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【年会費安い順】プライオリティ・パス無料付帯クレジットカードおすすめ7選

【年会費安い順】プライオリティ・パス無料付帯クレジットカードおすすめ7選

国内外1300ヶ所の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」は、飛行機への搭乗前の時間を有意義に過ごしたい人に人気です。

本来、このプライオリティ・パスには年会費がかかりますが、クレジットカードの中には「会員特典としてプライオリティ・パスを無料付帯」しているカードもあります。

旅行好きな人にとっては、クレジットカード選びの際のポイントになりますね。

今回は、プライオリティ・パスが付帯するクレジットカードの中でも、特におすすめの7枚を厳選してご紹介します。ぜひ、カード選びの参考にしてください。

目次

プライオリティ・パスが付帯するクレジットカード7選

今回ご紹介する「プライオリティ・パスが無料で使えるおすすめのクレジットカード」は、以下の7枚です。

年会費が安い順にご紹介していきます。

スクロールできます
クレジットカードの種類年会費(税込)会員資格同伴者利用(税込)
楽天プレミアムカード11,000円プレステージ会員3,300円
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円プレステージ会員2,200円
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円プレステージ会員2,200円
JCBプラチナカード27,500円プレステージ会員2,200円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード31,900円スタンダード会員35米ドル
ラグジュアリーカード(チタン)55,000円プレステージ会員35米ドル
三井住友カード プラチナ55,000円プレステージ会員35米ドル
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード143,000円プレステージ会員無料2名以上の場合は1名につき32米ドル

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード
申し込み対象原則として20歳以上の安定収入のある人
年会費11,000円(税込)
家族カード年会費550円(税込)
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み不可
同伴者のラウンジ利用料金3,300円(税込)/回
カード付帯保険海外旅行傷害保険…最高5,000万円
国内旅行傷害保険…最高5,000万円
動産総合保険…年間最高300万円
カード盗難保険
国際ブランドVisa、Mastercard、American Express、JCB

楽天プレミアムカードは、11,000円(税込)という「最安値の年会費」でプライオリティ・パスを利用できるクレジットカードです。

しかも、得られるプライオリティ・パスの会員資格はプレステージ。同伴者のラウンジ利用料金は1回3,000円(税込)かかりますが、カード会員本人は回数無制限でラウンジを無料利用できます。

楽天市場での買い物時はポイント還元率が5.0%以上になるなど、特に楽天の利用が多い方は持っていて損はないカードと言えるでしょう。

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
申し込み対象20歳以上でご本人に安定した収入のある人(学生を除く)。
※家族会員申込資格:本会員の配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の人。
年会費22,000円(税込)
家族カード年会費1枚目無料、2枚目以降1枚につき3,300円(税込)
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み可能
同伴者のラウンジ利用料金2,200円(税込)/回
カード付帯保険海外旅行傷害保険…最高1億円
国内旅行傷害保険…最高5,000万円
国内・海外渡航便遅延保険・・・・最高2万円
ショッピング保険…最高300万円
犯罪被害傷害保険…最高1000万円
国際ブランドAmerican Express

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの魅力は、「家族会員もプライオリティ・パスが持てる」という点です。

しかも、家族カードの年会費は1枚目まで無料。2枚目以降も、1枚につき3,300円で発行できるため、家族でプライオリティ・パスを持ちたい方にぴったりのカードと言えるでしょう。

旅行傷害保険に家族特約が付帯していますので、家族旅行によく行かれる方はぜひ検討してみてください。最短3営業日でカード発行が可能です。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
申し込み対象安定した収入があり、社会的信用を有する連絡可能な人(学生・未成年を除く)
年会費22,000円(税込)
家族カード年会費3,300円(税込)
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み不可
同伴者のラウンジ利用料金2,200円(税込)/回
カード付帯保険海外旅行傷害保険…最高1億円
国内旅行傷害保険…最高5,000万円
国際ブランドAmerican Express

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は22,000円(税込)ですが、年間200万円以上利用すると半額の11,000円(税込)となります。

自動付帯の海外旅行傷害保険も、補償額が最高1億円と充実。

SAISON MILE CLUB に登録すればJALマイルと永久不滅ポイントの両方を貯められるため、JALマイルを貯めている方にもおすすめのカードです。

また、同カードのビジネス版は、年間200万円以上のショッピングの利用で、翌年の年会費が半額の11,000円(税抜)になります。個人でも申し込み可能ですので、クレジットカードの利用額が多い方はこちらのカードがお得です。

