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2枚目におすすめのクレジットカード8選!メリットや審査についても解説

2枚目におすすめのクレジットカード8選!メリットや審査についても解説

クレジットカードを複数持てば、用途別の使い分けができますし、もしもの際の予備カードにもなるため、非常に便利です。

特に、海外においては、予備のカードを2〜3枚持って行くことで、何らかのトラブルが起こっても安心できます。

そこで今回は、2枚目・3枚目のクレジットカードにどんなカードを選べば良いか、その選び方や入会審査のコツなどを解説します。

2枚目以降のサブカードにおすすめのカードも厳選してご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

2枚目におすすめの年会費無料クレジットカード8選

今回ご紹介するのは、下記の8枚です。いずれも年会費が無料、かつお得な特徴を持ったカードなので、2枚目・3枚目にぴったりです。

クレジットカードの種類特徴
エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※※2023年10月1日より利用付帯に変更
楽天カード年会費無料で楽天ポイントが貯まりやすい
JCBカードW使い方次第で非常に高い還元率を実現
ライフカード<旅行傷害保険付き>海外旅行傷害保険が自動付帯で安心
リクルートカード年会費無料の高還元率カード
イオンカードセレクト貯めたポイントをWAONチャージ可能
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス海外利用で永久不滅ポイントが2倍に
三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインで安心

エポスカード|年会費無料で保険が自動付帯※

エポスカード
カード名称エポスカード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典Web入会で2,000エポスポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
JALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯※)傷害死亡・後遺障害 最高 500万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.eposcard.co.jp/index.html

「エポスカード」は、年会費が永年無料でありながら海外旅行傷害保険が「自動付帯」※のクレジットカードです。自動付帯のため、旅行代金の支払いにエポスカードを使用しなくても保険が適用となります。

すでに海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをお持ちでも、補償内容が合算できるケースもあり、特に旅行好きの方には2枚目カードにおすすめです。

200円利用ごとに1エポスポイントが貯まり、貯まったポイントはマルイでの買い物やクレジットカードの支払いに、1ポイント1円として利用可能。マイルへの交換もできます。

エポスカードは、Webでの申し込み後にマルイの店舗にて即日受取も可能です。急いでいる方も、エポスカードを検討してみてください。

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

楽天カード|年会費無料で楽天ポイントが貯まりやすい

楽天カード
カード名称楽天カード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa 、Mastercard、JCB、American Express
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典楽天ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率1%(100円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:2ポイント=1マイル
ポイント有効期限1年間(ポイント付与のタイミングで1年延長)
ETCカード年会費(税込)550円
※楽天会員ランクがプラチナ以上で年会費無料
家族カード年会費(税込)無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高200万円/回
賠償責任 最高3,000万円/回
携行品損害 なし
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード約1週から10日前後
公式URLhttps://www.rakuten-card.co.jp/

「楽天カード」は年会費が無料で、国際ブランドも「Visa 、Mastercard、JCB、American Express」の4種類から選択可能なクレジットカードです。

海外においては、国際ブランドの普及率が国や店舗で異なるため、複数のブランドのクレジットカードを持っていると安心できます。その点、楽天カードはメインカードと異なるブランドが選びやすく、年会費無料でコストもかかりません。

入会特典で楽天ポイントが5,000ポイント以上もらえますし、楽天市場でカードを利用するとポイント付与率が3倍になるなど、楽天市場をよく使う方にとってはメインカードとして使いたいカードと言えるでしょう。

また、すでに楽天カードを持っている方も、異なる国際ブランドで2枚目が作れます。獲得ポイントが合算できるため、ポイントが分散しないのもメリットです。

JCBカードW|使い方次第で非常に高い還元率を実現

JCB CARD W
カード名称JCBカード W
年会費(税込)無料
国際ブランドJCB
申し込み資格18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方
入会特典
ポイントの価値1ポイント3円
ポイント還元率0.6%(1,000円=2ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
交換レート・ANAマイル:500ポイント=1500マイル
・JALマイル:500ポイント=1500マイル
・スカイマイル:500ポイント=1500マイル
ポイント有効期限獲得月から2年後の15日まで
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 2,000万円
治療費用 最高100万円/回
疾病費用 最高100万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円) 最高20万円/1旅行中
国内旅行傷害保険
ショッピング保険年間最高100万円
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、QUICPay、JCBのタッチ決済
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html

