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【2024年】タイ旅行におすすめのクレジットカード6選!使い方や注意点も

【2023年】タイ旅行におすすめのクレジットカード6選!使い方や注意点も

キャッシュレス決済が普及しつつあるタイでは、主な観光地なら主要な国際ブランドのクレジットカードが利用可能です。

ただし、クレジットカードの使い方やセキュリティに関してはタイならではの事情があり、覚えておきたい注意点もいくつか存在します。

この記事では、そういった注意点を紹介するとともに、タイでの利用におすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。タイ旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

タイで使えるおすすめクレジットカード6選

タイで使えるおすすめクレジットカード6選

今回ご紹介するタイでの利用におすすめのクレジットカードは以下の6枚です。

クレジットカードの種類特徴
エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
JCB CARD WJCBプラザラウンジにて日本語でサービスが受けられる
三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心
ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード貯めたポイントを年間上限なしでANAマイルに交換可能
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードマリオット系列ホテルで優遇が受けられる

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

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エポスカード|年会費無料で保険が自動付帯※

エポスカード
カード名称エポスカード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典Web入会で2,000エポスポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイントあたり1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
JALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯※)傷害死亡・後遺障害 最高 500万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.eposcard.co.jp/index.html

「エポスカード」は、年会費が永年無料でありながら海外旅行傷害保険が自動付帯※のクレジットカードです。

クレジットカードの付帯保険の保障は複数のカードで合算できるため、持っているだけで保険の対象になるエポスカードは、サブカードとしてもおすすめです。

通常のお買い物200円につき1エポスポイントが貯まり、貯まったポイントはマルイでの買い物時やクレジットカードの支払いに、1ポイント1円として利用できますよ。

Webでの申し込み後にマルイの店舗にて即日受取することも可能ですので、急いでいる方もエポスカードを検討してみましょう。

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

JCB CARD W|JCBプラザラウンジにて日本語のサービスが受けられる

JCB CARD W
カード名称JCB CARD W
年会費(税込)無料
国際ブランドJCB
申し込み資格18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。
入会特典
ポイントの価値1ポイントあたり3円
ポイント還元率0.6%(1,000円=2ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
交換レート・ANAマイル:1ポイント=3マイル
・JALマイル:1ポイント=3マイル
・スカイマイル:1ポイント=3マイル
ポイント有効期限獲得月から2年後の15日まで
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 2,000万円
治療費用 最高100万円/回
疾病費用 最高100万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円) 最高20万円/1旅行中
国内旅行傷害保険
ショッピング保険年間最高100万円
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、QUICPay、JCBコンタクトレス
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html

タイには「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」があり、フリードリンクやマッサージ機、荷物の一時預かりや、割引特典のあるお店の予約をしてもらえるサービスが利用可能です。

これらのサービスが日本語で受けられるため、日本人に人気のスポットとなっています。

利用条件は、JCBブランドが付いたカードを保有していること。JCBブランドならどの種類でもOKですので、日本語サポートを受けたい方は、JCBカードを準備しておくと良いでしょう。

中でもおすすめなのが、「JCB CARD W」。18歳以上39歳以下かつWebからのみ申し込み可能なクレジットカードです。

年会費が無料で、39歳までに申し込めばそれ以降も年会費永年無料でカードを持ち続けられますので、39歳以下の方は早めに作っておくと良いでしょう。

利用額に応じてOki Dokiポイントが貯まりますし、付帯している海外旅行傷害保険の補償額も最高2,000万円(死亡後遺障害)と高額。利用付帯ですので、旅行会社への支払や飛行機の航空券などを、JCB CARD Wで支払っておきましょう。

ライフカード(学生専用)|海外ショッピング額の3%をキャッシュバック

ライフカード(学生専用)
カード名称ライフカード 学生専用
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa 、Mastercard、JCB
申し込み資格高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方
入会特典2,000ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイントあたり4円〜4.7円
※キャッシュバックに利用する場合
ポイント還元率0.5%(1,000円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=2.5マイル
ポイント有効期限最大5年間
ETCカード年会費(税込)初年度年会費無料
2年目以降1,100円
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)
発行スピード最短2営業日
公式URLhttps://www.lifecard.co.jp/

