急に仕事でTOEICのスコアを求められたけど時間がない、キャリアアップのためにTOEICでハイスコアを取りたいけど何から始めればいいかわからないという社会人の方は多いのではないでしょうか?
この記事ではTOEIC940点を取得した筆者が、社会人がTOEICを受験するにあたってのポイントやおすすめ教材を具体的にご紹介します。
TOEICのスコアが伸び悩んでいる方、効果的な学習方法がわからないとお悩みの方へ
幅広く対策をしなければいけないTOEICは、独学では思ったように結果が出ないことがあります。TOEICの対策は独学のほかにも、英会話スクールや英語コーチングを利用する方法があります。
講師とともに、独学では強化しにくい、リスニング力を強化することができたり、自分の進捗を講師とともに把握しながら学習を前に進めることができるため、短期間でも大きくスコアアップを狙える可能性があります。
TOEICを受験したことがない方の場合は、盲目的に単語帳や問題集をめくる前に、学習方法や目標設定について、TOEIC対策を提供するスクールに相談してみることをおすすめします。
TOEIC®スコアを英語力アップの指標のひとつとしていて、個々のレベルに合わせてトレーニングを効率よく行っていくスタイル。おすすめはパーソナルトレーニング(90日集中・週2回コース)!
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社会人がTOEICを受験するメリット・必要性
忙しい社会人がTOEICを受験するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?具体的に見ていきましょう。
仕事の幅が広がる
TOEICでハイスコアを取得していると、仕事の幅が広がります。海外の取引先とのやりとりを任されたり、海外事業部への配属や海外赴任のチャンスを手にする可能性が格段に上がるでしょう。
2019年の英語活用実態調査によると、TOEICのスコアを「配属決定や人事異動の基準」「海外赴任者・海外出張者の選抜基準」としている企業は併せて50%近くにも上ります。
スコアに見合うだけの実際に使える英語力を磨く必要はありますが、スコアを未取得の場合に比べてさまざまなチャンスを掴めるようになる可能性は高いです。
参考:英語活用実態調査2019
昇進・昇格につながる可能性
TOEICは昇進や昇格の際の判断基準としても使われるようになっており、先述の英語活用実態調査でも、3割強の企業がTOEICを昇進・資格の基準としていると回答しています。
TOEICのスコアが役職に必要な資格として設定されている場合もあるようです。
また、企業によってはTOEICのスコアに応じて資格手当や報奨金の制度を取り入れているところもあります。自分自身のスキルアップや自信にもつながるので、TOEICに挑戦しておくと仕事上のチャンスがさらに増えるかもしれません。
実用的な英語の力がつく
TOEICはビジネス英語を中心とした日常会話の英語力を測る試験となっています。そのためビジネスメールのやり取りや、クレームに対応する電話など、かなり具体的なシーンを想定された問題が多く出題されます。
こうした問題に取り組むことで、実際の業務でも役立つ実用的な英語の力をつける事が可能です。業務で英語を使う必要にかられた時に慌てないためにも、普段からTOEICの学習をしておくことはプラスになるでしょう。
転職時に有利
グローバル化が進む現在、どの企業でもビジネス英語が使える人材は即戦力として歓迎されます。TOEICのように知名度が高く、客観的に英語力を判断できる資格を持っていると転職時にも大変有利です。
業種や部署によっても求められるスコアは変わってきますが、高いスコアであればあるほど強いアピールポイントになります。外資系企業や、海外に展開している企業などを希望するのであれば800点以上取得しておくとよいでしょう。
社会人のTOEIC目標スコア
ここからは社会人が取得すべき目標スコアを点数別に見ていきましょう。
600点
社会人がまず目指したいスコアは600点です。TOEIC公開テストの平均点は基本的に600点前後を推移しているので、この平均点が企業が求める基準になっている場合が多いです。
また「英語を使用する部署の中途採用の要件・参考とするスコア」でも平均が620点となっているので、社会人の方はひとまず600点を目安に学習を進めていくとよいでしょう。
600点を目指す場合、基礎知識をきちんと身につけた上で、リスニングに力を入れるとスコアを伸ばしやすくなります。またTOEIC頻出単語をしっかり押さえたり、出題傾向の見直しをすることもおすすめです。
800点
