「子ども向け英語教材で、幼少期から英語に触れさせたい」と考えている親御さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、子ども向け英語教材で学習するメリットと、教材選びのポイント、そしておすすめの教材を年齢別でご紹介します。幼少期の英語教育に悩んでいたら、おすすめ英語教材を参考にしてみてください。
子ども向け英語教材で学習するメリット
まずは、幼児向け英語教材を使って学習するメリットをお伝えします。
英語が身近なものになる
小さい頃から英語に触れると、英語が身近なものになります。大きくなって学校で勉強するときにも、英語に対する抵抗は少なくなるでしょう。
特に幼児向けの英語教材は、子どもに人気のキャラクターや、親しみやすいキャラクターが使われているものが多いです。遊び感覚で楽しみながら英語に触れることができるので、自然と言葉が頭に入ってきやすくなっています。
英語学習を続けやすい
「子どもに英語を学ばせるなら、英会話スクールなどに通った方がいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、小さい子どもを毎週指定の時間に連れ出すのは大変ではありませんか?子どもは気分が乗らないと外出を嫌がりますし、親御さんは準備をするだけでも疲れてしまいがちです。
そこで便利なのが、幼児向けの英語教材です。自宅で学習できるので、お子さまの気分や、親御さんの都合の良い時間に合わせて英語学習ができますよ。
将来に役立つ英語スキルが身につく
将来に役立つ英語スキルが身に付くという点は、幼児向け英語教材で学習する最大のメリットと言えるでしょう。
日々、社会がグローバル化していくなかで、今後ますます英語力が重要になっていくことが予想されます。小さい頃から英語に慣れておくと、その後の英語学習がずっと楽になるでしょう。
2020年からは、小学校での英語が必修化されました。幼少期から英語学習をしておけば、小学校での英語の授業でも理解度が高まるでしょう。周りのお友達より1歩先を行くことも十分に期待できます。
そうすれば英語が得意科目となり、お子さまの自信につながりますよね。英語が得意になれば、大学入試や就職活動でも大きな強みとなります。
子ども向け英語教材を選ぶポイント
続いて、数ある幼児向け英語教材のなかから、お子さまにぴったりのものを選ぶポイントを3点ご紹介します。
対象年齢は適切か
まず、対象年齢が適切かどうかを確認しましょう。
ほとんどの幼児向け英語教材には対象年齢が明記されています。そして、その対象年齢は子どもの発達度や理解力に基づいているものが多いです。
そのため、適さない年齢のものを選んでしまうと、英語力ではなく理解力の問題で教材が活用できなくなってしまうこともあるため、注意が必要です。
また、英語に触れることが子どもにとってストレスになると、英語に対して苦手意識が生まれてしまう可能性もあります。
お子さまを英語嫌いにさせないためにも、対象年齢には気をつけましょう。
親のサポートはどれくらい必要か
2つめに注意するポイントは、その教材を使って勉強する際に、どれくらい親のサポートが必要かという点です。
教材によっては、親が英語を理解していないと、学習を進めることが難しいものもあります。一方、CDやDVDなどは再生ボタンを押せば、あとは子ども1人でも学習を進められますよね。
目を離しても良い年齢になったら、子どもが学習している間に親御さんは家事などを済ませることもできます。
親御さんの英語レベルやどれだけ一緒に勉強できる時間があるかなども考慮して、教材を選びましょう。
無理なく続けられる価格か
3つめに注意するポイントは、教材の価格です。
幼児向け英語教材には、マタニティから小学生まで継続できるものもあります。もちろん、その通りに進める必要はありません。しかし、教材の費用が高いと、せっかく子どもがやる気になったとしても長年続けるのは難しくなってしまうでしょう。
お子さまのためになることも重要ですが、子育てには英語学習だけでなく他にも多くの出費が必要です。家計を圧迫せず、無理なく続けられる価格の教材を選ぶと良いでしょう。
子ども向け英語教材おすすめ6選
ここからは、おすすめの幼児向け英語教材を5つご紹介します。それぞれの教材の特徴とおすすめのポイント、そして学習の流れを合わせてお伝えしていきます。
