カラフルな本

TOEIC参考書はとても種類が多いので、どれを使おうか迷ってしまいませんか?今回はTOEIC905点の私が、必須の3冊と目標スコア別の7冊を、参考書の選び方とあわせてご紹介します。今の自分に必要な参考書を使って目標スコア達成を目指しましょう。

スコアアップできるTOEIC参考書の選び方

はじめにTOEICのスコアアップにつながる参考書の選び方をお伝えします。

せっかく勉強するのであれば効率よく取り組みたいですよね。しかし参考書選びで失敗すると、どれだけ頑張って勉強してもスコアが伸び悩んでしまいます。

そのような失敗をしないためにも、これからお伝えする参考書選びのポイントを押さえて、自分にぴったりの参考書を選びましょう。

本とメガネ

自分の実力と目標スコアにあっているか

参考書選びで最も大切なポイントは、自分の現在の英語力と目標のTOEICスコアにあった参考書を選ぶことです。

今600点ほどの実力の人が900点を取りたいからといって、いきなり900点向けの参考書に手を出しても、難しくて勉強にならないでしょう。やる気がなくなってしまうこともあります。反対に自分の実力以下の参考書を使っては、得るものがありませんよね。

また、カテゴリ別の参考書を選ぶ際には、自分の得意・不得意にあわせて参考書のレベルを上げたり下げたりする必要があります。

目標スコアが700点でも、文法が苦手なら600点向けの文法の参考書を選び、長文が得意なら800点向けの長文の参考書を選びましょう。

自分の実力と目標スコアにあった参考書を使うことで、無駄なくスコアアップにつながる勉強ができます。

分かりやすい解説がついているか

TOEICはマークシート方式なので、解説がないと、なぜその回答が正解なのかわかりません。自分が間違えた原因や迷ったところを確認するためにも、わかりやすく丁寧な解説がついている参考書がおすすめです。

たとえその問題に正解したとしても、解説を読んでみると発見があることもよくあります。

特にTOEICにまだ慣れていない人や英語力に自信がない人は、丁寧な解説が書かれている参考書を選び、解説を読み込むようにしましょう。

問題を解いて終わりになってしまう人も多いですが、それではなかなか実力が上がりません。せっかく問題を解こうと考えたのに、身につかないともったいないですよね。確実に知識を身につけるためには、解説を読んで理解することが大切です。

発行日は古くないか

TOEICの出題傾向は変わっていくので、あまり昔に出版された参考書だと最近の傾向に対応できていない場合があります。

2016年5月には試験内容が変更され、リスニング、リーディングともに各Partの問題数の配分が変わりました。新形式と呼ばれる形式です。

このようなTOEICの出題形式や傾向の変化に対応するために、なるべく新しい参考書を選びましょう。

TOEIC参考書10選!600~900点越えまで目標スコア別に紹介

黒板の文字と手

それでは、おすすめのTOEIC参考書10冊をご紹介していきます。

まずTOEICを受ける人全員におすすめの3冊を紹介し、そのあとでTOEIC初級者~上級者それぞれおすすめの参考書を2~3冊ずつご紹介します。

また、ここでのTOEIC初級者~上級者というレベルは次のように分けています。

レベル TOEICの経験 現在のスコア 目標のスコア
TOEIC初心者 TOEIC初受験。またはTOEICの出題形式に慣れていない。 500点台 600点突破
TOEIC中級者 TOEICを受験したことがあり、出題形式を把握している。 600

~700点前半

700点

~800点以上

TOEIC上級者 TOEICの出題形式に慣れている。 700点後半

~800点前半

800点後半

~900点以上

上記のスコアはあくまで目安です。自分の実力や目標スコアに近いレベルで挙げられている参考書をチェックしてみてください。

全受験者必須!TOEICを受けるならやっておくべき参考書3冊

まずは、自分のレベルや目標スコアに関係なくTOEICを受験する人ならやっておきたい参考書を3冊ご紹介します。

1. 公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

TOEICを受けるなら必ず1度はやっておきたい1冊です。もう本番まで時間がない!という方も、この問題集だけはやってから試験に望みたいところです。

実際にテストを作成しているEST (Educational Testing Service)が作成しており、TOEIC受験者からも信頼度が高く、試験対策として最適な参考書と言えます。

誤答についての解説も丁寧で、リスニング問題を出題するのは本番と同じ公式のスピーカーという点もおすすめできるポイントです。

定期的に改訂版が出ますので、そのときの最新のものを選ぶようにしましょう。

2. TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEIC対策の単語帳といったらこれ!という定番の1冊です。

「TOEICに出る単語だけを、フレーズで効率的に覚えられる」というコンセプトで作られており、”金フレ”の通称で多くのTOEIC受験者に支持されています。

600点~990点まで、レベル別に合計1000の見出し語が収録されています。単語はフレーズや短文内に含まれており、解説も丁寧に書かれているので、使い方とあわせて覚えることができます。

