黒板に書かれたGrammarの文字

英語を学ぶ際に、まず英文法から学ぼうとする方は多いのではないでしょうか。そう思ってている方のために、基礎から英文法を身につける勉強法をご紹介します。英文法を身につけるメリットやおすすめの学習本についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

なぜ英文法を勉強しなければならないのか?

英単語の看板

そもそもなぜ英文法を勉強しなければならないのでしょうか?

英語における文法は、いわば「ルール」です。ルールに従って単語を並べることで、はじめて意味が成立します。

たとえば、スポーツをする時にルールがわからなければどうプレイしていいのかわかりませんよね。英語も同じで、発音や単語をいくら身につけても英語の「ルール」に従っていなければ正しく相手に伝えることは難しいです。

たしかに、単語やジェスチャー等を使うことで言いたいことを伝えられる場合もあるかもしれません。しかし、それでは英語力の向上には繋がりません。

英語力を上げるために、またコミュニケーションをスムーズに行うためには、正しい英文法を身につけることは不可欠だと言えます。

英文法を効率的に身につける勉強法

具体的に、英文法を身につける方法についてご説明します。

手の上の文法書

文法書の内容を一通り理解する

まずは文法書に書かれている内容を一通り理解しましょう。

学習本・参考書を1冊決めて、徹底的にインプットします。複数の参考書を使用することはおすすめしません。なぜなら、1冊1冊が中途半端になってしまい、かえって学習効果が薄れてしまうからです。

はじめは、中学英語レベルの文法を復習することから始めるのも1つの手です。日常会話で使われるような文法は、基本的に中学英語で学習するものが大半だからです。

また英文法は、人に教えられるくらい徹底的に理解しましょう。英文法を勉強する目的は、英文法を暗記するためではなく英語を使えるようにするためですよね。

人に教えることで、自分が英文法を理解できているかチェックできる上に、より一層記憶に定着させることができます。

文法問題を解いて演習する

学習本・参考書で文法を理解したら、実際に問題を解いてアウトプットをします。どれだけ頭の中で英文法を理解していても、実際に使えなければ理解していないのと同じです。

インプット→アウトプットの流れは、どの学習においても同じです。問題演習も、インプットの時と同じようにまずは1冊決めてやり遂げるようにしてください。

実際に問題を解くことで、自分の得意な分野・苦手な分野を知ることができます。間違えた問題は、できるようになるまで繰り返し解き、どの分野もまんべんなくできるようにすることが大切です。

自分で作文してトレーニングする

問題演習まで一通り終わったら、次は自分で自由に英文を作るトレーニングをします。学んだことを自分の言葉でアウトプットすることは、英語力向上に大きな効果をもたらします。

英作文のトレーニングを続けることで、英語を喋る時や書く時によりスムーズに行うことが可能になりますよ。

「いきなり自分の力だけで英文を作るのは難しい」という方は、文法書に載っている例文の単語だけ変えてみる、という方法を試してみてはいかがでしょうか。そうすることで次第にアウトプットの精度が上がり、最終的には自分の言葉で英文を作れるようになります。

英文法の勉強におすすめの参考書・学習本5選

【アルク】Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル

『Mr. Evine の中学英文法を修了するドリル』は、中学校で習った英文法を30日間で「修了」することを目的とした1冊です。

日常会話で使用する英文法は、中学校で習うものがが大部分を占めるので、中学英文法をマスターすることでその後の英語学習をより効率的に行うことが可能になります。

この本は3つのステージで構成されています。1つ目のステージはインプットステージで、文法に関する知識を学びます。文法用語をあえて多用した解説で、学習者が徹底的にインプットすることが目的です。

2つ目のステージは、アウトプットステージです。インプットしたことを実際に使えるようにするため、問題演習を通してアウトプットします。インプット→アウトプットを繰り返すことで、着実に学習効果を出すことが可能です。

