高校生向けオンライン英会話おすすめ7選！安い・効果あり・人気のあるスクールは？

「オンライン英会話」は、英語を学ぶ高校生にとって予備校や塾と並ぶ強い味方です。しかし忙しい時間を効率良く使い、高い学習効果を得るには”高校生にピッタリの”サービスを見つけることがとても大切です！

この記事では、高校生におすすめのオンライン英会話についてご紹介します。

高校英語の概要

「高校英語」は、大きく”大学入試対策”と”学校の定期テスト対策”に分けられます。またグローバル化の流れを受け、「生きた英語」つまり英会話力の重要性も高まっているのも現実です。

【大学入試1】英語は理系文系問わず「最重要科目」

大学受験を考えたとき、理系でも文系でも必要になるのが英語ですね。「英語なし」で受験できる大学もあるにはありますが、その数は全国でわずか75校（うち国公立大は3校）。日本国内の4年制大学は795校ありますが、英語を受験科目にしないだけで選択肢が10％以下に限られてしまうのです。

大学進学を希望する高校生にとって、英語は「行きたい大学に行く」ためにとても大切な科目だということがわかりますね。

【大学入試2】外部試験保持者は入試で優遇される場合も

共通テストでは英検、TEAP、TOEICといった英語外部試験の導入は見送られましたが、私立大学個別試験では英語外部試験を出願条件にしていたり、指定ランク以上の保持者には優遇措置を設けたりしているところもあります。一例を見てみましょう。

積極的に英語学習に取り組んでおくと、入試本番で出願できる方式が増えたり、思いがけない優遇措置に巡り合えたりすることもあるということですね。

【定期試験】教科書や学校教材に準拠した対策が重要

高校生の英語学習でもう1つ重要なのが「定期テスト対策」です。定期テストの成績は内申点に直結するうえ、赤点をとってしまうと補習や追加課題などが課される場合もあります。限られた高校生活の時間です。できれば補習や追加の課題は避けたいですよね。

定期テストは指定教材・範囲の中から出題されますから、教科書や学校の教材に準拠した学習をしていくことが重要。日頃の学習に加えて、試験前の効率の良い対策が結果を分けます。

【その他】社会のグローバル化により高まる「生きた英語」の必要性

学生期間中の留学や、就職後、日本で働く場合も外国人と仕事をする機会は年々身近になってきています。

学校の英語授業や大学入試は「読解＆ライティング」の配分が多くなりがちですが、いまはスピーキングやリスニングといった、いわゆるコミュニケーション用の英語力も重視される時代になってきました。

高校生のうちに「生きた英語」にたくさん触れておくことは、将来を考えてもとても大切だといえます。

高校生にオンライン英会話がおすすめな理由

高校生こそ、英語学習にはオンライン英会話の利用がおすすめです。その理由を4つに分けて解説していきましょう。

コスパの良さ｜予備校や塾より安価

なんといっても「コスパの良さ」が挙げられます。オンライン英会話は1か月あたり数千円程度で受講できるものがほとんどなのです。

個別指導塾で英語を勉強しようとすれば月に2～3万円、予備校なら年間にして数十万かかる場合も珍しくありません。大学受験やその先の費用を考え、塾代はできるだけ抑えたいという高校生にオンライン英会話はピッタリだといえるでしょう。

手軽さ1｜スマホがあれば受講できる

オンライン英会話はインターネット環境があれば、どこでも受けられるのがメリットです。もちろん自宅などの整った環境で受講するのがベストですが、何かと忙しく移動も多い高校生にとって「受講する場所を選ばない」自由さは魅力ではないでしょうか。

放課後教室に残って、あるいは待ち時間やベッドの上など、スマホがあればすぐにレッスンが受けられます。レッスン時間は1回10～25分程度と短めの場合が多いので、急な空き時間も有効活用できますよ。

手軽さ2｜受講予定は自分で決められる

多くのオンライン英会話で採用されている、レッスンの曜日や時間を自分の都合に合わせて予約するシステムも高校生にとって助かるポイントです。

塾や予備校のように「○曜日、××時から」と固定されていると、部活の練習時間が延びた、生徒会の予定が入ったというときに、毎回欠席しないといけませんよね。振替授業制度があっても、本来の授業ペースと自分の学習がズレてしまうのは避けられません。