「ライフカード(学生専用)」は、高校生をのぞく満25歳以下の学生だけが申し込みできるクレジットカードです。

国際ブランドは「Visa 、Mastercard、JCB」の3つから選べるため、メインカードとは別の国際ブランドでサブカードを探している方にもぴったり。

学生向けのカードということもあり、年会費は無料で海外旅行傷害保険も自動付帯です。「LIFE DESK(日本語サービス)」があるため、初めての海外旅行でも日本語でサポートが受けられます。

また、海外でショッピングに利用した総額の3%がキャッシュバックされるため、海外旅行中に大きな買い物を予定している学生さんにもおすすめです。

卒業後は一般カードに切り替えになり、海外旅行傷害保険やキャッシュバック特典がなくなりますので、学生の間だけの特典を活用してください。

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三井住友カード(NL)|ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心

三井住友カード(NL)
カード名称三井住友カード(NL)
年会費(税込)永年無料
国際ブランドVisa 、Mastercard
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典
ポイントの価値1ポイント1円分
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限ポイントの最終変動日から1年間(自動延長)
ETCカード年会費(税込)550円(初年度無料)
前年1回の利用で翌年無料
家族カード年会費(税込)永年無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高50万円/回
疾病費用 最高50万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高15万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済iD(専用)、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード最短10秒発行
※即時発行ができない場合があります。
公式URLhttps://www.smbc-card.com/index.jsp

「三井住友カード(NL)」は、カード番号などが印字されていない「ナンバーレス」デザインを採用したクレジットカードです。番号や有効期限は、アプリで確認します。

選べる国際ブランドは、「Visa」と「Mastercard」。VisaやMastercardブランドはタイでも安定して使えるため、メインカードとしてもおすすめのクレジットカードです。

年会費は無料ですが、海外旅行傷害保険の補償額は最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害)と充実。利用付帯ですので、旅行費用や飛行機の航空券などを三井住友カード (NL)で支払っておきましょう。

また、学生には「学生ポイント」サービスがあり、Huluなど対象のサブスクの支払いに利用すると、最大10%のポイント還元があります。対象の携帯料金の支払いで最大2%、対象のQRコード決済のチャージ&ペイ支払いで最大3%ポイントが還元されるなど、普段使いでもポイントを貯めやすくなっています。

※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード|貯めたポイントを年間上限なしでANAマイルに交換可能

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
カード名称ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費(税込)34,100円
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格20歳以上の定職のある方
入会特典2,000マイル、その他ボーナスポイント付与
ポイントの価値1ポイントあたり0.3円
※カード利用代金の支払いにポイントを利用する場合
ポイント還元率0.3%(100円=1ポイント)
交換可能マイルANAマイル
交換レート1,000ポイント=1,000マイル
ポイント有効期限無期限
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)17,050円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高1億円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高4,000万円/回
携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
ショッピング保険年間最高500万円
キャッシュレス決済楽天Edy
発行スピード約3週間
公式URLhttps://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/

「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」は、ANAマイルを効率よく貯めたい方におすすめのクレジットカードです。

通常の買い物で100円につき1ポイントが貯まり、「ANAカードマイルプラス加盟店」でカードを利用すると、それに加え1マイルが自動的に貯まります。

ポイントをマイルに交換する際の年間上限がなく、移行時の手数料がかからない点も、大きな特徴。年会費はかかりますが、カードの年間利用額が多く、たくさん貯まったポイントをすべてANAマイルに交換したい方には、非常におすすめです。

また、国内外29ヶ所の空港ラウンジが同伴者1名まで無料で使える点も、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの大きな特徴です。夫婦や恋人同士で旅行に行く際にも、使いやすいのではないでしょうか。

1,300ヶ所以上の国内・海外空港ラウンジで使える「プライオリティ・パス」も年会費無料で申し込め、こちらを利用すると海外の空港ラウンジが年2回まで無料で利用可能です。