TOEICで800点を取得していると、仕事の幅や選択肢が大きく広がります。
海外出張や海外赴任ができると判断される基準が800点なので、海外企業とのやり取りを視野に入れていたり、海外赴任を目指す場合は800点以上を目標にしましょう。転職を考えている場合も、800点は大きな強みになります。
800点を目指す場合、基礎知識はしっかり固められていると思いますので、より難易度の高い語彙や文法を学習し、知識を深めることをおすすめします。
またリーディングで確実に点を取るために、精読・速読もあわせて行うと効果的です。
900点以上
900点以上取得していると、大手外資系企業への転職も目指せます。社内公用語が英語の企業への転職や、普段から海外とのやり取りが多い部署への配属を希望する場合、900点以上あれば自信を持って応募できるでしょう。
900点以上を目指す場合、TOEICの点数だけでなく実際に使える英語を身につける意識で学習していくのがおすすめです。
このレベルまで到達すると、いかに点を落とさないかが重要になってくるので、細かい語法やハイレベルな単語まで学習する必要があります。
また時間配分に気をつけたり、TOEICの解答テクニックもあわせて意識してみてください。
社会人がTOEIC受験する際の障害
実際にTOEICを受験しようとしても、思いがけずつまづくことがあります。社会人がTOEICを受ける際に障害となる要因には何があるのか、具体的に見てみましょう。
しばらく英語学習から離れている
いざTOEICを受けようと思っても、英語が身近なものではなかったり、しばらく英語学習からは離れていたという方が多いのではないでしょうか?
そのためどこから学習を始めていいのかわからなかったり、そもそもTOEICを一度も受けたことがない方も少なくないかもしれません。
英語に触れていない期間が長ければ長いほど、英語に対して苦手意識を持っていたり、英語学習への不安を抱えてしまっている場合があります。
焦らずに少しずつTOEIC対策を始めていくと、比較的抵抗感なく学習を進めていけるでしょう。
まずは公式問題集を一度解いてみて、現状の英語力について把握することが最優先です。その上で目標スコアを設定し、苦手分野への対策を取っていきましょう。
すでに高得点を取れている場合を除き、問題演習は最後の仕上げとして取り組むことをおすすめします。始めのうちは単語力や文法などの基礎知識をしっかり固めてくださいね。
時間の捻出が難しい
社会人の方は仕事が忙しく、TOEICを受験するにあたって学習時間の捻出が一番の課題です。
TOEICは問題数が非常に多く、TOEICならではの出題形式もあるので、多少英語の知識がある方でもTOEICに特化した対策が必要になってきます。
ある程度学習期間に余裕がある場合、休日を中心に学習し、普段は通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を少しずつ学習にあてることで無理なく学習を進めていくことができます。
短期間で結果を出さなければいけない場合、数か月間はとにかくTOEICに集中して学習する必要があります。休日はもちろん、平日も仕事以外の時間はすべて学習にあてることが重要です。
どちらの場合でも、スキマ時間を有効に活用しながら、自分に合った方法で効率よく学習することがポイントです。
独学ではモチベーションの維持や効率的な学習方法を見つけるのはなかなか難しいので、英語コーチングなどでプロのアドバイスをもらうのがおすすめです。
学習の継続が難しい
当初は毎日定期的に学習をしていても、日々の業務に追われるうちにだんだん学習が疎かになってしまうことが考えられます。
いくら学習に取り組もうと思っていても、忙しくなったり疲れているとつい学習を後回しにしてしまうこともあるでしょう。
TOEICの学習は地道で単調になりがちなので、モチベーションの維持が大変です。また限られた時間で結果を出すためには、自分に合った教材や学習方法が必要不可欠。
そうは言っても、自力で教材探しをしたり学習法を模索する時間はもったいないので、プロの力を借りることも視野に入れてください。
社会人でも目標スコアに到達するための勉強法
忙しい社会人の方でも目標スコアに到達するためには、どのような勉強法が効果的なのでしょうか?おすすめの勉強法を具体的にご紹介します。
シャドーイング
シャドーイングは英語の音声を聞き、1~2語遅れで繰り返して発声する発音訓練法。聞こえてきた音声の通りに、発音だけでなく間やリズムまで真似るのがポイントです。シャドーイングにはスクリプト付きの音声を利用しましょう。
初めのうちは英文を見ながら取り組んでもよいですが、慣れてきたら文章を見ずに耳だけを頼りに練習します。
