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オーストラリア旅行・留学におすすめのクレジットカード6選!選び方や使い方も

オーストラリアはキャッシュレス決済が浸透しており、現金を持ち歩かなくて済むクレジットカードの利用がおすすめ。旅行や留学でオーストラリアに行く予定がある方は、クレジットカードを2,3枚準備していきましょう。

この記事では、オーストラリアで便利に使えるおすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。

これからオーストラリアに行かれる方は、ぜひ参考にしてください。

目次

オーストラリアで使えるおすすめクレジットカード6選

まずは、オーストラリアに持っていきたいおすすめのクレジットカードを6枚ご紹介していきます。

クレジットカードの種類特徴
エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心
JCB CARD W現地に3店舗の「JCBプラザ」で日本語対応可能
ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
楽天プレミアムカード空港ラウンジの利用・プライオリティ・パスが無料
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード貯めたポイントを年間上限なしでANAマイルに交換可能

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

エポスカード|年会費無料で保険が自動付帯※

エポスカード
カード名称エポスカード
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典Web入会で2,000エポスポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイント1円
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
JALマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限2年間
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯※)傷害死亡・後遺障害 最高 500万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済
発行スピード最短即日
公式URLhttps://www.eposcard.co.jp/index.html

「エポスカード」は、年会費が永年無料でありながら海外旅行傷害保険が自動付帯※のクレジットカードです。

通常のお買い物200円につき1エポスポイントが貯まり、貯まったポイントはマルイでの買い物時やクレジットカードの支払いに、1ポイント1円として利用可能。

ショッピング保険は付帯していませんが、「エポスお買い物あんしんサービス」という年会費1,000円の有料オプションに加入すると、年間支払限度額50万円まで補償されます。心配な方は、旅行前に加入しておくと良いでしょう。保険料をエポスポイントで支払うこともできます。

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

Webでの申し込み後にマルイの店舗にて即日受取することも可能ですので、急いでいる方もエポスカードを検討してみてください。

三井住友カード(NL)|ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心

三井住友カード(NL)
カード名称三井住友カード(NL)
年会費(税込)永年無料
国際ブランドVisa 、Mastercard
申し込み資格満18歳以上の方(高校生をのぞく)
入会特典
ポイントの価値1ポイント1円分
ポイント還元率0.5%(200円=1ポイント付与)
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=0.5マイル
ポイント有効期限ポイントの最終変動日から1年間(自動延長)
ETCカード年会費(税込)550円(初年度無料)
前年1回の利用で翌年無料
家族カード年会費(税込)永年無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高50万円/回
疾病費用 最高50万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高15万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済iD(専用)、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード最短10秒発行
※即時発行ができない場合があります。
公式URLhttps://www.smbc-card.com/index.jsp

「三井住友カード(NL)」は、カード番号などが印字されていない「ナンバーレス」デザインを採用したクレジットカードです。番号や有効期限は、アプリで確認します。

選べる国際ブランドは、「Visa」と「Mastercard」。VisaもMastercardもオーストラリアで安定して使えるため、メインカードとしてもおすすめできるカードです。

年会費は無料ですが、海外旅行傷害保険の補償額は最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害)と充実。利用付帯ですので、旅行費用や飛行機の航空券などを三井住友カード (NL)で支払っておきましょう。

また、学生には「学生ポイント」サービスがあり、Huluなど対象のサブスクの支払いに利用すると、最大10%のポイントが還元されます。

対象の携帯料金の支払いで最大2%、対象のQRコード決済のチャージ&ペイ支払いで最大3%ポイントが還元されるなど、普段使いでもポイントを貯めやすいカードです。

※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。

最短10秒で審査が完了しカード番号が届く「即時発行」サービスも利用でき、番号が発行されるとネットでのカード利用が可能となります。 ※即時発行ができない場合があります。

JCB CARD W|現地に3店舗の「JCBプラザ」で日本語対応可能

JCB CARD W
カード名称JCB CARD W
年会費(税込)無料
国際ブランドJCB
申し込み資格18歳以上39歳以下で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。
入会特典
ポイントの価値1ポイントあたり3円
ポイント還元率1%(1,000円=2ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル、JALマイル、スカイマイル
交換レート・ANAマイル:1ポイント=3マイル
・JALマイル:1ポイント=3マイル
・スカイマイル:1ポイント=3マイル
ポイント有効期限獲得月から2年後の15日まで
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)無料
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高2,000万円
治療費用 最高100万円/回
疾病費用 最高100万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円) 最高20万円/1旅行中
国内旅行傷害保険
海外ショッピング保険年間最高100万円
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、QUICPay、JCBコンタクトレス
発行スピード最短3営業日(通常1週間程度)
公式URLhttps://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html

