マイチューターは日常会話からビジネス・資格試験まで幅広いカリキュラムを備えたオンライン英会話です。
TOEFLやIELTSなど、他社が対応していない試験対策もカバーし、英会話サービスには珍しいライティング指導や英文添削も依頼できます。
今回は、そんなマイチューターの特徴や料金、口コミについてご紹介します。
マイチューター(mytutor)の特徴4つ!資格試験に断然強い理由
マイチューターの特徴は資格試験対策講座がかなり充実していることです。4技能それぞれに対応した講座が用意されており、苦手分野を徹底的に強化することができます。
まずはカリキュラムや受講サポートなど、4つの視点から『マイチューター』の特色を見ていきましょう。
オンライン英会話には珍しい担任制を選べる
マイチューターではオンライン型英会話には珍しい担任制を導入しています。気に入った講師を「担任にしたい」と事務局に伝えるだけで、週1〜3回の定期レッスンを確保してくれる便利なシステムです。
担任制にすると「レッスンをする曜日や時間が固定される」というデメリットはありますが、講師選びの時間を節約できる上、他の生徒と受講枠を取り合う必要がないというメリットは見逃せません。
担任の先生を指名するかどうかはあくまで生徒の任意ですが、気に入った先生がいればぜひ利用してみたいところです。ちなみに、途中で担任の先生を変えることもできます。
難関資格を持ったフィリピン人講師が指導
マイチューターでは講師全員が正社員、さらにその多くが政府公認英語教師の資格を持ったエリート講師です。流暢な英語が話せるだけでなく、資格試験の合格をサポートするために講師歴や大学での専攻分野、技能試験などの厳しい選考基準を課しています。
資格・ビジネスに特化したカリキュラムが豊富
マイチューターのカリキュラム数は業界でもトップクラスの豊富さです。ビジネス英語25講座、留学・検定試験は23講座、日常英会話25講座、子供向け14講座の中から自分のニーズに合った講座を探すことができます。
中でもビジネスには職業に特化した講座があり、「英語のスキルだけでなく業界のルールや知識を得られる」と評判です。資格試験系の講座では英会話教室には珍しいライティング対策や英文添削までカバーしています。
レッスン可能な時間が短め
マイチューターを利用するときは利用時間に注意しましょう。レッスンは平日(月~金曜日)が15:00~24:00、土日が11:00~24:00と午後から夜にかけてのみ開講で、午前中や深夜の時間帯は使用できません。
レッスン時間帯が自分のライフスタイルに合っているかどうかよく検討してください。
マイチューター(mytutor)がおすすめな人の特徴4つ
マイチューターには豊富なカリキュラムと質の高い講師が揃っています。一方で、受講できる時間が限られている、レッスン単価が他社と比べてやや高いなどのデメリットがあることも事実です。
ここでは、マイチューターの特色を生かして勉強するのがおすすめな人の特徴を4つあげて解説します。
学習内容だけでなく、スケジュールや予算面についても検討してみてください。気になった方はぜひ無料体験レッスンを受講してみましょう。
学びたい内容・目標が決まっている人
マイチューターのカリキュラムは生徒のニーズに合わせて作成されています。
特にビジネス・資格対策のコースではそれぞれのシチュエーションや苦手分野の対策を想定しているため、英語を学ぶ目的や目標が具体的になっていると、優秀な講師とのレッスン時間を有効に活用できます。
先生たちも要望さえ伝えれば一定の分野をとことんまで突き詰めて教えてくれるので、大いに頼りましょう。強化したい分野や自分のレベルを把握しておく、事前に質問したいことをまとめておくなど準備してから受講するのがおすすめです。
逆に「目的はないがフリートークを楽しみたい」「初心者向けの英会話を探している」という人は、マイチューター以外のオンライン英会話の方が費用面でお得です。
短期集中で試験対策をしたい人
マイチューターには目的のカリキュラムだけを集中して受けられる「特訓コース」があります。「TOEFLのスピーキングだけ」など特定のジャンルを1レッスンあたり500円程度で受講することができ、資格試験の直前強化や弱点対策に最適です。
「数十回単位で本気の試験対策をしたい」という人におすすめです。
生活スケジュールが決まっている人
マイチューターのレッスン時間は月~金曜日が15:00~24:00、土日が11:00~24:00と限られています。また、レッスンの予約は12日〜30分前まで可能ですが、キャンセルは受講時間3時間前までと制限が厳しい点も要注意です。
日頃の生活リズムが一定で、急な予定が入りにくい人の方が向いています。
予算に余裕がある人
マイチューターのレッスン単価は他のオンライン英会話と比べて高めの設定です。質の高い講師と通信環境を確保している分、仕方ない面もありますが、英語学習にまとまった費用をかけられる人が向いていると言えます。
また、受講するコースによっては使用教材が別売りのこともあり、授業料以外の費用が必要になってくる場合もあります。予想外の出費への対応も考えておきましょう。
マイチューター(mytutor)の料金プランは?
