解のためには「音読で多読」が効果的。音読で読みよどんだ箇所は曖昧なところ。復習と音読を繰り返すことで日本語のようにスラスラ読める力が養えます。

高校英語の長文問題勉強のポイント3. 正答を選ぶ力を養おう

問題解答力とは惑わされず「正答を選ぶ力」です。漫然とした演習では力がつきません。常に「その選択肢が間違いだと考える根拠は何か?」と自問しつつ取り組みましょう。復習の際は間違えた問題に加え、不安が残る問題も見直します。正しい根拠を自力で示せるまで繰り返す勉強が、問題解答力を高めます。

高校英語の勉強法3. リスニングを克服しよう

リスニング
リスニングは読解と並ぶ重要項目です。大学入試全体で導入が進む「英語4技能テスト」のひとつの柱でもあります。「聞く力」を重視する流れはますます進むと予想されています。

高校英語のリスニング勉強法1. ディクテーション

「ディクテーション」は英語を聞き取る耳を鍛える方法です。聞こえてきた英語を聞こえたとおりに書き起こし、スクリプトと照らし合わせて自分の聞き取りの不足を確認します。冠詞や前置詞まで正確に書くには文法や構文の知識も必須。リスニングはもちろん、英語の総合力が上がります。

高校英語のリスニング勉強法3. シャドーイング

「シャドーイング」とは、読まれた英文からわずかに遅れて影のように英文を声に出していく練習法です。初めはスクリプトを見ながら、慣れてきたら聞き取りだけを頼りに追いかけます。自然に近いスピードで読む練習が英文解釈の速度を強制的に高め、連続する音の聞き取りに効果を発揮します。

高校生 英語 朗読

高校英語のリスニング勉強法4. リーディングを強化

リーディング(読解)強化もリスニング対策になります。聞きとれる速さは読める速度を越えないからです。対策には英文の音読がおすすめです。やってみるとわかりますが少しでも曖昧な箇所は読み進められません。音読は途中で止まることができないリスニング同様、英文の流れに乗って意味を理解する練習になります。

高校英語のリスニング勉強法5. 発音や音についても学ぶ

リスニング強化の最後の項目は「発音」です。聞き取りに悩む高校生に多いのが正しい発音・アクセントや、自然なスピードで話される際の音の変化について知識がないケースです。基本的な発音は英単語と一緒に覚えてしまいましょう。音の変化の事例は多くないため、早い段階で確認しておくとその後の学習効率を上げてくれます。

高校英語の勉強法4. 授業の受け方

高校生 授業
高校生の英語学習では授業の受け方が大切です。授業で十分に理解できれば、自学の時間は演習に充てられます。英語学習の成果を最大化する授業の受け方についても考えてみましょう。

高校英語の勉強は4技能それぞれのポイントを意識しよう

大学入試改革に伴い高校の授業スタイルも「4技能」を重視した形に変わりつつあります。英語の4技能とは「Reading(読む)、Writing(書く)、Listening(聞く)Speaking(話す)」の4つです。従来あったReadingとWriting、新しく加わったListening・Speakingはコミュニケーションツールとしての英語スキルです。授業内でのディスカッションなどより発展的・高度化された授業が行われます。

高校英語はノートの取り方で勉強の効果UP

ノートは板書を写すものと思っていませんか?授業中、先生は「板書しないけれども大切なこと」を沢山話しています。そうした板書以外の情報もどんどん書き込みましょう自分の気づきや、復習しておきたい項目をメモするのも良いですね。重要ポイントが漏れなく詰め込まれたノートは、自分だけのオリジナル参考書です。

高校英語の勉強には予習復習が欠かせない

予習の目的は理解・未理解の境界を自覚することにあります。授業は分からない点を理解する心づもりで臨みましょう。復習の目的は授業の内容定着です。次に同じ問題に出会ったときに自信を持って正解できる状態を目指しましょう。定着度アップには時間を置いて繰り返すこともおすすめです。

