子どもに英語を学ばせたいと考えている親御さんにとって、一度は英検を意識したことがあるのではないでしょうか。
親御さん自身が過去に受験したことがある場合は、身近な試験かもしれませんね。英検4級のレベルは「中学中級程度」とされています。
小学生のうちに合格することで、中学英語を大きく先取りをすることができます。本記事では、実際に小学生に英検4級を合格させた筆者の経験から、合格におすすめの勉強法をご紹介します。
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英検4級とは?
小学生の英検4級の受験は、学習指導要領の見直しによる英語の必修化や、社会のグローバル化による英語の重要性の高まりなどを考え合わせると、英語力を身につける方法としてとても有意義な選択です。ぜひ受験に挑戦してみることをおすすめします。
英検4級の概要
英検とは、「日本英語検定協会」が行う「実用英語技能検定」のことで、日本では伝統と実績のある英語試験の一つです。1963年に1・2・3級のみで始まり、1966年に4級、1987年に準1級と5級、1994年に準2級が新設。現在は、下から5級・4級・3級・準2級・2級・準1級・1級の7レベルがあります。
英検4級は下から2番目の級で、一次試験(筆記とリスニング)のみ。合格したら英検4級を取得できます。(2次試験は3級以上から)
受験資格や条件などはなく、何歳からでも受験できるため、最近では小学生の受験も増えてきました。
英検4級のレベル
英検4級は、英語の学習を始めて最初の目標となる英検5級の次に目指す級です。英検では、英検4級のレベルを、「中学中級程度」としています。簡単な英語を理解し、それを使って表現できることが求められます。
英検4級では、英検5級より一歩進んだ、基礎的でありながら、かつ重要な内容が出題されます。試験は、一次試験(筆記とリスニング)のみです。
小学生の場合、いきなり英検4級を受験するのではなく、まず英検5級に合格した後、英検4級を目指すのが良いでしょう。
スピーキングテストもオンラインで任意で受験できますが、級認定には影響しません。
英検4級の試験内容・出題傾向
英検4級は一次試験のみで、筆記(リーディング)が35分、リスニングが30分です。
筆記(リーディング)では、短文の語句空所補充15問、会話文の文空所補充5問、日本文付き短文の語句整序5問、長文の内容一致選択10問です。いずれも4択です。
出題傾向としては英検5級に比べてより実用的になり、身近なトピックが題材とされます。
短文の語句空所補充 | いわゆるボキャブラリーを問う問題で、文脈に合う語句を補います。 |
会話文の文空所補充 | 会話文の空所に語句や文を補います。 |
日本文付き短文の語句整序 | 書かれた日本文の意味に合うよう、与えられた語句を並べ替える問題です。 |
長文の内容一致選択 | パッセージ(ひとくぎりの文章)の内容についての質問に答える問題です。 |
リスニング | 会話の応答文選択10問、会話の内容一致選択10問、文の内容一致選択10問。 放送回数は2回でいずれも4択です。 |
会話の応答文選択 | 流れる会話の最後の発言に対する適切な応答を選ぶ問題。補助的なイラストがついています。 会話の内容一致選択とは、会話の内容に対する質問に答える問題です。 文の内容一致選択とは、短いパッセージ(物語文、説明文)の内容に対する質問に答える問題です。 |
英検4級の合格点・合格率
英検の合格基準には、2016年度第1回検定より、英検CSEスコアというものが導入されました。今までの素点に対する合格点ではなく、それぞれの級に対して合格基準スコアというものが発表されています。
英検4級では、合格基準スコアが622(満点500×2分野)。単純に計算すると6割強ということになりますが、問題数(素点)に対しての割合ではありません。2分野においてバランスよく7割前後を取ることが必須です。