TOEIC公式問題集のリスニング問題を利用するほか、自分の英語レベルや興味に合わせた教材を選ぶのもおすすめです。長すぎないものを選び、何度も繰り返し練習してください。
発音できる音は聞き取れると言われており、シャドーイングで発音を練習するとリスニング対策に大変効果的です。また、後述の精読と組み合わせることで、単語力や文法理解力アップも狙えます。
シャドーイングにも正しいやり方があります。
ディクテーション
シャドーイングが難しいと感じる方は、まずディクテーションから始めてみることをおすすめします。ディクテーションは英語音声を流し、その文章を一言一句書き写す勉強法です。
ここでもスクリプト付きの文章を選び、書き取ったあとに答え合わせをします。綴りやコンマなど細かい部分まできちんと確認することが大切です。
ディクテーションで使用する音声は数十秒~長くても1分程度の短めの英文がおすすめです。答え合わせをしたあとはどこが聞き取れていないのか分析し、その対策を取り入れるようにしましょう。
ディクテーションを続けていくと英語ならではの音のつながりや音声変化を意識できるようになり、正確に英文を聞き取れるようになっていきます。
また聞き取れない原因を分析することで、確実に弱点の対策ができるので効率よく英語力を伸ばすことも可能です。
精読
文法問題や長文問題に苦手意識がある方は、ぜひ精読も取り入れてみてください。精読は英語の長文を意味が理解できるようになるまでしっかりと読み込む勉強法です。
TOEICの長文問題を利用すると、読解力アップのほか出題傾向に慣れることもできるのでおすすめです。
精読のやり方としては、まずは一通り文章を読み進めたあと、次にわからない部分を一つ一つ確認していきます。単語の意味はもちろん、文法の構成がわからなければ品詞分解しながら意味をしっかり理解していきましょう。
時間はかかりますが、意味を理解しながら読めるようになると長文の理解度、問題を解くスピードともに格段に上がります。
精読をする際は、すぐに和訳を確認しないように注意してください。英語を英語のまま理解する練習をしておくことが大切です。
意味のかたまりごとに文章の頭から区切って読み進めるスラッシュリーディングと組み合わせながら取り組んでもいいでしょう。
アプリを活用する
TOEICの学習にはアプリの活用もおすすめです。TOEIC対策に特化したアプリのほか、リスニングや単語学習のアプリを利用すれば、各パートごとの対策ができます。
無料・有料問わず多くのアプリがありますので、目的やレベルに合わせ最適なものを選びましょう。
アプリの良いところは、時間・場所を問わずどこでも好きな時に学習ができることです。教材を開きにくい通勤電車の中や、ちょっとしたスキマ時間を有効に活用できます。
学習履歴を記録できたり、自分だけの単語帳を作れる機能のついたアプリもありますので、使いやすいようカスタマイズしながら自主学習に活かしてくださいね。
英語コーチング
短期間で確実に結果を出したいという方には、なんといっても英語コーチングがおすすめです。
英語コーチングは専属のコーチやトレーナーがつき、学習方法や教材の提案から学習スケジュールの管理まで徹底的に英語学習をサポートしてもらえるサービスのことです。
受講生の弱点を明確にした上で、個人に最適化したカリキュラムを用いて学習を進めるので、遠回りすることなく最短距離で目標を達成することができます。
専属コーチからはアドバイスをもらったり学習の相談をすることもでき、モチベーションを保ったまま学習を継続することが可能です。
なにより自分に合った学習方法の提案や学習スケジュールを細かく管理してもらえるのは英語コーチングならではです。
多くの英語コーチングが短期間の受講期間を設定しているので、忙しい方でも集中的に学習できます。時間に限りがある社会人の方にこそ英語コーチングはおすすめです。
社会人のTOEIC対策のポイント
社会人がTOEIC対策をする際に、意識しておくとよいポイントをご紹介します。
毎日学習を継続すること
社会人がTOEIC対策をする上で一番大切なことは、毎日学習を継続することです。英語は毎日触れることで記憶に定着しやすくなります。
休日に1日8時間勉強して平日はまったく学習しないという状況では、いくら学習時間が長くてもなかなか身につきません。
それよりも30分でも1時間でもいいので、毎日必ず学習することが大切です。一回の学習時間は短くても、その積み重ねでまとまった学習時間になるので、スキマ時間を上手に活用しましょう。
歩いている時はリスニング、ランチタイムには文法問題など、あらかじめやる内容を決めておくとスムーズに学習できます。
また英単語は何度も聞いたり見たりすることで定着率が上がるので、ちょっとした時間を使って覚えるまで繰り返し触れるようにしてください。
