【TOEFL】交換留学に必要なスコアの目安は?対策法もご紹介!

英語力を測るTOEFLは、主に留学の出願の際に提出する英語力の証明書として利用されています。今回は、交換留学に必要なTOEFL ITP・iBTの点数の目安をご紹介します。試験対策法もご紹介しますので参考にしてみてください。

TOEFLとは

TOEFLと書かれた積み木といやほんとノート

TOEFLは英語力を診断するテストのひとつで、スコアは主に大学・交換留学や大学院入試の出願条件として使われます。

TOEFLには、「TOEFL iBT」「TOEFL ITP」2種類の試験があるのをご存知でしょうか?

下記で具体的に見ていきましょう。

TOEFL iBT

TOEFL iBTは個人向けの試験です。コンピューターを使ってインターネット配信される問題を解きます。

TOEFL iBTテストには、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションがあります。

約3時間の試験時間の中で、文章を読んで質問に答えたり、資料についてディスカッションをします。

リーディングとリスニングの間に10分間の休憩がありますが、集中力と体力が必要になる試験と言えるでしょう。

試験の結果は交換留学先に提出したり、志望先の大学院に提出するなどの用途があります。

また、日本の大学入試の際にもTOEFL iBTのスコアを提出することで、優遇が受けられることもあります。

TOEFL ITP

TOEFL ITPは、大学や会社などの団体向けのテストです。個人が1人で申し込んで、受験することはできません。

TOEFL ITPテストはレベル1とレベル2に分かれています。

どちらもリスニング、文法、リーディングの3種類のセクションで構成されていますが、問題数や試験時間、スコアの範囲が異なっています。

レベル1は、全部で140問あり、約115分試験を受けます。スコアは310~677点になります。

一方レベル2は、全部で95問しかなく、試験時間も約70分とレベル1に比べて短いです。スコアの範囲は200点~500点の間です。

TOEFL ITPテストの結果は、学内でのクラス分けや学校を通して留学する際の書類選考の足切りなどに使用されます。

そのような用途なので、基本的にはスコアは受験する団体内のみで通用すると考えた方がいいでしょう。

他の英語試験との違い

英語試験にはTOEFL以外にもたくさん種類があります。TOEFLは他の試験とどのような違いがあるのでしょうか?

英検との違い

英検との違いは、認知度にあります。

英検は、日本国内でとても知名度のある試験ですが、一方のTOEFLは全世界で広まっています。

つまり、海外では英検よりTOEFLのスコアの方が英語力の証明として伝わりやすいのです。

実際、日本の高校進学や大学への内部進学を目指す場合は、英検でもアピールできます。

しかし、海外、特にアメリカに留学する場合はTOEFLが必須になっているところが多いです。

IELTSとの違い

IELTSとの違いは、スコアを使える国にあります。

どちらも世界のさまざまな国で認められている英語テストですが、アメリカではどちらかというとTOEFLの方が多く採用されており、一部の大学ではIELTSが認定されないことがあります。

また、イギリスのビザ申請の際の英語試験として、IELTSは認められているものの、TOEFLは受け付けてもらえません。

このような違いがあるため、行きたい国に合わせて選択する必要があります。

TOEICとの違い

TOEICとの違いは、試験問題の方向性にあります。

TOEFLはアカデミック(学問的)な問題や単語が出題されるのに対して、TOEICは日常会話やビジネス的な単語や問題が多く出題されます。

例えば、TOEFLでは大学の講義を聞いて質問に答える問題や、学内で起こりうる問題に対処するシーンなどが多く出てきます。

一方で、TOEICではレストランの予約変更や英語のメール文の読み取りなどが出題されます。

留学したい場合、海外での大学生活に必要な語彙力を付けることができるTOEFLがピッタリでしょう。

【試験別】交換留学・大学進学に必要な目安スコア

紙と鉛筆でテストを受ける男性の手

ここからは交換留学や大学進学に必要なスコアをご紹介します。

TOEFL ITP

TOEFL ITPでは、500点~550点以上が海外大学進学の目安スコアになるでしょう。

例えば、早稲田大学からイタリアのヴェニス国際大学に留学する場合、TOEFL ITP550点の取得が必要です。

他にもマカオ大学が500点、韓国外国語大学が550点、国立台湾大学が500点など、それぞれ基準が設けられています。

アジアの国だからといって必須スコアがアメリカなどのネイティブ国より低いというわけではありません。

この基準は提携校によっても、今自分が所属している大学によっても異なる可能性があります。

具体的なスコアは各大学が公表しているリストを確認しましょう。

(出典:早稲田大学|2020-2021 留学の手引き)