ディズニー英語システム
0歳から英語に触れさせたい方におすすめの『ディズニー英語システム』。子どもが飽きることなく、いつでも楽しめるよう工夫されています。0歳~12歳のお子さまが対象です。
乳児期は手にしたものを口に入れたり、破いたりして、さまざまな感覚を養う時期。教材を渡すと壊してしまうのではないかと、心配になりますよね。しかし、もし教材が壊れても、何度でも無料で交換・修理してくれる制度もあるので安心です。
また、オンラインコンテンツが豊富なため、効率的に英語を身につけることができます。親子で楽しく英語を学んでいるうちに、一緒に英語力が養えるのも嬉しいポイント◎
教材の特徴とおすすめのポイント
『ディズニー英語システム』の教材は、目的別のセットで提供されています。5つのシリーズがあり、全部で10種類のセットです。それぞれ簡単にご紹介していきます。
・プレイ・アロング(ブルーレイ)
映像に登場する親子と一緒に同じおもちゃで遊ぶことで、自然に英語を身につけます。
・シング・アロング(CD)
日常会話のフレーズを歌詞にした英語の歌が、約130曲収録されています。
・ストレート・プレイ(ブルーレイ)
楽しい映像を観て、登場人物の動作や言葉の意味を正しく理解していきます。
・絵本とCD
おなじみのディズニーキャラクターが登場するストーリーで、日常会話や重要な表現を身につけます。
・トークアロング・カード
ディズニーキャラクターのカードセットです。英単語だけでなく文章も学べます。
・Q&Aカード
さまざまな形のカードに、500以上の質問と2,000以上の答えが書いてあります。
・ミッキー・マジックペン・セット
マジックペンで絵本やカードにタッチすると、キャラクターの声が聞こえます。
・ミッキー・マジックペン・アドベンチャー・セット
マジックペンを使って様々なアクティビティを体験し、表現力の幅を広げます。(※マジックペンは、ミッキーかミニーを選ぶことができますよ。)
・ステップ・バイ・ステップ(ブルーレイやカードなど)
覚えた英語を“自分のことば”に発展させるためのレッスンやアクティビティです。
・レッツ・プレイ(ブルーレイやお道具)
映像に登場するお姉さんたちと一緒に、工作やお絵かきなどのアクティビティを英語で体験します。
お家で学べる教材の他に、『ディズニー英語システム』では、ネイティブの先生と触れ合えるイベントがあります。年間約2,500回(2019年実績)と頻繁に開催されていますよ。教材で学んだ英語を実際に使う良い機会なので、ぜひ参加してみましょう。
学習方法
『ディズニー英語システム』の教材は、年齢別で分けられていないので、お子さまの発達に合わせて進めることができます。子どもの成長に合わせた使い方の一例をご紹介しますね。
・マタニティ
胎児も音を聞き分けています。発音やアクセントが学べる英語の歌などを聞きましょう。
・0歳
0歳児は英語を言葉でなく音として捉えています。CDを聞いたり映像を観たりして、英語を自然に吸収していきましょう。0歳からイベントに参加しているお子さまもいます。
・1歳
映像や音楽に合わせて一緒に体を動かしたり歌ったりして、たくさん英語に触れましょう。マジックペンを使い始めることもできます。
・2〜3歳
言葉の意味を理解し始める時期です。カードなどで単語の意味を覚えていきましょう。
・4歳以上
ぬり絵や絵本など、さまざまなアクティビティを楽しめるようになります。どんどんインプット量を増やしましょう。
Sanrio English Master(サンリオイングリッシュマスター)
・画像引用:Sanrio English Master(サンリオイングリッシュマスター)
0歳~8歳から始められる『Sanrio English Master(サンリオイングリッシュマスター)』は、株式会社サンリオがキャラクター開発から本気で取り組んだオールイングリッシュの英語教材です。
この教材に出てくるキャラクター「Eddy(エディ)」と「Pita(ピタ)」は、多くの子どもが愛着を持ちやすい色や形にこだわりゼロから開発されました。保護者の方が付き添って教えてあげられないときも、お子さまの集中力が途切れないよう「エディ」と「ピタ」が付き添い、一緒に英語力を養います。
教材の特徴とおすすめのポイント
