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「海外留学中もスマホを不自由なく使いたいが、良い方法が分からない」
「ホームステイ先はインターネット環境が整っているけど、街中でネット接続できるか不安」
海外留学を前に、上記のような不安を抱えていませんか？
今使っているスマホをそのまま海外で利用する方法は、以下の3つです。
上記のうち、現在の電話番号そのままで利用できるのは①と③。
海外滞在中のみSIMカードを差し替えるため、電話番号の変更も伴うのが②の方法です。
この記事では、②と③に焦点を当て、おすすめのSIMカードをご紹介します。最も手軽な海外Wi-Fiレンタルを利用したい方は、下記の記事を参照してください。
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以前まで、海外SIMと言えば「一定期間・一定容量使用できるプリペイド式の海外専用のSIMカード」を購入するのが一般的でした。
しかし、近年は海外でも利用可能な格安SIMが普及しており、海外渡航時も日本と同じSIMカードスマホ利用する方も増えています。
それぞれメリット・デメリットがありますので、まずは両者の特徴の違いを理解しておきましょう。
まずは、海外専用SIMカードの特徴からご紹介します。
海外専用SIMのメリットは、プリペイド式のためデータ容量や利用期間を指定したうえで手軽に購入できる点です。
日本のメイン回線とは別に、あくまで、海外渡航期間のみ臨時で利用するのに適しています。
手軽に購入できる海外専用SIMカードですが、利用の際にはSIMカードの差し替えが必要です（eSIMの場合は差し替え不要）。
また、SIMカードを差し替えると電話番号も変更されるため、差し替えている間は日本で利用している電話番号が使えなくなります。
留学期間が長期になる場合は、日本で利用していたメイン回線の解約や休止といった手続きも必要になるでしょう。
続いて、最近人気の格安SIMの国際ローミングについて、その特徴をご紹介します。
国際ローミングが可能な格安SIMであれば、海外でもそのままスマホ利用が可能です。日本出国時・帰国のたびにSIMカードを差し替える手間がかかりません。
SIMカードを差し替える必要がないため、留学期間中や帰国後もこれまで日本で利用してきた電話番号が使えます。
プランによっては、データ容量の追加購入なども可能です。
海外渡航のたびにSIMカードの差し替えは不要になりますが、現在利用しているスマホ回線が国際ローミングに対応していない、もしくは対応していても料金が高い場合は、MNPで通信会社を乗り換えなければなりません。
NMPの手続き自体はそれほど面倒ではありませんので、国際ローミング可能な格安SIMに乗り換える場合は早めに手続きを済ませてしまいましょう。
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海外200以上の国と地域に対応し、容量無制限プランや渡航中の容量チャージによって、どこでも快適な通信を可能にしています。
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それでは、実際に海外留学におすすめのSIMカードをご紹介します。まずは、2週間から1カ月程度の短期留学や海外旅行などにおすすめの5サービスからです。
出典：ahamo
| 会社名 | NTT docomo |
| 基本料金プラン | ahamo 20GB：2,970円（税込） ahamo大盛り 100GB：4,950円（税込） ※国内通話5分無料 |
| データ容量（海外利用時） | 20GB |
| 海外での音声通話・SMS | 可能（申込不要） |
| 海外でのデータ通信 | 可能（申込不要） |
| 利用可能な国 | 音声通話：200以上の国と地域 データ通信：82の国と地域 |
| 有効期限 | 15日間以降128kbpsに速度が低下（帰国するまで） |
| SIMカードのサイズ | 3in1サイズ（通常／nano／micro）、eSIM |
| 公式HP | https://ahamo.com/ |
ahamo（アハモ）はNTTドコモが提供する新料金プランの格安SIMで、海外でも利用可能です。
海外利用（国際ローミング）を利用するのに特別な手続きや追加料金は不要なため、一度ahamoに乗り換えてしまえば、海外に渡航するたびに海外専用SIMカードを購入する必要がなくなります。
