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アメリカ旅行・留学におすすめのクレジットカード6選!選び方や注意点も紹介

アメリカ旅行・留学におすすめのクレジットカード6選!選び方や注意点も紹介

アメリカに旅行する際には、クレジットカードをぜひ用意しておきましょう。

アメリカではクレジットカード決済が当たり前ですし、もしものトラブルにも安心な補償が付帯したカードも多いです。

今回の記事では、アメリカ旅行に持っていくべきおすすめのクレジットカードを、厳選してご紹介します。

選び方のポイントや利用するうえでの注意点も紹介していますので、これからアメリカ旅行を計画する方も、ぜひ参考にしてください。

目次

アメリカで使えるおすすめクレジットカード6選

この記事でご紹介するアメリカ旅行におすすめのクレジットカードは、以下の6枚です。

クレジットカードの種類特徴
エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインで安心
ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードプライオリティ・パスが無料
Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードポイントで無料宿泊やマイルへの交換が可能
楽天プレミアムカード充実した海外旅行保険が自動付帯

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

エポスカード|年会費無料で保険が自動付帯※

カード名称エポスカード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa
申し込み資格18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典Web入会で2,000エポスポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
JALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯※)傷害死亡・後遺障害 最高 500万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.eposcard.co.jp/index.html

「エポスカード」は、ネットで申し込み後にマルイの店舗へ受け取りに行けば、申し込み当日に作れるクレジットカードです。国際ブランドはVisaのみとなります。

通常のお買い物200円につき1エポスポイントが貯まり、貯まったポイントはマルイでの買い物時やクレジットカードの支払いに、1ポイント1円として利用可能です。

エポスカードをおすすめする理由は、海外旅行保険が「自動付帯」※であるという点です。

旅行代金の支払いに使っていなくても、万が一の際には補償の対象になります。

ショッピング保険はついていませんが、「エポスお買い物あんしんサービス」という有料サービスがあります。

こちらは年会費1,000円で、年間支払限度額50万円まで補償されますので、旅行前に加入しておくと良いでしょう。エポスポイントでの支払いもできます。

エポスカードを順調に利用していくと、ゴールドカードへ招待されることがあります。

エポスゴールドカードは年会費が5,000円(税込)ですが、招待を受けてカードを申し込むと、年会費が無料になります。エポスポイントの有効期限が無期限になり、空港ラウンジの利用もできます。

ゴールドカードへの足がかりとして、まずはエポスカードを申し込んでも良いでしょう。

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

三井住友カード(NL)|ナンバーレスデザインで安心

カード名称三井住友カード(NL)
年会費(税込)永年無料
国際ブランドVisa、Mastercard
申し込み資格18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)永年無料
家族カード年会費(税込)永年無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高50万円/回
疾病費用 最高50万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高15万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済iD(専用)、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード最短10秒発行
※即時発行ができない場合があります。
公式URLhttps://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp

「三井住友カード(NL)」は、カード番号などが印字されていない「ナンバーレス」デザインを採用。番号や有効期限はアプリで確認します。

国際ブランドは「Visa」と「Mastercard」から選択可能。VisaやMastercardブランドは海外で安定して使えるので、メインカードとして使えるクレジットカードです。

年会費が無料なので、学生にもおすすめ。海外旅行傷害保険の補償額も最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害)と充実しています。利用付帯ですので、旅行費用や飛行機の航空券などを三井住友カード (NL)で支払っておきましょう。

また、同じ系統の三井住友カード(一般カード)やゴールドカードは年会費が必要ですが、保険の補償内容がさらに充実するほか、ショッピング保険や空港ラウンジの利用などの特典も追加されています。渡航期間や必要に応じて、そちらも併せて検討すると良いでしょう。

最短10秒で審査が完了する即時発行サービスもありますので、急ぎの方も安心です。
※即時発行ができない場合があります。

ライフカード(学生専用)|海外ショッピング額の3%をキャッシュバック

カード名称ライフカード 学生専用
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
申し込み資格高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方
入会特典2,000ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント5円
ポイント還元率0.5%(1,000円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=2.5マイル
ポイント有効期限最大5年間
ETCカード年会費(税込)初年度年会費無料2年目以降1,100円
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)
発行スピード最短3営業日
公式URLhttps://www.lifecard.co.jp/card/credit/std/