オーストラリアではJCBの普及率が低く、あまりJCBカードを使うことができません。

しかし、「JCBプラザ」が「シドニー、ケアンズ、ゴールドコースト」の3ヶ所にあり、日本語で観光案内やJCB加盟店の予約が可能です。また、JCBカードを利用するとプレゼントがもらえるといった特典があるJCB加盟店もあるので、サブカードとして作っておくと良いでしょう。

中でもおすすめは、年会費が無料でポイントが貯まりやすい「JCB CARD W」です。

「JCB CARD W」は、18歳以上39歳以下の方かつWeb申し込み専用のクレジットカード。39歳までに申し込めば、それ以降の年会費も永年無料で利用できますので、早いうちに申し込みするのがおすすめです。

JCB CARD Wの利用で貯まるポイントは「Oki Dokiポイント」で、1,000円につき2ポイント獲得できます。ただし、例えば、スターバックスカードのチャージに利用すると1,000円あたり11ポイント、Amazonでの買い物時には1,000円あたり5ポイント貯まるなど、利用先によっては非常に高い高還元率となります。

以下のように、獲得ポイントが増える特約店制度も用意されていますので、効率よくポイントを貯めることが可能です。

  • スターバックスカードの入金でポイント10倍
  • セブン-イレブンの利用でポイント3倍
  • Amazonの利用でポイント4倍 など

また、付帯している海外旅行傷害保険の補償額も最高2,000万円(死亡後遺障害)と高額です。利用付帯ですので、旅行会社への支払や飛行機の航空券などを、JCB CARD Wで支払っておきましょう。

ライフカード(学生専用)|海外ショッピング額の3%をキャッシュバック

ライフカード(学生専用)
カード名称ライフカード 学生専用
年会費(税込)無料
国際ブランドVisa 、Mastercard、JCB
申し込み資格高校生を除く満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方
入会特典2,000ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイントあたり4円〜4.7円※キャッシュバックに利用する場合
ポイント還元率0.5%(1,000円=1ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:1ポイント=2.5マイル
ポイント有効期限最大5年間
ETCカード年会費(税込)初年度年会費無料2年目以降1,100円
家族カード年会費(税込)
海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 最高 2,000万円
治療費用 最高200万円/回
疾病費用 最高270万円/回
賠償責任 最高2,000万円/回
携行品損害(免責3,000円)最高20万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険
ショッピング保険
キャッシュレス決済Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)
発行スピード最短3営業日
公式URLhttps://www.lifecard.co.jp/

「ライフカード(学生専用)」は、高校生をのぞく満25歳以下の学生だけが申し込みできるカードです。

年会費無料で、海外旅行傷害保険も自動付帯。「LIFE DESK(日本語サービス)」を利用すれば日本語でサポートが受けられるため、初めての海外旅行でも安心です。

また、ポイントとは別に海外でショッピングに利用した総額の3%がキャッシュバックされるため、海外旅行中に大きな買い物を予定している学生さんはぜひチェックしておきましょう。

通常時のポイント還元率はあまり良くありませんが、入会初年度はポイント付与率が1.5倍、お誕生月はポイント3倍に。貯まったポイントはANAマイルや電子マネー、Amazonギフト券、キャッシュバックなどにも交換可能です。

卒業後は一般カードに切り替えになり、海外旅行傷害保険やキャッシュバック特典がなくなりますので、学生の間だけの特典を活用してください。

楽天プレミアムカード|プライオリティ・パスプレステージ会員に無料入会

楽天プレミアムカード
カード名称楽天プレミアムカード
年会費(税込)11,000円
国際ブランドVisa 、Mastercard、JCB、American Express
申し込み資格20歳以上の方で安定収入のある方、日本在住の方
入会特典楽天ポイントプレゼント
ポイントの価値1ポイントあたり1円
ポイント還元率1%(100円=1ポイント付与)5%(楽天市場利用時は100円=5ポイント付与)
交換可能マイルANAマイル
交換レートANAマイル:2ポイント=1マイル
ポイント有効期限1年間(ポイント付与のタイミングで1年延長)
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)550円
海外旅行傷害保険(自動付帯)傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円(利用付帯1,000万円含む)
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高3,000万円/回
携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中・利用付帯20万円含む)
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
ショッピング保険年間最高 300万円
キャッシュレス決済楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、Visaのタッチ決済(Visaのみ)、Mastercard®タッチ決済で利用(Mastercardのみ)
発行スピード約1週から10日前後
公式URLhttps://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-premium-card/