オンライン英会話はフレキシブルにスケジュールに合わせられる点でも、忙しい高校生におすすめですよ。

カリキュラムの充実度｜高校生専門コースがある場合も

「オンライン英会話」という名称から、『教えてくれるのは”英会話だけ”でしょう？』と思われる方もいるかもしれませんが、それは誤解です。オンライン英会話のカリキュラムはとても多彩で、「高校生専門」「大学入試対応」「学校テスト対応」というものもあるのです。

「オンライン英会話は塾や予備校と並ぶ、高校生の味方」と書く理由はここにあります。

高校生のオンライン英会話の選び方

オンライン英会話を選んでみよう！という段階でチェックしたいポイントを4つ解説します。高校生にとって大切な視点を厳選しましたので、ぜひメモしながら読んでみてくださいね。

ポイント1｜高校生向けカリキュラムがあるか

まずは「カリキュラム」をチェックしましょう。このとき、「高校生向け」の指導内容が用意されているかどうかがポイントになります。

先ほど「高校英語の概要」で書いたように、高校生の英語は英会話だけでは不十分なのです。大学入試に対応したリスニングや読解、英文法などもしっかり学びたいところ。英語外部試験利用を考える場合は、検定対策も重要になりますね。

自分がしたい勉強内容をしっかり対策してくれるかどうかを、まずチェックしましょう。

ポイント2｜講師の質は保証されているか

2つ目のチェックポイントは「講師の質」です。せっかく勉強するのですから、英語力・指導力はもちろん、人間的な魅力もある先生と出会いたいですよね。

講師の質を見る際には、「採用率」「独自研修」「指導資格」といったキーワードに注目して比較してみてください。

ポイント3｜受講予定はどれくらい自由に決められるか

受講予約の仕方もチェックしておきましょう。実際に自分が受講する場合を想定しながら、次の3点を確認すると漏れがありません。

たとえば開始30分前まで予約可能だと思い立ったときにすぐレッスンを入れられますし、直前でもキャンセルOKなら急に予定が入っても安心ですよね。自分の普段の生活を振り返りながら検討することが大切です。

ポイント4｜料金（オプション講座に注意）

最後に料金を確認しておきます。複数プランを用意しているオンライン英会話が多いので、およその金額を把握しましょう。

とくにチェックしておきたいのは「オプション講座」です。受けたいと思った講座が通常料金内で対応可能なのか、オプションなのかによってかかる費用が変わります。あとから「こんなに高いとは思わなかった」と後悔しないためにも、料金体系はしっかり調べておきましょう。

高校生におすすめのオンライン英会話7選

ここからは高校生におすすめのオンライン英会話を7校ご紹介します。各社さまざまなサービスを提供していますが、とくに「高校生にとってメリット」となる点をピックアップしました。

子ども教育に70年の歴史あり【Kimini英会話】

・画像引用：Kimini英会話

Kimini英会話は子ども教育70年の歴史を誇るGakken（学研）グループが始めたオンライン英会話です。全国100か所以上の教育機関にも導入されている点からも、Gakkenならではの高い品質と日本の教育を知り尽くした信頼あるサービスであることが分かります。

開講コースはレベル別・目的別に150以上。その中には英文法や発音に特化したものもあり、高校生の英語学習にピッタリ。学習の進捗や定期的なチェックテストはすべてAIが自動管理してくれますので、「何を勉強しようか」と悩むこともありません。もちろん、英検はじめ各種検定対策コースもありますよ。

英単語学習アプリとの併用でインプットとアウトプットをバランスよく【DMM英会話】

DMM英会話は世界133ヵ国・1万人以上の講師が在籍する巨大なオンライン英会話です。ネイティブ講師も多数在籍していおり、「生きた英語」を聞いてリスニング力を伸ばすことも可能。

双方向授業なので微妙な発音の違いを何度も繰り返したり、あるいは自分の発音を直してもらうこともできます。発音問題が苦手な高校生には嬉しいポイントですね。

また教材はレベル別・目的別に多数用意されていますし、受講生は200以上の英語学習コンテンツが収録された「英単語学習アプリiKnow! 」を無料で使うこともできます。

