子どもに幼いころから、英語学習をさせたいという保護者の方は多いのではないでしょうか。2020年には、英語教育改革により、 小学校の英語の学習開始学年が前倒しになるなど、国を挙げて、早期からの英語教育への必要性が年々高まっています。
本記事では、0歳の赤ちゃん期から遊び感覚で、楽しみながら英語に触れることができる知育玩具を紹介します。
おすすめ英語おもちゃ1 – 発音を習得
英語学習は、日本語と同様にインプットした分だけ、アウトプットできるようになります。幼児期にはじめる1番のメリットは、大人になってからでは習得しにくい「英語の音」つまり、日本人が苦手とする「発音」を容易に習得できるという点です。
まずはその“英語の音”「発音」にフォーカスしたおもちゃを紹介します。
【学研ステイフル】学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット
こちらのアイテムで、発音の基本 ”フォニックス(アルファベットの持つ音)”を習得しましよう!
歌・単語・英会話などを、ネイティブの発音で聞くことが可能です。液晶パネルでは、アルファベットも習得することができます。”ボタンを押すと音がでる”という仕様も、子どものツボですね。
また、繰り返し遊べる音声ドリル「もんだいモード」も付いています。成長に応じて遊ぶことができ、長く使えるのもポイントです。
★あそびかたのポイント
問題モードでは、できなかったときの励ましや、できたときの褒め言葉など、子どものやる気・自信につながるコミュニケーションで、成功体験を積んでもらえるよう意識してみましょう。
【LeapFrog(リープフロッグ)】フリッジフォニックスマグネットアルファベット
アルファベットのマグネットで、フォニックスや英語の歌を学ぶことができる知育玩具です。
バスの窓にアルファベットのピースをはめると、バスに乗っているカエルのタッドがリズムよく、アルファベットの読み方と音を教えてくれます。
マグネットになっているので、冷蔵庫などにくっつけて楽しむことができます。
手指をつかって遊ぶことができるので、手先の器用さを伸ばすことも可能です。購入者からは、素晴らしい知育玩具と高く評価されています。
おすすめ英語おもちゃ2 – 英単語を習得
発音の次に身に付けたいのが、数々の英単語。つかえる英単語が増えることで、会話も豊かになりますね。
【株式会社イーオン】イーオンこども英会話監修 はじめてのえいごレッスンえほん(音のでる知育絵本)
単語だけでなく日常会話のフレーズを多く掲載しているので、日常で使用する会話表現を覚えることが可能です。英語オンリーのレッスンえほんで、英語脳を育てます。
操作はタッチペンで、絵本に触れると、ペンに内蔵されたスピーカーから英語の音声が流れます。絵にも、文字にも反応するので、子どもの感覚的な操作で楽しむことができますよ。
★あそびかたのポイント
日常会話のフレーズでは、ジェスチャーなども取り入れて、普段の動作と関連づけて遊んでみるのもいいですね。
【小学館】タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき
言葉だけでなく、動物の鳴き声や楽器の音、歌も収録されている英語図鑑です。親子で夢中になれるゲームも収録されています。
英語に馴染みやすい仕組みが詰まっているため、楽しく学ぶことができるでしょう。日本語と英語併記の仕様となっており、どちらの習得にも活用できます。
イラストだけでなく、写真が掲載されているのもポイントです。
★あそびかたのポイント
収録のゲームを積極的に活用してみましょう。ゲームの進行を英語でしてみるのもおすすめです。
おすすめ英語おもちゃ2 – アルファベットを習得
アルファベットの遊びでは、大人はついつい、abcの順番で覚えさせたくなるものではないでしょうか。
けれどもまずは、子どもが手に取り興味をもったアルファベットから順に覚えていくのもおすすめです。
遊びの主役はこどもです。まずは英語に慣れ親しむことを目的に、気長に楽しみながら進めていきましょう。
【Hape(ハペ)】アルファベット アバカス E1002
棒に通されたパーツがくるくると回転する、木製の知育玩具です。指先の運動をしながら英語遊びができます。
片面にはアルファベット、反対面にはそのアルファベットから始まる物の絵と英単語が書かれてあります。指先を動かすことが面白く、夢中になれるおもちゃです。
【レゴ(LEGO) 】デュプロ はじめてのデュプロ アルファベットトラック 10915
大人気のレゴシリーズでアルファベットを習得しましょう!トラックの荷台にabc..のブロックを積んだりおろしたりと、創造力も育てられる知育玩具です。
その他にも、ブロックをならべて英単語にするなど、遊び心溢れるレゴならではの、創意工夫に満ちた時間を子どもと一緒に過ごしてみましょう。
【Hape(ハペ)】アルファベットパズル E1551A
はじめての英語学習アイテムとして定番のアルファベットパズルは、世界60か国以上で愛されるヨーロッパ生まれの木製知育玩具ブランド『ハペ(Hape)』がおすすめです。
カラフルであたたかい色合いと、木のぬくもりを感じられるアルファベットパズルは、子どもの英語力だけでなく、集中力も高めてくれるでしょう。
【Trend Enterprises】トレンド フラッシュカード アルファベット 英単語 カードゲーム
英語学習の基本ともいえる”フラッシュカード”。大文字と小文字に加え、その文字から始まる英単語の画像付きで、覚えやすい工夫がされています。
800円ほどで、気軽に始められるのも嬉しいポイントです。アルファベットに慣れたら、英単語バージョンにトライしてみるのもいいですね。
★あそびかたのポイント
高速でめくって遊ぶ他にも、かるたのようにカードを並べて「“A”はどれ?」とカルタのように探してみるなど、色々と楽しむこともできます。
おすすめ英語おもちゃ3 – 大好きなディズニーキャラクターと一緒に
【タカラトミー】ディズニー はじめて英語 ミッキーマウス いっしょにおいでよ!