国際ローミングには最大15日間という期間の制限がありますが、音声通話・SMSは200以上の国と地域で通話可能。データ通信も82の国と地域で利用可能です。
注意点は、海外利用が15日を過ぎると通信速度が128kbpsに制限さるという点。そのため、長期間の留学には向いていませんが、短期留学であれば十分すぎるスペックと言って良いでしょう。
AhamoにNMPで乗り換えることで、毎月のスマホ料金も安くなる可能性が高いです。この機会に、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
スマホ本体を買い換えなくても、ahamoのSIMカードまたはeSIMだけ申し込んで、乗り換えることが可能です。
| 販売会社 | a2network |
| 利用可能な国名 | ・ASIAプラン 30ヵ国（韓国、フィリピン、オーストラリアなど） ・GLOBALプラン 140ヵ国（アメリカ、イギリス、アフリカ、中東、中南米など） |
| 価格 | ・ASIAプラン 1,980円（非課税） ・GLOBALプラン 3,980円（非課税） |
| データ容量 | 6GB |
| 有効期限 | ・ASIAプラン 8日間（192時間） ・GLOBALプラン 15日間（360時間） |
| 海外での音声通話・SMS | なし |
| 海外でのデータ通信 | 可能 ※5G高速データ通信 |
| 日本語のサポート | あり |
| SIMカードの種類 | eSIM |
| テザリング | － |
| リチャージ | なし |
| 公式HP | https://www.travesim.com/ |
TRAVeSIM（トラベシム）は、SIMカードの抜き差し不要で、QRコードで読み込むだけで使えるeSIMタイプの海外対応SIMサービスです。
ASIAプランとGLOBALプランを用意し、世界140ヵ国に対応しています。
ASIAプランでは東アジア・南アジア・東南アジア・中央アジア・中東・オセアニア、GLOBALプランは北米・ヨーロッパ・オセアニア・アフリカ・中東・アジア・中南米に対応し、世界各国の留学や旅行に活用できるのが魅力です。
データ通信は5G高速データ通信に対応し、6GBまで高速の通信が可能。容量超過後も低速で使い放題であるため、海外で快適にスマホを使用できます。
| 販売会社 | 株式会社グローカルネット |
| 利用可能な国名 | ・アメリカ ・ハワイ ・韓国 ・台湾 ・中国 ・タイ ・ベトナム ・マレーシア ・オーストラリア |
| 価格 | ・アジア周遊 4,160円（12日）5,560円（30日） ・ヨーロッパ周遊 4,960円（15日）6,960円（30日） ・オセアニア周遊 5,760円（15日）6,560円（30日） ・中華圏周遊 4,000円（15日）5,000円（30日） ・アメリカ周遊 5,980円（15日）9,480円（30日） ・アメリカ 5,980円（15日）9,480円（30日） ・ハワイ 2,980円（7日）5,980円（15日） ・韓国 2,560円（5日）5,360円（30日） ・台湾 3,000円（15日）3,960円（30日） ・中国 3,000円（15日）4,000円（30日） ・タイ 1,760円（8日）3,160円（30日） ・ベトナム 1,760円（8日）4,560円（30日） ・マレーシア 3,160円（12日）4,560円（30日） ・オーストラリア 4,760円（15日）5,560円（30日） |
| データ容量 | 6GB～100GB ※プランによって異なる |
| 有効期限 | 5日～30日 ※プランによって異なる |
| 海外での音声通話・SMS | 不可 |
| 海外でのデータ通信 | － |
| 日本語のサポート | － |
| SIMカードの種類 | eSIM |
| テザリング | 利用する国によって異なる |
| リチャージ | 不可 |
| 公式HP | https://glocalnet.jp/lp/esim/ |
Glocal eSIMは、60ヵ国以上の国・地域で利用できるeSIMを提供しています。
アメリカや韓国などの国別プランに加えて、アジアやヨーロッパなどの周遊プランを用意しているため、留学や旅行などで複数の国に行く方におすすめです。