JCBプラチナカード

JCBプラチナカード
申し込み対象25歳以上で、本人に安定継続収入のある人学生は申し込み不可
年会費27,500円(税込み)
家族カード年会費1枚目無料、2枚目以降1枚につき3,300円(税込)
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み不可
同伴者のラウンジ利用料金2,200円(税込)/回
カード付帯保険海外旅行傷害保険…最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険…最高1億円(利用付帯)
国内・海外航空機遅延保険…2万円程度(利用付帯)
ショッピングガード保険…最高500万円(海外国内)
国際ブランドJCB

JCBプラチナカードは、プラチナカードでありながら27,500円(税込み)というリーズナブルな年会費が魅力のクレジットカードです。

プラチナ・コンシェルジュデスクも利用できるなど特典も充実しており、旅行傷害保険の補償額も海外・国内どちらも最高1億円と高額。

19歳未満の家族にも旅行傷害保険特約が付きますので、家族旅行の際も安心です。プライオリティ・パスのラウンジ利用時の同伴者料金も1人あたり2,200円(税込)と比較的安価ですので、家族で海外に行かれる機会がある方は、検討してみてはいかがでしょうか。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
申し込み対象安定した収入がある日本国内在住の人
※パート・アルバイト・学生は不可
年会費31,900円(税込)
家族カード年会費1枚目無料、2枚目以降13,200円(税込)
プライオリティ・パススタンダード会員(年間2回まで無料/3回目以降は1回32米ドル)
家族会員のプライオリティ・パス申し込み可能
同伴者のラウンジ利用料金32米ドル/回
カード付帯保険海外旅行傷害保険…最高1億円
(家族会員)海外旅行傷害保険…最高5,000万円
航空便遅延補償
ショッピングプロテクション…最高500万円
国際ブランドAmerican Express

ステータスの高さで知られるアメックスのゴールドカードにも、プライオリティ・パスが無料で付帯しています。ゴールドカードの場合はスタンダード会員資格ですが、年会2回までは無料でラウンジを利用できるため、旅行の頻度が少ない方にとっては十分な特典と言えるでしょう。

1枚まで無料で家族カードを発行することができ、家族会員もプライオリティ・パスの申し込み可能です。

ラグジュアリーカード(チタン)

ラグジュアリーカード(チタン)
申し込み対象20歳以上の人(学生は不可)
年会費55,000円(税込)
家族カード年会費16,500円(税込)
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み可能
同伴者のラウンジ利用料金35米ドル/回
カード付帯保険海外旅行傷害保険…最高1億2千万円
国内旅行傷害保険…最高1億円
ショッピングガード保険…・年間最高300万円
国際ブランドMastercard

金属製(チタン)のカードが特徴的な、ラグジュアリーカード(チタン)。

最高1億2千万円の海外旅行傷害保険がカード会員だけでなく家族に対しても自動付帯と、手厚い補償が特徴です。旅行傷害保険だけでなく、ラグジュアリーカードで購入した商品の破損・盗難(購入から90日以内)といった被害も、補償対象です。

また、家族会員もプライオリティ・パスに申し込めます。

三井住友カード プラチナ

三井住友カード プラチナ
申し込み対象原則として、満30歳以上で、本人に安定継続収入のある人
年会費55,000円(税込)
家族カード年会費無料
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み可能
同伴者のラウンジ利用料金35米ドル/回
カード付帯保険国内旅行傷害保険…最高1億円
海外旅行傷害保険…最高1億円
お買い物安心保険…・年間最高500万円
航空便遅延保険
国際ブランドVisa、Mastercard

三井住友カード プラチナの大きな特徴は、「家族カードが枚数制限なしで無料」という点です。

年会費は55,000円(税込)と高額ですが、家族カードのプライオリティ・パスも申し込み可能ですので、複数枚発行すればかなりのお得感を感じられるのではないでしょうか。

プラチナ会員用コンシェルジュサービス利用可能、海外旅行保険・国内旅行保険どちらも最高1億円補償と、プラチナカードらしい特典も充実しています。

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
申し込み対象20歳以上の定職のある方で日本在住の方
年会費143,000円(税込)
家族カード年会費4枚まで無料
プライオリティ・パスプレステージ会員
家族会員のプライオリティ・パス申し込み可能
同伴者のラウンジ利用料金1名まで無料2名以降は32米ドル/回
カード付帯保険傷害死亡・後遺障害 最高 1億円(利用付帯5,000万円含む)
傷害治療費用 最高1,000万円/回
疾病治療費用 最高1,000万円/回
賠償責任 最高5,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高100万円/(1旅行中)
国際ブランドAmerican Express