弱点を分析する
ただやみくもに単語を覚えたり問題演習に取り組むだけでは、効率的にスコアアップは狙えません。自分が現状なにを理解できていないのか、どの分野が苦手なのかといった弱点を明確にしておきましょう。
弱点は細かい部分まで分析することがポイントです。「リスニングが苦手」というだけではなく、音声変化が聞き取れていないのか、知らない単語が多いのかなどリスニングでつまづく要因まで確認してください。
その弱点に対し時間をかけて対策をすることで、短期間でもスコアアップにつながる学習を効果的に行えます。
自分に合った学習方法を見つけること
TOEICはリスニングからリーディングまで幅広く対策をする必要があります。
忙しい中で目標のスコアを達成するためには効率よく学習を進めていかなければいけません。それには自分に合った学習方法を見つけることがなにより大切です。
最初のうちは、身支度中にリスニング音声を流す、通勤電車でアプリの単語クイズに挑戦するなど、気軽に短時間で取り組めることから始めてみることをおすすめします。
TOEIC専用教材だけではなく、自分の興味のある教材を使うことで、英語学習が楽しいと思えるようにする工夫も大切です。
また、学習方法が合っているのか、効率的に英語力が伸びているかなど、定期的に学習の進捗を振り返る時間を設けるようにしましょう。あまり効果が出ていない学習法は他のやり方に変えるなどの見直しができます。
教材は絞ってやり込む
TOEIC教材は数多くあり、どれも良さそうに見えるのであれもこれも手を出したくなるかもしれませんが、多くても2~3冊に絞ってそれぞれを徹底的にやり込むことが重要です。
教材はTOEICに特化したものを使った方が効率よく学習できます。問題集、単語対策、文法対策で1冊づつあれば十分に対策できるはずです。使いやすい教材を選び、覚えるまで何度も繰り返し取り組むとよいでしょう。
どの教材を選んでよいかわからないという方には、TOEIC対策用のアプリを使うこともおすすめです。各パートごとの問題や演習練習ができたり、市販の教材を読むことができるアプリもありますので、アプリ1つで総合的に対策ができます。
解答テクニックを身につける
TOEICには他の試験とは異なる解答テクニックやこつがあります。ある程度学習が進んだら、こうしたテクニックも意識することでより高得点を狙うことが可能です。
TOEICは出題数がとても多く、時間配分が重要になってきます。パートによっては一問数十秒程度で答えなければいけない場合もあります。
時間管理に気をつけながら問題演習に取り組み、本番でも焦らずに解答ができるようにしておきましょう。
またパートごとに出題されやすい単語や、セットで覚えておくと便利な表現など、TOEICならではの出題傾向が多くあります。この傾向を掴んでおくとスコアにつながる可能性が高いので、こうしたテクニックを身につけておくと有利です。
多くの問題に触れること、そしてTOEIC講座などで学ぶことができます。
初心者は何から始めればいい?
TOEIC対策は幅広いので、初心者の方はどこから学習していいのか迷ってしまうかもしれません。まずなにから始めればいいのか、ポイントをご紹介します。
現状の英語レベルを確認する
具体的にTOEIC対策を始める前に、まずは自分の現状の英語レベルを確認しましょう。英語レベルによって、必要な学習や目標スコアは異なります。また教材の選び方にも影響してくるので、しっかりと英語レベルを把握するようにしてください。
英語レベルを確認するには、TOEICの公式問題を本番と同じ時間設定で一度解いてみるこをおすすめします。そのスコアによって大まかな目安がわかるでしょう。
英語レベルが確認できたら、目標スコアや必要な学習計画を設定していきます。あまりに高すぎる目標設定ですと挫折しやすくなりますので、少し背伸びをすれば届きそうなスコアを設定するのがおすすめです。
TOEICの出題傾向を把握すること
TOEIC初心者の方は、TOEICの出題傾向を把握することもぜひ意識してください。TOEICは出題数が多く時間内に解き終わるのは大変ですが、出題パターンが明確なので慣れていけば解答スピードが上がりやすくなります。
一度問題演習に取り組み、各パートごとの出題傾向を確認します。パートによって正答率や解答スピードに差が出ると思いますので、そこから自分の弱点を見つけ苦手な分野の対策を重点的に行っていきます。
また本試験の対策として、本番同様の時間設定で問題集を解く練習も忘れずに。この練習は本番が近づいてきたら仕上げとして取り組むのがおすすめです。
その際、答え合わせをきちんと行い、間違えた問題は覚えるまで繰り返し復習するようにしましょう。
基礎知識を固める