学生専用の「ライフカード」は、高校生をのぞく満25歳以下の学生だけが申し込みできるカードです。

年会費無料で、海外旅行傷害保険も自動付帯。「LIFE DESK(日本語サービス)」があるため、初めての海外旅行でも日本語でサポートが受けられますよ。

また、海外でショッピングに利用した総額の3%がキャッシュバックされるため、海外旅行をお得に楽しむことが可能です。

ポイント還元率はあまり良くありませんが、入会初年度はポイント付与率が1.5倍、お誕生月はポイント3倍になります。

大学卒業後も年会費無料の一般カードとして利用できますが、下記のサービスが利用終了となりますので注意してください。

  • 海外旅行傷害保険
  • 海外キャッシュバックサービス
  • 携帯利用料金決済deプレゼント

海外旅行傷害保険が付帯しなくなってしまうため、卒業後には他のクレジットカードを検討しても良いでしょう。逆に言うと、在学中は非常にお得なカードということです。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード|プライオリティ・パスが無料

カード名称アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費(税込)31,900円
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格20歳以上の定職のある方で日本在住の方
入会特典入会特典・継続特典あり
ポイントの価値1ポイントあたり0.3円※カード利用代金の支払いにポイントを利用する場合
ポイント還元率0.3%(100円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイルなど16社
交換レート※メンバーシップ・リワード・プラス登録済の場合
・ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル
・JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル
・提携航空会社のマイル:1,250ポイント=1,000マイル
ポイント有効期限最大3年間(ポイント交換すると無期限に延長)
ETCカード年会費(税込)無料/発行手数料935円
家族カード年会費(税込)1枚目無料2枚目以降13,200円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高1億円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高4,000万円/回
携行品損害 最高50万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
ショッピング保険年間最高 500万円
キャッシュレス決済Apple Pay、アメックスのタッチ決済
発行スピード約3週間
公式URLhttps://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-card/

「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の会員になると、1,300ヶ所以上の国内・海外空港ラウンジで使える「プライオリティ・パス」に年会費無料で登録できます。

家族会員も年会費無料で申し込め、1回32米ドルの利用料が年間2回まで無料になるため、家族旅行で空港ラウンジを使いたい方におすすめ。

海外旅行の出発・帰国時にカード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送してもらえるのも、嬉しい特典です。

アメリカン・エキスプレス・カードの特典が欲しい方や、空港ラウンジの利用を考えている方は、検討してみてください。

また、アメックスのポイントは利用先によってその価値が変わり、マイルへの交換が最も利用効率が良いです。マイルを貯めている方にも、おすすめのカードと言えますね。

貯めたポイントは16社のマイルに交換ができ、有料の「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すれば、下記のようにマイル交換レートがアップ。有効期限も無期限になるため、ぜひ検討してみてください。

メンバーシップ・リワード・プラス登録済み未登録
ANAマイル1,000ポイント=1,000マイル2,000ポイント=1,000マイル
JALマイル2,500ポイント=1,000マイル3,000ポイント=1,000マイル
提携航空会社のマイル1,250ポイント=1,000マイル2,000ポイント=1,000マイル

Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード|ポイントで無料宿泊やマイルへの交換が可能

カード名称Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
年会費(税込)49,500円
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格20歳以上の定職のある方で日本在住の方
入会特典利用ボーナスポイント付与など
ポイントの価値1ポイント約0.4円
※JAL Global Walletに換金した場合のレート
ポイント還元率・約1.2%(100円=3ポイント/通常利用の場合)
・約2.4%(100円=6ポイント/参加ホテルで使用の場合)
交換可能マイルJALマイル、ANAマイル、スカイマイルなど38社
交換レート3ポイント=1マイル
ポイント有効期限2年間(ポイント付与のタイミングで2年延長)
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)1枚無料 2枚目以降24,750円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・傷害後遺障害1億円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高4,000万円/回
携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・傷害後遺障害5,000万円
ショッピング保険年間最高500万円
キャッシュレス決済Apple Pay、アメックスのタッチ決済
発行スピード約3週間
公式URLhttps://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/marriott-bonvoy-premium-card/

「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」は、旅行好きな方に人気だった「SPG(スターウッド プリファード ゲスト)・アメリカン・エキスプレス・カード」の後継カードです。

マリオット・インターナショナルが提携しているカードで、マリオット系列のホテルでさまざま特典が受けられます。

注目は、「年間150万円以上のカード利用で翌年更新時にもらえる、最大5万ポイント分の無料宿泊特典」です。リッツカールトン大阪など、宿泊費用が50,000円以上の高級ホテルに無料で宿泊できてしまいます。

アメリカにはマリオット系列のホテルがたくさんあるため、日本で貯めたポイントを利用してアメリカのホテルに無料で宿泊するのもおすすめです。

また、Marriott Bonvoy参加ホテルの宿泊料金の支払い時には、100円につき6ポイントの「Marriott Bonvoyポイント」が貯まります。通常のお買い物時は、100円につき3ポイントです。

