LOW、MEDIUM、HIGHと書かれたボードと針

TOEICは英語力の公式証明書になります。これから就職をする学生の中には、TOEICの点数がどれぐらい必要なのか気にしている人もいるでしょう。今回は、TOEICの基準点と勉強方法をお伝えします。



TOEICとは

TOEICと書かれた積み木ブロックとノートと紙

まずは『TOEIC』について簡単にご説明しましょう。

『TOEIC』とは、ビジネスの場や日常の場面で、英語の会話や文章でのやり取りができるかどうかをテストする試験です。

2019年には、日本で約241万人の人が受験しており、大規模で有名な試験といえるでしょう。

『TOEIC』は、まず大きく『TOEIC Tests』『TOEIC Bridge Test』の2種類に分かれます。

さらに『TOEIC Tests』の中には下の3種類のテストがあります。

  • Listening & Reading テスト
  • Speaking & Writingテスト
  • Speakingテスト

一般的に『TOEIC』と呼ばれているのは、Listening & Readingテストのことです。

『TOEIC Listening & Reading テスト』の場合、試験は合格/不合格ではなく、990点満点の点数で表されます。そのため点数を上げるために何度も受験する人もいます。

この記事では『TOEIC Listening & Reading テスト』を『TOEIC』と呼ぶこととします。

TOEICは就職に必要?意味ない?

面接を受ける学生のグループ

多くの人が受験する『TOEIC』ですが、果たして就職に必要なのでしょうか?

また『TOEIC』を取得しておくと、どれくらい有利になるのでしょうか?

就活におけるTOEIC取得のメリット

ここでは就職におけるTOEICを取得するメリットを2つご紹介します。

客観的な指標を用いて英語力をアピールできる

1つ目は、英語力を客観的な指標を用いてアピールできる点です。

『TOEIC』はとても有名なテストで、試験の公平さなどに信頼を置いている人が多いです。そのような試験を受験することで、自分の英語力が数値として現れます。

主観的に「私は英語が得意です。」と言っても、面接官からすると、どれぐらい得意なのか、また本当に得意なのかがわかりません。

しかし、「私はTOEICで800点を取得するぐらい英語が得意です。」と言ったらどうでしょうか?

客観的なデータに基づいているので、英語力がはっきり伝わります。

勤勉な点をアピールできる

2つ目として、勤勉さや努力家である点をアピールできることが挙げられます。

『TOEIC』の点数を上げるためには、学業やバイトの時間をぬって勉強する必要があります。

「学生の本業は勉学」と考えている企業は、資格取得のために勉強してきたことを評価するでしょう。

例えば、オリックス株式会社は以下のようにと述べています。

「スコア自体を採用の基準にはしないが、受験した人はしない人に比べて成長意欲が高いと評価する」

出典:IIBC

TOEICを受験しておくことで、「入社後も自ら学んで成長していく人財だ」と思ってもらえるかもしれません。

TOEICが必須の企業もある

グローバル化が進み様々な場面で英語を使うようになった現在、TOEICの点数が必須の企業も増えてきています。

例えば楽天株式会社は、入社までにTOEICで一定の点数を取得することを必須としています。

その他にも、商社や外資系企業、一般企業で選考時にTOEICの点数を参考にすると述べているところが多いです。

そしてそのような企業は今後も増加していくでしょう。

TOEICの基準点は?

TOEICを取得しておくと、選考時に有利になる企業もあることがわかったと思います。

それでは基準として何点持っておけばいいのでしょうか?

一般企業

一般企業では600点~750点あたりが基準点になることが多いです。

例えば、オリックス株式会社では「入社前に650点を目標に学習して欲しい」と述べています。(出典:IIBC

また、旅行業をメインに行っている株式会社ジェイティービーでは、『TOEIC』スコア750点以上を応募要件の1つと設定しています。(出典:IIBC

商社・メーカー

商社もメーカーも商品を日本国内や海外に販売する仕事をしています。

職種によっては毎日英語を使う事もあり得るでしょう。

そんな業界の基準点は、700点~880点です。

日産自動車株式会社では、「就職活動時に期待している点数は730点」と記載しています。(出典:IIBC

商社の伊藤忠商事のグループ会社である伊藤忠アビエーション株式会社では、「応募資格としてTOEIC700点取得を推奨」としています。(出典:伊藤忠アビエーション株式会社

また、就活サイトの『外資就活』によると、総合商社に内定をもらった人のスコアの中央値は880点となっています。(出典:外資就活

英語を使う機会が多い業界だけあって基準点が高いことが予想できます。

外資系企業

最後に外資系企業です。

基準点は730点~900点あたりになるでしょう。

ユニリーバジャパンでは、応募資格としてTOEIC概算730点以上を設定しています。(出典:ユニリーバ・ジャパン

ジョンソンエンドジョンソンでは、サプライチェーン職の募集要項に「TOEIC750点以上相当」と記載があります。(出典:リクナビ2021

いつまでにTOEICを受けたらいいの?

『TOEIC』取得のメリットや基準点がわかったところで、いつまでにTOEICを受験したらいいのかという疑問が湧いてきませんか?