TOEICの問題演習に取り組むことも大切ですが、初心者の方は基礎知識を固めることも忘れないようにしましょう。単語学習・文法学習に力を入れることで、結果的にスコアを伸ばしやすくなります。
ある程度英語力に自信がある場合をのぞき、まずは中学生レベルの単語・文法を確認しておくことをおすすめします。ここで最低限の基礎知識を固めたら、いよいよTOEIC対策に進みます。
TOEIC対策も、始めは単語学習から始めると効率よく学習ができます。TOEICならではの単語が多く出題されますので、TOEICの出題傾向を押さえた教材を使って、無駄なく学習していきましょう。
あとはそれぞれ苦手分野の学習に重点的に取り組んでくださいね。
社会人におすすめのTOEIC対策サービス・教材
ここからは社会人におすすめのTOEIC対策サービスや教材を具体的にご紹介します。
イングリッシュカンパニー(ENGLISH COMPANY)
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)は、失敗したくない全ての方におすすめの英語コーチングサービス。
累計受講者数が23,000人(※2021年6月時点/姉妹サービス「STRAIL」も含む)とトップクラスに多いこと、満足度も96%と高いこと、そして初回90分の無料体験があり、合わないと感じたら受講料を全額返金してもらえる(30日以内)ため、リスクゼロでスタートできます。
通学とオンラインの両方で学べるのもメリットで、スタジオは東京・大阪・京都・兵庫に7校あります。
パーソナルトレーニングコース、パーソナルトレーニングIT英語コース、セミパーソナルコース(初級・中級・上級)、大学受験コースがありますが、おすすめは「パーソナルトレーニング(90日集中・週2回コース)」。
TOEIC®スコアを英語力アップの指標のひとつとしていて、個々のレベルに合わせてトレーニングを効率よく行っていくスタイルです。
提案されたトレーニングメニューに従って1日1.5時間程度自習を行う他、週2回のマンツーマンのトレーニング45分を48回受けられます。
スクール名 | ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー) |
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受講期間 | 3〜6ヶ月 |
主なコース | パーソナルトレーニングコース(マンツーマン) 初級セミパーソナルコース(超少人数) 中級セミパーソナルコース(超少人数) 上級セミパーソナルコース(超少人数) |
料金 | パーソナルトレーニングコース90日間:561,000円 パーソナルトレーニングコース180日間:679,800円 ※90日間は90分/週2、180日間は90分/週1トレーニング 初級セミパーソナル:264,000円 中級セミパーソナル:231,000円 上級セミパーソナル:240,900円 ※セミパーソナルは120分/週1トレーニング |
入会金 | 55,000円 |
受講方法 | 通学/オンライン |
返金保証 | あり(30日間) |
無料カウンセリング | あり |
※価格は税込
プログリット(PROGRIT)
短期間で確実にスコアアップしたい方におすすめなのがPROGRIT(プログリット)です。
個別のオリジナルカリキュラムと専属コンサルタントの2本柱で、目標達成まで徹底的にサポートしてもらえます。
英語コーチングを活かしたTOEICコースでは、平均150点アップを実現している実績があります。第二言語習得理論を応用した独自のメソッドで、TOEICのテクニックだけではなく、きちんと英語力も伸ばせるのが魅力です。
スキマ時間を有効活用できる学習アプリのほか、学習状況を記録する管理アプリもあるので学習計画の見直し・管理もとても便利。専属コンサルタントの日々のフォローも手厚いので、忙しくて独学では学習が難しいという社会人の方におすすめします。
スクール名 | プログリット(PROGRIT) |
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受講期間 | 2ヶ月(8週間) 3ヶ月(12週間) 6ヶ月(24週間) |
コース | ビジネス英会話コース TOEIC® L&R TESTコース TOEFL iBT® TEST/IELTSコース 初級者コース |
料金 | 2ヶ月プラン:360,800円 3ヶ月プラン:544,500円 6ヶ月プラン:1,069,200円 TOEFL iBT® TEST / IELTSコースの料金は以下となります。 3ヶ月プラン:577,500円 6ヶ月プラン:1,102,200円 |