143,000円(税込)という高額な年会費に目が行きがちなアメックスのプラチナ・カードですが、補償内容や特典内容もその金額に恥じない内容となっています。

例えば、家族カードは4枚まで発行可能で、家族カードでもプライオリティ・パスに申し込めます。さらに、プライオリティ・パス利用時の同伴者は1名まで無料になるため、家族会員の方が友人と旅行に出かけた際も、ラウンジを無料で利用することが可能です。

また、ホテル系の特典が充実している点もアメックスプラチナの特徴で、保有しているだけで下記のホテル優待が得られます。

  • ホテルメンバーシップ
  • FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)
  • ザ・ホテル・コレクション

家族が多い方、家族それぞれが旅行好きな方、空港ラウンジだけでなくホテル優待も受けたいという方は、アメックスのプラチナ・カードを検討してみてください。

プライオリティ・パスでラウンジサービスを利用するメリット

プライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジは、世界148ヵ国で1,300ヶ所以上。

しかし、プライオリティ・パスを所持していれば、主要な空港ラウンジが使えるため、出発する前や乗り継ぎの待ち時間を快適に過ごすことが可能です。

ただ、中には「ゴールドカード以上のカードを所持していれば空港のカードラウンジが使えるのに、わざわざ年会費が必要なプライオリティ・パスを利用するメリットはあるの?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんね。

ここでは、プライオリティ・パスを利用する下記3つのメリットをご紹介します。

  • 航空会社ラウンジが使える
  • ゆったりとしたスペースでくつろげる
  • サービス内容が豪華

航空会社ラウンジが使える

一般的に、ゴールドカード以上のカードには空港の「カードラウンジ」が使える権利が付帯しています。

しかし、各航空会社が運営している「航空会社ラウンジ」は利用できません。通常、VIPラウンジとも呼ばれる航空会社運営のラウンジが使えるのは、以下の条件を満たした方です。

  • ビジネスクラスやファーストクラスの利用者
  • 一定の利用条件を満たした航空会社の上級会員

貯めたマイルでファーストクラスやビジネスクラスの航空券と交換した場合でも、空港会社ラウンジを使用できます。また、上級会員の資格は、年間利用回数や渡航距離などの条件を満たすことで得られます。

このように、ある程度の条件を満たせば利用可能な航空会社ラウンジですが、その条件をクリアするのは簡単ではありません。

しかし、プライオリティ・パスを持っていれば、プライオリティ・パスと提携している航空会社ラウンジが利用可能です。

航空会社ラウンジは手荷物検査後のエリアにあることも多く、フライト直前まで過ごせるというメリットもあります。

ゆったりとしたスペースでくつろげる

航空会社ラウンジの利用条件はカードラウンジよりも厳しいため、混雑具合が違います。また、席同士の間隔が広いなど、内装もゆったりした造りです。

待ち時間を利用してパソコンを使いたくても、近くにたくさん人がいる状況では使いにくいものですよね。航空会社ラウンジなら、ゆったりとしたスペースで時間を過ごせます。

サービス内容が豪華

カードラウンジの食事は軽食で、アルコール飲料は有料になる場合が多いです。

それに対して、航空会社ラウンジはVIPラウンジと呼ばれるだけあり、食事の種類は豊富。ディナーのコースが食べられるラウンジもあるほどです。お酒も多数用意されていて、基本的に飲み放題となっています。

また、シャワールームが用意されていたり、マッサージが受けられたりと、カードラウンジにはないサービスも充実。

プライオリティ・パスを持っていれば、航空会社の上級会員ではなく、ビジネス以上の航空券を購入していない場合でも、このような航空会社ラウンジが利用できるのです(提携先の航空会社ラウンジに限られます)。

プライオリティ・パスの使い方

それでは、プライオリティ・パスの使い方について確認しておきましょう。

3つの会員プラン

3つの会員プラン

プライオリティ・パスに用意されているプランは、下記の3つです。

プラン名年会費ラウンジ利用料金
スタンダード99米ドル会員 35米ドル/回同伴者 35米ドル/回
スタンダード・プラス329米ドル会員 35米ドル/回(10回まで無料)同伴者 35米ドル/回
プレステージ469米ドル会員 無料同伴者 35米ドル/回

