TOEFLスコアの目安とは?レベルや項目ごとにわかりやすく解説!

「仕事や留学でTOEFLを受験することになったけど、スコアの目安がわからない…」なんて考えている人は、意外と多いのではないでしょうか。今回はそんな人のために、レベルに合わせた目安スコアを紹介していきます。自分の目標を立てる際に、是非参考にしてみてください。

TOEFLのスコアについて知っておきたいこと

チェックリストが書かれたノートとコーヒーとペン

TOEFLのスコアの目安を知るにあたって、まずはスコアについての基本的な情報をおさらいしましょう。

TOEFLのスコアには、以下の4項目があります。

  • Reading
  • Listening
  • Writing
  • Speaking

それぞれ30点満点で、満点は120点になります。

TOEFLスコアの目安

ソファに座りながらパソコンの前で勉強する女性

ここからは、実際にレベル別に必要とされるスコアの目安を紹介していきます。

TOEFLスコア60点~79点

TOEFLスコア60点~79点は、英検で換算すると2級ほどです。

なぜいきなり60点~を紹介するかと言えば、TOEFLを受験するにあたって最低限取っておきたいスコアだからです。

60点~79点は、アメリカの四年制大学の出願や交換留学をするにあたって最初に目標にしたいスコアです。

TOEFLテストは何時間もぶっ続けのため体力も使い、初心者は70点に高いハードルを感じるかもしれません。

しかし70点以上を出願条件とする学校が多いため、超えておきたいハードルです。

TOEFLスコア80点~89点

TOEFLスコア80点~89点は、英検で換算すると準一級ほどです。

80点~89点を取っておけば、難関校を含むほとんどの大学への出願条件を満たすことができます。

この点数があれば普通~難関校レベルにあたる大学の講義にはついていけるでしょう。

TOEFLスコア90点~99点

TOEFLスコア90点~99点は、英検で換算すると一級ほどで、最も行き詰まりを感じやすい点数です。

特に「90の壁」と言われるほど、90点を取るのに苦労する人は多いです。

ですがここを超えれば、「アイビーリーグ」などの名門私立大学を除くほとんどの難関校への入学は突破できます。

また90点代になると、一部の大学院の入学基準も満たすことができます。

TOEFLスコア100点~120点

TOEFLスコアが100点以上取れるようになると、進学や就職の幅がかなり広がります。

一般的に海外の大学院は100点~を基準に定めている場合が多いからです。

また、先ほど紹介したアイビーリーグをはじめとする世界のトップ大学にも入学可能になります。成績が良ければ、奨学金をもらうこともできるでしょう。

就職面では、外務省職員のスコアの目安となっており、外資系企業で働けるレベルになってきます。

特に110点以上あると、99%の大学の入学要件を満たすことができます。

TOEFLを100点以上取るのはネイティブでも難しいですが、これだけあれば進学・就職においてかなり有利になってきます。

TOEFLの各項目ごとのスコア目安

TOEFL SCOREと書かれた積み木ブロックと白い紙

ここまでTOEFLスコアの目安をレベル別に紹介してきましたが、80点を取りたいからと言って各セクションで20点ずつ取ればいいという訳ではありません。

ここではセクション毎のスコアの目安を見てみましょう。

後で書きますが、日本人はSpeakingやWritingで点数を落としやすい傾向にあります。

目標を立てる際は、項目ごとの配分を考えましょう。

TOEFL Readingのスコア

TOEFL Readingは、単語の暗記や文法などである程度スコアを取りやすいセクションになっています。

各レベルでは、以下の点数を目標にすると良いでしょう。

TOEFLスコア60点 Reading18点
TOEFLスコア80点 Reading23点
TOEFLスコア90点 Reading26点
TOEFLスコア100点 Reading28点

TOEFL Listeningのスコア

TOEFLのListeningは、他の試験に比べてもかなり内容が難しいものとなっています。特に初心者は苦戦するでしょう。

ただ、耳を鍛えれば、Readingと同じく単語力の勝負になりますので、始めは低めの目標を立て、トータルスコアが上がるにつれ目標をReadingと同程度にするといいです。

TOEFLスコア60点 Listening14点
TOEFLスコア80点 Listening21点
TOEFLスコア90点 Listening23点
TOEFLスコア100点 Listening27点

TOEFL Writingのスコア

TOEFL Writingは、アカデミックな内容について自分の意見を書く必要があるため、単語のアウトプットや言葉の言い回しのボキャブラリーが必要になってきます。

また、文法やスペルミスなどの細かい減点も多いため、ReadingやListeningよりも点数を取りにくいセクションです。

ただ、ボキャブラリーを身に付ける訓練をすればしっかり点数アップできます。

以下の点数を目標にしましょう。

TOEFLスコア60点 Writing15点
TOEFLスコア80点 Writing19点
TOEFLスコア90点 Writing21点
TOEFLスコア100点 Writing24点

