【2024年版】TOEFL対策おすすめアプリ13選

電車内や外出先でも手軽に学習できる英語アプリは、TOEFLスコアアップを目指している人の強い味方です。この記事では、おすすめのTOEFL対策アプリと効果的な使い方についてご紹介します。

もっとスコアを伸ばしたいという人だけでなく、これからTOEFL対策を始める人もぜひ参考にしてください。

TOEFLアプリを選ぶときのポイント

TOEFL対策だけでもさまざまな種類のアプリがリリースされていて、どんなアプリを選んだら良いか悩みますよね。

まずは、アプリを選ぶときのポイントについて、説明していきます。

料金プランを確認して選ぶ

最初に確認しておくべきポイントはアプリの料金プランです。

サービスをどこまで利用するのかによって、料金プランは変わってきます。必要のないプランまで契約してしまわないように、料金とサービスの内容をしっかり確認しましょう。

無料のアプリの場合は、課金サービスがあるのかどうかをチェック。

無料でも十分に使えるアプリは多いですが、無料のサービスで物足りなくなったときに課金することも選択肢に入れておくと良いでしょう。

TOEFL対策に特化したものを選ぶ

2つ目のポイントは、TOEFL対策に特化しているアプリかどうかです。

TOEFL試験まであまり時間に余裕がないという人は、幅広く学べる英語アプリよりTOEFL対策に特化したアプリを選んだ方が効率良く勉強することができます。

「TOEFL試験とは全く関係のないアプリを選んで時間を無駄にしてしまった…」ということがないように注意しましょう。

自分の学習目的やレベルに合ったものを選ぶ

3つ目のポイントは、学習目的や自分の英語レベルに合ったアプリを選ぶことです。

どんなスキルを伸ばしたいか、現状の英語レベルはどのくらいなのかによって、選ぶべきアプリは変わってきます。

単語、リーディング、リスニング、初級者向けから上級者向けまで目的とレベルに合ったアプリを選びましょう。

そのためにも、アプリを選ぶ前に「自分の学びたいことや英語レベルを把握しておくこと」が大切です。

TOEFL対策全般に役立つアプリ

それでは、早速おすすめの学習アプリを紹介していきます。まずは、TOEFL対策全般に役に立つアプリ4つです。

TOEFL Go！

TOEFL Go！はTOEICやTOEFLなどの試験を開発しているETSによる唯一の公式アプリです。数あるTOEFL対策アプリの中で、公式のものはこのアプリTOEFL Go！しかありません。

TOEFL Go！では、各セクションの練習問題を解くことができるのが特徴です。

サンプル問題は無料ですが、練習問題はリーディングとリスニングが600円、スピーキングが1,450円、ライティングが1,190円します。

また、TOEFL試験対策だけでなく、登録方法やテスト当日の動きなど、TOEFLを受験する際の疑問点も解決してくれるので、まず最初にインストールしてほしいアプリとも言えます。

TOEFL英単語3800

TOEFL英単語3800は、旺文社で販売されている単語帳「TOEFLテスト英単語3800」のアプリ版です。難易度に応じて、4つのランクに3800個の単語が収録されています。

単語帳と同じく音声データ付なので、移動時間などスキマ時間にも学習することができます。

アプリでは、ランクごとに購入することも可能ですが、まとめて一括で購入する方がお得です。

Flashcards – TOEFL Vocabulary

TOEFL Vocabularyは、TOEFLに頻繁に出てくる200の単語をフラッシュカード形式で学習できるアプリです。

単語ごとに定義と例文も表示されるので、例文ごとの単語を覚えてしまいたいという人におすすめです。

知らない単語の用法を調べたり、単語の知識漏れを防いだりするのにも役立ちますよ。学習の進捗状況も確認できたりと、完全無料版としては、とても優秀なアプリです。

Magoosh TOEFL Prep

Magoosh TOEFL Prepは、アメリカのTOEFLやGMATなどの試験対策会社が開発したアプリです。

問題に加えて、TOEFL対策に関する記事やセクション別の勉強方法も見ることができます。無料版と有料版があるので、まずは無料版で試してみると良いでしょう。

また、こちらのアプリもすべて英語での解説となるため、英語レベルが中級以上の人におすすめです。

TOEFLリーディング対策におすすめのアプリ

次に、TOEFLリーディングセクションの対策におすすめのアプリを2つご紹介します。

TOEFL Practice Test

TOEFL Practice Testは、TOEFL試験に類似した練習問題に取り組めるアプリです。多くの模擬読解テストがあるため、リーディングセクションの対策を重点的にしたい人におすすめです。

また、スクリプト付きオーディオの機能がついてるため、リスニング対策としても使えますよ。無料で手軽に始められるのも、嬉しいポイント。

レシピー

レシピーは、英語のニュース記事を読んだり、音声を聞いたりしながら、気軽に英語学習ができるアプリです。

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能に加えて、単語学習や文法もカバーしてくれるので、リーディングに特化した学習ができます。