プライオリティ・パス単体で申し込む場合は上記3つのプランから任意のプランを選びますが、クレジットカードに付帯した権利を利用して申し込む場合は、カードによって申し込めるプランが異なります。

この記事でご紹介した8枚のクレジットカードの場合、アメックスのゴールドカード以外は無制限で利用可能なプレステージ会員に申し込みが可能です。

また、アメックスゴールドはスタンダード会員への申し込みとなりますが、「年間2回までは無料で利用可能」と通常のスタンダード会員よりも優遇されています。

各クレジットカードに付帯したプライオリティ・パスの会員ステージは、以下の通りです。

クレジットカード名プライオリティ・パスの会員ステージ
楽天プレミアムカードプレステージ会員
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードプレステージ会員
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードプレステージ会員
JCBプラチナカードプレステージ会員
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードスタンダード会員(年間2回まで無料/以降は利用料1回32米ドル)
ラグジュアリーカード(チタン)プレステージ会員
三井住友カード プラチナプレステージ会員
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードプレステージ会員

デジタル会員証もあり

デジタル会員証もあり

プライオリティ・パスを利用してラウンジに入室するには、航空券の半券やチケット予約の際のメールなど「フライトを証明するもの」と「プライオリティ・パス(プラスチックカード)」の提示が必要です。

プライオリティ・パスカードを持ち歩くのが煩わしい方は、プライオリティ・パスの公式アプリを利用すると便利。QRコードを表示する「デジタル会員証」が使えます。

プライオリティ・パスの公式アプリには、空港ラウンジがどこにあるのかを検索する機能もあり、この機能を使えば初めて訪れる空港でも不便な思いをする必要がありません。

ただし、デジタル会員証未対応の空港ラウンジもあり、提携クレジットカード発行のプライオリティ・パスはアプリ登録ができない場合もあるなど、今後の改善にも期待したいアプリです。

クレジットカードとは別に申し込みが必要

プライオリティ・パスが付帯したクレジットカードを発行しても、プライオリティ・パスが同時に届くわけではありません。

プライオリティ・パスの発行には、別途申し込みが必要です。クレジットカードが届き次第、発行の申請をしましょう。

プライオリティ・パスの発行スピード

クレジットカードが手元に届いてからの申し込みとなるため、プライオリティ・パスが手元に届くまではさらに1〜2週間程度を見ておきましょう。

直近で飛行機に乗る予定がある方は、時期を計算して発行手続きをしてください。

有効期限がある

クレジットカードに付帯したプライオリティ・パスには、有効期限があります。発行したクレジットカードの種類によって有効期限は異なりますが、1年〜3年です。

自動更新されるカードも一部ありますが、ほとんどの人は自分で更新手続きをする必要がありますので、注意してください。

同伴者のラウンジ利用料金

プライオリティ・パスを持っていない同伴者も、ラウンジは使えます。その際の料金は、発行しているクレジットカードによって「1名無料」「有料価格で割引」など、さまざまです。

今回の記事で紹介したクレジットカードの「同伴者の利用料金」を比較表にしてみました。

プライオリティ・パスを直接申し込みした場合、同伴者の利用料金は35米ドル/回です。

クレジットカード名同伴者の利用料金
楽天プレミアムカード3,300円/回
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード2,200円/回
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード2,200円/回
JCBプラチナカード2,200円/回
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード32米ドル/回
ラグジュアリーカード(チタン)35米ドル/回
三井住友カード プラチナ35米ドル/回
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード1名まで無料2名以降は32米ドル/回

アメリカン・エクスプレス・プラチナ・カードの年会費は高額ですが、家族会員もプライオリティ・パス(プレステージ会員)の発行が可能で、同伴者も1名まで無料でラウンジを利用できます。

ラウンジによっては子供料金の設定や同伴者の人数制限などが設定されていることがありますので、詳細はクレジットカード会社やプライオリティ・パスのオフィスに確認してください。

家族カード会員が申し込み可能なクレジットカードも

プライオリティ・パスが持てるのは基本的にクレジットカードの本会員ですが、以下のカードは家族カード会員にもプライオリティ・パスが発行されます。

  • MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ラグジュアリーカード(チタン)
  • 三井住友カード プラチナ
  • アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