レンタル期間はプランによって異なり、最短は韓国プランの5日間、最長はハワイを除くプランの30日間となっています。短期留学や長期滞在など、レンタル期間でも選びやすいのが特徴です。
出典：Three
| 会社名 | Three |
| 主な価格 | 10GB／30日間 1,980円 12GB／30日間 2,680円 3GB／90日間 3,447円 など |
| SIMカードのデータ容量 | 3GB、5GB、10GB、12GBなど |
| 海外での音声通話・SMS | 可能なタイプあり |
| 海外でのデータ通信 | 可能 |
| 利用可能な国 | イギリス・ヨーロッパ、北米・南米・アジア・オセアニア |
| 有効期限 | 30日間、90日間など※期間内のみ利用可能 |
| SIMカードのサイズ | 3in1サイズ（通常／nano／micro） |
| 公式HP | https://www.three.co.uk/ |
イギリスの通信会社であるThreeの海外専用SIMカードは、Amazonや楽天市場で購入可能です。商品によっては、日本語の説明書が付いていることもあります。
SIMカードの種類は、「データ通信専用SIM」「イギリス国内向け音声通話が可能SIM」「SMS機能が無制限で利用できるSIM」など。データ容量も、3GBから10GB、25GBなど細かく分かれています。
プリペイド式SIMカードのため、記載されているデータ容量を使い切るか、利用期限を過ぎると、その時点で通信できなくなります。海外にいる間にデータ容量や有効期間が足りなくなる可能性がある方は、複数枚購入するなどして対応してください。
ThreeのSIMカードが対応する国と地域は、イギリスを含むヨーロッパ地域がメインです。ヨーロッパを周遊したい場合にも利用可能です。
SIMカードの種類によっては北米やアジアを含む地域でも使えますので、チェックしてみると良いでしょう。
以下に、Amazonで購入可能なThreeのSIMカードの一部をご紹介します。
Three ヨーロッパ フランスsim 通信データプリペイドSIM 10GB 3000分無料通話付き30日間有効
イギリスSIM Three 30日/データ12GB/通話3000分・他約60地域 データ12GB コミコミパック(日本語マニュアル付)
Three UK プリペイド シムカード ヨーロッパ用 12GB ヨーロッパ、アジア、アメリカ使用可能
Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】【最大90日間有効】
イギリス国内データ25GB 25GBまでバリューアップ /通話3000分 コミコミパック ドイツSIM Three ドイツ他約60地域 30日データ12GB ＋YM SIMピンセット(日本語オリジナルマニュアル付)
出典：AIS
| 会社名 | AIS |
| 主な価格 | 4GB／8日間 870円（タイ国内電話通信付き） 4GB／8日間 1,850円（アジア14カ国） 6GB／15日間 4,300円（世界145カ国） など |
| SIMカードのデータ容量 | 3GB、4GB、15GBなど |
| 海外での音声通話・SMS | 可能なタイプあり |
| 海外でのデータ通信 | 可能 |
| 利用可能な国 | タイ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパ、アメリカなど 世界148カ国 |
| 有効期限 | 8日間、15日間 など※期間内のみ利用可能 |
| SIMカードのサイズ | 3in1サイズ（通常／nano／micro） |
| 公式HP | https://www.ais.th/roaming/sim2fly/int-en/index.html |
SIM2Flyは、タイの3大通信会社の最大手であるAIS社の海外SIMカードです。こちらも、Amazonや楽天市場などで購入できます。
データ容量や有効期間、対応可能地域が異なるSIMカードがたくさん販売されていますので、自分が訪れる国・地域に対応しているカードを選びましょう。
主に、タイや中国などアジア各国向けSIMと、グローバル対応SIMに分類できます。
プリペイド式のため、記載されているデータ容量を使い切るか、利用期限を過ぎると、その時点で通信できなくなります。海外にいる間にデータ容量や有効期間が足りなくなる可能性がある方は、複数枚購入するなどして対応してください。
以下に、Amazonで購入可能なSIM2FlyのSIMカードの一部をご紹介します。