海外旅行傷害保険などの手厚いサポートも付帯していますので、普段からANAの飛行機に乗る機会が多い方はぜひ検討してみてください。

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|マリオット系列ホテルで優遇が受けられる

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費(税込)49,500円
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格20歳以上の定職のある方で日本在住の方
入会特典利用ボーナスポイント付与など
ポイントの価値1ポイント約0.4円
※JAL Global Walletに換金した場合のレート
ポイント還元率・約1.2%(100円=3ポイント/通常利用の場合)
・約2.4%(100円=6ポイント/参加ホテルで使用の場合)
交換可能マイルJALマイル、ANAマイル、スカイマイルなど38社
交換レート3ポイント=1マイル
ポイント有効期限2年間(ポイント付与のタイミングで2年延長)
ETCカード年会費(税込)無料※発行手数料935円
家族カード年会費(税込)1枚無料 2枚目以降24,750円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・傷害後遺障害1億円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高4,000万円/回
携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・傷害後遺障害5,000万円
ショッピング保険年間最高500万円
キャッシュレス決済Apple Pay、アメックスのタッチ決済
発行スピード約3週間
公式URLhttps://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/marriott-bonvoy-premium-card/

「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、マリオット・インターナショナルが提携しているカードです。

Marriott Bonvoy参加ホテルの宿泊料金の支払い時には100円につき6ポイント、通常の買い物時でも100円につき3ポイント「Marriott Bonvoyポイント」が貯まるためポイント付与率が高く、貯まったポイントはMarriott Bonvoy参加ホテルの無料宿泊に利用できます。

所有しているだけでマリオットの上級会員資格が得られる点も、このカードの大きな特徴です。通常は「Marriott系列ホテルに年間25泊以上宿泊」という条件を満たした人に与えられる「Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格」が、カード発行とともに得られます。

タイの首都バンコクやリゾート地として人気のプーケット島には、マリオットやシェラトン、リッツカールトンなど、マリオット系列ホテルが多いですし、ゴールドエリート会員なら部屋のアップグレードやウエルカムギフトなど、さまざまな特典が受けられる可能性が高いです。

これらのホテルに宿泊予定の方は、ぜひ持っておきたいカードと言えるでしょう。

    最大45,000ポイントを獲得できる紹介リンクをご希望の方は、以下のフォームにお名前とメールアドレスを入力してください。紹介リンクをお送りいたします。

    ※スマホのキャリアのメールは届かない可能性がありますので、gmailやyahoo!などのフリーメールをご利用ください
    ※メールが届かないバイは、迷惑メールフォルダもご確認ください

    タイではクレジットカードが使えない?タイのクレジットカード事情

    タイの首都バンコクや人気観光地チェンマイなど、大都市や人気の観光地はキャッシュレス決済が普及しています。そのため、クレジットカードの利用も可能です。

    ただし、2019年時点の調査では、タイ国内でのクレジットカード普及率はわずか6%と一桁台。現地の人たちはクレジットカードよりも手軽な、QRコード決済を利用していることが多いようです。

    同じ東南アジアのシンガポールではデビットカードの普及率が高くなっており、国によって色々な方法でキャッシュレス化が進んでいることが分かります。

    タイでクレジットカードが使える場所

    タイの首都バンコクやチェンマイなど、大都市や主な観光地ではクレジットカードが問題なく使えます。

    ただし、まだまだクレジットカードが使えないケースもあるため、注意が必要です。クレジットカードが使える主な場面は次の通りです。

    • ホテル
    • 免税店
    • 中規模以上のレストラン
    • デパートやスーパーマーケット
    • マクドナルドなどのチェーン店
    • コンビニエンスストア(金額制限がある場合あり)

    クレジットカードが使えるお店は、観光客やビジネスマンが滞在する大都市や観光地を中心に広がっています。

    また、タイにも日本でおなじみのセブン-イレブンがあり、クレジットカードや「Visaのタッチ決済」が使えるようになっています。

    ただし、コンビニの一部店舗では「少額のクレジットカード決済はお断り」としている場合もありますので、利用の際は注意してください。

    タイでクレジットカードが使えない場所

    クレジットカードが使えないケースとしては、次のような場合があげられます。

    • 電車・バス
    • タクシー・トゥクトゥクなど
    • 個人商店(タイ古式マッサージ店など)
    • 小規模な店舗や屋台
    • チップ

    電車・バス

    タイでの観光に便利な「BTS(スカイトレイン)」では、駅の窓口でクレジットカードが使えます。

    ですが、クレジットカードで購入できる金額は300〜3,000バーツと決まっています。一日乗車券などを購入する場合でもそこまでの金額にならないので、実質使えないと思っておいた方が良いでしょう。