年会費を抑えてプライオリティ・パスを持ちたいならこの2枚がおすすめ

プライオリティ・パスを直接申し込みすると、スタンダード会員プランで99米ドル、プレステージ会員なら469米ドルの年会費が必要です。

クレジットカードの年会費が安ければ、その分お得にプライオリティ・パスが持てるということになります。

その観点からのおすすめカードは、以下の2枚です。

  • 楽天プレミアムカード
  • セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード

楽天プレミアムカードは、ゴールドカードの上位カードであるにもかかわらず、年会費は11,000円(税込)。プライオリティ・パス「プレステージ会員」を自分で申し込むよりも断然お得な料金です。

残念ながら家族会員はプライオリティ・パスの申し込みができませんが、単身での出張や夫婦それぞれが楽天プレミアムカードを所持するなどの工夫をすれば、空港ラウンジでゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

また、楽天プレミアムカードの上には「楽天ブラックカード」があります。楽天ブラックカードは、年会費33,000円(税込)でプライオリティ・パスの同伴者2名まで無料でラウンジ利用が可能です。インビテーションが必要な楽天ブラックカードを狙う準備として、楽天プレミアムカードを申し込むのもありでしょう。

セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費は22,000円(税込)ですが、海外旅行傷害保険も「自動付帯」で最高1億円と、高スペックです。

高ステータスのプラチナカードが非常にリーズナブルな年会費で持てますので、普段利用としてもおすすめのクレジットカードと言えるでしょう。

また、同カードのビジネス版「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」なら、年間200万円以上のショッピングの利用で、翌年の年会費が半額の11,000円(税込)に。

こちらは申込資格が「個人事業主または経営者の方(学生、未成年を除く)」となっていますが、個人でも申し込みは可能です。

クレジットカードの年間利用額が200万円を超えるなら、こちらのカードの方がお得に利用できますね。

家族会員にもプライオリティ・パスを発行したいならこのカード

家族にもプライオリティ・パスを発行したいなら、下記の2枚がおすすめです。

  • MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • 三井住友カード プラチナ」

MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、国内の厳選レストランの所定コースメニューが2名以上の利用で1名分無料になる「プラチナ・グルメセレクション」、プラチナ専用のコンシェルジュサービスなど、特典も豊富です。

家族カードは1枚目無料、2枚目3,000円(税抜)で作れ、それぞれプライオリティ・パスを申し込めます。

三井住友プラチナカードの国際ブランドは、VisaとMastercardの2つのブランドから選べ、それぞれシルバーとゴールド2色のデザインが用意されています。

本会員年会費が50,000円と高いですが家族カードは年会費無料なので、プライオリティ・パスを複数利用したい場合にはお得になります。

海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険ともに最高1億円の補償があるほか、航空便遅延保険も付帯。コンシェルジュサービスなどのプラチナ限定サービスも満載のクレジットカードです。

プライオリティ・パスを活用して旅を楽しもう

意外と知られていませんが、空港内のレストランの中にはプライオリティ・パスが利用できるお店があります。

ラウンジのように無料で利用できるというわけではなく、一定額の割り引きが受けられるという内容です。日本国内の対象レストランは関西空港の「ぼてじゅう」だけですが、海外の空港ではプライオリティ・パスの割り引きが受けられるレストランが多い傾向にあります。

注意点として、レストラン利用はアメリカン・エキスプレス・カード発行のプライオリティ・パスでは利用できません。また、同伴者がいる場合は人数分の飲食代が割り引かれますが、同伴者料金が別途クレジットカードから請求されます。

また、プライオリティ・パスを使ったラウンジ利用やレストラン利用時には、当日の搭乗券の提示が必要なため、空港到着時には使えません。

出発前の旅の楽しみのひとつとして、プライオリティ・パスを利用してみてはいかがでしょうか。

【この記事で紹介したクレジットカード】

クレジットカードの種類年会費会員資格同伴者利用
楽天プレミアムカード11,000円プレステージ会員3,300円
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円プレステージ会員2,200円
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円プレステージ会員2,200円
JCBプラチナカード27,500円プレステージ会員2,200円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード31,900円スタンダード会員35米ドル
ラグュアリーカード(チタン)55,000円プレステージ会員35米ドル
三井住友カード プラチナ55,000円プレステージ会員35米ドル
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード143,000円プレステージ会員無料2名以上の場合は1名につき32米ドル

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