海外留学で英語力を向上させる方法！出発前・滞在中・帰国後に分けて解説

海外留学を通して、英語力を向上させたいという人が増えてきています。しかしながら、「今の英語レベルで留学しても大丈夫なのか」「留学したら本当に英語が上達するのか」と不安に感じる人も多いはず。

この記事では、英語に不安がある人でも海外留学で着実に英語力を伸ばす方法について紹介していきます。

留学前に準備しておくことや、帰国後に注意すべき点についても詳しく説明しているので、実際に留学する前に少しでも不安を解消していきましょう！

海外留学で本当に英語力は伸びる？

初めて海外へ留学するとなったときに、英語力に不安がある人にとっては「本当に英語ができるようになるのか」と不安に感じるかもしれません。

しかし、留学中の環境や帰国後の自分の努力次第によって、英語力は確実に向上します。留学することがゴールではなく、留学する目的や達成したい目標を意識してみてください。

また、海外留学中は日常的に英語を使うことになるため、日本で英語学習をするよりも短期間で効率的に英語力を伸ばすことができます。

英語のコミュニケーション能力がアップすることで英語が話せる！という自信にも繋がりますよ。

英語に不安がある人にとって、海外留学は絶好の機会と言えます。

留学前に準備すること

確実に英語力を向上させるために、留学前に3つの準備をしておくことをおすすめします。

留学の目的や達成したい目標を明確にしておく

「英語が上達したい」という漠然とした目的ではなく、どうして留学するのかを明確にしておきましょう。

英語を上達させた先で「どんなキャリアプランを目指すのか」「どんな所で働きたいのか」を思い描くことで、留学中に達成したい目標も見えてくるでしょう。

進学を考えている人は、「帰国後のTOEICテストでスコア800点以上」など具体的な数値目標を決めることでモチベーションを維持することができます。

最低限の英語力は身に付けておく

日常会話や中学レベルの文法など、最低限の英語力は身に付けておくと、留学中にも効果的に英語力を伸ばすことができます。

よく使われる挨拶や日常会話を覚えたり、文法を理解したりする際の勉強方法として、英語アプリを活用することをおすすめします。

アプリならスマートフォンにインストールするだけで、参考書のように留学先への荷物を増やすこともなく、留学中も使い続けることができるので便利ですよ。

事前準備で学習した内容を忘れないためにも、留学中も効果的に活用していくと良いでしょう。

留学先と日本について勉強しておく

留学先の文化やマナーについての知識があれば、現地の人とのコミュニケーションも円滑に進みます。

また、留学先で日本の文化に興味のある人との出会いがあるかもしれないので、日本について紹介できることがあると新しい友達も作りやすくなります。

英語を話すことが苦手でも、この2点を押さえていれば現地の人と良い関係を築いていくことができるでしょう。

留学中に気を付けること

事前準備をしっかりと行ったうえで、留学中にも気をつけてほしい点も3つご紹介します。

日本語を話さない環境を作る

まずは、日本語を話さない環境を作ることを徹底的に意識してください。

英語に不安がある人は、日本人の留学生同士で固まって、授業中も授業外も日本語しか話さない環境に身を置いてしまうことがあります。

このようなことをしていては、せっかく海外留学をしても英語は上達しません。

留学を無駄にしないためにも、ネイティブの友人を作り、英語を話せる環境を作っていくことが大切です。

初めのうちは「英語を話すのが恥ずかしい」「発音がおかしくないかな」と不安に思うこともあるかもしれませんが、失敗を恐れず積極的に英語でコミュニケーションを取っていきましょう。

わからない単語は必ず辞書を引く

英語が不安な人にとっては、留学してからほぼ毎日と言ってもいいほど、わからない単語や聞いたことがないフレーズに出会うことになるでしょう。

そういった場面に出会ったときに、わからないまま放置せずに、必ず辞書を引いて調べるようにしてください。

後回しにすると、わからないことがどんどん増えていき、その状態が続くことで英語を学ぶ意欲も薄れていってしまいます。

辞書を引いてもわからない単語やフレーズは、ネイティブの友人に確認したり、発音を教えてもらったりしながら、わからないことはすぐに調べることを習慣化していくと良いですよ。

ひとり暮らしはしない

留学中は、ひとり暮らしではなく、ホームステイやシェアハウスをすることをおすすめします。ひとり暮らしだと学校から帰宅してから英語を話す機会がなくなってしまうからです。

ホストファミリーやシェアハウスの友人とプライベートの時間も英語を話すことで、より効果的に英語力を伸ばしていきましょう。

帰国後も英語力を維持するためにすること

海外留学中に英語が上達したにもかかわらず、日本に帰国してから英語を使う機会がなく、また英語が苦手で話せない状態に戻ってしまったというケースはよくあります。

日本にいるとすべてのコミュニケーションが日本語で完結してしまうので、意識して日常生活から英語を使う習慣を作っていくことが大切です。

せっかく向上した英語力を維持するために効果的な方法を3つご紹介します。

留学中にできた友達と連絡をとり続ける

留学中にネイティブの友達ができたのに、帰国後に疎遠となってしまってはもったいないです。

せっかくネイティブの友達がいるのなら、帰国後もコミュニケーションを取り続けて英語力の維持に繋げましょう。

SkypeやZoomなどのアプリを使えば、長時間でも無料でビデオ通話をすることができます。

他国に友達がいることは素晴らしいことなので、英語力だけでなく友人関係も良好に保っていけると良いですね。

手帳や日記を英語でつける

普段から使っている手帳や日記を英語でつけることで、ライティング力やボキャブラリーを維持する方法もおすすめです。

日記をつける場合、日付や天気、その日の出来事からつけていくと良いでしょう。

日付や天気を表すフレーズは、英語学習でも基礎的な内容なので、初めて英語の日記をつける人もハードル低く始められます。

また、日々つけている日記を英語添削サービスを使って英語のプロに添削してもらうと、効果的に英語力を維持し続けられます。

例えばオンライン英語添削サービスのIDIY（アイディー）なら、1回166円から自分が書いた英文を添削してもらえます。

友人や知人に日記を見せるのには抵抗がある…という人はこういった知り合いに頼まなくても添削してもらえるサービスを利用するのもおすすめです。

サイトやアプリで繰り返し勉強する

英語のニュースサイトをチェックしたり、アプリを使って文法やスピーキングの練習をしたり毎日英語を勉強する習慣も意識して作っていきましょう。

知識をインプットし、アウトプットで実践することによって英語力は定着していきますが、帰国後はこのアウトプットを実践する機会が圧倒的に少なくなってしまいます。

留学中に身に付けた英語力を落とすことがないように、アウトプットに特化したスピーキングやライティングのアプリを活用しても良いでしょう。

通勤時間や仕事の昼休みなどの隙間時間も利用しながら、毎日コツコツ英語を勉強していきましょうね。

留学は英語力を向上させるひとつのステップ

「ただ海外留学をしただけ」では、本当の意味で英語力は身に付きません。

留学すること自体は英語力を伸ばすためのひとつのステップに過ぎず、帰国後も毎日英語に触れ、繰り返し勉強を続けることで着実に英語力は向上していきます。

今回ご紹介したポイントを意識しながら、英語の不安がなくなるように留学の準備を進めていってくださいね。