隙間時間を利用して効率的にTOEICの勉強をするなら、アプリの利用がおすすめ。中でも多くの方に支持されているのが、スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」です。
この記事では、スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」で最大の効果を出すために、どのような使い方・学習の進め方をすればいいかという点について、詳しく解説していきます。。
これからTOEIC対策コースを始めようと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
スタディサプリTOEIC対策コースの効果的な使い方
まずは、スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」を効果的に使うためのコツをチェックしていきましょう。
事前準備をしっかりする
スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」で効果を出すためには、しっかりとした事前準備が必要です。
大切なのは、この3つです。
- 明確な目標を立てる
- 学習計画を作る
- TOEIC試験に申し込む
①明確な目標をたてる
なぜ英語学習をするのか、目標を詳細にしておきましょう。
- 「次のTOEIC試験で200点アップする」
- 「3ヶ月後に750点を目指す」
など、数値を設定するのがおすすめ。
スタディサプリは自主学習のため、達成したい目標がないと、どうしてもサボりがちになってしまいます。
②学習計画を建てる
目標を決めたらそのゴールに向けた学習計画をたてましょう。
3ヶ月先なのか半年間なのか、100点アップなのか200点アップなのか。その目標を達成するためにどれくらい学習したら良いのかを考えます。
期限を決めて学習するほうが、集中力が続くのでおすすめです。
③TOEIC試験に申し込む
スタディサプリで学習を始める前に、TOEIC試験の申し込みをしておくと、緊張感をもってTOEIC対策学習にのぞめます。
TOEIC試験は毎月開催されていますが、試験会場によっては毎月開催ではない場合もあります。
都合の良い会場を確認して、先に申し込みしておくことで、勉強をしなくてはいけない状況に追い込んでしまうのも、集中して勉強できるコツです。
受験料は6,490円(税込)ですので、先にお金を払い、やらざるを得ない状況にしてしまいましょう。
学習目標を設定する
スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」には、学習時間の目標値を設定するメニューがあります。
- 1日1時間(週7時間)/6ヶ月で100点アップペース
- 1日2時間(週14時間)/3ヶ月で100点アップペース
- 1日3時間(週21時間)/2ヶ月で100点アップペース
自分の目標と使える学習時間を考慮して、設定をしておきましょう。
目標に達しているかどうかがアプリのトップ画面ですぐに分かるので、モチベーション維持に役に立ちます。
パーフェクト講義の使い方
次に、スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」の各レッスンを上手に活用する方法を紹介します。
まず、パーフェクト講義では、4つのサイクルでレッスンが進んでいきます。
- 例題を解く
問題を聞いて質問に答える
- 例題についての講義を見る
関先生の解説動画を見る
- ディクテーション
英文を実際に入力
- シャドーイング
英文を実際に発音
「見る・聞く・書く」を繰り返し学習することで記憶に定着させるのが、スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」の目的です。
関先生の解説動画は問題の解説にとどまらず、英語の本質を理解しやすくするためのアドバイスが沢山盛り込まれています。
ただ英語を丸暗記するだけではなく、理解して学習をすすめるためにも、解説動画は必ず確認しましょう。
実践問題集・実践問題集NEXTの使い方
実践問題集と実践問題集NEXTには、ぞれぞれ10レッスンずつ合計20レッスンが収録されています。
1レッスンは本番と同じ形式の200問で、模擬試験として使える構成。TOEIC20回分のレッスンが受けられるという、スタディサプリENGLISH「TOEIC対策コース」の目玉レッスンでもあります。
新しい問題が随時登録されていくので、参考書などとは違うアプリならではの魅力がありますね。
実際のTOEICテスト同様、2時間連続して学習をすると良いでしょう。
テキスト版も購入可能
TOEIC対策コースの実践問題集にはテキスト版もあり、本番と同じ紙ベースで模擬試験を行いたい方は別途購入してください。テキスト版の解説はアプリと連動しているので、併用すると相乗効果が期待できます。。
実際に紙ベースで一度問題を解いてみて、間違えた問題や自分が苦手な部分を中心に、アプリで学習をすすめるという利用方法もおすすめです。