「楽天プレミアムカード」は、海外旅行時の特典が豊富なクレジットカードです。

一般的にゴールドカード以上のカード会員が対象の「空港ラウンジ」が無料で使えるほか、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」も年会費無料で申し込めます。

プライオリティ・パスにはいくつかの会員グレードがありますが、楽天プレミアムカードの所有者は最上級のプレステージ会員になれるため、ラウンジを何度使っても無料です。

基本的なポイント還元率は「100円につき1ポイント付与」と通常の楽天カードと変わりませんが、楽天市場での買い物時はポイント還元率が5%に。楽天市場をよく使う方におすすめのクレジットカードと言えるでしょう。

また、付帯する海外旅行保険も自動付帯となり、カードを保有しているだけで最高4,000万円分の補償が受けられます。

貯めた楽天ポイントはANAマイルにも交換できるため、楽天市場のユーザーかつ飛行機に乗ることが多い方は、候補に入れたいカードです。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード|貯めたポイントを年間上限なしでANAマイルに交換可能

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
カード名称ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費(税込)34,100円
国際ブランドAmerican Express
申し込み資格20歳以上の定職のある方
入会特典2,000マイル、その他ボーナスポイント付与
ポイントの価値1ポイントあたり0.3円
※カード利用代金の支払いにポイントを利用する場合
ポイント還元率0.3%(100円=1ポイント)
交換可能マイルANAマイル
交換レート1,000ポイント=1,000マイル
ポイント有効期限無期限
ETCカード年会費(税込)無料
家族カード年会費(税込)17,050円
海外旅行傷害保険(利用付帯)傷害死亡・後遺障害 最高1億円
治療費用 最高300万円/回
疾病費用 最高300万円/回
賠償責任 最高4,000万円/回
携行品損害 (免責3,000円)最高50万円/(1旅行中)
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円
ショッピング保険年間最高500万円
キャッシュレス決済楽天Edy
発行スピード約3週間
公式URLhttps://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/

「ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」は、ANAマイルを貯めたい方におすすめ。ポイントをマイルに交換する際の年間上限がなく、移行の際に手数料もかかりません。

通常の買い物で100円につき1ポイントが貯まり、「ANAカードマイルプラス加盟店」でカードを利用すると、それに加え1マイルが自動的に貯まります。

年間利用額が多く、たくさん貯まったポイントをすべてANAマイルに交換したい方には、非常におすすめです。

また、国内外29ヶ所の空港ラウンジが同伴者1名まで無料で使えるため、夫婦や恋人同士で旅行に行く際にも使いやすいカードです。

1,300ヶ所以上の国内・海外空港ラウンジで使える「プライオリティ・パス」も、年会費無料で申し込めます。海外の空港ラウンジが、年2回まで無料で利用可能です。

海外旅行傷害保険などの手厚いサポートも付帯しており、普段からANAの飛行機に乗る機会が多い方は検討してみると良いでしょう。

オーストラリアのクレジットカード事情

オーストラリアでは、日本以上にキャッシュレス決済が一般的です。そんなオーストラリアのクレジットカード事情をご紹介します。

ビザの申請にクレジットカードが必要

日本からオーストラリアへ渡航する際には、ビザが必要です。

その申請の際にかかる手数料支払いは、クレジットカードまたはデビットカード決済のみ対応しています。現金では支払えません。

しかも、対応している国際ブランドは「Visa・Mastercard・American Express」の3つのみ。JCBブランドは使えません。

申請手続きの詳細は、在日オーストラリア大使館の公式HPをチェックしてください。

クレジットカードの決済手数料とは?

オーストラリアでカード払いをすると、購入代金のほかに「決済手数料」がかかる場合があります。

「決済手数料」には、国際ブランドであるVisaやJCB、American Expressなどを利用するための手数料や、カード読み取り機のレンタル料金などが含まれています。

日本では、この決済手数料はお店側の負担となっていますが、オーストラリアではこれを利用者に負担させても良いことになっています。手数料をどちらが負担するかはお店によって対応が異なるため、注意が必要です。

レジの横などに「Credit Card Surcharge」と書いてあるお店は、実際の利用料金に加えて、決済手数料がプラスされます。

チップの習慣はない?