ポイント還元率予も良く、貯まったポイントはJALやANA、エールフランスやアメリカン航空、ハワイアン航空など、複数の航空会社のマイルへも交換可能です。(2022年9月現在38社)

また、アメリカン・エキスプレス・カードの特典として、空港ラウンジの利用が同伴者1名まで無料、海外旅行の出発・帰国時(自宅ー空港間)に、カード会員1名につきスーツケース1個を無料配送などの嬉しい特典もあります。

    最大45,000ポイントを獲得できる紹介リンクをご希望の方は、以下のフォームにお名前とメールアドレスを入力してください。紹介リンクをお送りいたします。

    ※スマホのキャリアのメールは届かない可能性がありますので、gmailやyahoo!などのフリーメールをご利用ください
    ※メールが届かないバイは、迷惑メールフォルダもご確認ください

    楽天プレミアムカード|充実した海外旅行保険が自動付帯

    カード名称楽天プレミアムカード
    年会費(税込)11,000円
    国際ブランドVisa、Mastercard、JCB、American Express
    申し込み資格20歳以上の方で安定収入のある方、日本在住の方
    入会特典楽天ポイントプレゼント
    ポイントの価値1ポイント1円
    ポイント還元率1%(100円=1ポイント付与)
    5%(楽天市場利用時は100円=5ポイント付与)
    交換可能マイルANAマイル
    交換レートANAマイル:2ポイント=1マイル
    ポイント有効期限1年間(ポイント付与のタイミングで1年延長)
    ETCカード年会費(税込)無料
    家族カード年会費(税込)550円
    海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円(利用付帯1,000万円含む)
    治療費用 最高300万円/回
    疾病費用 最高300万円/回
    賠償責任 最高3,000万円/回
    携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中・利用付帯20万円含む)
    国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
    ショッピング保険年間最高 300万円
    キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
    発行スピード約1週から10日前後
    公式URLhttps://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

    「楽天プレミアムカード」は楽天カードの上位カードで、年会費は11,000円(税込)。国際ブランドは「Visa、Mastercard、JCB、American Express」の4つから選べます。

    通常のお買い物100円につき楽天ポイントが1ポイント貯まり、1ポイントは1円としてカードの利用料支払いや楽天市場での買い物に利用可能です。

    基本的なポイント還元率は通常の楽天カードと変わりませんが、楽天市場での買い物時はポイント還元率が5%になるので、楽天市場をよく使う方におすすめのクレジットカードと言えるでしょう。

    また、プレミアムカードから付帯する海外旅行保険が自動付帯となり、保証額もアップ。カードを保有しているだけで、最高4,000万円分の補償が受けられます。

    国内主要空港およびダニエル・K・イノウエ空港の空港ラウンジの利用ができ、1,300ヶ所以上の国内・海外空港ラウンジで使える「プライオリティ・パス」も無料で申し込めるなど、1枚持っていると海外旅行に便利なカードです。

    貯めたポイントはANAマイルに交換もできるため、楽天市場のユーザーで、飛行機に乗ることが多い方は、候補に入れたいカードです。

    アメリカに持っていくクレジットカードを選ぶポイント

    アメリカ旅行で利用しやすい国際ブランドは、利用シェア率が高い「Visa」と「Mastercard」と言われています。

    次いで、アメリカン・エキスプレスや中国の銀聯などが続きます。日本では利用者の多い「JCB」ですが、海外でのシェア率はそれほど高くありません。

    そのため、メインカードには「Visa」か「Mastercard」がおすすめです。

    それ以外に意識したいのは、以下の3点。

    • ブランドの異なるカード2枚持つ
    • 保険が付帯しているカードを選ぶ
    • 特典が豊富なカードを選ぶ

    それぞれの詳細は、以下の通りです。

    ブランドの異なるカード2枚持つ

    アメリカではクレジットカード決済が広く導入されており、少額の支払いもカード払いが一般的です。コーヒー一杯でも気軽にカードで支払えます。

    ですが、中には一部のブランドに対応していないお店があるのも事実です。そんな時でも対応できるように、ブランドの異なるクレジットカードを2種類持っていくのがおすすめです。

    メインカードにはVisaかMastercardがおすすめですが、付帯サービスが手厚いアメリカン・エキスプレス・カードもサブカードの候補としてチェックしてみてください。

    海外旅行用のサブカードを作るメリット

    クレジットカードの2枚持ちをおすすめする理由には、カードのブランドが使えない場合に備える以外にも、次のような事情があります。

    海外では日本以上にスリやひったくり、スキミングなどのリスクが高いです。もしカードを不正利用されるようなことになったら、カードを停止しなくてはならなくなるでしょう。