Three ヨーロッパ フランスsim 通信データプリペイドSIM 10GB 3000分無料通話付き30日間有効
イギリスSIM Three 30日/データ12GB/通話3000分・他約60地域 データ12GB コミコミパック(日本語マニュアル付)
Three UK プリペイド シムカード ヨーロッパ用 12GB ヨーロッパ、アジア、アメリカ使用可能
イギリス国内データ25GB 25GBまでバリューアップ /通話3000分 コミコミパック ドイツSIM Three ドイツ他約60地域 30日データ12GB ＋YM SIMピンセット(日本語オリジナルマニュアル付)
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海外200以上の国と地域に対応し、容量無制限プランや渡航中の容量チャージによって、どこでも快適な通信を可能にしています。
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続いては、長期留学におすすめのSIMカードを、4サービスご紹介します。
出典：楽天モバイル
| 会社名 | 楽天モバイル |
| 基本料金プラン | Rakuten UN-LIMIT VII ・3GBまで：1,078円（税込） ・3GB〜20GBまで：2,178円（税込） ・20GB〜：3,278円（税込） |
| データ容量（海外利用時） | 2GBまで（プランに合算）※超過後は128kbpsに制限あり※データ追加1GBあたり500円でチャージ可能 |
| 海外での音声通話・SMS | 可能・Rakuten Linkアプリ同士なら無料・Rakuten Link経由なら割引料金で通話可能 |
| 海外でのデータ通信 | 可能 |
| 利用可能な国 | アメリカ、イギリス、シンガポールなど海外69の国と地域 |
| 有効期限 | 1ヶ月ごとの月契約 |
| SIMカードのサイズ | 3in1サイズ（通常／nano／micro）、eSIM |
| 公式HP | https://network.mobile.rakuten.co.jp/ |
楽天モバイルは、海外でも追加料金不要で2GBまで利用可能な格安SIMです。日本国内で利用しているスマホと契約プランそのままで、海外でも音声通話もデータ通信もできるのは便利です。
日本国内での基本プランは、次の3つ。
| Rakuten UN-LIMIT VII料金プラン | 料金 |
| データ使用量：3GBまで | 1,078円（税込） |
| データ使用量：3GB〜20GBまで | 2,178円（税込） |
| データ使用量：20GB〜 | 3,278円（税込） |
楽天モバイルの場合、その月のデータ使用量に応じた支払額になるのですが、そのうちの2GBまでを追加料金不要で海外でも利用できます。
ahamoの様に15日間という期間の制限がないため、長期留学の方におすすめ。海外での利用が2GBを超える場合も、1GBあたり500円で追加チャージが可能です。
音声通話も、Rakuten Linkアプリを使うことで安く抑えられますよ。
また、海外指定66の国と地域への通話がかけ放題になるオプションも、月額980円（税込）で利用可能。Rakuten Linkアプリを使うことが条件です。
楽天モバイルの海外利用対応国は69の国と地域と少ないですが、対応可能地域に行く予定の方は検討してみると良いでしょう。
スマホ本体を買い換えなくても、ahamoのSIMカードまたはeSIMだけ申し込んで、乗り換えることが可能です。
出典：Airalo
| 会社名 | Airalo |
| 主な価格 | 1GB／7日間 4.5USドル3GB／30日間 11USドル10GB／30日間 26USドル※アメリカ合衆国の場合※対象の国や地域によって異なる |
| SIMカードのデータ容量 | 1GB〜20GB※追加チャージができるタイプあり |
| 海外での音声通話・SMS | 可能なタイプあり |
| 海外でのデータ通信 | 可能 |
| 利用可能な国 | アメリカ合衆国、カナダ、タイ、オーストラリアなど 世界200以上の国と地域 |
| 有効期限 | 7日間、15日間、30日間 など※期間内のみ利用可能※追加チャージができるタイプあり |
| SIMカードのサイズ | eSIM |
| 公式HP | https://www.airalo.com/ja |