JCBカードWは、18歳以上39歳以下かつWebのみから申し込み可能なクレジットカードです。39歳までに申し込めば、それ以降も年会費永年無料で利用できますので、早めの申し込みがおすすめ。

JCBカードWの利用で貯まるポイントは「Oki Dokiポイント」で、1,000円につき2ポイント貯まります。

カードの利用料支払いに使用する場合は1ポイント3円となるため、この場合の還元率は0.6%とそこまで高くありませんが、貯まったポイントをnanacoポイントに交換すると、Oki Dokiポイント:nanacoポイント=1:5となるため、還元率は1%にアップ。

さらに、カードの利用先によっては1,000円あたりの獲得ポイント数も異なり、例えば、スターバックスカードのチャージに利用すると、1,000円あたり11ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。

つまり、カードの利用先・貯まったポイントの使い先によっては、非常に高還元のカードになるということですね。

JCBブランドの海外普及率はそこまで高くありませんが、JCBプラザ(海外に設置されたサービス窓口)などで日本語のサービスが受けられることもあり、サブカードとしておすすめです。

ライフカード<旅行傷害保険付き>|海外旅行傷害保険が自動付帯で安心

ライフカード 旅行傷害保険付き
カード名称ライフカード<旅行傷害保険付き>
年会費(税込)初年度年会費無料
2年目以降1,375円
国際ブランド​​Visa 、Mastercard、JCB
申し込み資格日本国内在住の18歳以上(高校生を除く)で、電話連絡が可能な方
入会特典
ポイントの価値1ポイント5円
ポイント還元率0.5%(1,000円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=2.5マイル
ポイント有効期限最大5年間
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)440円
海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 2,000万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高200万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円) 最高20万円/1旅行中
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 1,000万円
ショッピング保険
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)
発行スピード最短3営業日
公式URLhttps://www.lifecard.co.jp/card/credit/insurance/

ライフカードには複数のラインナップがありますが、中でも海外渡航時におすすめなのが、「ライフカード<旅行傷害保険付き>」です。

このカードに付帯する海外旅行障害保険は「自動付帯」のため、旅行代金や飛行機チケットの支払にカードを利用しなくても補償が受けられます。

保有している複数のカードに海外旅行障害保険が付帯している場合、傷害死亡・後遺障害以外の補償内容を合算できますので(実際の損害額が限度)、海外に行く際は旅行傷害保険が手厚いクレジットカードを複数持っていくことをおすすめします。

リクルートカード|年会費無料の高還元率カード

リクルートカード
カード名称リクルートカード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa 、Mastercard、JCB
申し込み資格満18歳以上の方で安定した収入がある方
入会特典6,000円分のポイント付与(JCBのみ)
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率1.2%(100円=1.2ポイント)
交換可能マイルPontaポイント経由でJALマイル
交換レート1ポイント:1Pontaポイント:0.5マイル
ポイント有効期限ポイント加算月の12ヶ月後の月末
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 2,000万円
治療費用 最高100万円/回
疾病費用 最高100万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円) 最高20万円/1旅行中
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害1,000万円
ショッピング保険年間最高200万円
キャッシュレス決済JCBコンタクトレス
発行スピード最短即日
公式URLhttps://recruit-card.jp/

「リクルートカード」は、年会費が無料にもかかわらず1.2%という高いポイント還元率が人気のクレジットカードです。100円の利用につき1.2ポイント。10,000円分の買い物をすると120ポイント(120円分の価値)が付与されます。

さらに、リクルートが運営するショッピングサイト「ポンパレモール」で買い物をすると、ポイント還元率は4.2%に。「じゃらん」や「ホットペッパー」などのリクルート系のサービスを利用している方や、還元率の高いカードを探している方におすすめです。