マイチューターの料金プランは毎月定額を支払う「月額制」と利用したいレッスン数の分だけお金を払う「ポイント制」から選択できます。各プランは料金以外に、担任制を利用するときに確保できる固定レッスンの枠数が異なります。
支払いはクレジットカードのほか、銀行振込も可能です。ただし、銀行振込の場合は振込が終わった後に連絡し、手動でポイントを追加してもらう手順が必要なので要注意です。
月額制プラン
毎月決まった数のレッスンを受講できるプランです。最小で月8回(週2回程度)の無理のないペースから受講でき、どのカリキュラムのレッスンも受けることができます。
1日の受講回数に上限がないので、まとめて受講することも可能です(ただし同じ講師の予約は1日2レッスンまで)が、残った受講枠を翌月に持ち越すことはできません。
月額制プランの料金・全て税込
8回/月 | 6,980円 |
---|---|
16回/月 | 9,980円 |
20回/月 | 11,980円 |
30回/月 | 15,980円 |
担任制利用時の固定レッスン数
毎月(8回、12回) | 最大 週1回 |
---|---|
毎月(16回、20回、30回) | 最大 週2回 |
月額制プランのデメリットは、1回あたりのレッスン単価が高いことです。継続してマイチューターを利用すると決めたら、ポイント制プランか特訓コースに切り替えると良いでしょう。
ポイント制プラン
「ポイント制」は月々の受講数に関係なく受けたいレッスンの回数分のポイントを購入する制度で、「1ポイント=1レッスン」で利用できます。
一度購入したポイントの有効期限は6ヶ月間で、「未使用のポイントが残ってしまった」という場合も、ポイントを追加購入すれば最大で200ポイント分の有効期限をさらに6ヶ月延長できます。
レッスン1回あたりの単価は月額プランよりもお得です。担任制の固定レッスン枠も多めなので、担任制を利用したい人、継続して利用したい人はポイント制を利用するのがおすすめです。
長期的に学習計画を立てたい人、レッスンポイントをまとめ買いしたい人向けのプランと言えるでしょう。
ポイント制プランの料金・全て税込
30回分 | 22,000円 |
---|---|
50回分 | 29,800円 |
100回分 | 49,800円 |
125回分 | 59,800円 |
担任制利用時の固定レッスン数
週3回
添削くん(英文添削サービス)
「添削くん」はスカイプを使ったライティングレッスンではなく、英作文を添削してメールで送信してくれるサービスです。「添削くん」は専用のポイントを購入するか、ライティング関係か英検の「特訓ゼミ」用のポイントで利用することができます。
送信した英文は48時間以内に返信され、試験対策からビジネスレター、エッセイまで幅広く対応しています。ただし、料金は文書の語数によって異なるなど、コスト面の計算は複雑なので要注意です。
また、「添削くん」専用ポイントは他の授業ポイントとは別でカウントされ、合算できません。さらに「添削くん」専用ポイントは追加購入しても利用期限が延長されないので注意しましょう。
添削くん専用ポイントの料金・全て税込
30ポイント | 20,000円 |
---|---|
60ポイント | 33,000円 |
120ポイント | 55,000円 |
文書ごとのポイント消費量
~180単語 | 1ポイント消費 |
---|---|
181~350単語 | 2ポイント消費 |
351~500単語 | 3ポイント消費 |
※添削する講師の指名はポイント消費量が2倍になる
※1回ごとに依頼できる添削は最大500単語まで
特訓コース(各種資格試験・ビジネス)
「特訓コース」は特定コース専用の受講ポイントを購入するプランです。学習する目的に合ったコースだけを勉強したい人、目標に向けて短期集中で勉強したい人におすすめです。
申し込んだコース以外のレッスンは受けられませんが、サポート面で次のような特典がつきます。
特訓コースの特典
- 講師の都合が合わず代行レッスンとなった場合、そのレッスンの分野が得意な講師を優先して代行担当に割り当てる
- 予約IDにコース名が表示され、講師が学習内容を把握しやすくなる
コースごとに選べる回数や料金のバリエーションが非常に多彩なため、「特訓コース」を申し込む場合は事前に料金体系を公式サイトから確認しましょう。
特訓コースに対応しているカリキュラム一覧