ミッキーが前に進んだり回転したりと、音楽や呼びかけでハイハイを促します。音声や音楽は日本語と英語のどちらにも対応していますよ。
簡易的な英語が多いので、英語に触れることが初めての子どもにぴったりです。
【タカラトミー】はじめて英語 くまのプーさん 絵本でおしゃべり!ゆびさき知育 いっぱいできた
みるみるうちに、色・形・物の名前を覚えてしまう仕掛けが満載です。指先の発達を促す、7面23種の豊富な遊びができます。日本語、英語の両方に対応可能です。
対象年齢の目安は、8ヶ月頃~3歳頃までと長く遊ぶことができます。可愛いプーさんと一緒に学んでみませんか?
【タカラトミー】ディズニー はじめて英語 ディズニー&ディズニー・ピクサーキャラクターズ おしゃべりいっぱい!ガチャ
こちらは、3種類のガチャモードで楽しく学べるアイテムです。
入れて、押して、聞いて、数えてと、さまざまな仕掛けであっという間に集中するでしょう。手を動かしながら、英語や数、色を学習することができます。
ディズニーの人気キャラクターが描かれた、カラフルなボールが10種類付いていますよ。キャラクターの名前を覚えるのもいいですね。英語と日本語に対応しています。
おすすめ英語おもちゃ4 – リズムにあわせて体を動かす
【フィッシャー・プライス】 バイリンガル・ジャンパルー
“ジャンパルー”は、欧州発の屋内遊具です。アメリカの老舗ベビー玩具ブランド 『フィッシャープライス』が提供する本商品は、シートのまわりをぐるりとおもちゃが囲い、ジャンプすると音楽が流れます。
リズムにあわせて飛び跳ねることができ、子どもは大喜びするでしょう。また音楽や音声は、日本語と英語どちらにも対応しており、体を目一杯動かしながら、リズムにあわせて、それぞれの言葉に親しむことができます。
多くの機能があるため、運動能力の発達だけでなく脳の発達にも効果が期待できるといわれています。
首すわり~12kg/81cm以下の子どもが遊ぶことが可能です。
おすすめ英語おもちゃ5 – 持ち運びが便利!外出時にも夢中になれるアイテム
【VTech(ヴイテック)】Baby Peek and Play Baby Book 音の出る赤ちゃんの布絵本 歌や音楽で赤ちゃんの五感を刺激 [並行輸入品]
6ページの布絵本に50以上の音楽、歌、フレーズなど、さまざまな仕掛けがあります。カラフルで可愛いデザインに、鏡やボタンなどが付いており、子どもの興味を刺激することでしょう。
持ち運び用のリングが付属しているので、ベビーカーなどにつけることもできます。
【フィッシャー・プライス】わんわんのバイリンガル・リモコン DRD26
リモコンや電話が大好きな子どもにぴったりのこちらのアイテムは、ボタンを押すとリモコンが光り、歌が流れます。英語と日本語のどちらにも対応するフィッシャープライスのバイリンガルシリーズのひとつです。
早い時期(生後8ヶ月ごろ)から遊ばせることで、はじめはボタンをうまく押せず、適当に当たったタイミングでなんとなく音が流れていた段階から、次第に狙ったボタンを上手に押し、自ら音楽を鳴らせるようになる成長過程を楽しむこともできますよ。
英語習得には継続が大事。さまざまな遊びで飽きない工夫を。
昨今は英語学習に優れたおもちゃがたくさん提供されていますが、いづれも子どもの前に置いておくだけでは、効果はあまり期待できません。
効果を発揮するには、大人がその場で積極的に、英語で質問を投げかけてみるなどコミュニケーションを重視した遊び方への配慮が非常に重要です。
はじめは戸惑うこともあるかもしれませんが、失敗をおそれず、親子で前向きに取り組んでいきましょう。
子どもが興味を示してくれない時期もあると思いますが、根気強く、継続的に、さまざまな英語遊びを実践してみましょう。