ID連携をすればリクルートポイントを「Pontaポイント」や「dポイント」に等価交換できるため、使い道の汎用性が高い点も魅力。

海外旅行傷害保険やショッピング保険など付帯サービスも充実しているため、海外旅行や海外留学にもおすすめの一枚です。

イオンカードセレクト|貯めたポイントをWAONチャージ可能

イオンカードセレクト
カード名称イオンカードセレクト
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa 、Mastercard、JCB
申し込み資格18歳以上(高校生は、卒業年度の1月1日以降であれば申込み可能)
入会特典1000waonポイント
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルJALマイル
交換レートJALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限ポイント獲得月から2年後の月末
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)無料
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ショッピング保険年間最高50万円
キャッシュレス決済Apple Pay、イオンiD、WAON、Visaのタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス
発行スピード最短30分
公式URLhttps://www.aeon.co.jp/card/lineup/select/

イオンカードには複数のラインナップがありますが、一番のおすすめはイオン銀行のキャッシュカードとクレジットカードが一体になった「イオンカードセレクト」です。

電子マネーWAONが付帯しており、オートチャージ機能も利用可能。多くのイオンカードの中で、「WAONのオートチャージでもポイントを貯められる」のが、このイオンカードセレクトです。

イオングループ店舗での利用時はいつでもポイントが2倍。毎月20・30日の「お客さま感謝デー」は、お買い物代金が5%OFF、イオンシネマの割引特典など、イオングループ店舗をよく利用する方には、特におすすめのカードと言えるでしょう。

貯めたWAON POINTは、付帯するWAONにチャージしてWAON払いに利用できます。

イオンカードセレクトの発行時にはイオン銀行を引き落とし口座に設定する必要がありますが、イオン銀行は全国のイオンのほか、ミニストップにも無料で使えるATMがあります。また、みずほ銀行や三菱UFJ銀行のATMも平日8:45~18:00までは手数料無料で使えるので、銀行自体の使い勝手は悪くありません。

イオン銀行の口座開設と同時申し込みも可能で、オンライン申し込み後に店頭で受け取れば、最短30分でカード情報が受け取れるため、その場でイオンの買い物に使えます。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス|海外利用で永久不滅ポイントが2倍に

セゾンブルー アメリカンエキスプレス
カード名称セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス
年会費(税込)・26歳まで無料、26歳以降3,300円
・26歳以上の方は初年度無料
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格18歳以上の連絡可能な方(高校生を除く)
入会特典永久不滅ポイント最大1,600ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント5円
ポイント還元率0.5%(1,000円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
JALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限無期限
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)1,100円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高3,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高30万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高3,000万円
ショッピング保険年間最高100万円
キャッシュレス決済iD、Apple Pay、QUICPay、アメックスのタッチ決済
発行スピード最短3営業日
公式URLhttps://www.saisoncard.co.jp/amex/blue/

「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード」の年会費は、26歳まで無料。26歳以降の年会費も3,300円(税込)と、アメックスブランドとしてはリーズナブルです。

海外旅行傷害保険の補償額は最高3,000万円と充実しており、ショッピング保険も付帯。帰国した際に利用できる、空港から自宅までの「手荷物無料宅配サービス」も便利です。

また、カードの利用で貯められる「永久不滅ポイント」は、JALマイルやANAマイルへも交換できます。

アメックスブランドはVisa 、Mastercardに次ぐ普及率で、海外旅行に関する付帯サービスが豊富な点が特徴。2枚目・3枚目のカードとして人気です。

三井住友カード(NL)|ナンバーレスデザインで安心

三井住友カード(NL)
カード名称三井住友カード(NL)
年会費(税込)永年無料
国際ブランドVisa 、Mastercard
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典
ポイントの価値1ポイント1円分
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限ポイントの最終変動日から1年間(自動延長)
ETCカード年会費(税込)550円(初年度無料)
前年1回の利用で翌年無料
家族カード年会費(税込)永年無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高50万円/回
疾病費用 最高50万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高15万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済iD(専用)、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード最短10秒発行
※即時発行ができない場合があります。
公式URLhttps://www.smbc-card.com/index.jsp