    ただ、タイの電車の中でも、次の路線ではクレジットカードのタッチ決済が利用可能になりました。

    • MRTパープルライン
    • MRTブルーライン
    • SRTレッドライン

    クレジットカードやデビットカードに非接触決済機能(タッチ決済・コンタクトレス決済)が付帯していれば、カードを読み取り機にかざすだけで改札を通れます。

    バンコク公共交通局が運営するバスや電気ボート、高速料金の支払いにも利用可能です。

    タクシー・トゥクトゥクなど

    タクシーやトゥクトゥクを利用する場合は、現金で支払う必要があります。

    観光客にも人気のトゥクトゥクの料金は、運転手との交渉で決まります。観光客相手だとふっかけてくることがありますので、注意して利用してください。

    タクシーも同様で、現金払いのみのタクシーが一般的です。中にはメーターを動かさずに発車する運転手やマナーが悪い運転手もいますので、注意しましょう。

    タイでタクシーに乗る際は、配車アプリの利用がおすすめです。「Grab(グラブ)」や、「Bolt(ボルト)」「CABB(キャブ)」といったアプリを利用すれば、事前に目的地情報を入力し、クレジットカードで支払えます。ボッタクリの心配も、ありません。

    個人商店(タイ古式マッサージ店など)

    タイのマッサージ店はリーズナブルなお店も多く、旅行中の楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。

    大きなマッサージ店ではクレジットカード払いも可能ですが、個人で経営しているような小さな店舗では、カード払いに対応していない場合があります。

    小規模な店舗や屋台

    屋台のグルメやマーケットでの買い物を楽しむ方もいると思います。小さな露天や屋台などはクレジットカードに対応していないため、現金を用意していきましょう。

    チップ

    タイではチップの習慣が定着しているため、次のような場合は現金でチップを払いましょう。

    • マッサージ店で施術を受ける
    • ホテルで荷物を運んでもらう、ベッドメイキングしてもらう
    • 高級レストランで食事をする
    • タクシーに乗車した際

    金額はだいたい20バーツから100バーツで、紙幣を使って支払うと良いでしょう。タクシーの場合はお釣りの小銭を受け取らずに、チップとするのがおすすめです。

    ただし、フードコートや屋台、ファーストフードチェーンなどではチップを払う必要はありません。

    QRコード決済も普及している

    日本でも普及しつつあるQRコード決済は、タイでも広まっています。実際、クレジットカードに対応していない屋台などでも、QR決済はできる場合が多いです。

    今回は、タイで有名なQRコード決済アプリを3つ紹介します。

    ※ただし、いずれも観光目的での利用は難しいのが現状です。

    PromptPay

    「PromptPay」は、タイの金融機関を横断するQRコード決済サービスで、紐付けた銀行口座から支払われます。

    タイに銀行口座を持っている方が対象のサービスです。

    Rabbit LINE Pay

    「Rabbit LINE Pay」は、日本におけるSuicaのような位置づけの「Rabbitカード」と、「LINE」の決済機能である「LINEPay」が合体したサービスです。

    日本でLINEアプリを使っている方も、別のアカウント登録が必要です。また、日本円では支払いができず、タイで利用できる電話番号での登録も必要となります。

    その他に、タイの労働許可証や長期滞在を示す証明書の提示が必要ですので、短期間の観光で利用するのは難しそうです。

    TrueMoney Wallet

    「TrueMoney Wallet」は、セブン-イレブンでチャージ(トップアップ)できるなど、利便性が高いQRコード決済です。

    こちらもタイでの労働許可証などがないと、登録ができません。

    タッチ決済も徐々に普及している

    最近のクレジットカードには非接触決済機能が付帯しており、読み取り機にクレジットカードをかざすだけで、決済が完了します。

    「タッチ決済」や「コンタクトレス決済」などと呼ばれている機能ですが、タイでは、セブン-イレブンやMRT、路線バス、定期船(電動ボート)などにこのタッチ決済が導入されています。

