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イギリス英語とアメリカ英語の特徴と主な5つの違い!気になる疑問を解決

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イギリス英語とアメリカ英語、発音に違いがあることは、英語を学んでいる方ならご存知かもしれません。実はイギリス英語とアメリカ英語には、発音以外にもいくつかの違いがあります。

この記事では、両者の違いを歴史的背景も踏まえて解説します。

目次

イギリス英語とアメリカ英語の主な違い

イギリス英語とアメリカ英語には、主に以下のような違いがあります。

  • 発音の違い
  • 文法の違い
  • 単語の違い
  • スペルの違い

次の項目で詳しくご説明します。

そもそもイギリス英語とアメリカ英語はなぜ違う?

違いを説明する前に、そもそもイギリス英語とアメリカ英語がなぜ違うのかを、歴史的背景から紐解きます。

イギリス英語はフランス語の影響を受けています。

イギリスではもともと英語が話されていましたが、11世紀にウィリアム征服王がイギリスを征服したとき、ノルマン人がフランス語を持ち込みました。

高尚な言語にしようとしましたが定着せず、英語とフランス語がミックスされたような言語へと進化しました。

1700年代になると、イギリスではフレンチスタイルの単語やスペルが流行しました。このように、フランス語の影響を強く受けて誕生したのがイギリス英語です。

一方アメリカ英語も、ルーツは同じイギリス英語です。

17世紀初頭にイギリスからの移民によりイギリス英語が持ち込まれたのでルーツは同じですが、その後、ネイティブアメリカンや、ドイツやスペインなどの他の移民の言語の影響を受けながら独自に発展していきました。

このようにして、イギリス英語とアメリカ英語は同じルーツを持ちながらもそれぞれ独自に進化して、今のような言語になりました。

イギリス英語とアメリカ英語の違い|発音の違い

それでは具体的にイギリス英語とアメリカ英語の違いをご紹介します。まずは、多くの方が違いに気付く「発音」です。

イギリス英語とアメリカ英語の発音には主に以下の違いがあります。

Aの発音の違い

アメリカ英語では、today(トゥデイ)と発音するのに、イギリス英語では(トゥダイ)と発音するため、to die(死ぬため?)と勘違いした…というのはよく聞く話。

イギリス英語では「A」を「ア」と発音するのに対し、アメリカ英語では「エィ」と発音します。

<例>
potato:ポタート(イギリス英語)、ポティト(アメリカ英語)
can:カン(イギリス英語)、キャン(アメリカ英語)

Rの発音の違い

イギリス英語で母音の後にくる「r」は発音されないか、控えめに発音します。一方でアメリカ英語の「r」は巻き舌で発音します。アメリカ英語の「r」の発音は日本人には難しいといわれています。

<例>
car:カー(イギリス英語)、カール(アメリカ英語)
door:ドー(イギリス英語)、ドーァ(アメリカ英語)

Tの発音の違い

イギリス英語では、母音に挟まれた「t」はしっかりと発音しますが、アメリカ英語の「t」は「r」に近い発音になったり、独特の発音になったりします。

<例>
water:ウォーター(イギリス英語)、ワーラー(アメリカ英語)
party:パーティー(イギリス英語)、パーリー(アメリカ英語)

イギリス英語とアメリカ英語の違い|文法の違い

イギリス英語とアメリカ英語は文法も違います。主なものをご紹介します。

過去形・過去分詞の末尾

アメリカ英語で過去形・過去分詞の末尾が「ed」となるものは、イギリス英語では「t」となります。

<例>
learnの過去形・過去分詞:learnt(イギリス英語)、learned(アメリカ英語)
dreamの過去形・過去分詞:dreamt(イギリス英語)、dreamed(アメリカ英語)

集合名詞の扱い方

アメリカ英語では集合名詞は単数として扱いますが、イギリス英語では複数として扱うことが多いようです。

<例>
family(家族)、staff(スタッフ)、band(バンド、ミュージシャン)など
・The band are playing.(イギリス英語)※The band is playing.と単数として扱うこともあり
・The band is playing.(アメリカ英語)

過去の表現の仕方

イギリス英語では現在にもつながる過去のことは現在完了を使いますが、アメリカ英語では過去形を使うことが多いようです。

<例>
「歯を磨いた?」
Have you brushed your teeth?(イギリス英語)
Did you brush your teeth?(アメリカ英語)