「三井住友カード(NL)」は、クレジットカード番号などの情報が券面に記載されていない「ナンバーレス」デザインを採用しています。カード番号はスマホアプリで確認する形式のため、カード番号を知られるリスクがありません。

通常の買い物時には、200円につき1ポイントのVポイントが付与され、全国のセブン-イレブン、ミニストップ、ローソン、マクドナルドやモスバーガーなどでは、獲得ポイントが最大7%アップします。※ 身近なお店で効率良くポイントが貯められるカードです。

また、学生専用の「学生ポイント」サービスも魅力。例えば、Huluなど対象のサブスクの支払いに三井住友カード(NL)を利用すると、最大10%にポイント還元率がアップします。

※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。

VisaとMastercardの両ブランドを両方申し込める「デュアル発行」が可能な点も、三井住友カードの魅力です。三井住友カード(NL)なら2枚とも、年会費無料です。

※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。
 その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。
 上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。

2枚目のクレカ申し込みの審査は厳しい?

クレジットカードの申し込みには、審査があります。

そのため、中には「何枚もクレジットカードを申し込むと、その審査に不利になったりするのではないか?」と心配になる方もいるようです。

実際には2枚目だからといって審査が厳しくなるわけではありませんが、2枚目のクレジットカード申し込みに際して、気をつけたいポイントが存在するのも事実です。

カードの平均所有枚数は3枚!

2020年にJCBが調査したアンケートによると、クレジットカードの保有率は87%。保有するクレジットカード枚数は平均3.0枚でした。

各年代を見ても「3枚前後のクレジットカードを持っている」と回答した方が多く、20代でも平均2.4枚所持しているという結果となっています。

このことから、多くの方が複数枚のクレジットカードを保有していることが分かりますね。

参考元:クレジットカードに関する総合調査 2020年版|JCB

2枚目のクレジットカード審査に通る3つのコツ

クレジットカードの審査に不安がある方は、次の3点を意識したうえで2枚目を申し込みましょう。

  • キャッシング枠は付けない
  • 1枚目のカードの支払いを延滞させない
  • 多重申し込みをしない

キャッシング枠は付けない

クレジットカードには「ショッピング枠=買い物で使える金額合計」と「キャッシング枠=お金を借りられる金額合計」の2つの枠があり、2つの枠の合計金額がカードの利用限度額となります。

そして、複数のクレジットカードを保有する際に気を付けたいのが、「キャッシング枠」の合計額です。

貸金業法には「年収の3分の1までしか貸付できない」という決まりがありますが、複数のクレジットカードにキャッシング枠を付帯すると、気づかないうちに年収の3分の1を超えてしまう可能性があります。

2枚目・3枚目のクレジットカードを申請した段階でキャッシング枠の合計が年収の3分の1以上を超えていると、審査落ちとなるリスクが非常に高まります。

キャッシング枠はお金を借りる予定のない方には無用なものですので、2枚目のクレジットカードにはキャッシング機能を付けずに申し込むことをおすすめします。

1枚目のカードの支払いを延滞させない

すでにお持ちのクレジットカードをきちんと使って返済していると、返済履歴が溜まります。

この情報は「クレジットヒストリー(クレヒス)」と呼ばれますが、この中に「支払いの遅延」や「延滞」といった情報が含まれていると、次のクレジットカードの審査の際に不利になると言われています。

逆に、毎月の返済を滞りなく続けていれば返済能力があることが証明されるため、2枚目以降のカードも審査に通りやすいです。

多重申し込みをしない

多重申し込みとは、同時期に複数枚のクレジットカードに申し込みをする行為です。

クレジットカード会社は、入会申込があると申込者のクレジットヒストリーをチェックします。

別の会社のカード情報や申込状況などもチェックされるため、その時点で複数のカードに申し込みが入っていると、「なぜ何枚もカードが欲しいのか?」と疑問に思われてしまいます。

こういった事態を避けるため、複数のカードに同時に申し込みをするのは控えましょう。

学生でもクレジットカードの2枚持ちは可能?