大手企業を志望している場合、いわゆる「就活解禁日」の1~2か月前には取得しておくことをおすすめします。

結果が郵送されるまでに時間がかかることを考えると、これぐらいが妥当でしょう。

スタートアップやベンチャー企業または通年採用を行っている会社の場合は、準備ができた時に受けましょう。

心配な人は余裕を持って早めに受験してください。

TOEICの勉強方法

アルファベットブロックで作ったlearnの文字と電球

ここからは、TOEICの勉強法を3つご紹介します。

スクールに通う

1つ目はスクールに通う方法です。

スクールに通えば、週固定で定期的に英語を勉強することになります。そのため学習リズムを作ることができ、着実に英語力をつけることができます。

また、切磋琢磨できる仲間に出会えるためモチベーションの維持も簡単でしょう。

わからないことがあれば講師にすぐ聞ける点も魅力的です。

以下、おすすめのスクールを3つご紹介します。

プログリット(PROGRIT)

プログリット(PROGRIT)

・画像引用:プログリット

『プログリット』は、英語力を伸ばすためのコーチングを行ってくれるスクールです。

月90時間の学習時間を確保でき、毎日リアルタイムで学習サポートを受けることができます。

また、アフターサポートとして年間プログラムを作成してくれます。

『TOEIC』は点数を伸ばすために何度も受け続ける人が多いテストです。アフターサポートがあることでスクールを卒業した後も自分で勉強し続けることができ、TOEICの点数を上げ続けていくことができるでしょう。

プログリットでは無料カウンセリングが受けられるので、気になる方はぜひ一度試しに受けてみてください。

プレゼンス

プレゼンス

・画像引用:プレゼンス

『プレゼンス』は、短期集中型の英語スクールです。

TOEIC専用コースがあり、その中でも400点、600点、750点、900点と点数によってクラスが分かれています。

自分の取りたい点数のクラスで勉強することができるので、グループ学習でも効率的に実力を伸ばすことが可能です。

料金も71,000円~16,1000円と高すぎない設定になっています。

ENGLISH COMPANY

ENGLISH COMPANY

・画像引用:ENGLISH COMPANY

英語のパーソナルジムと呼ばれているのが、『ENGLISH COMPANY』です。

生徒1人1人の課題を発見し、その課題に対するアプローチを一緒に考えてくれます。

TOEIC専用のコースはありませんが、どれだけ英語力が伸びたかを測る基準として、TOEICを受験する生徒が多いです。

公式HPには、「2か月で200点アップし、935点取得」「45日で260点アップし、800点取得」などの結果が掲載されています。

就活直前で『TOEIC』の点数を上げたい人におすすめと言えるでしょう。

書籍で学ぶ

2つ目は書籍で学ぶ方法です。

書籍で学ぶ際のメリットは、スクールに通う場合と比べて安く勉強できる点が挙げられます。

おすすめの書籍は以下の2つです。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7

『TOEIC Listening & Reading 問題集』は、テスト開発機関のETSが制作した公式問題集です。

本番のテストと同じような作りになっているため、直前練習に最適です。

また「参考スコア範囲換算表」がついており、自分が本番であれば何点ぐらい取れていたかを把握できます。

そのため、勉強開始時に実力を把握する目的でも使えるでしょう。

はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略

就活生の中には、はじめてTOEICを受ける人もいるでしょう。

そんな人におすすめなのが、『はじめて受けるTOEIC(R)L&Rテスト全パート完全攻略』です。

初心者から上級者レベルまで対応しているため、誰でも使うことができます。

独学では得られない27つの解法テクニックやパート別の特徴、攻略法を知ることができます。

200問の模試が付いているのも嬉しいポイントです。

最初の1冊を探している人は是非購入してみてください。

アプリで学ぶ

最後にアプリで学ぶ方法をご紹介します。

アプリを使えば、5分程度のスキマ時間にサクッと勉強できます。

おすすめのアプリは以下の2つです。

English Upgrader

EnglishUpgrader(Google Play)

・画像引用:Google Play

日本でTOEICを運営している一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が制作した公式アプリが『English Upgrader』です。

63個のエピソードが収録されており、リスニングやリーディングの練習に役立てることができます。

また、「理解度チェッククイズ」や「フレーズ3択クイズ」などで、学んだことが身に付いたか確認することもできます。

ゲーム感覚で楽しみながら勉強したい人におすすめです。

トレーニング TOEIC ® test

トレーニング TOEIC ® test(Google Play)

・画像引用:Google Play

『トレーニング TOEIC ® test』は、TOEICで出題されるであろう問題を1問1答形式で勉強できる問題集型アプリです。

収録されている問題数はなんと800問以上あります。

リーディングだけでなく、文法問題、リスニング問題も収録されています。

問題数をこなして、テスト形式に慣れたい人におすすめです。

TOEICを勉強して就職活動に役立てよう

応募時に『TOEIC』の点数を必須にしている企業や、推奨点を記載している企業が多く存在します。

また、点数は記載されていないものの、取得までのプロセスを評価する企業もあります。

学生のみなさんは是非TOEICを取得して、就職活動に役立ててみてくださいね。







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