Airaloは、eSIMタイプの海外専用SIMカードです。200以上の国と地域で使えるeSIMを提供しており、AiraloのアプリでeSIMを購入後、自分のスマホにアクティベート（インストール）して使います。
渡航先と必要なデータ容量、有効期間を選んで申し込んでください。データ容量を使い切った場合でも、追加チャージができるタイプもあります。
eSIMタイプのため物理カードをなくす心配がなく、アプリ上でデータ残量のチェックや追加購入も可能です。
利用する際は、自分のスマートフォンがeSIMに対応しているかどうかを確認してから購入しましょう。公式HPの言語で日本語を選び、国とプランを選んで購入してください。
| 会社名 | trifa |
| 主な価格 | 1GB／7日間 1,190円 3GB／15日間 2,640円 10GB／31日間 7,600円 ※アメリカ合衆国の場合※対象の国や地域によって異なる |
| SIMカードのデータ容量 | 1GB〜 |
| 海外での音声通話・SMS | 不可 |
| 海外でのデータ通信 | 可能 |
| 利用可能な国 | アジア、ヨーロッパ、北米、南米、オセアニアなど 世界195 の国と地域 |
| 有効期限 | 7日間、15日間、30日間 など※期間内のみ利用可能 |
| SIMカードのサイズ | eSIM |
| 公式HP | https://trifa.jp/ |
trifa（トリファ）は、日本企業が運営する海外専用SIMカードです。お問い合わせやよくある質問なども日本語対応で、使いやすくなっています。
世界195カ国でデータ通信が行えるeSIMを提供しており、音声通話には対応していませんが、最短3分で利用開始できる便利さが人気。
購入する際は、trifaアプリをインストールして利用します。アプリ上でSIMカードを利用したい期間や訪問する国、データ容量の希望などを入力していくと、最適なeSIMを提案してもらえます。
事前に購入しておく場合は、購入した日から3カ月を目安に利用開始しましょう。
| 会社名 | ハナセル |
| 主な価格 | SIMカード代金15ドル＋プラン料金が必要・月9.99ドルプラン：1MB 音声通話1分0.27ドル付き・月29ドルプラン：2GB 音声通話1分0.27ドル付き・月79ドルプラン：データ無制限 音声通話無制限 など |
| SIMカードのデータ容量 | 2GB〜使い放題 |
| 海外での音声通話・SMS | 可能 |
| 海外でのデータ通信 | 可能 |
| 利用可能な国 | アメリカ合衆国 |
| 有効期限 | 1ヶ月ごとの月契約 |
| SIMカードのサイズ | 3in1サイズ（通常／nano／micro） |
| 公式HP | https://www.hanacell.com/ |
ハナセルは、アメリカ限定で利用可能な海外専用SIMカードです。
プリペイド式ではなく、1カ月単位の月契約プランを申し込むタイプのため、アメリカで長期利用する際におすすめ。
データ量を使い切った場合は128kbpsの速度制限がかかりますが、月末まで無制限に利用でき、翌月にはまた高速の通信速度に戻ります。
事前に日本でSIMカードを入手して開通日を連絡しておけば、アメリカに到着後SIMカードを差し替えるだけで開通。解約手数料無料で、いつでも解約可能です。1カ月以上利用していれば、最終月の利用分は日割り計算してもらえます。
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海外留学時に海外用SIMカードもしくは国際ローミング対応の格安SIMを利用すれば、以下のようなメリットを得られます。
留学生の中には、Wi-Fiのつながる部屋や学校、カフェなどを探し、そういった場所限定でインターネットを利用している方もいるようです。
この方法であれば費用はかかりませんが、Wi-Fiスポットのない外出先では、Google翻訳やGoogleマップなどの利用ができず、日常生活が不便になってしまう点が難点と言えます。
また、フリーWi-Fiは誰でも使えて便利ですが、セキュリティ面での不安があります。また、速度も速くありません。
海外専用SIMカードや国際ローミング対応の格安SIMを利用すれば、どこでもスマホをネットに接続できるため、生活の便利度が格段に上がります。
ドコモ・au・ソフトバンクの大手通信キャリアでも、国際ローミング（海外ローミング）機能を利用した海外音声通話が可能です。しかし、この場合の通話料は、日本と比較して非常に高額です。