先のアンケート調査では、20代でも平均2.4枚のクレジットカードを所持しているという結果が出ています。

収入がない、またはアルバイトの学生は保護者の信用情報などがチェックされるため、カード申し込みは可能です。

語学留学などで海外へ行く予定がある方は、クレジットカードを複数枚準備しておくことが、現金の盗難防止などのリスク回避にも繋がります。

収入がない学生向けに特化した学生専用カードなどもありますので、ぜひ候補に入れておきましょう。

2枚目クレジットカードの選び方

2枚目のクレジットカードを選ぶ際に意識したいポイントは、以下の4点です。

  • 国際ブランドが異なるカードを選ぶ
  • 利用頻度の高いお店でお得になるカードを選ぶ
  • 付帯保険が充実しているカードを選ぶ
  • 年会費無料のカードを選ぶ

国際ブランドが異なるカードを選ぶ

2枚目のクレジットカードには、1枚目と異なる国際ブランドを選びましょう。

国際ブランドによって普及率や加盟店数などが異なるため、店舗によっては特定の国際ブランドが使えない場合もあります。

例えば、Visaカードを持っている方が海外に行くために2枚目のカードを探しているなら、MastercardやAmerican Expressがおすすめです。

また、メインカードがJCBの場合は海外であまり使えない可能性が高いので、2枚目・3枚目としてVisaとMastercardを準備すると良いでしょう。

同じ会社のカードは作れる?

同じ会社のカードでも、国際ブランドが異なっていれば複数枚申し込めます。

例えば、リクルートカードの国際ブランドは、Visa 、Mastercard、JCBの3種類ですが、「VisaまたはMastercard」と「JCB」の2枚持ちが可能です。

三井住友カードの場合は、VisaとMastercardの2枚持ちができます。

楽天カードの場合は、Visaなど同じブランドでも、2枚目のカードに選択可能です。異なる国際ブランドを選ぶこともできます。

利用頻度の高いお店でお得になるカードを選ぶ

せっかく2枚目のクレジットカードを作るなら、普段から自分がよく利用するお店でお得になるカードを選びましょう。

カードの利用で割引になる店舗や、ポイント還元率がアップする特約店の情報チェックも大切です。

「コンビニでポイント還元率がアップする」「イオンで5%割引になる」など、身近な買い物でポイントが貯まりやすいカードはたくさんあります。

付帯保険が充実しているカードを選ぶ

海外に出かける予定がある方は、付帯保険の補償内容が充実しているカードを選びましょう。その際には、「自動付帯」と「利用付帯」という2つの補償条件を確認しておいてください。

  • 自動付帯

カード会員であれば自動的に補償の対象になるのが「自動付帯」です。カードによっては、利用付帯に比べ、補償額が少ない場合もあります。

  • 利用付帯

カードを利用することで、補償の対象になるのが「利用付帯」です。ツアーのパック料金や飛行機・バス・電車など公共交通機関の料金を、カードで支払っていることが条件になります。

年会費無料のカードを選ぶ

クレジットカードを使う頻度が高くない場合、2枚目のカードには年会費無料のカードを選ぶことをおすすめします。

ただし、クレジットカードの特典や保険などの付帯サービスは、年会費が高いカードほど充実している傾向にあります。どの程度カード決済を使うか、どの程度の付帯サービスを希望するかによって、決めると良いでしょう。

クレジットカードを2枚持つメリット

クレジットカードを2枚持つメリットは、以下の6点です。

  • 異なる提携店の特典が得られる
  • 国際ブランドを使い分けられる
  • 紛失や盗難の被害時にも予備カードになる
  • 付帯保険の補償額を合算できる
  • 同じカード会社ならポイントが合算できる
  • 利用額上限が増える

異なる提携店の特典が得られる

クレジットカードには「提携カード」と呼ばれるタイプのカードがあります。これは、「JCB」や「Visa」といった国際ブランドと「リクルート」や「イオン」などの企業や小売店舗などが提携して発行しているカードで、それぞれの企業やサービスに対して、独自の特典が受けられるといったメリットがあります。

