「TOEFL試験にむけて勉強しているけど、ライティングの対策方法がよくわからない…」そんな悩みを持っていませんか?難しいことで有名なTOEFLのライティング問題は、やみくもに書く練習をしてもなかなか上達しません。
そこでこの記事では、TOEFLライティングでスコアがアップする勉強法を紹介します。ライティングの勉強に苦戦している人は、ぜひ参考にしてください。
TOEFLのスコアが伸び悩んでいる方、効果的な学習方法がわからないとお悩みの方へ
幅広く対策をしなければいけないTOEFLは、独学では思ったように結果が出ないことがあります。TOEFLの対策は独学のほかにも、英会話スクールや英語コーチングを利用する方法があります。
講師とともに、独学では強化しにくい、スピーキングやリスニング力を強化することができたり、自分の進捗を講師とともに把握しながら学習を前に進めることができるため、短期間でも大きくスコアアップを狙える可能性があります。
TOEFLを受験したことがない方の場合は、盲目的に単語帳や問題集をめくる前に、学習方法や目標設定について、TOEFL対策を提供するスクールに相談してみることをおすすめします。
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まずはTOEFLライティングの問題形式を知る
TOEFLのライティング問題には、「Integrated task」と「Independent task」があるので、それぞれについて解説します。
ちなみにTOEFLでは、ITP試験とiBT試験のどちらかを選択できますが、ITP試験にはライティングがないため、ここではTOEFL iBT試験を前提としています。
では、TOEFL iBT試験のライティングについてみてみましょう。
1. Integrated task
Integrated taskは、文章を読んだ後にレクチャーの音声を聞き、その内容をまとめるライティング問題です。
【試験の流れ】
- 英文リーディング(3分)
- 英文に関するリスニング(2分)
- 1と2の内容の要約文ライティング(20分・150字以上)
ポイントとしては、文章や聞こえた内容についてしっかりとメモをとることです。特にレクチャーの音声は一度しか流れないため1発勝負になります。
解答時間は20分間で、文字数は150字~225字が目安です。文字数がオーバーするのは構いませんが、150字以下になってはいけません。
Integrated taskでは、リーディングとリスニングで理解したことを自分の言葉におきかえて自然な英語で表現するライティングスキルが問われます。
2. Independent task
Independent taskは、与えられた設問に対して自分の意見を展開するエッセイ問題です。
【試験の概要】
- 問題に対するオピニオンエッセイ(30分・300字以上)
Independent taskで大事なポイントは、ロジックの一貫性です。途中で主旨が変わったり、読者が混乱する文章にならないよう気をつける必要があります。
最初に自分の意見を提示して、その根拠となる具体的な理由と事例を後から書く、という流れで回答するといいでしょう。
「まとめる力」が試されるIntegrated taskと違って、Independent taskは自分の意見を書くため自由度があります。しかし、日ごろからオピニオンエッセイや論文になれていないと、難しく感じるかもしれません。
TOEFLライティングに必要な力
TOEFLは、海外の大学や高等研究機関で通用するアカデミックな英語力があるかどうかを確認するための試験です。
ここではTOEFLライティングにどんな力が必要なのか見てみましょう。
論理的に文章を構成する力
まずは、論理的に文章を構成するスキルです。
小論文やレポートと同じように、英文エッセイでも一貫した論理性が重要になります。
論理性のあるエッセイを書くコツは、文章を書き始める前に内容のアウトラインと具体的な構成を考えることです。
構成を考えずに焦って書き始めると、途中で論点がズレてしまい、始めと終わりで話が合わなくなることが少なくありません。その場合、どんなに正しい英語を書いても減点されてしまいます。
構成は、結論を最初に述べ、そのあとに理由や具体例を説明し、最後に自分の主張をもう一度書く、という形式が基本です。
最初に重要なポイントを書くことで、読者をひきつけやすくなります。またそのあとに根拠と事例で結論をサポートすれば、全体の内容にブレがおきにくく一貫した文章作成が可能です。ぜひ意識してみてください。
アカデミックな文章を書く力
アカデミックな文章を書くスキルも大切です。
TOEFLではアカデミックな英語力があるかどうかを試されます。そのため、ライティングでは学問的かつ学術的な英語を使わなければなりません。日常会話のような書き方はもちろんNGです。
また、英語にも書き言葉と話し言葉があり、普段あまり言わない言葉でも文章に使うことがしばしばあります。例えば、”But”よりも”However”、”So”を単独で使うよりも”Therefore”のほうがかしこまった印象になり、好印象です。
