「英語が話せるようになりたい」「英語力を高めたい」という方には、まずはインプット学習がおすすめです。この記事ではインプットの重要性と、効果的なインプット方法をご紹介。
この記事を参考にして、効率良く英語力アップを目指しましょう。
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英語学習には、なぜインプットが大切か?
英語の学習方法としてはインプットとアウトプットがあります。
インプットとは、単語やフレーズ、文法などの基本を覚えること。文章を読んだり英語を聞いたりすることもインプットです。
一方アウトプットとは、書いたり話したりすること。
インプットとアウトプットはどちらも大切ですが、基礎となるのはインプットです。なぜならば、「知らない言葉は使えない」から。
英語の単語や文法が知識として頭に入っていない状態では、アウトプットできるものが何もないため、話せませんし書けません。
そのため、まずはインプットから始めましょう。
インプットをすることで、語彙力が高まり、使える表現幅が広がります。アウトプットする力も高まるので、4技能を効率良く伸ばせるでしょう。
英語学習に効果的なインプット|押さえておきたい5つのポイント
英語学習に効果的なインプット。まずは以下の点を押さえて学習すると良いでしょう。
意識してインプットする
「インプットする」という意識を持ちましょう。
たとえば、リスニング。ただ聞き流すだけではNGです。頭に残りません。同様にリーディングも、ただ文字を目で追って読むだけでは不十分です。
内容をしっかりと理解しながら、インプットすることが大切です。
リスニングや動画を見たら、理解した内容が正しいか確認
意識しながらリスニングや動画を見ると、自分が聞き取れなかった箇所や意味が分からなかった箇所が出てくるかと思います。それをそのまま放置しておいては英語力向上にはつながりません。
スクリプトを見て、自分の理解が正しいかを確認しましょう。
まずは「意味が合っているのか」を確認し、可能であればaやtheの使い分け、文法の使い方など、深い理解ができているかも確認しましょう。
自分のレベルより少し高めの教材を使う
インプットを行う際は、自分のレベルより少し高めの教材を使うと良いといわれています。
100%理解できる必要はなく、70~80%理解できるものが理想的。理解できないところを繰り返して勉強することで、理解できるようになります。
少し負荷をかけることが、効率良く英語力を伸ばすポイントです。
興味のあるテーマで学習する
「好きこそものの上手なれ」ということわざがありますが、英語学習もその通りです。嫌々やるよりも、楽しみながら学習する方が効率良く学べ、モチベーション維持にもつながります。
そのため、インプットするのであれば、教材には興味のあるテーマを選びましょう。自分が面白いと感じるテーマや、趣味や仕事に関わりのあるテーマを選ぶのがおすすめです。
インプットだけはNG|アウトプットも忘れずに
英語の「知識」を蓄えるためにインプットは大切ですが、それだけでは英語力向上には結びつきません。「知識」を「使える英語」へと変化させるためにアウトプットも忘れずに行いましょう。
インプットとアウトプットはそのバランスが大切。
英語初心者であれば、インプット:アウトプット=9:1
中級者以上であれば、インプット:アウトプット=7:3~6:4
がおすすめです。
中級者以上であっても、インプットの方がアウトプットより少し多めが良いでしょう。
ある程度インプットが進んでくると、アウトプットに時間をかけたいと思うようになりますが、そこでインプットを怠ると、毎回同じ表現しか出てこなくなってしまいます。
中級者以上であってもインプットは忘れずに。インプット→アウトプット→インプット→アウトプット…を続けましょう。
英語学習は継続が大切
英語を習得するには2,000~3,000時間が必要といわれています。2,000時間は1日1時間の学習で約5年半で到達できる時間です。
英語習得には相当な時間がかかりますが、インプットを続けることで、英語のストックは溜まっていきます。少しずつ理解度が上がっていくでしょう。
途中で嫌にならないためにも、楽しめる教材を使うことがポイント。モチベーション維持にも効果的です。
英語学習に効果的なインプット|おすすめのやり方
それでは、英語学習に効果的なインプットのやり方を具体的にご紹介します。
インプットの学習方法として押さえておきたいのは次の3つです。この3つが英語学習の土台となります。