例えば、楽天市場での買い物は楽天カードで、イオンでの買い物はイオンカードで決済すれば、それぞれポイント還元率がアップし、より多くのポイントが獲得できます。

このように、提携店ごとにカードを使い分けることで、より効率的に特典が受けられるようになります。

国際ブランドを使い分けられる

クレジットカードの国際ブランドは、1枚につき1つと決められています。そのため、利用したいお店が手持ちのカードの国際ブランドに対応していない場合、そのお店ではクレジットカードが使えません。

逆に言うと、異なる国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、カード払いできる可能性がアップします。

加盟店が多い順に国際ブランドを並べると、以下の通りです。

  1. Visa
  2. Mastercard
  3. American Express
  4. Diners
  5. JCB

日本国内ではJCBの普及率が高いのですが、海外に行かれる場合は、VisaかMastercardのどちらか1枚は持つようにしましょう。

紛失や盗難の被害時にも予備カードになる

クレジットカードの紛失・盗難時には、カード会社に連絡をして利用停止の手続きをしなくてはなりません。

利用停止したカードは使えなくなりますが、予備カードがあれば引き続きカード決済が可能です。

特に、海外は日本に比べて治安の悪い場所も多いため、渡航時には必ず予備のカードも準備しておきましょう。

付帯保険の補償額を合算できる

海外へ出かける際には、旅行傷害保険に加入する方が多いと思いますが、最近のクレジットカードは付帯保険も充実しています。

そして、クレジットカードに付帯している旅行傷害保険のうち、「死亡・後遺障害保険金」以外の項目の補償額は合算できます

複数のクレジットカードに旅行傷害保険が付帯している場合の保険金支払いは、次のようになります。

  • 死亡・後遺障害保険金

最も高い金額を限度として、それぞれのカードの付帯保険から按分して保険金が支払われます。合算はできません。

  • それ以外の項目

複数枚のカードの補償額が、実際の損害額を限度として合算されます。

海外では医療費が高額になるケースが多いので、複数枚のクレジットカードの付帯保険を合算できるメリットは大きいですよね。

特に、「自動付帯」で補償が受けられるカードなら、保有しているだけで補償が受けられるので安心です。

今回ご紹介したカードの中では、次の2枚に自動付帯で海外旅行傷害保険が付いています。

同じカード会社ならポイントが合算できる

クレジットカードが増えることには、「貯まるポイントが分散してしまい、ポイントを貯めにくくなる」というデメリットもあります。

ですが、同じポイントが獲得できるカードで統一すると、ポイントを合算できるため無駄がありません。

例えば、JCBカードの「Oki Dokiポイント」や、三井住友カードの「Vポイント」、アメリカン・エキスプレス・カードの「メンバーシップ・リワード」などです。

クレジットカードでどんなポイントが貯まるのかも、申込時にチェックしておくと良いですね。

また、楽天カードや三井住友カードのように、同じカードの国際ブランド違いを2枚目カードとして提供している会社もあります。ポイントを集中して貯めたい方は、こういった選択方法も検討してみてください。

利用額上限が増える

1枚目のクレジットカードの利用上限額が10万円だったとして、2枚目のカードも利用上限額10万円で発行できた場合、最大で20万円までカード払いが可能です。

返済ができない金額を使うのはおすすめしませんが、「いざという時のため」の枠が増えるのは、安心につながります。

クレジットカードを何枚も持つデメリットは?使わないとどうなる?