3つ目は、コミュニケーションステージです。ネイティブスピーカーとの「擬似会話コーナー」で、学んだ英文法がどのように会話で使われるのかを知ることができます。

そして、本の最後には修了テストが収録されています。テストを通して、自分の達成度を確認することが可能です。

英語に苦手意識のある方や、初心者の方におすすめです。

【東進ブックス】大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】

「英語がすごく苦手で、何からやればいいのかわからない」という方におすすめなのが、『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』です。「超基礎文法編」とあるように、英文法の基礎の基礎がわかりやすく解説されています。

東進ハイスクールの名物講師である大岩 秀樹さんが著した学習本で、内容は「教科書よりもわかりやすい」と評判です。中学校で英語につまづいた人でもわかるように、難しい言葉を使わず、かつ丁寧に解説されています。

内容が簡単とはいえ、中学校で習う英文法はほぼすべて網羅しているのがこの本の良い点です。これを一冊やり切れば、中学校の英語学習は修了したといえます。分量もそれほど多くないので、早ければ1,2週間で終わらせることができるのではないでしょうか。

英語の苦手意識が強い方、中学英語でつまづいてしまった方におすすめの1冊です。

【ナガセ】一億人の英文法 すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

『一億人の英文法』は、まったく新しい切り口から英文法を解説した1冊です。これまでの文法書で多く使われてきた文法用語をすべて切り捨て、文を作るときの原則などをわかりやすいイラスト付きで解説します。

この本では“ネイティブの意識”に焦点を当てていて、英語を話す時にネイティブがどのように考え、文を組み立てているのかを実例付きでわかりやすく解説しています。

また、本書は英語の実践力を身につけることを目的としています。例文は実用性が高いものばかりを掲載しているため、日常生活ですぐに使うことができて便利です。

読み物としても面白いので、楽しみながら英語学習をしたい方におすすめです。

【いいずな書店】総合英語 Evergreen

『総合英語 Evergreen』は、定番の英文法書であった『Forest』が出版社を変えて生まれ変わった1冊です。高校や予備校など、さまざまな教育機関でも多く採用されている内容の充実した文法書です。

この本では単元ごとに基本の内容から解説し、発展まで掘り下げるという構造になっています。学習の進み具合に応じて、無理なく文法力をつけることが可能です。

暗記ではなく「理解」に重点を置いていて、学習者の「なぜ?」に答える内容になっています。図解が多く用いられているため、視覚的にも理解しやすいです。コラムやtipsも充実していて、楽しみながら英文法を身につけることができます。

専用の解説動画・学習アプリも配信されているので、本の内容と合わせて学習することでさらに理解を深めることが可能です。

学生から社会人まで、すべての英語学習者におすすめの1冊です。

【桐原書店】Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服

1999年に初版が刊行されて以来、ベストセラーとして好評を博している『Next Stage英文法・語法問題』は、受験生から社会人まですべての英語学習者におすすめの1冊です。

入試対策に特化していますが、演習問題が多く収録されているのでアウトプットをたくさんしたい方にはぴったりの本です。

左ページには問題、右ページには解説と、見開きで1つの単元を学習できる構成になっています。情報が丁寧に整理されているため、理解すべき点・覚えるべき点を一目で把握することが可能です。

収録されている英文・英単語はすべて音声付きで学習することができます。付属のCDに加えて、サイトやアプリから音声をダウンロードできるので、スマホやタブレットに入れておけばどこでも英語学習が可能です。

英会話だけでなく、語法やアクセントにも強くなりたい人におすすめです。

英文法の勉強法を知り、英語学習に活かそう!

勉強法を知っただけでは、英文法を身につけることはできません。英語を習得するには、日々の積み重ねが大切です。英会話のスキルをアップさせるためには、まずは英文法をひと通り理解することが大切です。自身のレベルにあった参考書を上手に活用して、自分のペースで学習を続けてくださいね。

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