また、日本では電話を受信した際に通話料はかかりませんが、ローミング中は発信・受信ともに料金がかかります。
さらに、国際ローミングではデータ通信が利用できないケースも多く、パソコンやスマホでGoogle検索をしたり、地図を調べたりするためには、どうしても別にデータ回線を申し込む必要があります。
その点、データ通信ができる海外専用SIMカード・国際ローミング対応の格安SIMを利用すれば、料金を抑えながらの国際電話やインターネット通信が可能です。
海外でWi-Fi接続したい場合の候補として、「海外Wi-Fiレンタル」があります。
こちらは海外用のモバイルルーターをレンタルする方法で、現在も多くの方が利用しています。
海外Wi-Fiレンタルのメリットは、データ容量が多く、通信速度・通信品質に優れている点ですが、その分、料金が高くなってしまう点がネックです。
また、必ずモバイルルーターを持ち歩かないと通信ができないため、荷物が少し増えてしまうことになります。
その点、海外利用可能なSIMカードならスマホひとつ持ち歩けばネットに接続できるため、手軽で簡単です。
SIMカードには3種類の大きさがありますが、最近では物理的なカードを使わない「eSIM」が登場して、より便利になりました。
eSIMはデジタルデータをスマホにインストールする仕組みで、eSIMに対応したサービスであれば、物理的なSIMカードの差し替えなしでスマホの海外利用が可能です。
差し替えの手間やSIMカードの紛失リスクもないため、スマホ端末がeSIMに対応している方にはおすすめの方法と言えるでしょう。
また、注文したらすぐにデータが届くため、カードを送付して届くまでのタイムラグがありません。「最短3分で利用可能」というのは、eSIMだからこそできるサービスです。
ただし、eSIMに対応していないスマホもまだまだ多いです。自分の使っているデバイスがeSIMに対応しているか確認してから、申し込むようにしてください。
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海外留学用に国際ローミングに対応した格安SIMを契約する、あるいは海外専用SIMカードを購入する際には、次の点を事前に確認しておきましょう。
まず大事なのが、「これから訪れる国でSIMカードが使えるか」という点です。
格安SIMのHPや海外専用SIMカードの販売ページには、利用できる国・地域が必ず記載されています。事前に、必ず確認しましょう。
自分のスマホが、SIMカードの変更に対応しているかどうかも重要です。
最近では家電量販店や通信販売などで「SIMフリー」と呼ばれる「どの会社のSIMカードでも使えるスマホ」を購入できます。
しかし、大手キャリアで購入した端末などは、いわゆる「SIMロック」されているケースも多いです。
自分のスマホがSIMロックされている場合は、別のSIMカードを利用できるようにSIMロックを解除する必要があります。
また、eSIMを使うつもりならば、そのスマホがeSIM対象機種かどうかもチェックしておきましょう。
SIMカードには、3種類の大きさがあります。
大きい順に、「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」。1枚の台紙に切り込みが入っていて、3つのサイズに自分で切って使える「3in1サイズ（マルチSIM）」もあります。
スマホやタブレット端末によってSIMサイズが異なりますので、確認しておきましょう。
有効期限が設定されているタイプのプリペイド式海外専用SIMカードの場合は、仮にデータ容量が残っていても期日が過ぎると使えなくなります。
海外に滞在する期間をカバーしているか、チェックのうえ購入してください。
まずは、「ネットの各種サービス利用時に、どれくらいのデータ容量が必要なのか」を、下記の表でご確認ください。
| 利用シーン・アプリ | データ利用量・利用条件 | 利用可能目安 |
|---|---|---|
| Google検索 | 1GB／1ページ約1.8MB | 約625ページ |
| Googleマップ | 1GB／1経路検索約1MB | 約1,000回 |
| Google翻訳 | 1GB／10文章約2MB | 約5,000文 |
| YouTube | 1GB／1時間約450MB | 約2.2時間 |
| LINEトーク | 1GB／1トーク約3KB | 約33万回 |
| LINE電話 | 1GB／1分約0.3MB | 約55時間 |