イギリス英語とアメリカ英語の違い|単語の違い

両者には単語の違いもあります。意味は同じなのに単語が違うものが多数あります。非常に多いため、すべてをここで紹介することはできませんが、代表的なものを記載します。

意味イギリス英語アメリカ英語
映画filmmovie
サッカーfootballSoccer※
タクシーtaxicab
アパートflatapartment
1階ground floorfirst floor
ゴミrubbishgarbage
ゴミ箱bintrashcan
茄子aubergineeggplant
ガスpetrolgas
消しゴムrubbereraser

※footballはアメリカではアメリカンフットボールのこと。

イギリス英語とアメリカ英語の違い|スペルの違い

一方で、意味は同じですがスペルが違うものもあります。いくつか規則性がありますが、ここでは代表的なものをご紹介します。

  • re(イギリス英語)とer(アメリカ英語)
  • our(イギリス英語)とor(アメリカ英語)
  • se(イギリス英語)とze(アメリカ英語)
  • ogue(イギリス英語)とog(アメリカ英語)

日本人が中学校や高校で習う英語は多くがアメリカ英語なので、スペルもアメリカ英語を暗記した方が多いでしょう。以下のイギリス英語のスペルを見ると違和感を覚えるかもしれません。

規則意味イギリス英語アメリカ英語
re(英)とer(米)中央、センター繊維centrefibrecenterfiber
our(英)とor(米)色近所の人colourneighbourcolorneighbor
se(英)とze(米)認識する謝るrecogniseapologiserecognizeapologize
ogue(英)とog(米)カタログ会話catalogueanaloguecataloganalog

※ただし、「人」を表す「er」表記は、イギリス英語もアメリカ英語も同じです。
player(選手)、designer(デザイナー)

イギリス英語とアメリカ英語|主流はどっち?

全世界で英語を話す人口は15億人といわれています。その中での主流はイギリス英語です。

これも歴史的背景と関係があり、イギリスが帝国時代に多くの国を植民地化していたことが理由です。英語のネイティブ国である、アメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランドも、アメリカ以外はイギリス英語がベースとなっています。

イギリス英語とアメリカ英語|どちらも通じる?

発音やスペルなど、多少の違いはあれど、もちろんどちらの英語も通じます。

日本で、標準語と関西弁がどちらも通じるのと同じです。世界においては、イギリス英語が標準語、アメリカ英語が関西弁のような位置づけでしょう。

イギリス英語とアメリカ英語|日本人が学びやすいのはどっち?

イギリス英語とアメリカ英語、どちらが学びやすいということはありません。

しかしながら、日本人はアメリカ英語に慣れ親しんでいます。これは、日本が第二次世界大戦後にアメリカの影響を受けたことがあるため。

日本の英語教育はアメリカ英語がベースとなっているため、アメリカ英語の方が馴染みがあるでしょう。

そのため、アメリカ英語の方が日本人にとって学びやすいと考えがちですが、これは「慣れ」の問題です。

昨今のグローバル化に伴い、学校で英語を教えるALT講師や、英会話教室の講師などはさまざまな国の出身です。その方たちがイギリス英語を話すのであれば、イギリス英語にも次第に馴染んでいくでしょう。

慣れているアメリカ英語は、英語学習のきっかけにはなりますが、英語習得を考慮すると、どちらが簡単、どちらが難しいということはありません。

英語を学ぶならネイティブ講師からでもノンネイティブ講師からでもOK

ネイティブ・ノンネイティブ、それぞれの講師にメリットがあります。

「キレイな発音を学びたい」「スラングも含めリアルな英語を学びたい」のであれば、ネイティブ講師がおすすめです。

一方、「外国の人とコミュニケーションを取りたい」のであればノンネイティブ講師のレッスンがおすすめです。

ノンネイティブ講師は、日本人同様、第二言語として英語を学んできたため、英語を学ぶ人の気持ちやつまずきやすい箇所を知っているので、適切にサポートしてくれるはずです。

先ほど英語人口は15億人と説明しましたが、その中でネイティブ(英語を母国語として話す人)の割合は約25%といわれており、大多数がノンネイティブです。

そのため、ノンネイティブ講師からレッスンを受ければノンネイティブの発音に慣れることもできるでしょう。

ネイティブ講師とノンネイティブ講師。どちらの講師が良い、ということはありません。学びの目的から選ぶと良いでしょう。

イギリス英語とアメリカ英語の違いを楽しみながら英語を学ぼう!

この記事ではイギリス英語とアメリカ英語の違いについて解説しました。歴史的背景を知ると、より英語学習も面白くなりますね。

どちらが良いということはありませんので、英語を学ぶ目的や、興味に合わせて選びましょう。

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