オーストラリアには、チップの習慣はありません。ただし、高級レストランでは、サービス料としてチップを払うことが慣例化しているようです。

請求明細用紙にチップの記入欄が書かれていたら、料金の10%程度をチップとして払いましょう。

タッチ決済も普及している

クレジットカードに「タッチ決済機能」がついていると、支払いの際に読み取り機にかざすだけで決済が完了して便利です。

「タッチ決済」は、クレジットカードに下記のようなマークが付いている場合に利用できます。「Visaのタッチ決済」「Mastercardコンタクトレス」「JCBのタッチ決済」「アメックスのタッチ決済」などと呼ばれています。

タッチ決済機能

海外では「Contactless Payments」と記載されていることが多いようです。

オーストラリアでは、このタッチ決済が普及していますので、クレジットカード選びの際の選択肢としてチェックしてみましょう。

クレジットカードが使えない場合

オーストラリアではクレジットカードが普及していますが、一部のサービスは現金が主流の場合もあります。

バスの運賃

公共の路線バスの運賃を支払う際には、現金または、日本のSuicaやPASMOのようなプリペイドカードが主流でした。

現在は都市部から徐々にタッチ決済を利用したクレジットカードが使用できるようになってきていますが、まだ完全に切り替わっていない場合もあるため、現金も用意しておくと良いでしょう。

屋台やマーケット

小規模な屋台やマーケットでの買い物には、クレジットカードが使えない場合もあります。

少額紙幣やコインを準備しておくと良いでしょう。

オーストラリア留学にも必須!クレジットカードを選ぶポイント

オーストラリアに持っていくクレジットカードを作る際は、次のポイントを意識して選ぶことをおすすめします。

  • 国際ブランドは「Visa」か「Mastercard」を選ぶ
  • ブランドの異なるカード2枚持ちがおすすめ
  • タッチ決済が付いていると便利
  • 現地サポートデスクの有無
  • 海外旅行保険が付いているカードを選ぶ

国際ブランドは「Visa」か「Mastercard」を選ぶ

オーストラリアで広く使える国際ブランドは、「Visa」と「Mastercard」です。

この2種類がついたクレジットカードを、必ず1枚は持っていくようにしましょう。

ブランドの異なるカード2枚持ちがおすすめ

もしもの際に備えて、国際ブランドの異なるカードをサブカードとして持っていくことをおすすめします。

予備のカードがあれば、紛失や盗難の被害に遭ってクレジットカードの利用を停止しても、引き続きカード決済が利用できます。

また、カードが壊れる・磁気不良などのトラブルで使えなくなる、といった場合もあるでしょう。

2枚目、3枚目のクレジットカードを選ぶ際には、海外旅行に便利な特典が豊富なアメリカン・エキスプレス・カードや、日本語対応が可能で安心感のあるJCBもおすすめです。

サブカードは常に持ち歩くカバンではなく、鍵をかけたスーツケースなど別の場所に保管しておきましょう。

タッチ決済が付いていると便利

タッチ決済機能が搭載されたクレジットカードを持っていれば、サインや暗証番号の入力を省くことができるため、現地スタッフや読み取り機器に接触する機会が減らせます。

すでにカードを持っている方も、お手元のカードに先ほどご紹介した「タッチ決済ができるマーク」が付いているかどうか、チェックしてみると良いでしょう。

カード申し込み画面や公式HPなどに「タッチ決済が利用できるかどうか」が記載されていますので、確認してみてください。

現地サポートデスクの有無

オーストラリアに現地サポートデスクがあるかどうかも、比較ポイントになります。

例えば、JCBは次の3都市に日本語対応可能なサポートデスクを設置しています。

  • JCBプラザシドニー
  • JCBプラザケアンズ
  • JCBプラザゴールドコースト

Visaも、シドニー・ケアンズ・ゴールドコーストの3ヶ所に「VJデスク」を設置しているため、何かあった時でも安心です。

また、現地デスクがない都市であっても、万が一の時はクレジットカード会社へ電話することで、日本語で対応してもらえます。緊急の際の電話番号は控えておきましょう。

海外旅行保険が付いているカードを選ぶ

海外へ出かける際には、旅行傷害保険の加入は必須です。

海外の医療費はちょっとのケガや病気でも高額になることが多く、保険に加入していないと万が一の時に非常に不安です。

保険会社の保険に加入しても良いのですが、近年は「クレジットカードの付帯保険」も補償内容や補償額が充実しています。

この記事で紹介しているクレジットカードには、すべて「海外旅行傷害保険」が付帯していますので、補償の内容をぜひ確認しておきましょう。

「利用付帯」か「自動付帯」かもチェック

クレジットカードに付帯した海外旅行傷害保険には、補償を受けるための条件があります。それが「利用付帯」「自動付帯」と呼ばれる条件です。

「利用付帯」の場合、そのクレジットカードを使って旅行の費用(募集型企画旅行費用)や 飛行機の搭乗チケットなど(搭乗する公共交通乗用具)を購入していることが条件となります。

