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TOEICは何点取れば満点?おすすめの勉強法や参考書

ボードを持つ手

英語の試験というと英検やTOEFL、IELTSなどありますが、日本の、特に大学生以降の英語力評価にはTOEICのスコアが多くの場面で求められています。今回は、TOEICの難易度や勉強法について、おすすめの参考書と共にご紹介します。


TOEICのスコアが伸び悩んでいる方、効果的な学習方法がわからないとお悩みの方へ

幅広く対策をしなければいけないTOEICは、独学では思ったように結果が出ないことがあります。TOEICの対策は独学のほかにも、英会話スクールや英語コーチングを利用する方法があります。

講師とともに、独学では強化しにくい、リスニング力を強化することができたり、自分の進捗を講師とともに把握しながら学習を前に進めることができるため、短期間でも大きくスコアアップを狙える可能性があります。

TOEICを受験したことがない方の場合は、盲目的に単語帳や問題集をめくる前に、学習方法や目標設定について、TOEIC対策を提供するスクールに相談してみることをおすすめします。

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目次

TOEICの満点はいくつ?何点取ればいいの?

試験を受ける人

TOEICの満点は何点でしょうか?

TOEICは大きく2つのセクションに分かれており、

リスニング495点満点
リーディング495点満点
合計990点満点

となっています。

TOEICは5点刻みで採点されますが、全ての問題が1問5点ではありません。採点方法の特徴としては、正答率の低い問題は高得点に、逆に正答率の高い問題は低得点になっています

これはTOEICのテストの難易度による点数のばらつきを避けるため、テストの公平性、点数の信頼性を維持するためで、相対的な採点方式が採用されています。

TOEICで満点を取る難易度は?点数別のレベル目安

それでは、実際にTOEICの点数ごとの難易度や目安はどのようになっているのでしょうか。具体的な点数毎のイメージは次の通りです。

TOEICの文字のブロック

~500点:英語でごく簡単なコミュニケーションが取れる

TOEICの点数が500点以下の人は、英語の基礎的な能力が不足している段階です。

残念ながらこの段階では履歴書などに書けるレべルとは言えません。英語の能力としては「基本的な挨拶」「ごく簡単な英語の読み書き・受け答え」ができる程度で、英語はほとんど使えない状態と思っても良いでしょう。

基礎的な単語、熟語が不足しているので、まずはそこから覚えていく必要があります。

500点~600点:英語で簡単な話ができる

TOEICの点数が500~600点の人は、英語の基礎的な能力がついてきた段階です。

履歴書などに書いた場合、すぐに英語を使わない環境であれば、プラス評価とまではいかなくても、マイナスとはならないレベルです。

英語の能力としては「英語で簡単な読み書き・受け答え」は可能で、話の大枠などはつかめるレベルですが、話の細部や複雑な部分は理解できないことが多いです。

600点~700点:就職時にアピールできる

TOEICの点数が600~700点の人は、ある程度英語ができるようになった段階です。

履歴書などで書いた場合、一般的にはプラスに見られることが多いです。また、評価基準として明確に「600点以上」を採用している企業も複数あります。

英語の能力としては「英語は使えるが、細かな表現・難しい話は苦手」というレベルです。大筋の話がわかり、どう思うのかを英語で表現できる人が多いです。

資料を見ながら会話する2人の男性

700点~800点:国際的な部門で仕事ができる

TOEICの点数が700~800点の人は、英語を使う仕事に参加できるようになる段階です。

履歴書などで書いた場合にも、英語力を十分にアピールできるレベルです。英語の能力としては「やや高度な英文、英会話を理解できる」レベルで、英語での電話やメールのやり取りなどができることが見込めます。

一部の企業では海外駐在員になるための基準として、「730点以上」を採用しており、英語を使う仕事をするうえでの一つの基準となっています。

800点~900点:英語を生かして仕事ができるようになる

TOEICの点数が800~900点の人は、仕事に英語を活かせる段階です。履歴書などでも英語力が強みとしてアピールできるレベルです。


ただし、このレベルになると「今まで英語を使ってどんなことをしてきたか」ということが問われるようになります。TOEICはあくまでも試験ですので、実際に英会話ができるか、文章が書けるかということが重要になってくる段階です。

900点~:仕事をする上で英語で困らない

TOEICの点数が900~点の人は、英語を使うことに抵抗がない段階です。

TOEICで900点以上を取得している人はとても高い英語力を持っていると言えます。

とはいえ、このレベルは800点台の人と同様に、今まで何をやってきたか、英語で何ができるかを求められる段階です。単純な英語の勉強だけでなく、英語を使ったアウトプットを増やすことが求められます。

TOEICで満点を取るための勉強法とおすすめ単語帳・参考書

TOEICで満点を取ったことがある人は、ほんの一握りです。では、満点を取るには一体どんな勉強をすれば良いのでしょうか。

本

TOEICの問題形式は?

