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ヨーロッパ旅行・留学におすすめのクレジットカード5選!選び方や注意点も

ヨーロッパ旅行・留学におすすめのクレジットカード5選!選び方や注意点も

ヨーロッパ各国で少しずつ違いはありますが、クレジットカードなどのキャッシュレス決済の普及率は総じて高く、どこでも便利に利用できます。

そのため、ヨーロッパに旅行・留学に行くならクレジットカードは必須と言って良いでしょう。

この記事では、ヨーロッパで役立つおすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。カードの選び方や注意点も解説していますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ヨーロッパで役立つおすすめクレジットカード5選

この記事でご紹介するヨーロッパにおすすめのクレジットカードは、下記の5枚です。

クレジットカードの種類特徴
エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインで安心
ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードポイントで無料宿泊やマイルへの交換が可能
三井住友カード ゴールド(NL)初めてのゴールドカードに最適

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

エポスカード|年会費無料で保険が自動付帯※

カード名称エポスカード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa
申し込み資格18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典Web入会で2,000エポスポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
JALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯※)傷害死亡・後遺障害 最高 500万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.eposcard.co.jp/index.html

「エポスカード」は、年会費が永年無料でありながら海外旅行傷害保険が自動付帯※のクレジットカードです。国際ブランドがVisaなので、MastercardやAmerican Expressとの2枚持ち・3枚持ちにもおすすめです。

通常のお買い物200円につき1エポスポイントが貯まり、貯まったポイントはマルイでの買い物時やクレジットカードの支払いに、1ポイント1円として利用可能。JALマイル・ANAマイル、dポイントやAmazonギフト券にも交換できるなど、汎用性も高いです。

ショッピング保険は付帯していませんが、「エポスお買い物あんしんサービス」という有料オプションもおすすめ。年会費1,000円で年間支払限度額50万円まで補償されますので、旅行前に加入しておくと良いでしょう。エポスポイントでの支払いもできます。

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

エポスカードはWebでの申し込み後にマルイの店舗にて即日受取も可能です。急いでいる方も、エポスカードを検討してみてください。

三井住友カード(NL)|ナンバーレスデザインで安心

カード名称三井住友カード(NL)
年会費(税込)永年無料
国際ブランドVisa、Mastercard
申し込み資格18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)永年無料
家族カード年会費(税込)永年無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高50万円/回
疾病費用 最高50万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高15万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済iD(専用)、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード最短10秒発行
※即時発行ができない場合があります。
公式URLhttps://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp

「三井住友カード(NL)」は、カード番号などが印字されていないナンバーレスデザインを採用。番号や有効期限はアプリで確認します。

国際ブランドは「Visa」と「Mastercard」から選べますが、どちらもヨーロッパで安定して使えるため、メインカードの候補にもなる1枚です。

このカードは年会費無料ながら、海外旅行傷害保険は最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害)の補償があります。利用付帯ですので、旅行費用や飛行機の航空券などを三井住友カード (NL)で支払っておきましょう。

カードの紛失・盗難の際は、連絡をした日から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を補償してもらえます。

また、非接触決済「Visaのタッチ決済」と「Mastercardコンタクトレス」対応のため、スーパーやコンビニで、カードリーダーにかざすだけで支払いが可能です。

最短10秒で審査が完了する即時発行サービスもあり、こちらを利用すればカードが手元に届く前にネットでの決済などに利用できます。 ※即時発行ができない場合があります。

ライフカード(学生専用)|海外ショッピング額の3%をキャッシュバック

カード名称ライフカード 学生専用
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
申し込み資格高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方
入会特典2,000ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント5円
ポイント還元率0.5%(1,000円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=2.5マイル
ポイント有効期限最大5年間
ETCカード年会費(税込)初年度年会費無料2年目以降1,100円
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)
発行スピード最短3営業日
公式URLhttps://www.lifecard.co.jp/card/credit/std/