入会金 | 55,000円 |
受講方法 | 通学/オンライン |
返金保証 | あり(30日間) |
初回無料カウンセリング | あり |
※価格は税込
フラミンゴオンライン英語コーチング
フラミンゴオンライン英語コーチングは、初心者向けのコースも提供するオンライン英語コーチングです。
TOEICの指導実績も豊富で、今までTOEICを受けたことがない方でも問題ありません。目標設定から学習法まで、プロのコンサルタントから適切な指導を受けることが可能です。
オンラインに特化しているスクールのため、教室運営費用などがかからず、結果的にお客様がお支払いする受講料を安く抑えることに成功しています。
他社の同内容の英語コーチングと比較すると半分ほどの金額です(4ヶ月27.5万円=1ヶ月7万円ほど)。
英語コーチングというと、スパルタで厳しそうなイメージをお持ちの方も多いですが、フラミンゴオンライン英語コーチングは、個々の性格に合わせて担当コーチがアサインされるので「厳しい雰囲気が苦手」という方には、スパルタな講師はつきません。
リラックスした雰囲気で指導を受けることも可能です。
スクール名 | フラミンゴオンラインコーチング |
受講期間 | 4ヶ月、8ヶ月、1年 ※コースによって異なる |
コース | 基本コース 初心者脱出コース ビジネス英語基礎コース 試験対策コース |
料金 | 4ヶ月:297,000円 8ヶ月:572,000円 1年間:858,000円 ※初心者脱出コース、試験対策コースは4ヶ月プランのみ ※ビジネス英語基礎コースは8ヶ月プランのみ |
入会金 | 55,000円 |
受講方法 | オンライン |
返金保証 | あり(30日間) |
無料カウンセリング | あり |
※価格は税込
スタディサプリ TOEIC® L&R TEST対策コース
なにから学習すればいいかわからない、気軽にでも効率よくTOEIC対策をしたいという方には「スタディサプリ TOEIC® L&R TEST対策コース」をおすすめします。問題演習から本番形式の模試までアプリ1つでTOEIC対策を完結でき、充実した内容が魅力です。
学習の仕方はさまざまですが、迷ったら解説講義を見たあとでトレーニングに取り組むだけで効率よく演習ができるので、教材選びや学習内容に頭を悩ませる必要はありません。
演習・講義ともに3分~と短い時間で取り組めるのでスキマ時間を有効活用できます。
さらに、TOEIC対策コースにはパーソナルコーチプランも用意されています。専属コーチが3か月間二人三脚で学習をサポートしてくれるこちらのプランは、きめ細やかなコーチング付きにも関わらず良心的な価格設定です。
独学では挫折してしまう、英語コーチングを受けたいけれど経済的に難しい、という方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集 7
実際出題される単語や文法を本番さながらの模試形式で学ぶなら、やはり公式問題集が一番です。ほかにもTOEICの問題集はありますが、細かい部分で問題の形が異なっていたり、あまり出題されないような単語が掲載されている場合があります
公式問題集は本番テストとまったく同じ形式で、問題用紙やリスニングのナレーションも本番同様に作られています。
本番同様の形式で取り組むほか、ディクテーションやシャドーイングの教材としても利用できるので、1冊あるととても便利です。覚えるまで何度も繰り返すくらいの気持ちで取り組むとよいでしょう。
TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ
本当に出る単語ばかりを集めたこちらの一冊があれば、800点以上の高得点も十分に狙えます。単語はスコア別にまとめられているので、目標スコアにあわせての対策も取り組みやすくなっています。
すべての単語、フレーズに無料音声ファイルがついているのでリスニング練習にもばっちり。
アプリ版も対応しているので、使いやすい方を選んで学習することも可能です。書籍自体も新書サイズでコンパクトなので、どこでも気軽に開きやすく学習へのハードルが下がります。
TOEICの単語対策で悩んでいる方にはこちらをおすすめします。
時間の有効活用がTOEICスコアアップの鍵!自分にあった勉強法を選ぼう
仕事とTOEIC学習を両立させるのは大変ですが、ちょっとした工夫と強い気持ちがあれば必ず結果はついてきます。忙しい社会人だからこそ、時間を上手に使い短期間で目標スコアを達成しましょう。
この記事を参考に、ぜひ自分に合ったTOEIC対策方法を見つけてください。
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