クレジットカードの複数持ちは便利ですが、いくつかの注意点もあります。

また、予備として2枚目・3枚目のカードを作っても、使わない期間が長くなることがあるかもしれません。そういった場合の注意点も、併せてご紹介します。

クレジットカードを複数枚持つ4つのデメリット

クレジットカードが増えることのデメリットは、以下の4点です。

  • 年会費がかかる
  • 盗難や紛失のリスクがあがる
  • 支払い管理ができなくなる
  • ポイントが貯まりにくい

年会費がかかる

クレジットカードには、「年会費が無料のカード」と「年会費が有料のカード」があります。

さらに、「最初の1年間だけ年会費無料」「年間に1回でも利用すれば年会費無料」「年間○○円使えば年会費無料」といった条件付きのカードもあります。

特に、お手持ちのカードの中に「条件付きで年会費無料」のカードが含まれていると、いつの間にか年会費がかかってしまうという状態になってしまうので、注意が必要です。

普段使いをしないサブカードに関しては、年会費の条件を事前にしっかりと確認しておきましょう。

盗難や紛失のリスクがあがる

何枚もクレジットカードを持っていると、保管リスクもそれだけ上がります。

どこにしまったか分からなくなった、どこかへ落としてしまった、海外旅行中に盗まれてしまったという、盗難・紛失のリスクです。

保管場所には注意を払い、しっかりと管理してください。

支払い管理ができなくなる

予備としてではなく、実際に複数枚クレジットカードを使い分ける場合も、注意が必要です。

特に、カードによって引き落とし口座が別になっていると、うっかり口座残高が不足してしまい、引き落としができなくなるかもしれません。

銀行が発行するクレジットカードは引き落とし口座もその銀行に指定されているケースが多いので、口座残高についてはしっかりと管理しましょう。

また、引き落とし口座を1つの口座にまとめられている場合も、クレジットカードによって引き落とし日が異なるケースも多々あります。そういった場合も、口座残高が不足しないよう注意が必要です。

ポイントが貯まりにくい

こちらも複数のクレジットカードを使い分けている場合の注意点ですが、使用するカードが分散するということは、貯まるポイントも分散することになります。

特定のポイントを集中的に貯めたい方は、普段使用するカードをメインカードに集約させるか、ポイント交換制度を利用してポイントをまとめると良いでしょう。

ただし、他社ポイントに交換すると、1ポイントの価値が下がってしまう場合もあります。貯めたいポイントに交換する際の交換レートも、しっかり確認してください。

とはいえ、提携店の違いなど、カードによって得られる特典が異なる場合も多いです。ポイント以外に得られる利益の方が大きい場合は、そちらを優先することをおすすめします。

クレジットカードをずっと使わないとどうなる?

クレジットカードを使わないで放置していると、次の2つのリスクが出てきます。

  • 年会費無料の条件がクリアできなくなる
  • 紛失や不正利用の被害に気がつくのが遅れる

まず、「初年度年会費無料」や「年間50万円の利用で年会費無料」などの条件があるクレジットカードの場合、使っていないのに年会費だけ引き落とされてしまいます。

次に、カードの盗難や不正利用にも、気付きにくいです。最近は、カードは手元にあるもののデータだけ盗まれて不正に利用されるケースもありますので、身に覚えのないカード利用履歴についてはしっかりと確認するようにしてください。

近頃はカードの明細書がWeb明細になっているケースが多いので、カードを使用していなくても毎月の利用履歴はチェックするよう心がけましょう。もし不正利用が疑われる利用履歴が見つかったら、すぐにカード会社へ連絡して、利用停止の手続きをしてください。

使わないクレジットカードはどうする?

「複数枚のクレジットカードを所有しているけど、使い道がないまま放置している。」

こんな場合は、解約してしまうのがおすすめです。

年に数回でも利用し、上手にやりくりできていれば問題ありませんが、使用しないカードは管理に気が回りにくいですし、防犯上もあまり良くありません。

サブカードとして保有し続けても良いですが、少なくとも数年単位で使用がないカードに関しては、解約を検討してはいかがでしょうか。一度も使わずに解約したとしても、クレジットヒストリーに傷が付くことはありませんので、安心してください。

クレジットカードを2枚持ちして毎日お得に

クレジットカードを2枚持つと、それぞれのクレジットカードの特典を得られますし、万が一の予備カードとしても使えるため、メリットは多くなります。

カードが増える分、きちんと管理する必要はありますが、この記事でご紹介した注意点などに気をつけて、ぜひ有効活用してください。

【この記事で紹介したクレジットカード】

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