「ライフカード 学生専用」は、高校生をのぞく満25歳以下の学生だけが申し込みできるカードです。

年会費無料で、海外旅行傷害保険も自動付帯。「LIFE DESK(日本語サービス)」を利用すれば日本語でのサポートが受けられるため、初めての海外旅行でも安心です。

ポイント還元率はあまり良くありませんが、海外でショッピングに利用した総額の3%がキャッシュバックされるため、海外旅行にはぜひ持って行きたい一枚と言えるでしょう。

学生向けではない通常のライフカードもありますが、下記の付帯サービスは学生専用カードのみの特典となっています。

  • 海外旅行傷害保険(自動付帯)
  • 海外キャッシュバックサービス
  • 携帯利用料金決済deプレゼント

学生時代ならではの優遇されたカードですので、学生の方はぜひ作っておきましょう。

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|ポイントで無料宿泊やマイルへの交換が可能

カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費(税込)49,500円
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格20歳以上の定職のある方で日本在住の方
入会特典利用ボーナスポイント付与など
ポイントの価値1ポイント約0.4円※JAL Global Walletに換金した場合のレート
ポイント還元率・約1.2%(100円=3ポイント/通常利用の場合)
・約2.4%(100円=6ポイント/参加ホテルで使用の場合)
交換可能マイルJALマイル、ANAマイル、スカイマイルなど38社
交換レート3ポイント=1マイル
ポイント有効期限2年間(ポイント付与のタイミングで2年延長)
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)1枚無料 2枚目以降24,750円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・傷害後遺障害1億円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高4,000万円/回
携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・傷害後遺障害5,000万円
ショッピング保険年間最高500万円
キャッシュレス決済Apple Pay、アメックスのタッチ決済
発行スピード約3週間
公式URLhttps://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/marriott-bonvoy-premium-card/

「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、旅行好きな方から支持されていた「SPG(スターウッド プリファード ゲスト)・アメリカン・エキスプレス・カード」の後継カードです。

ヨーロッパはアメックスの普及率はそこまで高くないものの、マリオットボンヴォイ系列のホテルはたくさんあります。

通常の買い物時に貯まるポイントは100円につき3ポイントですが、マリオットボンヴォイ系列ホテルの宿泊料金の支払い時には100円につき6ポイント貯まるので、宿泊先をマリオットボンヴォイ系列にすれば、ポイントをたくさん貯められますよ。

また、「年間150万円以上カードを利用すると、翌年の更新時に最大5万ポイントの無料宿泊特典がもらえる」という特典もあります。年会費は高額ですが、マリオット系列のホテルに無料宿泊できるため、実質無料と言っても良いでしょう。

普段の生活でクレジットカードを年間150万円以上利用する方は、この機会にMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを検討してみてはいかがでしょうか。

ポイント還元率も良く、貯まったポイントはJALやANA、ブリティッシュ エアウェイズ、エールフランスやアメリカン航空など、複数の航空会社のマイルに交換可能です。(2022年9月現在38社)

下記のアメリカン・エキスプレス・カード特典も利用できますので、旅行好きな方はぜひ検討してみてください。

  • 空港ラウンジの利用が同伴者1名まで無料
  • 海外旅行の出発・帰国時(自宅ー空港間)に、カード会員1名につきスーツケース1個を無料配送

    最大45,000ポイントを獲得できる紹介リンクをご希望の方は、以下のフォームにお名前とメールアドレスを入力してください。紹介リンクをお送りいたします。

    ※スマホのキャリアのメールは届かない可能性がありますので、gmailやyahoo!などのフリーメールをご利用ください
    ※メールが届かないバイは、迷惑メールフォルダもご確認ください

    三井住友カード ゴールド(NL)|初めてのゴールドカードに最適

    カード名称三井住友カード ゴールド(NL)
    年会費(税込)5,500円
    ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料
    ※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
    国際ブランドVisa、Mastercard
    申し込み資格満20歳以上で、本人に安定継続収入のある方
    入会特典加入月の11ヵ月後末までに100万円の利用で毎年10,000ポイント付与
    ポイントの価値1ポイント1円
    ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
    ※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
    交換可能マイルANAマイル
    交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
    ポイント有効期限3年間
    ETCカード年会費(税込)無料
    家族カード年会費(税込)無料
    海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
    治療費用 最高100万円/回
    疾病費用 最高100万円/回
    賠償責任 最高2,500万円/回
    携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
    国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
    ショッピング保険年間最大300万円
    キャッシュレス決済iD(専用)、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
    発行スピード最短10秒発行
    ※即時発行ができない場合があります。
    公式URLhttps://www.smbc-card.com/nyukai/card/gold-numberless.jsp