- 単語、文法
- リーディング
- リスニング
それぞれについて、おすすめの勉強法をご紹介します。
単語・文法の勉強
英語の基本中の基本となるのが単語と文法です。まずは中学、高校レベルの単語と文法の勉強から始めましょう。
日常英会話のほとんどは中学レベルの英文法でできているといわれており、特に中学の英文法を復習しておくことは大切です。
文法に苦手意識を持つ方も多いですが、過去形や現在完了形、仮定法や関係代名詞などは、知っておくと表現の幅が広がります。
次でご紹介する教材を使って学習してみましょう。
単語帳や参考書がおすすめ|アプリも◎
単語や文法の勉強には、単語帳や参考書がおすすめです。
なお、書籍を選ぶ場合は、
- 目的やレベルに合ったものを選ぶ
- 例文や説明が充実しているものを選ぶ
のがおすすめ。
たとえば、初心者向けの単語帳や参考書としては以下が挙げられます。
まずは、1冊買ってじっくりと取り組んでみましょう。何冊も参考書を買って広く浅く学習するよりも、狭く深く学習することがおすすめ。しっかりと覚えることが大切です。
特に単語は反復学習が大切なので、何度も繰り返して学習しましょう。
なお、アプリを使っての学習も◎。
- 英単語アプリmikan
- Duolingo
などは、ゲーム感覚で学べる英語学習アプリです。無料でできるのも嬉しいポイント。自分のレベルや学びたい目的に合わせてサクサク学習できます。スキマ時間の学習におすすめです。
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リーディングの勉強
リーディングも英語学習には効果的な学習方法です。
次の2つのポイントを押さえましょう。
- まずは簡単なものから始め、少しずつレベルアップする
- 知らない単語が出てきたとき、初心者であれば調べて単語帳に書き、中級者以上であれば、文脈から意味を推測する訓練をする
特に初めは分からない単語ばかりで内容を理解するのに時間がかかるかもしれませんが、単語や文法が分かるようになると、読み進めることができるようになるでしょう。
ニュース記事を読む
リーディングにおすすめの教材はニュース記事です。高品質でありながら無料で利用できるのがポイント。
「ニュース記事を読むのは難しい…」と考えてしまう方は子ども向けのニュースサイトを使ってみましょう。TIME紙の子ども版「TIME for KIDS」や「CBC KIDS NEWS」は初心者でも分かりやすい内容です。
一般的なニュース記事であれば、BBCやCNNなど海外のニュースサイトや、Japan NewsやNHK World-Japanなど日本のニュースサイトの英語版がおすすめ。
時事問題について理解しながら英語も学べるので、特にビジネスパーソンには一石二鳥の教材です。
リスニングの勉強
リスニングは、ただ聞き流すのではなく、「理解」しながら聞くことを意識しましょう。自分が理解した内容が正しいかの確認が必要なので、教材はスクリプトや字幕付きのものがおすすめです。
動画の視聴
リスニングを行うときは、「音」を耳から聞くだけよりも、視覚を通して聞く方が理解と定着が促進されるといわれています。
そのため、CDやラジオなどの音のみの教材よりも、動画の利用がおすすめです。
- 1回目は英語音声+日本語字幕
- 2回目は英語音声+英語字幕
- 3回目は英語音声のみ
と繰り返し学習すると良いでしょう。
シャドーイングもおすすめ
リスニングをするときは、聞くだけではなくシャドーイングもしてみましょう。
シャドーイングとは、音を聞いた後を追いかけるように英語を口に出す練習をすること。
数分の短い英文を教材にして、次の順番で行いましょう。
- スクリプトを見ずに、聞いた音をそのまま真似る(数回繰り返す)
- スクリプトを見ながらリスニングをする(発音できなかったところをチェック)
- スクリプトを見ながらシャドーイング
- スクリプトを見ずにシャドーイング
シャドーイングをすれば、リスニング力(インプット)×スピーキング力(アウトプット)の両方を鍛えることができます。
英語を勉強するなら、まずは英語をインプットから!
この記事ではインプットの重要性とおすすめのやり方についてご紹介しました。
英語を学習するのであれば、まずはインプットから始めましょう。インプットなくしてアウトプットはできません。
自分のレベルと学習スタイルに合ったインプット方法を見つけて、楽しく英語学習をしていきましょう。