高校英語の勉強法5. 定期テストで高得点をとるコツ

テスト
高校の定期テストで高得点をとる秘訣は3つです。

・勉強時間の確保
・分からないを積み残さない
・学校の課題に丁寧に取り組む

忙しい高校生活では、勉強時間を意識的に確保しないとあっという間にテスト前です。生活リズムをたな卸し、毎日の勉強時間を確保しましょう。その上で復習に取り組み、分からない点を残さないことが肝心です。こまめに先生に質問する等の手段を講じ、疑問や不安を確実に解決していきましょう。この二つのサイクルが回り始めると、学校の課題が意義を持ち始めます。課題が演習の役割を果たしてくれるのです。
時間を確保し、予復習を丁寧に、課題を演習として活用しましょう。この3ステップで定期テスト対策はバッチリです。

高校英語の勉強法6. おすすめ教材10選

おすすめの市販教材をご紹介します。目標や克服したい苦手ポイントに合わせて使い分けてみてください。

高校英単語の勉強にオススメの教材2選

【旺文社】英単語ターゲット1900

定番の英単語帳です。共通テストから国公立2次試験・難関私大までをカバーする1900語を収録しています。無料ダウンロードできる音源がありリスニング対策にも有効です。まず1冊を完璧にしたい人におすすめです。

【KADOKAWA】世界一わかりやすい英単語の授業

今ある知識で英単語の源を理解できる一風変わった切り口の英単語帳です。英単語の暗記がつまらない人におすすめ。「サラダにかけるドレッシング(dressing)は、dress(着飾る)+ing=サラダを飾るもの」というように楽しく学んでいくことができます

高校英文法の勉強にオススメの教材3選

【ナガセ】大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

中学レベルからやり直しできる英文法入門書です。「超基礎」の名前の通り、英文法の入口から講義形式で解説されています。大学受験はもちろん、TOEICや英検,英語4技能試験対策の基礎本としておすすめです。

【ナガセ】一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

従来の文法教育の「失敗」を払拭し、日本の英語教育を変えるコンセプトで構成されています。豊富なイラストとコラムでわかりやすく「話せる英語」をマスターできます

【いいずな書店】総合英語 Evergreen

高校英語の定番の英文法書です。わかりやすさを大切に基本から大学入試レベルまで網羅しています。解説だけではなく、1冊の中で理解度の確認まで完了できる構成が学びやすいです。英文法の「どうしてそうなるのか?」を解決してくれる1冊です。

高校英文解釈の勉強にオススメの教材3選

基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)

基礎レベルの英文法の復習と、英文読解必携の英文構造100個を一気に学習できます。図解形式の構造解説が分かりやすいです。例文の音読を繰り返すと効果倍増が期待できます。

【駿台文庫】ビジュアル英文解釈 (Part1)

直読直解力の向上だけに焦点を当て、平易な単語と例文、豊富なイラスト解説が特徴的です。高校英語の基本から共通テストレベルのPar1と、難関大・医学部、偏差値60以上を目指すPart2があります。

【研究社出版】超・英文解釈マニュアル―学校で絶対教えてくれない

高校生を悩ませる英語独特の文のつくりをストンと腹落ちする表現で解説する1冊です。SVOCと言われても分からない、主語が見つけられないという人も英語を読み解く基礎体力をつけることができます

高校英語長文読解の勉強にオススメの教材2選

【かんき出版】大学入試 レベル別英語長文問題ソリューション2 ハイレベル

長文読解力アップに必要な要素がぎゅっと詰まった1冊。300語程度の題材は音読教材としても活用できます。単語・語彙の暗記サポートから文構造ガイドまで至れり尽くせりの一冊です。共通テスト8割以上・難関大対策向けです。

佐藤ヒロシの 英語長文[マーク式]が面白いほどとけるスペシャルレクチャー

共通テストや私大入試で出題されるマーク式問題の解法に特化した参考書です。「下線部説明問題」や「内容一致問題」など、設問パターン別に対策できます。基本レベルから入試実践レベルまで使うことができます。

正しい勉強法で高校英語を突破しよう

高校英語の勉強法、オススメの教材を紹介してきました。英語ができるようになるには能力が必要でしょうか?いいえ、そんなことはありません。正しい勉強法で努力を積み重ねれば、誰でも英語の学力を上げることができます

コツはたった2つです。「毎日やること」「基礎基本を徹底すること」です。英語が得意になると、選択の幅が一気に広がります。目標に向かって頑張って取り組んでいきましょう。







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