TOEICは英語力以外にも問題形式や時間配分といったテクニックが必要なため、問題への慣れ求められます。

まずはTOEICがどのような試験かを確認していきましょう。TOEICはリスニングとリーディングの2つのセクションに大きく分かれていますが、さらに細かくパート分けをされています。

リスニングセクション

  • Part1:写真描写問題

1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。

  • Part2:応答問題

1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。

  • Part3:会話問題

2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。

  • Part4:説明文問題

アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。

引用元:テストの形式と構成 / TOEIC HP
マークシートを塗る男性

リーディングセクション

  • Part5:短文穴埋め問題

不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。

  • Part6:長文穴埋め問題

不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。

  • Part7:1つの文書・複数の文書

いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。

引用元:テストの形式と構成 / TOEIC HP

合計7つのパートで試験が構成されており、その各パートに適した回答のテクニックを覚える必要があります。例えば、Part1の写真描写問題ではリスニングの音声を聞く前に、写真に写っている人や物を確認しておくと、余裕を持って回答しやすいです。

TOEICの公式サイトには各パートのサンプル問題が掲載されていますので、実際にどのような問題か、確認してみると良いでしょう。

自分の実力を知ろう

TOEICの勉強をするにあたって、自分の現在の英語レベルを知ることは非常に重要です。

もちろん、実際にTOEICの試験を受けて、自分が今どれくらいの位置にいるのかを確認することもできますが、お金がかかることと、TOEICの試験を受けるためには最短でも一ヶ月ほど、さらに結果が出るまでとなると二ヶ月ほどもかかってしまいます。

市販の問題集でも、実際に問題を解いて得点を出すことができるのもがあるため、そういったものを使用するのが良いでしょう。TOEICが公式で出している「公式TOEIC Listening & Reading 問題集」がおすすめです。

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2016年にTOEICの試験構成が少し変わり、新形式に変更されました。この新形式に対応した公式問題集シリーズは現在6冊出版されているので、ぜひ解いてみましょう。

実際の問題を解くことで、自分のだいたいのレベル知ることができます。問題を解く際は「時間を図ってきっちり解く」「時間が足りず解けなかった問題を解く」の2段階で解くのがおすすめです。

そうすることで「試験でどのくらいの点数か」ということと、「実際の英語力はどれくらいか」ということがはっきりとします。

もし指定の時間内で解いても500点に届かない場合は、基礎的な英語力が不足している可能性が非常に高いです。単純に覚えている基礎的な語彙が足りない場合が多いので、TOEIC対策の前に英語の基礎勉強から始めることをおすすめします。

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基礎的な英語の勉強には『Z会の速読英単語シリーズ』がおすすめです。この一冊で「英単語」「長文読解」「リスニング」の勉強ができます。英語は「言葉」なので、基礎的な範囲の単語は単語レベルで覚えるよりも、文章で感覚的に意味を掴めるようになることが重要です。

英文法を理論的に暗記することは非常に大変です。日本語においても「〇〇が」と「〇〇は」の使い分けを説明するのは難しいという方も多いでしょう。

また、それらを一つ一つ考えていたら、試験時間が足りません。それよりも長文のリスニング、音読など量をこなすことによって、感覚的に間違った文法に違和感を覚えることを目指しましょう。

TOEICに必要な英単語は?おすすめ単語帳

TOEICの頻出単語には、学校の授業や受験勉強では扱われないものも多くあります。単語帳は、TOEIC必要な単語が集録されたものを選ぶようにしましょう。

TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

通称「金フレ」と呼ばれる人気のTOEIC用単語教材です。

TOEICでよく出てくる日常生活やビジネスで使用される単語、フレーズがまとめられています。無料で音声のダウンロードも可能なので、発音を聞きながら勉強するのがおすすめです。

こちらの単語帳を押さえておけば、すんなりと意味が理解できる英文が一気に増えますよ。

TOEICの点数を上げるために必須のテクニックとは?おすすめ参考書

TOEICには解き方のテクニックも大事です。英語力とは別の部分ですが、解き方のテクニックを学ぶことで、カバーしきれていない問題に回答できるようになります。

TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

こちらの本には解き方のテクニックが掲載されています。英語力がUPするわけではないですが、解く力は確実に上がります。リスニングで一部を聞き逃したときや、分からない単語に出会ったときなどにどう回答すればいいかのテクニックが載っています

ひたすら英語に慣れよう!

800点くらいまでは、前述の参考書を使用した勉強法で対応が可能でしょう。

しかし、それ以上の点数を取るためには、模試を繰り返して試験に慣れるだけでなく、英語の速読・音読・精読を繰り返したり、英語の音声を聞いてシャドーイングしたり、海外の英語の番組を見るなどして、英語にふれる時間を増やす必要があります。

そうすることで、英語を英語のまま理解できるようになり、英語を処理できるスピードがぐっと上がります。

TOEIC対策をして満点を目指そう!

TOEICで満点を取るには英語力を鍛えることも大事ですが、テクニックを鍛えることも同様に大事です。簡単に取ることができる点数ではありませんが、英語力とテクニックを根気よく鍛えていけば、越えられない壁ではありません。満点を目指して頑張りましょう。

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