ただ、公式に合格率を発表しているわけではありません。とはいえ、全体の受験生に対してどれぐらいの合格率かは気になるところです。データが少し古いですが、2014年以前のデータを見る限り約70%の合格率になります。
合格率より合格基準に達しているかどうかの方を注視しましょう。
小学生が英検4級を目指すメリット
最近では、小さな頃から英語のコンテンツを見せたり聞かせたりする親御さんが増えていますが、漫然と勉強していたら、目標もなく実力もよくわからないという状況になります。
英検を目指すということは、英語学習に対する目標設定にもなり、やる気を引き出せます。
小学校の英語必修化
小学校の英語教育が大きく様変わりしています。2020年度からの学習指導要領の見直しで、それまでの楽しみながら学ぶ「外国語活動」から一歩踏み込み、小学5年生からは「教科」として「読むこと」「書くこと」を学び、教科として評価されます。
英検なら英語力を「見える化」でき、子どもたちにとっても英検合格は励みになるでしょう。
中学校英語の先取り学習
中学1年生で本格的に英語学習が始まります。小学生時代にある程度英語経験を積んだ子と、まったくゼロからスタートする子とでは、スタート時点ですでに大きな開きがあることになります。
スタートをうまく切れるか、出だしでつまづくかは、その後の英語学習に大きな差が出ます。せっかくなら上手くスタートを切らせてあげたいですよね。
小学校の間に英語に慣れ親しみ英語の技能を身につけておくと、自信を持って中学校の英語の授業を受けることができます。
英語学習のはじめの一歩
社会のグローバル化はどんどん進み、進学や就職の場では、英語が重要視される時代です。人生に英語が不可欠なら、英語と良好な関係を築きたいですね。
英語と仲良く付き合い続けるためには、一生英語の勉強は欠かせません。英検を適切に活用して、生涯続く英語学習の習慣化ができれば、人生にとって必ずプラスとなることでしょう。
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小学生の英検4級対策のポイント
英検は受験年齢に制限はありません。小さなお子さんから年配の方まで、どの級でも自由に受けることができます。もちろん英検4級も、大人の方が「やり直し英語」で受験される場合もあります。
ここでは、小学生に的を絞って英検4級合格のための勉強法をご紹介します。
学年(年齢)に合わせた勉強法を実践しよう
小学生と一口で言っても、小学1年生と小学6年生では体格的にも精神的にも大きな開きがあります。ひとくくりに「英検4級合格のための小学生の勉強法」と言えないぐらいの差です。
やはり「低学年」「中学年」「高学年」という発達段階を考慮した勉強法を行いましょう。発達段階を無視して勉強を強いたために、英語が嫌いになってしまった・・・という話をよく聞きます。
発達段階に応じ、お子さんの自主性を重んじつつ、背中を押してあげる勉強法がベストです。
現時点の英語力を知ろう!
「英語力を知るために英検を受けよう」といいながら、英検を受けるために「現時点の英語力を知ろう!」というのは、なんだか矛盾しているようですが、実は両方が正解なんです。
特に、英検を受けるのが小学生の場合、人によって英語の経験値や英語力に大きな差があります。現時点の英語力を正しく見極めたうえで、英検4級を受験させることが大切です。
学校以外での受験という経験がほとんどない小学生にとって、「不合格」という烙印を押されるのはできるなら避けたいところ。
もちろんいくら準備をしても不合格になることはありますが、その後の英語人生を考えるとできるだけ避けてあげたいですよね。
避けるためには、英検4級に合格する実力があるかどうかを大人がしっかり見極めてあげることが大切です。「合格」なら必ずその子の自信につながります!