    「三井住友カード ゴールド(NL)」は、この記事の前半でご紹介した「三井住友カード(NL)」のゴールド版です。こちらも、カード番号や有効期限の記載がないナンバーレスデザインを採用しているため番号が知られることがなく、セキュリティが高いカードです。

    ゴールドカードの特典はしっかり付帯しており、海外旅行傷害保険の補償は最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害)。国内旅行保険やショッピング保険も付帯しています。国内主要空港の空港ラウンジも利用が可能です。

    ゴールドカードながら年会費は5,500円(税込)とリーズナブルで、しかも最初の1年間※に年間100万円以上のカード利用があれば、翌年以降は年会費が永年無料になります。

    ※カード加入日から11ヵ月後の末日まで。2年目以降も100万円を超えた翌年から永年無料(対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください)

    また、毎年100万円以上のカード利用があれば、ボーナスポイントとして毎年10,000ポイントの付与もあります。

    社会人になって初めてゴールドカードを作りたいという方にも、おすすめの1枚です。

    ヨーロッパのクレジットカード事情

    国によって多少の違いはあるものの、ヨーロッパではクレジットカードが使える場所がたくさんあります。

    ヨーロッパのクレジットカード事情は、以下の通りです。

    • ヨーロッパではキャッシュレス化が進んでいる
    • 最もキャッシュレス化が進んでいる国はスウェーデン
    • イギリスはデビットカードが主流
    • ドイツは現金派も多い
    • カードが使えない場所は露店やディスカウントストアなど

    ヨーロッパではキャッシュレス化が進んでいる

    日本と比べ、ヨーロッパはキャッシュレス化が進んでいます。

    国や地域で違いはあるものの、デパートやスーパーマーケット、ホテルやレストランだけでなく、コーヒーのテイクアウトや郵便局などでもクレジットカードが使えます。

    日本においても言えますが、ヨーロッパでもやはり大都市の方が、キャッシュレス化が進んでいるようです。

    最もキャッシュレス化が進んでいる国はスウェーデン

    ヨーロッパで最もキャッシュレス化が進んでいるのは、北欧のスウェーデンです。

    世界全体で見ると、キャッシュレス化が進んでいるのは「1位 韓国」「2位 中国」「3位 カナダ」「4位 シンガポール」「5位 スウェーデン」の順になります。

    北欧では現金使用率も15%程度と低く、カード払いが定着していることが伺えます。

    イギリスはデビットカードが主流

    実はヨーロッパでは、クレジットカードではなくデビットカードが主流という国も多いのです。

    イギリスやデンマークなどがこれに当てはまり、ヨーロッパで「カード」というと、デビットカードを指す国も少なくありません。

    デビットカードは、支払いの際に銀行口座から直接引き落とされる仕組みで、口座残高以上は支払いができないのが特徴です。

    デビットカードを発行する銀行が異なっていても、国際ブランドが同じであれば大丈夫。Visaが使えるお店なら、どこの銀行のVisaデビットカードでも利用可能です。

    ちなみに、VisaデビットカードもVisaのクレジットカードも、Visaが使えるお店なら同様に使えます。クレジットカード派の方も、安心してください。

    ドイツは現金派も多い

    同じヨーロッパでも、ドイツなどはまだまだ現金派が主流です。キャッシュレス決済の普及率は、日本よりも低いほど。特に、地方の電車の券売機など、まだ現金しか使えないシーンも多いようです。

    とは言え、現金をたくさん持ち歩くのはあまりおすすめしませんので、クレジットカードは必要です。実際、若者を中心にモバイル決済やデビットカードなどが広まりつつあり、レストランやスーパーマーケットなどではクレジットカードも問題なく利用できます。