TOEFL Speakingのスコア

TOEFL Speakingは、日本人が最も苦手とするセクションです。

問われた課題に対し、短い時間で自分の意見を論理的に述べなければならず、Writing以上に瞬発的なアウトプット力が必要になってきます。

こちらも語彙力の強化と共に、英会話などで鍛えていきましょう。

目標は他の項目よりやや低めで大丈夫です。

TOEFLスコア60点 Speaking13点
TOEFLスコア80点 Speaking17点
TOEFLスコア90点 Speaking20点
TOEFLスコア100点 Speaking23点

TOEFLスコアの平均点と分布

AVERAGEのチェックボックスにチェックマークが入った紙と赤い鉛筆

2019年にETSの公式サイトで公開された資料によると、日本人の平均スコアは以下のようになっています。

▼日本人のTOEFL平均スコア

Reading 18
Listening 18
Speaking 17
Writing 18
TOTAL 72

出典:TOEFL iBT® Test and Score Data Summary 2019

 

一方、世界全体では以下のようになっています。

▼世界全体のTOEFL平均スコア

Reading 21.2
Listening 20.9
Speaking 20.6
Writing 20.5
TOTAL 83

出典:TOEFL iBT® Test and Score Data Summary 2019

これを見ると日本は世界平均よりも低くなっていることがわかります。

また、前述のようにSpeakingやWritingで点数を落としやすい傾向にあります。

TOEICは海外向けに受験される方が多いので、国内の平均点は関係ありませんが、自分の目標を決める際の目安として知っておくとよいでしょう。

TOEFL以外の英語試験との比較

ここまでTOEFLのスコアの目安について紹介してきましたが、よりわかりやすくするために他のテストと比較してみましょう。

形式が違うため、完全に換算することはできませんが、他のテストと比較すると点数は以下のようになります。

TOEFL iBT IELTS TOEIC 英検
118~120 9
115~117 8.5
110~114 8
102~109 7.5 970~990
94~101 7 870~970 1級+
79~93 6.5 740~870 準1級~1級
60~78 6 550~740 2級~準1級

参考:ETS – TOEFL

 

TOEFL以外でもしスコアを持っていれば換算してみて、次のスコアの目標を定めていきましょう。

TOEFLスコアアップの効果的な勉強法

Englishと書かれた積み木とペンとノート

最後に、TOEFLのスコアを効果的に上げる方法についてご紹介します。

本番のテスト形式に慣れよう

TOEFLは、約3時間のテストを10分間の休憩のみでほとんどぶっ続けで受けるテストです。

かなりの集中力を要するため、本番形式に慣れていない人や初めて受験する人には辛いです。

さらに当日は緊張もするため、本番と同じ時間で過去問を解く練習をしておくといいでしょう。

また、他の人がSpeakingをしている最中にListeningを受けたり、試験会場によってはブースが区切られていなかったりと集中できない場面に出くわすことが多いです。

そうした状況でも冷静に試験に集中するために、飲食店などで模擬試験を行うのもひとつの手です。

初心者~中級者は単語と文法を集中的に

英語力はあってもTOEFLの受験回数が少ない人や80点以下の人は、語彙や文法強化に力を入れましょう。

TOEFLの問題はアカデミックなものが多く、他のテストでは見ない単語も多いです。

TOEFL専用の単語帳などを使って語彙力の向上に努めましょう。

ひと通り覚えるまでは、語彙力アップに集中的に取り組んでみてください。

上級者はアウトプットを重点的に

ある程度点数が取れるようになってきたら、英会話やエッセイの練習などでアウトプットしていきましょう。

単語を見て理解できるのと、自分の発言や文章の中で使いこなせるようになるのでは、難易度が大きく違います。

何度もアウトプットして、Speaking、Writingで使いこなせるレベルへの定着を図っていきましょう。

また、言い回しのフレーズを覚え、パターン化すると便利です。

他の人の文章やスピーチから積極的に盗みましょう。

目標スコアを決めて効率よく勉強しよう!

今回はTOEFLのスコアのレベル別・セクション別の目安や平均点を紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

紹介した目安を参考に目標スコアを明確化することで、よりやるべきことがはっきりして勉強効率が上がるはずです。

この記事が、皆さんが世界に通用する英語力を身につける最初の一歩を応援できたなら嬉しいです。







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