- TOEFL(スピーキング、ライティング、リーディング、リスニング)
- TOEFL Junior
- IELTS(スピーキング、ライティング、リーディング、リスニング)
- TOEIC(スピーキング、Vocabulary & Grammar、スコア別L&Rテスト対策)
- 英検
- 職業別(キャビンアテンダント、医療・医師、看護師、製薬・医薬品業界、アカウンティング、法律専門家、金融、マーケティング・広告)
- その他(社内公用語・ニュース・TEDで英会話)
特訓コースポイントの料金・全て税込
30〜200ポイント | 22,000円〜79,800円 |
---|
回数と料金の設定はカリキュラムごとに異なる
担任制利用時の固定レッスン数
週3回
マイチューター(mytutor)で無料体験レッスンを受ける方法
ここからは、実際にマイチューターで無料会員に登録し、体験レッスンを受ける方法を説明していきます。レッスンにはskypeまたはZoom(無料版で可)を使用するので、あらかじめインストールし、使い方を確認しておきましょう。
無料会員登録で必要事項を入力
公式サイト右上の「無料体験レッスンへGO!」というオレンジ色のボタンをクリックし、以下の必要情報を入力します。
- メールアドレス
- パスワード(後で入力するのでメモしておきましょう)
- 名前(漢字とローマ字の両方必要)
- ニックネーム(レッスン中に先生が生徒を呼ぶ名前)
- skype名またはZOOMの登録メールアドレス
入力し終わったら「私はmytutor 利用規約とプライバシーポリ シーを読み同意しました」にチェックを入れ、「確認」をクリックします。画面が切り替わったら「内容確認しました」をクリックしましょう。
メールからマイページへ
必要情報の登録が完了すると、先ほど入力したメールアドレスに「マイチューター 会員登録」というメールが届きます。メールの中にあるURLをクリックすると、正式に会員登録が完了し、「ご登録ありがとうございました」という画面が表示されます。
この段階で会員専用のマイページにアクセスできるようになります。マイページにアクセスし、最初に登録したメールアドレスとユーザー名を入力して「ログイン」をクリックします。
講師を選んでレッスンを予約
ここからは体験レッスンの予約をしていきます。まずはマイページの右側中央に表示されている青色のボタン「レッスンの予約」をクリックし、続いて「講師スケジュール」をクリックします。
画面が切り替わり、レッスンを受けたい日付を指定すると、空いている時間と担当講師を見ることができます。
赤い文字で「予約」と表示されている枠はこれから予約ができる時間で、逆に「済他」と表示されているところは利用できません。「予約」をクリックすると確認画面に移るので「はい」をクリックして予約を入れましょう。
予約を入れると講師スケジュールに「済」が表示されます。マイページから予約しているレッスンの日時や時間、担当講師のデータを見られるようになります。
引き続き利用する場合は有料プランに移行しよう
マイチューターではskypeまたはZoomでレッスンを行います。どちらの場合も、初めて担当する講師のIDを承認する必要があります。
まず、レッスンの5~10分前にskypeかZoomを立ち上げておきましょう。レッスン前に講師から連絡先の承認リクエストが届きます。
skypeの場合は「連絡先追加のリクエスト」から「連絡先に追加」を順番にクリックしましょう。
Zoomの場合は、「チャット」をクリックすると「あなたを連絡先として追加したいです」というメッセージが出てきます。ユーザーIDを確認し、「承諾」をクリックしましょう。
講師からコールがあったら応答し、レッスンを開始してください。無料体験レッスンは全部で2回利用できます。無料レッスン終了後も利用したい場合は有料プランに申し込みましょう。申し込み手続きをしない限りは有料プランに切り替わることはありません。
有料プランへの申し込みをするには公式サイトの「料金案内」から加入したい有料プランを選んで支払い手続きを行います。
マイチューター(mytutor)の口コミ・評判
最後にマイチューターを実際に利用した人の口コミ・評判をご紹介します。レッスンそのものに対する評価は高い一方、振込の手間などのサポート面にはやや難があるようです。これからマイチューターを利用するかどうか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