契約するプランによって料金が変わってくるので、自分の目的に合ったものを選びましょう。

TOEFLリスニング対策におすすめアプリ

次にご紹介するのは、TOEFLリスニング対策におすすめのアプリ3つです。TOEFL PlanとTEDは無料のアプリとなります。

TPO TOEFL®リスニング-TOEFL® Plan

TOEFL Planには、TOEFLリスニングの過去問が48回分も収録されています。

120円でTOEFL問題を48回も解けるので、TOEFLのリスニング対策をしたい人にぴったりのアプリです。

スクリプトの確認もできて、リスニングをしている箇所に色がつくので、文章を追いかけやすいのが特徴です。

TED

TEDは、世界中の著名人や学者による英語スピーチの動画を配信しているアプリです。

TOEFL対策用のアプリではないですが、環境、テクノロジー、教育や心理学などさまざまなトピックを扱っているため、リスニング力を鍛えるのに役に立ちます。

世界の一流の人たちのスピーチを興味深く聞き入ってしまい、勉強しているという感覚を忘れて楽しみながらリスニング力を鍛えることができますよ。

TEDITC

TEDICTは、先に紹介したアプリTEDを学習教材に応用したアプリで、スピーチを聞きながらディクテーションができます。

ディクテーションを行うことで、意識して音を聞き取ろうとするため、リスニング力アップが期待できます。

TEDICTの方は有料になりますが、TEDをより有効活用して勉強したい人におすすめです。

TOEFLスピーキング対策におすすめアプリ

TOEFLスピーキング対策には、次に紹介する2つのアプリがおすすめです。

Magoosh TOEFL Speaking Prep

Magoosh TOEFL Speaking Prepは、Magoosh TOEFL Prepと同じTOEFLなどの試験対策会社が開発したアプリです。

スピーキングセクションの対策に特化したアプリで、Independentタスク8個、Integratedタスク16個もの問題数が揃っています。

TOEFL対策用のスピーキングアプリは中々ないので、アプリでもスピーキング対策をしたいという人に特におすすめします。

Real英会話

Real英会話は、ネイティブが実際に使う英会話のフレーズが集結された英語学習アプリです。

TOEFL対策用のアプリではないですが、ネイティブが実際に日常生活で使う生きた英会話の表現を学習できます。

将来的に、留学することも視野に入れてスピーキング力を伸ばしたいという人におすすめです。

TOEFLライティング対策におすすめアプリ

最後にご紹介するのはTOEFLライティング対策に使えるアプリです。
スクールなどで英文添削をお願いするのもいいですが、リーズナブルで手軽に学習できる英語アプリもおすすめです。

IDIY

IDIYは、世界中の講師から英作文の添削を指導してもらえるアプリです。

会員数7万人、英作文添削実績70万件以上の人気アプリで、英文法やライティングを体系的に学びたい人におすすめです。

IDIYは、講師陣の多さも特徴で、400名を超える講師の中から「ネイティブ」「バイリンガル」「受験対策が得意」など、自分にぴったりの講師が見つかるはずです。

英文添削だけでなく、講師とメッセージのやり取りもできるので、楽しみながら続けることができますよ。

Grammarly

Grammarlyは、AIによって自分が書いた英文をすばやく添削してくれるアプリです。

文法ミスやスペルミスの指摘はもちろん、より良い表現の提案をしてくれる機能もついていて、効率よく正確な英文を書けるようになります。

料金プランは、無料、プレミアム、ビジネスの3つに分けられています。

無料プランは、基本的な文法やスペルミスの検出が主な機能となりますが、有料プランはより高度な添削や便利なツールを使うことができます。

まずは、無料プランから始めてみて「もっと英文をブラッシュアップしたい」と思ったら、有料プランに切り替えると良いでしょう。

TOEFL対策アプリの効果的な使い方

TOEFL全般に使えるものから、各セクション対策に適しているものまで、さまざまなアプリを紹介しましたが、具体的にどのように使ったら良いのでしょうか？

最後に、アプリでの学習効果を高めるための効果的な使い方をご紹介します。

スキマ時間を活用する

アプリの最大のメリットは、いつどこにいても学習できる環境を提供してくれることです。

通勤時間や休憩時間、寝る前の10分間など、日常生活の中のスキマ時間をアプリでの英語学習に活用していきましょう。

1回に学習できる時間は短くても、1日に何度もアプリを開き、学習に取り組むことで、着実にインプットの量を増やしていくことができます。

また「スキマ時間など短い時間で学習するときは、アプリで単語を覚えたりスピーキングを練習する」「まとまった学習時間をとれるときは、家でじっくり過去問に取り組む」など、自分の中でルールを決めて使い分けるようにするとより良いですね。

楽しみながら継続して勉強する

TOEFLでスコアアップを目指すには、英語学習を毎日継続することが必要不可欠です。

1日に2日間だけの学習で、スコアを上げるための英語力を身に付けることは難しいので、まずは先に説明したスキマ時間に英語アプリを開くことから習慣づけていきましょう。

そして、学習を継続するためのコツは、楽しみながら勉強をするということです。

クイズ形式の問題や、著名人のおもしろい英語スピーチなどアプリのサービスをうまく使って楽しんで学習を進めていくと良いですよ。

学習の進捗状況を知らせてくれたり、決まった時間にリマインドしてくれる機能が備わっているアプリもあるので、そういったものも活用しながら学習の継続をサポートしてもらいましょう。

参考書や過去問と組み合わせて使う

使いやすく優秀なアプリはたくさんありますが、アプリはあくまでも補助教材にすぎず、それだけでTOEFL対策すべてをカバーできるわけではありません。

メインの学習は参考書や過去問などのテキストの問題集を使いつつ、補助教材としてアプリを活用することがおすすめです。

テキストでじっくり問題の内容を理解し、アプリで単語の復習・リスニングの問題演習に取り組むなど、学習方法を使い分けてそれぞれのメリットを最大限に活かしていきましょう。

また、過去問を本番のTOEFL試験2時間と同じ流れで取り組む時間を作ることも大切です。

アプリで効率的に学習してスコアアップを目指そう！

楽しみながら手軽に学習できる英語アプリは、参考書や過去問などメインの学習と組み合わせることで、TOEFLスコアアップに大いに役立ってくれます。

無料でも十分使えるものから、有料だけど価値が高いものまで、さまざまなTOEFL対策用のアプリがリリースされているので、ぜひ自分に合ったアプリを見つけてくださいね。