飛行機のチケットを購入していなかった場合でも、現地でバスや電車などの乗車券を購入すればOKです。

「自動付帯」の場合、そのクレジットカードの会員であれば、旅行費用を支払っていなくても補償の対象となります。今回ご紹介した中では、次の2つが自動付帯です。

ショッピング保険の有無もチェック

ショッピング保険(ショッピングガードプロテクション)とは、カードを使って購入したアイテムが盗難や破損などの事故にあった際に、購入金額を補償してくれる保険です。

ショッピング保険が付帯してないカードもありますので、カード選びの比較ポイントとして参考にしてください。

今回ご紹介したカードの中では、以下のカードにショッピング保険が付帯しています。

90日を超える滞在の場合は保険会社の保険を検討

ワーホリや長期留学など、90日を超える滞在を検討している方は、保険会社が提供している保険への加入を検討しましょう。

クレジットカードの付帯保険は、面倒な手続きがなく手軽で便利なのですが、補償期間が90日間となっているものが多いです。

長期で渡航される際には、別途補償期間が長い保険を検討してください。

長期保険の比較には、保険タイムズが便利。複数の保険会社のプランを、一括で比較可能です。

オーストラリアに滞在中のクレジットカードの使い方

最後に、オーストラリアでクレジットカードを利用する際の注意点についてもご紹介しておきます。

クレジットカードから目を離さない

海外で過ごす際に共通の注意点ですが、クレジットカードやお財布、パスポートなど、貴重品から目を離さないようにしましょう。

サブカードも含め、貴重品袋や鍵をかけたスーツケースなどに入れ、しっかり保管しておくことが肝心です。

万が一盗難の被害にあったら、クレジットカード会社にも速やかに連絡をするようにしてください。

暗証番号(PIN)を忘れない

最近のクレジットカードは、磁気タイプのクレジットカードよりセキュリティが高い、「ICチップ」付きのクレジットカードが一般的です。

端末に読み込ませる際に、サインではなく暗証番号(PINコード)を入力します。

クレジットカードの申込時に設定した4桁の暗証番号を、忘れないようにしておきましょう。

また、お店で暗証番号を入力する際には、他の人に見られないように注意してください。

支払い方法は一括払いのみ

日本でクレジットカードを使う際は支払回数を聞かれますが、海外では基本的に一回払いのみの対応です。

カードによってはあとから支払い方法を変えられる場合がありますので、支払回数を分割払いやリボ払いに変えたい場合はクレジットカード会社の公式HPをチェックしてください。

レシート・利用明細書はしっかり確認する

支払う前の利用明細書やお客さま控えはきちんと内容を確認しましょう。また、クレジットカードの利用控えやレシートも、しっかり確認し保管しておきましょう。

日本に帰国した後に引き落された内容とカードの利用履歴を比較して、不正利用や二重請求がないか、チェックすることが大切です。

まとめ

オーストラリアに行かれる際は、クレジットカードを2,3枚準備して持っていきましょう。国際ブランドは「Visa」か「Mastercard」がおすすめです。

また、海外旅行傷害保険が付帯するカードを選べば、もしもの際にも安心です。

現金とクレジットカードを上手に使い分けて、楽しい旅をお過ごしください。

【この記事で紹介したクレジットカード】

クレジットカードの種類特徴
エポスカード年会費無料で保険が自動付帯※
三井住友カード(NL)ナンバーレスデザインでセキュリティ面も安心
JCB CARD W現地に3店舗の「JCBプラザ」で日本語対応可能
ライフカード(学生専用)海外ショッピング額の3%をキャッシュバック
楽天プレミアムカード空港ラウンジの利用・プライオリティ・パスが無料
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールドカード貯めたポイントを年間上限なしでANAマイルに交換可能

※2023年10月1日より利用付帯に変更となります。

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