そして、長い英語人生において英検を受けていくことは、英語学習のマイルストンになり、英検によってその時点の英語力を証明することもできます。
【技能別】小学生の英検4級勉強法
単語(ボキャブラリー)
英検4級合格に必要な語彙数は、600~1,300語と言われています。
英検4級の目安が「中学中級」です。英検に合格するためには語彙力アップは必須。それぞれの級の単語参考書をしっかり解いて、その級の単語をマスターすることは基本中の基本です。
ただ、小学生の場合、単語参考書を黙々と勉強することはなかなか難しいでしょう。一般向け用の「でる順パス単」などではなく、「小学生のための英検4級合格単語700」などという小学生向けの単語参考書も出ていますので、そちらを使用することをおすすめします。
どの級であっても「知らない単語は読めない、書けない、聞けない、話せない」ということは同じです。英語学習にとって語彙力アップは必須です。基本中の基本ですからなおざりにしないで、小学生でも飽きずに続けられる工夫をしながら覚えさせるようにしましょう。
読む(リーディング)
小学生のお子さんに英検4級を取らせようと考えているたいていの親御さんは、中学中級レベルの英検4級ぐらいなら、内容的に自分が教えられる!と思うかもしれません。
ただ、親が子どもに教える場合、つい感情的に「こんなこともわからないのか!」「何度言ったらわかるの!」などと怒ってしまいがちです。こんな親子のやり取りが、子どものやる気を削ぐことに繋がります。
「餅は餅屋」ということわざがあります。今や町のあちこちに子ども向けの英会話スクールやオンライン英会話がありますから、プロの手を借りることも考えてみましょう。
小学生の英語学習のペースメーカーとして、「公文式」もおすすめです。
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聞く(リスニング)
今の子どもたちは、小さいころからTVやDVD、Youtubeなどで生の英語コンテンツに触れる機会を多く持っています。私たちが子どもの頃、あるいは英語を習い始めた中学生の頃に比べて、ずいぶん柔軟に英語を聞き取る英語耳を持っているように思います。
ただ英検の場合、それが問題という形で出題され、それに正しく解答することが求められますから、英語耳の他に、リスニング問題を解く技能も必要になります。英語に慣れるということと並行して、英検のリスニング問題に慣れることも大切です。
前項でも書きましたように、リスニングこそネイティブの発音になれるために、町の英会話教室やオンライン英会話の活用をおすすめします。なにより、英語を楽しみながら勉強できるというスタンスが小学生に向いています。
今や英語の音声コンテンツ、英語のリスニングコンテンツは、有料無料を問わずネット上にはたくさんありますので、上手く活用してみましょう。
小学生の英検4級対策|おすすめ対面式子ども英会話教室
小学生で英検4級を受験しようというお子さんなら、小さい頃からいろいろな英語学習に取り組んできたかもしれません。ここからは、対面式の子ども向け英会話教室を紹介します。
ベルリッツ・キッズ
・画像引用:ベルリッツ・キッズ
老舗英会話のベルリッツが展開する子ども向けコースです。一人ひとりの発話量にこだわり、最大3名の超少人数レッスンと、マンツーマンレッスンの2コース用意。単語の習得だけでなく、文章で伝える力が身につくよう「話す・聴く・読む・書く」の4技能を総合的に伸ばしていきます。
年齢やレベル、個性に合わせた最適なプログラムをレッスンに取り入れ、英検®などの検定試験対策にも力を入れています。
レッスンは4歳から受講することができ、歌やダンスから始まります。ゲーム形式で単語力や文章力を養っていくため、子どもも飽きずに楽しみながら最後までレッスンを受けることができます。歌の音源は自宅でも聞くことが可能です。
また、2023年に実施されたオリコンランキング英会話スクール部門にて、お客様満足度3年連続第1位を獲得。実際にベルリッツ・キッズに通わせている497名の保護者にアンケートを実施したところ、レッスン満足度96.4%、教師満足度98.4%と、申し分ない結果となりました。
ベルリッツの子どもコースは、子どもの発達を理解した外国人講師による完全英語のレッスンです。ネイティブスピーカーとは限りませんが、ネイティブレベルの語学力を持ったベルリッツの認定プログラムを修了している講師陣が揃っています。
講師が生徒と向き合う時間が多いマンツーマンコースの特徴としては、1対1だからこそ発話量も多く、講師が手厚くサポートしてくれるため、英語力を上達させることができるのでおすすめです。