    タイで使うクレジットカードを選ぶポイント

    タイで使うクレジットカードを選ぶ際には、次の点に注目すると良いでしょう。

    • 国際ブランドは「Visa」か「Mastercard」を選ぶ
    • ブランドの異なるカードを2〜3枚準備する
    • キャッシング機能が使えると便利
    • 海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶ
    • 現地で優待が受けられるカードを選ぶ

    国際ブランドは「Visa」「Mastercard」を選ぶ

    クレジットカードのブランドには、「Visa」か「Mastercard」を選ぶといいでしょう。

    これら2種類のブランドは国際的に見ても普及率が最も高く、1枚持っているとどこでも安定して使えます。

    また、「JCB」は海外での普及率はあまり高くないのですが、タイでは利用可能な場合が多いです。バンコクのJCBプラザを利用予定の方は、サブカードとして1枚持っておくと安心です。

    ブランドの異なるカードを2〜3枚準備する

    クレジットカードはメインのカード以外にも、サブカードとして2,3枚ブランドが異なるカードを準備しておくことをおすすめします。

    万が一の盗難や紛失といったトラブルにあった場合でも、複数のカードを持っていれば引き続きクレジットカード払いが利用できますし、キャッシング機能を使って現金を準備できます。

    カードの破損や磁気不良などのトラブルで使えない場合も、サブカードがあればカード決済ができるため、安心です。

    また、店舗によっては使えるブランドが限られている場合もあります。VisaかMastercard、そしてJCBなど、ブランドを分けて持っていきましょう。

    キャッシング機能が使えると便利

    クレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、海外のATMから現地通貨が引き出せます。

    ただし、キャッシング機能は申込時に枠を設定していないと利用できません。渡航前に、カード会社のマイページなどからキャッシング利用ができるかどうか確認しておきましょう。

    海外旅行保険が付帯しているカードを選ぶ

    海外に渡航するなら、旅行傷害保険の加入は必須です。

    海外の医療費は日本に比べ非常に高く、ちょっとのケガや病気でも高額の医療費を請求されます。そのため、保険に加入していないと万が一の時に非常に不安です。

    保険会社の保険に加入しても良いのですが、近年は「クレジットカードの付帯保険」も補償内容や補償額が充実しています。

    この記事で紹介しているすべてのクレジットカードには「海外旅行傷害保険」が付帯していますので、補償の内容をぜひ確認しておきましょう。

    「利用付帯」か「自動付帯」かもチェック

    クレジットカードに付帯した海外旅行傷害保険には、補償を受けるための条件があります。それが「利用付帯」「自動付帯」と呼ばれる条件です。

    「利用付帯」の場合、そのクレジットカードを使って旅行の費用(募集型企画旅行費用)や 飛行機の搭乗チケットなど(搭乗する公共交通乗用具)を購入していることが条件となります。

    飛行機のチケットを購入していなかった場合でも、現地でバスや電車などの乗車券を購入すればOKです。

    「自動付帯」の場合、そのクレジットカードの会員であれば、旅行費用を支払っていなくても補償の対象となります。今回ご紹介した中では、ライフカード(学生専用)が自動付帯です。

    現地で優待が受けられるカードを選ぶ

    タイでの滞在を有意義にするためには、現地で特典が受けられるカードもおすすめです。

    例えば、JCBカードを持っている方は、「JCBプラザ ラウンジ・バンコク」が利用でき、次のようなサービスが受けられます。

    • インターネット、プリントアウト無料
    • 日本語新聞、雑誌の閲覧
    • 現地ガイドブック、情報誌の閲覧
    • フリードリンク
    • マッサージ機
    • レンタル傘
    • お荷物の当日中一時預かり