    現金が必要な際は、クレジットカードのキャッシング機能を利用して、ATMから現地通貨を引き出すと良いでしょう。

    カードが使えない場所は露店やディスカウントストアなど

    クレジットカードが使えないのは、次のような場面です。

    • 露店などの小さなお店
    • ディスカウントストア
    • 有料の公衆トイレ
    • チップ

    クレジットカード利用不可のマークがあるお店は分かりやすいですが、少額の買い物などでは、お店によって断られることもあります。

    ただ、国によっては有料トイレにもカードの読み取り機が設置されているなど、国によって対応は異なります。

    チップは国によっては不要なケースもあり、またイギリスやオランダなどチップが必要な国の場合でも、現金が必要な場面とカードで払える場面があるなど、まちまちです。スタッフに直接支払いたい場面では、現金が必要になります。

    ヨーロッパで使えるクレジットカードの選び方

    ヨーロッパに持って行くクレジットカードを選ぶ際は、下記の点に注意しましょう。

    • 国際ブランドは「Visa」か「Mastercard」がおすすめ
    • JSBカードは使えるお店が少ない
    • ICチップ付きのクレジットカードにする
    • 海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶ
    • 高ステータスのアメックスの普及率は?

    国際ブランドは「Visa」か「Mastercard」がおすすめ

    ヨーロッパで普及している国際ブランドは「Visa」と「Mastercard」です。

    この2つを持っていれば、大抵のお店で利用可能です。

    JSBカードは使えるお店が少ない

    日本では普及率の高いJCBブランドですが、残念ながらヨーロッパでは、使えるお店はほとんどないと思っておきましょう。

    日本からの旅行者が多い観光地などでは一部使えるお店もあるようですが、探す手間もかかります。

    日本でJCBカードをメインに使っている方は、この機会にVisaやMastercardブランドのクレジットカードを作っておくと良いでしょう。

    ICチップ付きのクレジットカードにする

    最近のクレジットカードは、「ICチップ」がついているものがほとんどです。

    クレジットカードの表面に金色の四角い金属がついていると思いますので、チェックしてみてください。

    ICチップがあるとセキュリティが向上するため、広く普及しています。お手持ちのクレジットカードにICチップがついていない場合は、ICチップ付きの新しいカードに切り替えておきましょう。

    ICチップ付きのクレジットカードはサインが不要になり、暗証番号の入力だけで決済できます。

    海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶ

    海外旅行中は、万が一の病気や事故に備えて「海外旅行傷害保険」などの保険に加入しておくことをおすすめします。

    海外では、日本に比べて医療費が高額になることが多く、ちょっとした怪我で医者に通う場合でも、保険の補償がないと大変だという話はよく聞かれます。

    保険会社の保険に加入しても良いのですが、お手軽なのは「クレジットカードの付帯保険」を利用する方法です。

    この記事で紹介しているクレジットカードには、すべて「海外旅行傷害保険」がついていますので、補償の内容を確認し、不安があれば上位カードを選ぶなどの参考にしてください。

    また、その際には、「利用付帯」「自動付帯」かも確認しておきましょう。

    「利用付帯」とは、そのクレジットカードを使って旅行の費用(募集型企画旅行費用)や 飛行機の登場チケットなど(搭乗する公共交通乗用具)を購入していることが条件となります。

    「自動付帯」とは、そのクレジットカードの会員であれば、旅行費用を支払っていなくても補償の対象となるカードです。この記事でご紹介したカードのうち、海外旅行傷害保険が自動付帯なのはライフカード(学生)です。年会費が無料ですので、ぜひ作成しておきましょう。

    高ステータスのアメックスの普及率は?

    日本では高いステータス性で人気のアメリカン・エキスプレス・カードですが、ヨーロッパではあまり普及していません。

    アメリカ系列のホテルでは、デポジット代わりに利用すると特典が得られる可能性がありますが、普通のコンビニやスーパーで使うなら、「Visa」か「Mastercard」があれば十分でしょう。

    普段アメックスを利用している方は、サブカードとして「Visa」か「Mastercard」を一枚用意しておくことをおすすめします。

    ヨーロッパ旅行でクレジットカードが必要な理由

    「現金があればクレジットカードなんてなくても過ごせるのでは?」と思う方もいるかも知れませんが、クレジットカードをおすすめするには次のような理由があります。

    • 大金を持ち歩かなくて良い
    • スウェーデンでは現金お断りのお店も
    • 為替手数料は現金より安い
    • 現金が必要な時にキャッシングできる
    • ホテルやレンタカーのデポジットに使える
    • 海外旅行保険が付帯しているので安心
    • 空港ラウンジが使える