毎日英語を聞き流ししているだけでは、なかなか力は伸ばすことはできません。
そこで『Sanrio English Master(サンリオイングリッシュマスター)』では、お子さまが自ら取り組めるよう、楽しいのはもちろん、子どもの知的好奇心を満たしながら英語力を養います。
日常会話に必要とされる内容を主とするオールイングリッシュ教材で、小学校~中学校レベルの文法を乳幼児期から身につけます。
学習方法
英語教育するうえで必須ともいわれる「フォニックス」や「チャンツ」も取り入れており、教材DVDなどを見て基本的な英語のルールやイントネーションを身につけていきます。
また、音声認識機能を持つAIを搭載している専用アプリがあるため、チャンツで学んだ英語フレーズを復習することが可能です。
Miraico English(ミライコイングリッシュ)
・画像引用:Miraico English(ミライコイングリッシュ)
『Miraico English(ミライコイングリッシュ)』は、NHK「基礎英語1(2016年〜2018年)」講師の監修による英語教材です。0歳~8歳のお子さまが対象です。
こちらの教材におもちゃはありません。「英語を学習するうえでおもちゃは必要ない」と考える理由は、すぐに飽きてしまうことや、遊びと学びの目的が不明確になってしまうことが挙げられています。
教材の特徴とおすすめのポイント
おもちゃで学ぶのではなく、DVDで英語の映像を見ることによって自然に英語を習得できることを目標として教材を作成。登場するキャラクターたちの声を担当しているのは、ネイティブ声優陣というのも魅力です。
学習方法
毎日DVDを見る習慣を作ることで、おうち英語を無理なく続けられるというのもこの教材の特徴です。
そのうえ、DVDは1回30分の視聴でOK。お昼ご飯の前や夕ご飯の後など、日常生活の中に自然とおうち英語の習慣を取り入れられますね。
パルキッズ
・画像引用:パルキッズ
『パルキッズ』は、CDやDVD、オンラインレッスンなどを使った、インプット重視の教材になっています。親御さんの負担が少ないのが嬉しいですね。
年齢によって、次のように教材が分かれています。
- 0歳〜1歳:パルキッズプリスクーラー
- 2歳〜8歳:パルキッズプリスクーラーリーディングセット
- 9歳以上:パルキッズジュニア
- 0歳から8歳の英語学習中級者:パルキッズキンダー
教材の特徴とおすすめのポイント
『パルキッズ』では、「英書が読める読解力」を1つのゴールとしており、絵本で読解力を鍛えます。絵本の内容は、色や数字、天気などの基礎概念を学べるようになっています。
家庭内の会話を中心とした日常会話を多く学べるのも特徴です。実際に使う表現を学べるので、普段の生活でも英語が自然に出てくるようになるでしょう。
学習方法
どのコースも基本的には次のような流れで学習を進めます。
- 音声教材を毎日かけ流しして、英語をインプットします。
- 1日3〜5分のオンラインレッスンに取り組みます。(パルキッズジュニアでは1日約15分。)
- DVDを見て知識を定着させます。
- 3歳以上のお子さまは、プリント学習に取り組みましょう。
パルキッズジュニアやパルキッズキンダーでは、さらに音読やドリルに取り組みます。
こどもちゃれんじEnglish
画像引用:こどもちゃれんじEnglish
『こどもちゃれんじEnglish』は、子どもたちに人気のしまじろうが登場します。しまじろう好きなお子さまがいるご家庭必見の教材です。『こどもちゃれんじEnglish』も『Worldwide Kids』同様、ベネッセが提供しています。
2つの違いは学習スタイルです。
『こどもちゃれんじEnglish』は、教材にしまじろうが登場したり、教材に日本語が書いてあることに加えて、価格もリーズナブルなため、気軽に始めやすくなっています。
一方、『Worldwide Kids』は、教材に日本語が一切使用されない全編英語の教材となっています。より本格的に英語学習に取り組みたい方向けです。
教材の特徴とおすすめのポイント
『こどもちゃれんじEnglish』は、次のように年齢で分かれています。
- 1~2歳向け:こどもちゃれんじぷち English
- 2~3歳向け:こどもちゃれんじぽけっとEnglish
- 3~4歳向け:こどもちゃれんじほっぷEnglish