    そして、日本で光熱費やサブスク費用などを引き落としているカードを停止すると、各サービスに登録したカード情報も修正する必要があります。

    海外旅行中はサブカードをメインで使用するようにすると、万が一の時も上記のような手間はかかりません。

    保険が付帯しているカードを選ぶ

    海外旅行中は、万が一の病気や事故に備えて「海外旅行傷害保険」に加入しておくことをおすすめします。

    特に、アメリカは日本に比べて医療費が高額なため、保険の補償がないと大変です。

    保険会社の保険に加入しても良いのですが、お手軽なのは「クレジットカードの付帯保険」を利用する方法です。

    「利用付帯」か「自動付帯」かもチェック

    この記事で紹介しているクレジットカードには、すべて「海外旅行傷害保険」が付帯しています。補償の内容を確認し、不安があれば上位カードを選ぶなどの参考にしてください。

    また、その際には、「利用付帯」か「自動付帯」かの確認も大切です。

    「利用付帯」とは、そのクレジットカードを使って旅行の費用(募集型企画旅行費用)や 飛行機の登場チケットなど(搭乗する公共交通乗用具)を購入していることが条件となります。

    「自動付帯」とは、そのクレジットカードの会員であれば、旅行費用を支払っていなくても補償の対象となるカードです。今回ご紹介した中では、ライフカード(学生)・楽天プレミアムカードが該当しますね。

    特に、ライフカード(学生)は年会費が無料ですので、保険が利用付帯である他のカードで飛行機代などの旅行代金を支払い、これらのカードはサブカードとして持って行くという使い方もおすすめです。

    ショッピング保険の有無もチェック

    ショッピング保険(ショッピングガードプロテクション)とは、カードを使って購入したアイテムが盗難や破損などの事故にあった際に、購入金額を補償してくれる保険です。

    ショッピング保険が付帯していないカードもありますので、カード選びの比較ポイントとして参考にしてください。

    今回ご紹介したカードの中では、アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード、楽天プレミアムカードにショッピング保険が付帯しています。

    いずれも年会費はかかりますが、海外で高額な買い物をする予定のある方にとっては、年会費以上に安心できるポイントになるのではないでしょうか。

    特典が豊富なカードを選ぶ

    クレジットカード独自のサービスや特典が豊富かどうかも、比較材料にするといいでしょう。

    海外でお得に買物ができるカードや、空港ラウンジが使えるカードなど、旅行を楽しめるサービスが豊富なカードはたくさんあります。

    また、年会費は高くても万が一に備えて保険を充実させたい方や、年会費は無料で使いやすいカードが良い方など、希望はそれぞれです。

    自分が重要視している特典やサービスを提供しているカードを、選ぶことが大切です。

    アメリカ旅行にクレジットカードが必要な理由

    何度か言及していますが、アメリカではクレジットカードの利用率が非常に高くなっています。

    その理由として挙げられるのが、「治安の悪さ」と「クレジットヒストリーを重視する風潮」です。

    アメリカには、現在でも治安が悪いエリアが存在します。そういったエリアでは現金を持ち歩いていると盗難のリスクがありますし、偽札なども出回っているためお店側もクレジットカードでの決済を求めるケースが多いのです。

    また、アメリカではクレジットヒストリー(クレジットカードの利用履歴)が、住宅ローンの契約や賃貸契約時に重視されます。そのため、多くの国民が積極的にクレジットカードを利用し、クレジットヒストリーを構築しています。

    このように、店舗も購入する側もクレジットカードへの需要が高く、それゆえ現金が使えない場面も多く登場してきています。

    少額でもクレジットカード決済が当たり前というか、クレジットカードがないとモノやサービスの購入ができない可能性もありますので、アメリカに行く際は必ずクレジットカードを用意するようにしてください。

    まとめ

    アメリカ旅行でクレジットカードを使うなら、VisaかMastercardブランドを選んでおけば、大抵のお店で利用可能です。

    ただし、万が一のトラブルに備えて、付帯サービスが手厚い2枚目のサブカードを準備しておくと、いざという時にも安心できます。

    楽しい旅のお供に、最適な一枚をチョイスしてください。

    【この記事で紹介したクレジットカード】

    クレジットカードの種類特徴
    エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
    三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインで安心
    ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
    アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードプライオリティ・パスが無料
    Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードポイントで無料宿泊も
    楽天プレミアムカード充実した海外旅行保険が自動付帯

    ※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

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