 

また、同じ単特急シリーズに”TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ”と”TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス”があります。

“TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ”は、”金のフレーズ”の初級者向けで、より基本的な単語を中心につくられています。

 

“TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のセンテンス”は、”金のフレーズ”を文章で覚えるようにつくられています。

“金のフレーズ”に掲載されている1000語に約500の重要語が追加されており、”金のフレーズ”を終えた方や、文章で効率的に単語を思えたい方にはおすすめです。

単特急シリーズ3冊を難易度別に並べると、次のようになります。

易しい ← → 難しい
銀のフレーズ 金のフレーズ 金のセンテンス

TOEICのスコアを伸ばすために語彙力は欠かせませんので、自分にあった単語帳で確実に語彙を増やしていきましょう。

3. 1駅1題 新TOEIC TEST文法特急

“金のフレーズ”と同じ特急シリーズの文法バージョンです。

TOEICでよく出題される文法事項だけがまとめられているので、押さえておきたいポイントを効率よく勉強することができます。

こちらも目標スコア550点、730点、900点とレベル別に構成されています。

全部で約110問と問題数は多くないので、文法問題の数をこなして勉強したいという方には向いていませんが、要点を押さえるには持ってこいの1冊です。

TOEIC初心者向け参考書|600点突破を目指すための3冊

続いて、TOEICにあまり慣れていない初心者向けの参考書を3冊ご紹介します。

TOEIC初心者は、TOEICの出題形式や時間の使い方に慣れつつ、頻出問題を抑えてスコアアップにつなげられるよう勉強しましょう。

1. はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト 全パート完全攻略

TOEICを受けるのは初めてという方や、TOEICの構成、各Partの対策がよく分からないという方には特におすすめの一冊です。

Part別の攻略法や実力アップのための勉強方法、そして模試がついていますので、TOEICの流れを理解して勉強を進めることができます。

特に攻略法ついては、600点突破を狙う人向けと730点以上を狙う人向けに2段階で記載されているので、自分の目標スコアに合わせた攻略法を身につけましょう。

2. TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

タイトル通り1000問(正確には1049問)の文法問題が収録されており、とにかく量をこなして勉強したいという方にぴったりの一冊です。

対象は500点以上の人なので初心者向けとしてご紹介していますが、これだけのボリュームなので難易度にも少し幅があり、900点を目指す人でもやり応えのあるような問題も含まれています。

1000問やり切ればそれだけで達成感がありますし、自信を持って本番に望むことができるでしょう。

もちろん量だけでなく質も備わっており、1問1問に丁寧な解説がついています。

この参考書の特徴として、問題が動詞や前置詞などの品詞別に分けられています。はじめから順番通りに進めるのはもちろん、自分の苦手な品詞から取り組んでみても良いですね。

3. 世界一わかりやすい TOEICテストの英単語

スタディサプリの英語講師としても活躍中の関正生先生著の単語集です。

「TOEICに出てくる単語をとにかく覚えやすく」というコンセプトで書かれており、訳語や派生語がたくさん載っていると記憶のジャマになるからと、厳選したもののみが書かれています。

単語集といっても単語が羅列されているだけではなく、試験でその単語がどのように出題されるのか、どのように覚えると良いかを教えてくれる「コメント」が一緒に記載されています。

また、単語ごとに「キラーフレーズ」という、その単語が試験に出る意味・形で使われている例文があります。このキラーフレーズを覚えると効率よく学習できます。

単語を覚えるのは苦手…という方もこの単語帳なら覚えやすいでしょう。

TOEIC中級者向け参考書|700~800点以上を目指すための2冊

次は、TOEICを受験したことがあり問題形式にも慣れているという中級者向けの2冊のご紹介です。このレベルだと、文法や単語の基礎はできており、大きな苦手がある人は少ないでしょう。

さらなるレベルアップのためには実践練習が効果的です。そのため、模試を受けることができる2冊を選びました。数をこなして、できなかった問題をつぶしていくことでスコアアップを目指しましょう。

特に、TOEICの試験問題Part7の長文問題は、多くの問題を解けば解くほどリーディングのスピードアップが期待できますよ。

1. TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング2

こちらはリーディング5回分の模試が入っており、公式問題集をやり終えた人が次に取り組む問題集として最適です。

この模試は公式問題集より少し難しいと感じる人が多いでしょう。問題を解く手順まで詳しく解説されているので、解説を読み込みながら進めれば確実に実力が伸びるでしょう。

また、各問題に正答率が書かれているので、自分の偏差値を知る参考になります。正答率が25%に満たない問題もありますが、700~800点を目指す方は正答率の低い問題はそれほど気にしなくても大丈夫です。

 

同じシリーズのリスニング編、”TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2”も出版されていますので、リスニングが不安という方はあわせて取り組んでみましょう。

2. TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問

こちらも模試の問題集ですが、”新形式精選模試 リーディング2”と大きく違うのは解説がついていないという点です。問題のレベルは”新形式精選模試 リーディング2”と同様、公式問題集より難しめです。

解説はありませんが、別冊で訳文がついています。間違えた問題や迷った問題はその理由を自分で調べながら進めていけば、ハードな分とても勉強になります。

他の参考書をやり終えてまだ余力がある人はぜひ挑戦してみましょう。

 

こちらもリスニング版”TOEIC L&Rテスト でる模試 リスニング700問”が出版されており、リーディング編同様に解説は無く、スクリプトと訳文がついています。

TOEIC上級者向け参考書|800点後半~900点以上を目指すための2冊

最後にご紹介するのは、TOEICの問題形式にも慣れていて英語の実力もある上級者がさらに上を目指すための2冊です。

800点後半以上を目指す場合に抑えておきたい、上級者でも間違えやすいポイントや出題頻度があまり高くないポイントがまとめられている参考書を選びました。

少し難しく感じるかもしれませんが、何度も繰り返し取り組んで身につけていきましょう。

1. 3週間で攻略 TOEIC(R) L&Rテスト900点!

3週間かけて同じ模試200問を3回繰り返すという、少しめずらしい作りの参考書です。

しかし、問題は公式問題集より難しめなので、1日で終わると想定されている分量を本当に1日で終わらせるのは厳しいでしょう。3週間というタイトルに捉われずに、自分のペースで確実に知識を身につけていくことをおすすめします。

また、問題を解いて答え合わせするだけではなく、その後どのように復習すると効果的かという勉強方法が書かれています。この勉強法はどの参考書に取り組むときにも使えるので、とても参考になりますよ。

2. TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6

”出る単特急 金のフレーズ”や”文法特急”と同じ特急シリーズで、上級者でも間違えやすい文法のポイントだけがまとめられている1冊です。

難易度は高いですが、その分勉強になるので900点以上を狙うならチャレンジしてみましょう。

 

さらに上を目指したい人には、続編”新TOEIC TEST 900点特急II 究めるパート5”もやってみましょう。こちらも難しいですが、理論的な解説がついているのでおすすめです。

特急シリーズはどれも新書サイズになっています。持ち運びやすいので、スキマ時間を見つけてどこでも勉強できますね。また、内容が充実していながら値段が手頃というのも魅力のひとつです。

リスニングのTOEIC参考書をピックアップしていない理由

TOEICのおすすめ参考書10冊を見て、リスニング用の参考書はないの?と思った方がいるかもしれません。

今回リスニング対策の参考書は挙げていませんが、もちろんリスニングパートを軽視してはいけません。リスニングはTOEICの得点の半分を占めるので、十分な対策が必要です。

ではなぜリスニング対応の参考書はおすすめに入っていないのか、その2つの理由をお伝えします。

女性の耳と英語の文字

多くのTOEIC参考書は音声つきだから

一つめの理由は、リスニング用でなくても多くのTOEIC参考書には、音声がついているからです。

特に必須の3冊で紹介した“公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6”のような問題集には、必ずリスニング問題がついていますよね。これでリスニングの出題形式を把握し、その音声を聞き込みましょう。

生の英語に慣れることが対策になるから

二つめの理由は、TOEICのリスニング対策としては、生の英語を聴くことが対策になるからです。

問題集についているリスニング問題で出題形式を掴んだら、あとは生の英語を聴いてリスニング力を伸ばしていきましょう。

TOEICはアメリカやイギリス、オーストラリアなど、他国のスピーカーが話す英語で出題されるので、さまざまな人が話す英語にできるだけ多く触れることが大切です。

そのためには、もちろんリスニング用の参考書を使っても良いですが、スマホのアプリなどでも幅広いテーマ・スピーカーの英語を聴くことができ、十分効果的なTOEIC対策になります。

英語の聞き流しができるスマホアプリはこちらの記事で紹介していますので、あわせて読んでみてください。

あなたにぴったりのTOEIC参考書で目標を達成しよう!

TOEIC参考書の選び方とTOEIC受験者に欠かせない参考書3冊、初級者~上級者のそれぞれにおすすめの参考書7冊をご紹介しました。

今回ご紹介した10冊はどれもTOEICを勉強する人から支持されているものばかりです。どの参考書にするか決められないという方や本番まで時間がないという方は、必須の3冊から始めてみてください。

自分のスコアが上がったら参考書のレベルも上げてみたり、苦手な分野の参考書はひとつレベルを下げたりと今の自分に必要な参考書を選んでくださいね。

適切な参考書にきちんと取り組めば、TOEICのスコアは必ず伸びます。あなたにぴったりの参考書で勉強して本番に備え、目標スコアを達成しましょう!
 









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