| LINEビデオ通話 | 1GB／1分約5.1MB | 約3時間 |
上記は1GBの容量で利用可能な目安ですので、2GB程度もあればかなりのネット利用ができることが分かります。
SIMカード以外に学校やホテル、宿泊先などのフリーWi-Fiを利用すれば、かなり余裕を持ったデータ通信ができるのではないでしょうか。
ただし、留学先の国の通信環境によっては、5Gや4G回線が使えず、3G回線になる可能性もあります。通信速度に関しては、渡航先の情報も併せて確認しておくと良いでしょう。
海外企業が提供する海外専用SIMカードを利用する際には、多少の言葉の壁があります。
日本語でサポートがあるか、マニュアルがもらえるかなども、チェックしておきましょう。
プリペイド式の海外専用SIMカードは、「データ通信専用タイプ」と「データ通信と音声通話の両方が可能なタイプ」に分かれます。
海外にいても日本から電話がかかってくる可能性がある方や、日本に頻繁に電話する必要がある方は、音声通話も可能なタイプを選ぶと良いでしょう。
ただし、その際は海外SIMカードに割り振られた電話番号を相手に知らせておく必要があります。
もしくは、ahamoや楽天モバイルといった国際ローミング可能な格安SIMに乗り換えることで、これまでの電話番号のまま、留学先でのデータ通信・通話が可能になります。通話相手が多い場合は、やはりこの方法が便利なのではないでしょうか。
一方で、あまり電話する機会がない方や、LINE通話やZoom、FaceTimeなどのIP通話を使えばOKな場合は、データ通信専用タイプで十分かもしれません。
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海外専用SIMカードを初めて購入する方は、次の点に注意しておきましょう。
スマートフォンの対応周波数帯（バンド）と通信方式は、機種ごとに異なっています。
日本で購入した機種は日本の通信キャリアの周波数と通信方式に対応していますが、海外で利用する通信キャリアの周波数と通信方式に対応しているとは限りません。
周波数帯（バンド）が異なる機種の場合、通信できない可能性が高いのです。特に、Androidスマホは機種によってカバーしている周波数帯が異なるため、注意が必要です。
プリペイド式の海外専用SIMカードを購入する場合、今使っているスマホの電話番号での通話はできなくなります。
そのため、電話番号を維持するためだけに月額費用を払うのはもったいないと思われる方もいるでしょう。
解約する手間や、日本に帰国したあとまた日本の通信キャリアと契約し直す手間を考えると、解約するよりも休止がおすすめです。
休止期間中も月額料金はかかりますが、維持コストはかなり低く抑えられますよ。
主な通信キャリアの休止プランは、以下の通りです。
| docomo | 電話番号保管・解除 ・事務手数料：1,100円（税込） ・月額電話番号保管料：420円（税込） ・月額メールアドレス保管料：110円（税込） |
| au | 一時休止 ・契約事務手数料：3,850円（税込） ・月額使用料（情報保管料）：409円（税込） |
| ソフトバンク | 電話番号・メールアドレスお預かりサービス ・メールアドレスお預かりサービス ・月額利用料：429円（保管受付当月分より、毎月請求） |
休止手続きを済ませたら、購入した海外専用SIMカードに差し替えましょう。これまで使用していたSIMカードは、日本に帰国後に再度差し替えるため、無くさないよう気を付けて保管してください。
また、この機会に国際ローミング可能な格安SIMにNMPで乗り換えてしまえば、上記の休止手続きは不要です。
15日間までの留学であれば、20GBの容量がそのまま海外でも使える「ahamo」がおすすめ。
長期間の留学なら、海外でも毎月2GBまで利用できデータの追加購入も可能な「楽天モバイル」がおすすめです。楽天LINKアプリ同士で通話すれば、通話料も無料になります。
留学前・海外留学中・帰国後で一貫して同じ電話番号を使い続けられるというメリットもありますし、帰国後のスマホ代が安くなる可能性も高い2社です。
留学先が対応エリアの場合は、この機会にNMPで乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
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