アカデミックな言葉や言い回し、そしてライティングに合った単語を学んで使いこなせるようになりましょう。
タイピングのスキル
TOEFL iBTは、コンピューターを使って受験するテストです。
ライティングの回答をタイピングしなければならないため、日ごろからパソコンで英語を打ち慣れておく必要があります。
せっかく筋のとおった素晴らしいエッセイをかけても、タイピングに慣れていないと、時間がかかって終わらなくなったり、つづりを間違える可能性が高くなります。特にスペルミスは減点になるため要注意です。
TOEFLライティング対策におすすめの勉強法
TOEFLライティング対策におすすめの勉強方法を紹介します。
これから紹介する勉強方法を地道に実践すれば、TOEFLライティングのスコアアップが望めます。ぜひ参考にしてください。
テンプレートを覚える
ライティング問題は出題形式がいつも似ているため、文章構成をテンプレート化して覚えると便利です。短い時間で構成を0から作って文を組み立てるのは大変なので、できる限り前準備しておきます。
それでは具体的に見ていきましょう。
Integrated Taskのテンプレート
Integrated Taskでは、文章と音声の内容を体系的にまとめることが求められます。文章と音声の内容は対立関係にあることが多いので、以下のように比較形式のテンプレートを覚えておくと便利です。
【構成テンプレート】
- トピックの要約
The article and the lecture are both about . The author argues that. However the lecturer claims that___.She/He says___.
(記事と講義はそれぞれ___についてです。筆者は記事で___と論じています。しかし、講義者は___と主張しています。彼女/彼は___と言っています。)
- 比較1
According to the article, ___. On the other hand, the lecturer rebuts___.
(記事によると、___. 一方で、講義者は___に反ばくしています。)
- 比較2
Secondly, the article states that___. This point is also challenged by the lecturer. She/He opposes___.
(2番目に、記事は___と述べています。この点についても講義者が異議を唱えています。彼女/彼は___と反対しています。)
- まとめ
Finally, the author states that ___. In contrast, ___.
(最後に、筆者は___と述べています。反対に講義者は___と言っています。)
このテンプレートをもとにして、それぞれの主張の理由を盛りこんでいくと簡単に200字以上になります。同じ単語を繰り返さないように、表現を少しずつ変えて書くことがポイントです。
Independent taskのテンプレート
Independent taskでは、自分の意見を論理的に展開することが大切です。エッセイの構成をテンプレート化したので、ぜひ使ってください。
【構成テンプレート】
- 導入:トピックを紹介し、自分の意見とその理由を書きます。理由については、次の段落で深堀りしていくため、導入では簡単に説明する程度にします。
Generally,___. In my opinion, ___. I feel this way for two reasons, which I will explore in this essay.
(一般的に___です。私の意見では、___です。そのように感じる2つの理由についてこのエッセイで検証します。)
- メインポイントの説明1:意見を主張する理由を説明します。根拠を裏付ける客観的な事例を書くと、好印象です。
※表現例
To begin with~/ Firstly/ According to~
(はじめに~/最初に~/~によると)
- メインポイントの説明2:意見の根拠を更に深堀りします。
※表現例
Secondly/ However/ In addition
(2番目に/しかしながら/さらには)
- 結論:エッセイのまとめをします。
※表現例
In conclusion/ Ultimately/ In the end
(結論として/最終的に/結局 )
構成テンプレートは、さほど複雑ではありません。段落をつなぐ表現はたくさん知っておくと、繰り返し同じ表現を使わずに済むため便利です。また、導入部分はあまり長く書かずに簡潔にまとめるとわかりやすくなります。
試験問題と参考書をこなす
ここではライティング対策に役立つ参考書を3つ紹介します。参考書をたくさん解いて、TOEFLライティングの問題形式に慣れておきましょう。
【公式ガイド】The Official Guide to the TOEFL iBT Test
『The Official Guide to the TOEFL iBT Test』は、ライティングだけでなく、TOEFLの試験全体を網羅した公式テキストです。
