インド親子留学!費用や都市は?移住する家族も

インドの親子留学では、子どもを現地のインターナショナルスクールや語学学校に通わせ、親は英語やヨガスクールへ通いスキルアップやリフレッシュ目的の滞在が可能です。インターナショナルスクールは、オールイングリッシュの授業で、世界基準の教育を受けることができます。
また、インドはハウスキーピングの文化があるので、スクーリング以外の時間は、掃除や料理、子供のお世話などを、メイドさんに任せることができます。日常に余裕ができ、心身ともにリフレッシュしながら、子供の心と教育に集中し、親子で新しい刺激に触れ、ともに成長することができるのがインド親子留学の最大の魅力です。
近年のインドは、IT大国、急成長中そんな先進的なイメージも多くなりましたが、実際に子供と過ごすとなると、治安や衛生面も気になるところです。
この記事では、自らも現地で子育てを実践する筆者が、インドでの親子留学について解説します。
インド親子留学の種類
インドで親子留学する場合の主な種類をご紹介します。
子どもをインターナショナルスクールに通わせ、親は語学やヨガ留学
インドで親子留学する場合、子供は2歳前後からスクールに通うことができます。子供がスクール似通っている間、親は英語やヨガ、料理など、ご自身のリフレッシュ、スキルアップに集中することができます。
子どもをインターナショナルスクールに通わせ、親はインターンシップ
インドで親子留学する場合、親子でスクールに通うパターンのほかに、子供がスクールに通っている間、親は現地企業でインターンシップをすることも選択肢の一つです。日本とは異なるビジネス環境で、新しいアイデアや、キャリアの方向性を模索することができるかもしれません。
インド親子留学のメリット
インドで親子留学するメリットを挙げていきます。
親子で英語力が身につく
インドではオールイングリッシュの教育を受けることが可能です。子供が通うインターナショナルスクールは、※国際バカロレア(International Baccalaureate)認定校を選ぶこともでき、世界基準の教育を受けることができます。
みんなで育児するため心身ともにリフレッシュできる
インド親子留学中には、ハウスキーピングやドライバーを手軽に手配することができます。ハウスキーピングでは、掃除、洗濯、皿洗い、料理、シッターを任せることもできるので、親の負担を最小限に抑え、子どもの心や教育にフォーカスできます。
親子でインドならではの異文化体験ができる
インドは歴史的遺産や伝統的な文化が多く現存する国です。日本ではなかなかできない異文化体験を親子でできるチャンスです。親子にとって刺激的な時間になることは間違いないでしょう。
インド親子留学のデメリット
インドは日本と環境が異なるので、デメリットを考慮したうえで、時期や都市を選ぶ必要があります。
- 都市や時期によっては大気汚染が深刻
- 都市や時期によっては猛暑や寒さに見舞われる
- 日本ほど治安が良くないので活動場所や時間帯を選んで行動する必要がある
インド親子留学の費用
親子留学の目安の費用は以下の通りです。スクールや生活形態(住居の種類、ハウスキーピング、ドライバーの有無)によって異なります。詳しくはご相談ください。
授業料
親 | 子 | |
学費 | 月6万円〜20万円 | 月6万円〜20万円 |
スクールの種類
親 | ・語学 ・IT ・ダンス ・ヨガ ・料理 など |
子ども | ・現地のインターナショナルスクール ・語学学校 ・ITスクール など |
滞在費
子どもと一緒に生活をする場合の滞在費の相場です。あくまでも日本の方が不備なく暮らせるグレードの場合を記載しています。ご予算にあわせて滞在先を選んでいただけます。
滞在先の形態 | 費用相場 |
ホテル | 12,000円/泊〜 |
マンスリーアパートメント(ローカル向け) | 10万円/月〜 |
マンスリーアパートメント(日本人向け) | 20万円/月〜 |
賃貸(長期) | 10万円/月〜 |

その他の生活費
・ハウスキーピング
・ドライバー
・食費
ほか
インド親子留学で人気の都市
インド親子留学におすすめの都市をご紹介いたします。
グルガオン

グルガオンは日系企業が数多く進出する首都デリーに隣接する近年開発された都市です。整備された街並みで、主要なエリアにスーパーやショッピングモールなど生活に必要な施設が集まっているので便利です。日本人が多い都市なので、日本食材店や、日本食レストランのクオリティも高いです。はじめてインドにこられる方でも安心して生活を始めることができます。
デリー

インドの首都デリーは、歴史的遺産などインドを代表する観光スポットに手軽にアクセスできる魅力があります。インドならではの体験を重視したい方におすすめです。気になる治安ですが、政府系機関や、富裕層の暮らすエリアも多いため、場所を選べば、非常に安全に過ごすことができます。
バンガロール

南インドのIT都市として有名なバンガロール。気候の良さ、治安の良さをはじめ、過ごしやすさNo.1といっても過言ありません。教育水準も高い都市なので、教養があり英語が通じやすく、異文化間においてもコミュニケーションのストレスが比較的少ないです。ガーデンシティと言うほど、緑が多く、気候の良い中で、広々とした公園でのびのびと遊ぶことも可能です。大気汚染が深刻な時期(11月〜2月ごろ)も比較的きれいな空気です。
ハイデラバード

ハイデラバードはバンガロールに次ぐインドのIT都市として注目度が高まっている都市です。近年開発が進んだ都市で近代的なインドと自然豊かなインドの両方を楽しむことができます。日本人は少ないです。
チェンナイ

南インドの中心都市として栄えているチェンナイ。大都市ではありますが、のんびりとした雰囲気があり港町ならではの雰囲気に魅了される人は多いです。気候は年中暖かく22度〜37度を推移します。寒いのが苦手な人にはちょうどいいかもしれません。
インド親子留学 現地の医療事情
インドでもし病気や事故にあった場合は、近くの病院で診てもらうことになります。日本人の多い都市(グルガオンなど)は現地の日本人が普段利用する大型病院もあり、日本語サポートを受けながら診療してもらうことも可能です。