講師の質が高い
講師については他のオンライン英会話スクールと比較すると、比較的レベルが高いと感じる。職業別レッスンがあり、業界に特化した学習が可能。
引用元:みんなの英語ひろば マーシーさん
オックスフォードのビジネスOne:Oneを使ったレッスンを受けています。この教材の上級編はレッスンを提供するオンライン英会話学校が非常に限られています(講師側の力量の問題。中級までなら提供するスクールが割とある)が、ここはその中でも講師の質、レッスンの進め方ともに申し分ありませんでした。
単価は多少高いですが、レッスンの質や10日先まで複数レッスンを予約出来ること、ポイントは半年先まで有効なことなどを考えると妥当かなと思います。
引用元:みんなの英語ひろば さんたさん
講師の質についてはかなり満足度が高く、「丁寧に指導してくれる先生が多い」「アドバイスが試験対策に役立った」との声が多数ありました。
マイチューターでは全講師を正社員雇用しており、採用にもかなり厳しい基準を課しています。それだけに、英語のプロにふさわしい技術を持った講師が集まっています。
担任制だから講師選びに迷わない!
レッスン予約を2週間先まで入れられるのがとても助かりました。お気に入りの先生で予約することができたので、レッスンが楽しみでしたし、楽しんで受講することができました。1日1~2回のレッスンしか予約できない、または固定の先生で予約が取りづらいところが多い中、とても助かりました。
引用元:みんなの英語ひろば megさん
オンライン英会話でよくある悩みが「人気講師の枠が取り合いになる」ことです。マイチューターで担任制を利用すると、お気に入りの講師の枠を固定予約できます。
「お気に入りの講師に長くサポートして欲しい」という人にはおすすめのシステムと言えます。
料金が高い
レッスンの質も高く、予約も取りやすいのですが、1日1レッスン(25分)で1ヶ月14,000円は少し高いように思いました。ネイティブの先生に教えてもらい、通学すればくらべものにならないくらい安いのですが、やはり1日1レッスンだと6,000円~8,000円くらいのところが多いので、ちょっと高めかと思います。でもおすすめです。
引用元:みんなの英語ひろば megさん
他のオンライン英会話のレッスン単価は100~200円台が相場ですが、マイチューターでは400~500円程度です。
他社にない魅力的なカリキュラムや質の高い講師を確保している点を考えると仕方がない面もありますが、「とにかく安い英会話を探している」という人には向いていないようです。
逆に「高くてもいいから内容の濃い授業を受けたい」という人には向いているでしょう。
受講システムが使いづらい
ホームページがめちゃくちゃ使いづらいです。予約画面も使いづらいですし、ポイント購入もそうです。ポイントを購入してもアカウントに自動でポイントが付与されず、いちいち運営に報告して付与してもらう必要があります。そんなところは他に見たことがありません。
レッスンも、他校のようにコース毎に進捗管理されているわけではなく一個前に受講した内容が記録されているだけなので、別のコースを受講したり元のテキストに戻ったりするには都度講師に要請する必要があります。
引用元:みんなの英語ひろば さんたさん
マイページや予約画面のレイアウトは「知りたい情報を探しづらい」と不評でした。また、講師のプロフィール画面には評価や口コミは表示されないので、自分でレッスンを受けながら良い先生を見つける必要があります。
また、購入したポイントが使えるようになるまでに30分〜12時間程度かかったり、銀行振込の場合はポイント購入ごとに連絡が必要だったりと、授業面以外のサポートはかなりアナログです。
マイチューター(mytutor)は短期集中の試験対策におすすめ!
今回はオンライン英会話サービス、マイチューターについてご紹介しました。レッスン料が高い、利用システムや時間面での融通がきかないなどのデメリットはありますが、さまざまな資格試験の対策がオンラインでできるのは大きなメリットです。
学習目的が明確な人、質の高いオンライン英会話サービスを探している人はぜひ検討してみてください。興味のある人は、まずは無料レッスンから体験してみましょう。