問題数が多く、本番同様の試験も4セットついています。ライティングのサンプル解答や採点ポイントなどの解説がわかりやすいため、TOEFL受験のバイブル的存在です。
演習や練習問題などボリューム満点なので、1冊の参考書を何度も繰り返して解きたい人に最適です。
【参考書】TOEFL iBTテスト必修フレーズ100
『TOEFL iBTテスト必修フレーズ100』は、スピーキングとライティング対策に特化した参考書です。試験で役立つ実践的なフレーズが100件収録されています。
この参考書の特徴は、「英文完成トレーニング」を通して、論理的な文章を書く訓練ができることです。
学んだフレーズを実際の問題に応用して身につける形式になっていて、英語の自然な表現力はもちろん、論理的な文脈づくりのコツがわかってきます。
また、試験で使える重要フレーズのポイントがわかりやすく解説してあります。重要フレーズをしっかり理解して覚えておくと本番でとても便利です。
アカデミックライティングに苦手意識のある人におすすめの1冊です。
【参考書】TOEFL iBT TEST ライティングのエッセンス
『TOEFL iBT® TEST ライティングのエッセンス』は、Integrated TaskとIndependent taskを攻略するためだけに作られた参考書です。
ライティングで高スコアを得るには、与えられた情報を自分の言葉でまとめるスキルが重要になってきます。この本では、その重要なポイントを整理する「論理マップ」を使って構成の作り方を習得できるので、英文エッセイの基本を身につけたい人に最適です。
論理的に書くスキルが試されるライティング試験では、ロジックを明確にわかりやすくしなければなりません。
この参考書を使って、英語力はもちろん、一貫性のある構成力を鍛えましょう。
英作文を添削してもらう
英文添削は、自分で気づかないミスを直してもらったり、より自然な表現を教えてもらったりできるのでとても有益です。ここでは、英作文の添削サービスを紹介します。
【添削サービス】英文添削アイディー
・画像引用:英文添削アイディー
『英文添削アイディー』は、英語教育の専門家やネイティブ講師が英文添削を行うオンラインサービスです。
英語試験のライティング対策に強く、定額制を選べば1回の添削料金が最低166円から利用できます。手軽に英文添削してもらいたい人におすすめです。
日本人講師は、世界中で活躍する翻訳者や英語教育の専門家が揃っています。わかりやすい解説で添削してもらえるので、スキルアップできます。
また、英文と日本語の文章を一緒に送れるようになっており、自分が本当に書きたいと思っていた英文に直してもらえるのも嬉しいポイントです。
【添削サービス】フルーツフルイングリッシュ
・画像引用:フルーツフルイングリッシュ
『フルーツフルイングリッシュ』は、TOEFLだけでなく、いろんな英語試験のライティングに対応したオンライン英文添削サービスです。
論理的に伝える文章術「パラグラフライティング」の強化に力を入れており、TOEFLライティング対策にぴったりです。
講師は採用率約3%の中から選ばれた優秀な人ばかりで、質の高い添削を受けることができます。
料金は添削文字数に応じたチケット制になっていて、必要な分だけサービスを使えるのも嬉しいポイントです。
【オンライン英会話】マイチューター
・画像引用:マイチューター
オンライン英会話『マイチューター』には、TOEFL iBT試験のライティング特訓ゼミがあります。
1回25~50分、全50回の添削レッスンでは、試験対策の指導に慣れた優秀なフィリピン人講師から、マンツーマンでライティング添削とフィードバックがもらえます。
レッスンでは、受講者の作文に対して、講師が解説しながら1文ずつ添削してくれます。わからないことがあればその場で質問できるので、理解できないまま終わることはありません。
生徒のレベルに合わせた的確な添削とアドバイスがもらえるため、TOEFL初心者から上級者まで、幅広い学習者におすすめです。
リーズナブルな価格なので、試してみる価値のあるサービスと言えるでしょう。
【オンライン英会話】ベストティーチャー
・画像引用:ベストティーチャー
ライティングに力をいれているオンライン英会話『ベストティーチャー』も、TOEFLライティング強化を目指す人におすすめです。
ベストティーチャーのコースは全部で7つで、そのうちの1つがTOEFL iBT対策コースです。
TOEFL iBT対策コースでは、旺文社のTOEFL対策書を使ってライティング問題に取り組みます。ネイティブを含む世界中の優秀な講師から試験用英文エッセイの技術が学べるので、とても有益です。
TOEFL iBT対策コースは、「書く」「話す」がテーマの通常コースも受講できます。そのため英語力を総合的にアップできます。
たくさん書くことがTOEFLライティング対策に
TOEFLのライティング試験では、基礎的な英語力に加えて、要点をまとめるスキルと論理的な文章構成力が必要です。
「難しそう…」と思うかもしれませんが、この記事でご紹介した勉強法を実践すれば、着実に点数が取れるようになります。
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