    大金を持ち歩かなくて良い

    海外では、現金を盗まれる危険性が日本に比べて遥かに高くなります。スリやひったくり、置き引きなど、日本人旅行者が巻き込まれる被害はとても多いのです。

    その点、クレジットカードならたとえ盗難被害にあったとしても、利用停止をすれば被害を抑えられます。

    また、クレジットカードには盗難補償が付帯しているため、届け出た日からさかのぼって不正利用を補償してもらえます。

    盗難補償してもらえる期間は60日や90日など、クレジットカードによって異なります。カード比較の際にチェックしておきましょう。

    スウェーデンでは現金お断りのお店も

    キャッシュレス大国スウェーデンでは、現金お断りのお店もあります。

    日本でもスマホ決済のみのお店など現金が使えないお店も少しずつ増えていますので、この機会に現金派の方もクレジットカードを作成しておくことをおすすめします。

    為替手数料は現金より安い

    日本円をユーロやポンドなど現地通貨に両替するには、2〜3%の為替手数料が必要です。しかも、余った現地通貨は、日本円へ再び両替しなくてはいけません。ここでもまた為替手数料が発生します。

    その点、クレジットカードでの買い物なら、海外手数料はおおむね2%程度です。総じて両替するよりも手数料を安く抑えられるため、クレジットカード決済がおすすめです。

    現金が必要な時にキャッシングできる

    ヨーロッパの多くの場面でクレジットカードが使えるとは言え、現金が必要になる場面も出てきますよね。

    そんな時は、「クレジットカードのキャッシング」が便利です。

    ただし、クレジットカードによってはキャッシング枠が付いていないこともありますので、申し込む際に確認しておきましょう。

    ホテルやレンタカーのデポジットに使える

    ホテルやレンタカーを利用する際に、デポジット(保証金)が必要になるケースがあります。

    日本では馴染みのない制度ですが、海外では一般的で、宿泊料と同等の金額を求められる場合も珍しくありません。

    そんな時でも、クレジットカードがあればデポジットとして利用できます。

    現金で払っても良いのですが、帰国間際に返金されると現地通貨の再両替が必要になりますし、大金を持ち歩くことにも繋がりますので、クレジットカードの方が安全で安心できますね。

    海外旅行保険が付帯しているので安心

    一般的に、クレジットカードの海外旅行傷害保険はゴールドカード以上に付帯していることが多いですが、中には年会費無料の一般カードでも海外旅行保険の補償が受けられるカードもあります。

    上限額やカード会社による条件などはありますが、クレジットカード付帯保険の補償額は、複数枚のカードの補償額を合算することができ、安心です。

    ただし、クレジットカード付帯保険の場合、家族や同伴者への補償は含まれない場合が多いです。補償内容に不安がある方は、保険会社の保険も組み合わせて使ってみましょう。

    空港ラウンジが使える

    ゴールドカード以上のクレジットカードなら、国内主要空港の空港ラウンジが使えます。

    海外の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」や「ラウンジキー」といったサービスが使えるカードもあります。

    空港ラウンジには、フリードリンクサービスや無線LAN環境などがあり、出発までの時間をゆっくり過ごすことができますよ。

    同伴者は有料の場合が多いですが、カードによっては無料で利用できるカードもありますので、チェックしてみてください。

    まとめ

    ヨーロッパ周遊旅行など複数の国を旅する際にも、クレジットカードは共通で使えて便利です。

    多くの現金を持ち歩くのは危険ですし、ホテルやレンタカーを利用する際の身分証代わりにも使えます。予備も兼ねて2~3枚持っていると安心ですので、この機会に海外旅行用のカードを作っておきましょう。

    クレジットカードを活用して、素敵な旅を満喫してください。

    【この記事で紹介したクレジットカード】

    クレジットカードの種類特徴
    エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
    三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインで安心
    ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
    Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードポイントで無料宿泊やマイルへの交換が可能
    三井住友カード ゴールド(NL)初めてのゴールドカードに最適

    ※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

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