TEPPANN英単語の使い方
TEPPAN英単語には、以下の英単語が掲載されています。
- 600点レベル:750語
- 730点レベル:340語
- 860点レベル:140語
- 990点レベル:180語
レッスン内容は、単語の意味を4択から選ぶクイズ形式。全部で10問を解いていきます。
1問につき3秒のタイマーが動いていて、時間オーバーになるともう一度「復習」するためのチェックが入ります。
3秒以内ですばやく回答する力をつけることで、実際のTOEIC試験で「時間切れで最後まで回答できなかった」という状態を防げます。
同じ問題を7日間連続で解き続ける
英単語の暗記はスコアアップに効果的ですが、ただ闇雲に単語を丸暗記しようとしてもなかなか記憶に定着してくれません。
そこで関先生がおすすめしているのは、1レッスン100単語を7日間毎日解き続ける方法です。
一度の学習では意味を理解してもすぐに忘れてしまいますが、7日間連続で毎日解き続けることで週の後半くらいから間違えなくなり、記憶に定着しやすくなるのです。
瞬間的に回答が浮かぶようになるまで、繰り返しレッスンしていきましょう。
パーフェクト講義-英文法編の使い方
TOEIC初心者に特におすすめなのが、このパーフェクト講義・英文法編です。
中学・高校時代に「英文法」に苦手意識を持っていた方は、ぜひこの講義で苦手意識を払しょくしてください。
すでにTOEIC700点台を取れている方も、TOEICの出題傾向を理解するためにもう一度復習しておくことをおすすめします。
レッスンは、文章の空欄に適切な選択肢を選んで、文章を完成させるというもの。
わかりにくいと思っていた文法の本質が、関先生の解説動画ですっきりと理解できると思います。
丸暗記に頼らない、本質を理解する覚え方を教えてくれます。
スタディサプリTOEICの進め方
ここからは、スタディサプリENGLISH「 TOEIC対策コース」の効果的な進め方について解説していきます。
初級者(TOEIC300点〜)向けの進め方
TOEIC300点から500点レベルの方向けの進め方が、こちらです。
- TEPPAN英単語で語彙力の基礎を固める
- 基礎英文法で文法の基礎を覚える
- パーフェクト講義・英文法で英文法を覚える
まずは、語彙力の基礎を固めるためにTEPPAN英単語を繰り返しましょう。
それと同時進行で、基礎講座にある英文法を間違えなくなるまで繰り返します。
基礎講座では英文法と英単語が学べますが、基本的な内容です。簡単に感じる方は、「パーフェクト講義・英文法」をしっかり取り組みましょう。
1ヶ月頑張って基礎を固めたら、続いて「実践問題集」を開始します。
中級者(500点〜600点)向けの進め方
続いて、中級者の人向けの進め方を解説します。
- TEPPAN英単語を継続して続ける
- パーフェクト講義で出題傾向をチェック
- 実践問題集をすすめる
TEPPAN英単語はベースとして進めておき、パーフェクト講義で実際のTOEIC試験の出題傾向に慣れていきましょう。
実践問題集を2時間通してやってみることで、TOEICテストのスピード配分なども体験できます。
苦手な項目、はパーフェクト講義・英文法編で復習するのも忘れずに。実践力を付けながら、苦手分野を克服していきます。
TOEIC学習の勉強時間はどれくらい?
一例ではありますが、3ヶ月後に200点アップさせたいという場合、短期スケジュールのため1日2時間、週末には1日5時間学習して、1週間で合計20時間くらいはTOEIC対策の学習が必要です。
3カ月で約240時間学ぶ計算ですね。
平日は1時間、土日も2時間の学習時間しか確保できない人でも、週9時間の学習を6ヶ月続ければ、同じくらいの学習時間がとれます。
最低1日1時間は、英語学習時間を確保するようにしたいところです。
一人の学習が難しい場合
スタディサプリENGLISH「 TOEIC対策コース」は自主学習をするための学習教材ですので、自己管理が必要です。
「どのように学習計画を立てたら良いのかわからない」
「一人で勉強すると続かない」
といった不安がある人は、「TOEIC対策コースパーソナルコーチプラン」を検討してみましょう。
専属コーチが学習プランを提案してくれ、学習の進め方への疑問などにも答えてくれます。
TOEIC対策コースの2つのプランについては、こちらの記事もチェックしてみてください。
スキマ時間を有効活用して英語学習を進めよう
スタディサプリENGLISH「 TOEIC対策コース」のレッスン時間は1レッスンが3分〜5分と短く、「スキマ時間学習」に最適です。
スキマ時間を英語学習に有効活用するコツは、スマートフォンで暇つぶしをしていた時間を英語学習に変えること。電車やバスで移動時間、駅での待ち時間、買い物の行列に並んでいる間や家事の合間などを、ぜひTOEIC対策学習の時間に変更してください。
スマホでSNSや動画サイトを見てしまいがちな「スキマ時間」を有効活用して、TOEICのスコアアップを目指しましょう。