- 4~5歳向け:こどもちゃれんじすてっぷEnglish
- 5~6歳向け:こどもちゃれんじじゃんぷEnglish
『こどもちゃれんじEnglish』の特徴は、2ヶ月に1回のペースで年齢に合った教材が送られてくる点です。内容は、英語玩具とDVD、BOOKです。
英語玩具は、人形やパズル、ゲームなどとてもバラエティ豊かになっています。受講者の声を見ても、実際に多くのお子さまがさまざまなおもちゃを楽しんでいます。
定期的に教材が送られてくるので、飽きずに続けやすいですし、「次は何がくるだろう」と楽しみになりますね。
学習方法
『こどもちゃれんじEnglish』の教材は、次のように利用していきます。
- DVDで英語をインプットします。
- 英語玩具でインプットした内容を体験します。
- BOOKで知識を定着させていきます。
この流れによって、「使える英語」を身につけることができます。
7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)
・画像引用:7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)
最後にご紹介するのは『7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)』です。今や世界から注目されている“七田式教育”を基にした英語教材になっています。
“七田式教育”を簡単にご紹介します。
“七田式教育”とは、高速で英語を聞くことで右脳を活性化させ、情報を記憶しやすくする学習方法です。リスニングと合わせて英語の音読も行うので、音声の聞き流しよりも語学が身につきやすいと言われています。
また、同じ内容を4回繰り返して学習するのも“七田式教育”の特徴です。これにより、記憶の定着を図ります。
教材の特徴とおすすめのポイント
『7+BILINGUAL(セブンプラス・バイリンガル)』には、以下の教材が含まれています。
音声ペン/テキスト集/イラスト集/録音シール/使い方マニュアル
<特典> English かけ流し CD/ぬり絵
他と比べて教材の数は少なめです。そのため、「あまり多くの教材が届いても置き場に困る…」というご家庭にぴったりですよ。
イラスト集は、1日ごとに完結するストーリーになっています。登場人物ナナちゃんと一緒に世界を旅してさまざまな体験をするお話なので、お子さまも楽しく続けることができるでしょう。
レベル分けが無いので、お子さまが興味を持ったストーリーから始めることもできます。
ただ、レベル分けが無い分、お子さまが内容を理解しているか、英語は身についているかと気にしてあげるようにしましょう。
また、『7+BILINGUAL』のカリキュラムは、七田式英語学習法に基づいて、学習内容を4回繰り返すようにつくられています。
「復習が大切」というのはわかっていても、実際に復習も考慮してご家庭で学習スケジュールを立てるのは難しいという方も多いのではないでしょうか。
『7+BILINGUAL』では、カリキュラムに沿って勉強を進めるだけで復習でき、記憶を定着させることができます。スケジュールを組む手間が無い分、親御さんの負担も軽くなりますよ。
学習方法
『7+BILINGUAL』を使った学習は、次の流れになります。
- 日本語を聞いて会話の流れを掴みます。イラスト集を見ながら音声ペンでタッチして音声を聞くとよりわかりやすいでしょう。
- 等倍速と3倍速で英語を聞きます。
- 等倍速の会話を音読します。
基本的に聞き流しと音読なので、とてもシンプルですが、「CDをBGM感覚で流し続けるだけで、子どもの口から英語が出てくるようになった!」という受講者の声も多く聞かれます。
幼児向け英語教材で楽しく英語を身につけよう
幼児向けの英語教材のメリット、お子さまにぴったりの英語教材の選び方をお伝えし、おすすめの英語教材を5つご紹介しました。
今回ご紹介した教材はどれも実績があるものばかりなので、きっと安心して使用することができるでしょう。
幼少期の英語学習は、何より楽しく続けられることが一番ではないでしょうか。お子さまに合った、楽しく続けられそうな英語教材を選んで、将来につながる英語を身に付けましょう。
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