    また、公式アプリの「たびらば」を利用して、お得に買物や食事できる店が探せます。

    アメリカン・エキスプレス・カードは、海外旅行傷害保険の補償が充実しています。手荷物配送サービスやホテルでの優待など、旅行に便利な特典も豊富です。

    メインカードにはVisaやMastercardを選び、2枚目、3枚目のクレジットカードには、海外旅行に便利な特典が豊富なアメリカン・エキスプレス・カードや、日本語対応が可能で安心感のあるJCBを選ぶという使い分けもおすすめです。

    タイに滞在中のクレジットカードの使い方

    タイでクレジットカードを利用する際は、ぜひ次の点に注意してください。

    • クレジットカードは肌身離さず持ち歩く
    • 金額を確認してから決済する
    • レシート・利用明細書はしっかり確認する
    • スキミング・不正利用に注意
    • クレジットカード会社の緊急連絡先をメモしておく
    • キャッシングしたら繰り上げ返済がおすすめ

    クレジットカードは肌身離さず持ち歩く

    海外で過ごす際に共通する注意点ですが、お財布やクレジットカード、パスポートなどの貴重品から、目を離さないようにしましょう。

    また、もし盗難などの被害にあったら、速やかにクレジットカード会社に連絡をするようにしてください。

    金額を確認してから決済する

    会計時には、支払い金額をきちんと確認し、金額が間違っていないかチェックしてからクレジットカード決済をしましょう。

    中には、金額を書かずにクレジットカードを受け取ろうとする悪質なケースもあるようです。

    レシート・利用明細書はしっかり確認する

    買い物の際には、お客さま控えやレシートなどの利用明細を必ずチェックし、保管しておきましょう。

    そして、日本に帰国したら、もう一度利用明細の内容を確認し、実際のクレジットカードの利用履歴と見比べます。

    二重請求など誤った請求が届くかもしれませんので、利用明細はしばらくの間保管しておくことをおすすめします。

    スキミング・不正利用に注意

    タイの治安はそこまで悪くありませんが、クレジットカードの不正利用や犯罪が多いのは確かです。

    特にスキミングは問題になっており、「知らない間にカードを抜き取られてカード情報を盗まれ、不正に利用されてしまう」というケースも見られます。

    セキュリティボックスなどに入れておいても盗まれるケースもあり、やはり肌身離さず持ち歩くのが重要かもしれません。

    もし身に覚えのないカード履歴や引き落としに気づいたら、すぐにクレジットカード会社へ連絡をして、カードの利用停止と保障の手続きをしてもらいましょう。

    もしもの際に備えて、カード会社の連絡先を控えておくと安心ですね。

    クレジットカード会社の緊急連絡先をメモしておく

    クレジットカードを盗まれた、不正利用されたといったトラブルに巻き込まれた場合は、すぐにカード会社に連絡をする必要があります。

    海外からの連絡先を、メモなどに書いておきましょう。

    海外から電話をかける方法も確認しておいてください。

    キャッシングしたら繰り上げ返済がおすすめ

    現地通貨が引き出せる「キャッシング」は便利ですが、クレジットカード会社からお金を借りている状態になるため、利息がかかります。

    通常は毎月の利用料金引き落とし日に、キャッシング分も一緒に返済されますが、繰り上げ返済をすれば利息負担を減らせますので、帰国後できるだけ早く繰り上げ返済をしてしまいましょう。

    繰り上げ返済の方法はカード会社によって異なりますが、コンビニなどのATMからの振り込みや、インターネット返済などが一般的です。各社の公式HPなどで確認のうえ、手続きをしましょう。

    クレジットカードを上手に利用して充実した旅を楽しもう!

    キャッシュレス化の進むタイでは、クレジットカードが使える店舗もどんどん増えています。

    その一方、屋台や市場などではまだ現金が主流のため、上手な使い分けが必要です。

    タイを訪れる際には、クレジットカードと現金を併用して、充実した旅を楽しんでください。

    【この記事で紹介したクレジットカード】

    クレジットカードの種類特徴
    エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
    JCB CARD WJCBプラザラウンジにて日本語でサービスが受けられる
    三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心
    ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
    ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード貯めたポイントを年間上限なしでANAマイルに交換可能
    Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードマリオット系列ホテルで優遇が受けられる

    ※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

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