講師の指導力が好評【QQイングリッシュ】

・画像引用：QQイングリッシュ

QQイングリッシュは講師全員が正社員で、指導力に定評があるオンライン英会話です。徹底的な反復学習で「4倍速で英語が話せるようになる」といわれるカランメソッドを取り入れており、英語耳のトレーニングやスピーキング力向上が期待できます。

QQイングリッシュで高校生におすすめなのは、高校卒業レベルの英文法を効率的に学習できる「QQE BASICS」というコース。マンツーマンで丁寧に、中学レベルからレッスンがはじまります。

学校の英語授業ではおざなりにされやすいポイントを丁寧に解説するので、英語が苦手な高校生が最短で英文法をマスターするのにぴったりです。

中学・高校生コースあり【レアジョブ】

・画像引用：レアジョブ

レアジョブは「中学・高校生コース」を持つオンライン英会話です。「中学・高校生コース」で指導にあたる講師は全員TESOL（英語を外国語として話す者に英語を教える際の国際資格）取得済みで、中高生を指導するためのトレーニングも継続的に受けており、高い指導力が期待できます。

また教材は、英語4技能（聞く・話す・読む・書く）を強化できるグローバル教材「Go for it!」を採用、マンツーマンですべての力をまんべんなく伸ばしていく設計になっています。

高校生に必要な要素がバランスよく揃ったオンライン英会話を探している方にピッタリです。

外部試験GTEC、TEAP、英検に対応【産経オンライン英会話Plus】

・画像引用：産経オンライン英会話Plus

産経オンライン英会話は産経新聞を提供する「株式会社産経デジタル」を中心とした大手企業3社による共同運営のオンライン英会話です。国内のオンライン英会話で初めて、教育ISO認証を2種類取得した実績を持ち、学校や企業などへの導入実績も多い点が信頼できますね。

注目したいのはオプションとして設置されている「⼤学⼊試外部検定試験対応テキスト」コースです。

このコースは大学入試の出願資格や優遇措置に利用される主だった英語外部試験（GTECやTEAP、英検など）に対応しており、中学・高校レベルの単語・文法も無理なく習得していけます。システムの使いやすさにも定評があるサービスです。

定額制レッスン受け放題でコスパが良い【ネイティブキャンプ】

・画像引用：ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプは月定額制でレッスン受け放題のオンライン英会話です。レッスンは24時間365日開講しているため、夜中でも早朝でもいつでも受講可能。

費用を気にせず何回でもレッスンを受けられるので「朝習った内容を夜復習する」という使い方もできます。数多くレッスンを受けることで自然と習慣化していきますから、なかなか続かないという高校生にもおすすめです。

また読解力アップに有効な多読を応援するための自習用コンテンツ「読み放題」も用意されています。自分に合ったレベルの英文を数多く読み、日本語に訳さなくても内容理解ができる「直読直解力」を伸ばしましょう。

英作文の添削も可能【ベストティーチャー】

・画像引用：ベストティーチャー

ベストティーチャーはオンライン英会話には珍しく、英作文の添削をしてくれる点が魅力のサービスです。添削もオンラインで行われ、講師が英文を見ながら一緒に直してくれますから、どうして間違いだったなのかよく理解できます。

英作文は定期テストや国公立大、難関私立大では必須のスキル。でも学校の英語の先生は忙しそうで添削を頼みにくい、という高校生におすすめです。

また検定対策も充実しており、ペーパーテスト対策にくわえて面接練習もしてくれます。本気で英語力を伸ばしたい、検定合格・ハイスコアを狙いたいという高校生にピッタリです。

忙しい高校生はオンライン英会話で効率よく英語学習を

高校英語の概要とオンライン英会話の選び方、またおすすめのオンライン英会話を7校ご紹介してきました。

この7校はいずれも、高校生にって急に難しくなった英語に苦手意識を持ってしまったという人から、大学入試や留学でも使える英語力を身につけたいという人まで対応しているオンライン英会話です。

どのサービスも無料体験レッスンを実施しているので、気になったものはぜひ一度ためしてみてください。その上で自分に合うと感じるものを始めてみましょう。