TOEFL iBT

TOEFL iBTだと、一般的な大学で51~61以上、名門であれば71以上が目安となっています。

例えば、カリフォルニア大学では、学部授業を受けたい場合、TOEFL iBTのスコアを71点以上取得することが必須となっています。

テクノロジーの分野で有名な名門、マサチューセッツ工科大学は90点以上の取得を義務づけています。

こちらも具体的に必要なスコアは各大学によって異なります。志望先のHPや自身の大学のHPで確認しましょう。

(出典:SAF認定留学・語学留学)

(出典:International Applicants | MIT Graduate Admissions)

【留学先別】交換留学・大学進学に必要な目安スコア

アメリカ

一般的には、TOEFL iBTスコアを61点以上取っておくと良いとされています。大学院進学には80点以上が必要です。

しかし先ほどもお伝えしたように、レベルの高い学校の中には90~100以上を必須としてるところもあります。また、学部や年度によっても必要なスコアが変わってきます。

受験前に最新のスコアを大学の国際センターや留学窓口などで調べましょう。

目標となる点数を明確に、そして確実にしておくことで、受け終わった後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することを防ぐことができます。

(出典:大学留学に必要な英語力 | 日本ワーキング・ホリデー協会)

カナダ

カナダのトップ校であるトロント大学では、TOEFL iBTのトータルスコアで100点以上が必要とされています。またライティングパートで22点以上取ることも必須です。

他にも89~100程度のスコアを必須としている学校が多いです。

カナダに留学したい人は、アメリカへ留学する場合よりも目標スコアを高めに設定していた方が良いでしょう。

(出典:English Language Requirements | Future Students. University of Toronto | University of Toronto)

その他の国

カナダ、アメリカ以外の国ではどの程度のスコアが必要になるのでしょうか?

英語で授業を受けるシンガポールのナンヤン工科大学では、TOEFL iBTのスコア85~100点が必要とされています。

また、アジア大学ランキング1位を取得したこともあるシンガポール国立大学では、85点以上のスコアが必須です。

アメリカ、カナダと同じように、大学のレベルや学部によっても基準点がちがっています。

(出典:TOEFL/ IELTS Requirements|Nanyang Technological University)

(出典:Admission Requirements (Research) – NUS Engineering – National University of Singapore)

TOEFLの対策法

2冊の本と国旗を持った男性

ここまで留学時に必要なTOEFLの点数をご紹介してきました。

この記事で挙げた点数は「最低でもここまで欲しい」という点数です。

対策をしっかりして、高得点を取ることができれば目安スコアを気にする必要もなくなります。

そこで、ここからは個人で受験でき、多くの大学の留学条件になっているTOEFL iBTテストの対策法をご紹介します。

スピーキングセクション

まずは公式問題集やサイトなどを使って、問題の形式を把握しましょう。

どのような質問が出題されるかが分かれば、その問題形式に沿って練習をする計画を立てることができます。

短期間で効率よく点数を上げたい人は、ただ会話の練習をするよりも、形式に沿って会話をする練習をすることをおすすめします。

経済的や時間的な余力がある人は、スクールやオンライン英会話を利用して勉強してみても良いでしょう。

ライティングセクション

ライティングセクションを攻略するためには、記述の型を覚えること、語彙力を上げること、言い回しを覚えることなどが必要となります。

問いに対して時間内に素早く論理的に記述するためには、型を覚えて本番で使えるようにしておかなければなりません。

また、使える単語が少ないと、書きたい文をスムーズに書くことが難しくなります。

TOEFL専用の単語帳などを使って語彙力を上げていきましょう。

リスニングセクション

リスニングは「知っている単語の量」と「聞いた英文の量と質」が大事です。

単語の量は単語帳や無料アプリを使って増やしましょう。

聞いた英文の量を増やすには、毎日10分15分でもリスニングをすると効果的です。

質を上げるために、1.5倍速などでリスニングを行うことをおすすめします。

最初は全然聞こえないかもしれませんが、毎日続けると段々と耳が慣れてきます。

そして、本番ではゆっくり聞こえるので解答しやすくなるでしょう。

リーディングセクション

リーディングに苦手意識がある人は、まずは模試や予想問題を解いてみましょう。

そうすると、単語量が足りていない、文法に穴がある、集中力がないなど様々な問題が浮かび上がると思います。

次にその問題を解決する方法を考え、勉強していきましょう。

例えば集中力がない人は、問題がまとまっている本を購入して、週末に5題~10題続けて解くなどすれば対策できます。

TOEFLで高得点を獲得して留学しよう!

今回は、留学に必要となるTOEFLについてご紹介しました。

まずは、大学のHPや留学窓口などを通して、TOEFLの正確な最低スコアを知りましょう。

そして自分に合った対策を考え、目標点を目指して勉強することをおすすめします。







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