最大3名の超少人数コースの特徴としては、「一緒にレッスンを受ける子どもたちから刺激をもらってほしい!」「おとなしい性格だからこそ十分に発話できるよう、友達と先生にも成長を見守ってほしい!」とお考えの保護者の方におすすめです。
シェーン英会話
・画像引用:シェーン英会話
都会でも、地方でも、多くの町に、対面式のこども英会話教室ができていて、大盛況です。特に、ネイティブの方がやっておられる教室が人気です。就学前の子供たちも、喜んで通っています。
わざわざ遠くまで出かけなくても、地元でやっておられる子ども向けの英会話教室に行かれることをおすすめします。同じ小学校のお友達も通っていたりするので、励みになります。
なんといっても、生の英語に触れることができるのは、大きなメリットです。小さなころから通えば、英語に対する拒否感、垣根がなくなるというメリットがあります。
英検向けのレッスンをしているところもあるので、ぜひ探してみてください。
小学生の英検4級対策|おすすめ子ども向けオンライン英会話
小学校でも上級生になると、他の習い事やクラブ活動などでなかなか時間が取れなくなるでしょう。
そんなときにおすすめなのがオンライン英会話です。いろいろなオンライン英会話が子ども向けのクラスを開講しています。オンラインなら都会も地方も差がありません。また、最近のオンライン英会話はとてもリーズナブルです。
子ども向けオンライン英会話でも、英検を意識したレッスンもしています。生の英語に慣れ親しみ、かつ英検の準備もできるなら、一石二鳥です。
Gaba kids こどもマンツーマン英会話
・画像引用:Gaba kids(ガバキッズ)こどもマンツーマン英会話
『Gaba kids(ガバキッズ)こどもマンツーマン英会話』は、小学1年生~6年生を対象としたマンツーマン英会話スクールです。中学生以上は、大人向けのGabaマンツーマン英会話に中高生向けのコースがあります。
Gaba kids(ガバキッズ)の特徴は、全レッスンがマンツーマンであることと手厚いサポート体制です。Gabaのインストラクター(講師)は採用率4%で選ばれたネイティブスピーカーで、子どもに特化した認定プログラムを修了した講師だけがレッスンを行います。
子どもの受講者のうち、60%以上が初級レベルからスタートしていることもあり、学校の英語授業に不安がある方や、引っ込み思案でなかなか話せないお子さんも取り組みやすいでしょう。
「みんなの前で間違えて恥ずかしい・・・」という気持ちが学習意欲を下げる原因にもなります。そのため、講師と1対1でリラックスして学べる環境で、苦手を克服していくことが自信へと繋がっていくでしょう。
サポート体制も手厚いです。講師とカウンセラーが連携してお子さんの学習状況サポートや、本人や保護者のお悩みにその都度寄り添います。子どものレベルに合わせたレッスンを毎回受講することができ、苦手な部分をそのままにしないため確実に英語力が身に付きます。
レッスン時間を子どもの都合に合わせて自由に予約できることはもちろん、オンラインでの受講か、または対面での受講かも選択できます。
Novakid(ノバキッド)
・画像引用:Novakid(ノバキッド)
全てのプランで使用できるお得なクーポンあります◎
- クーポンコード:CETCP15
- 割引:初回購入15%オフ(すべてのプラン対象)
- 有効期間:~2024年12月31日
『Novakid(ノバキッド)』は、米サンフランシスコを拠点に展開するオンライン英会話です。簡単なゲームを取り入れたレッスンが特徴で、講師とコミュニケーションをとりながら子どもが英語を遊びながら学べます。
講師は、ネイティブと非ネイティブ講師がいますが、全員が第2外国語としての英語教授資格を持ち、2年以上の経験のあるプロフェッショナルです。
またNovakidの講師は、オンラインで教えるのに適したTPR(Total Physical Response:全身反応教授法)に対応しています。そのため英語が分からない子どもでも、講師の表情や話し方、分かりやすいジェスチャーでレッスンについていけるのです。
レッスンは主にゲームを中心に展開され宿題やミッションで獲得したポイントがたまると更にゲームができる仕組みで、子どもが集中しやすくやる気アップが期待できます。
kiminiオンライン英会話
・画像引用:kiminiオンライン英会話
学研が提供するKiminiオンライン英会話英検4級合格コースなら、経験豊富な講師の指導のもと、適切な学習法で合格を目指すことができます。
コースは、学研の人気対策本「英検をひとつひとつわかりやすく。」シリーズがもとになっています。
eccオンラインKids
・画像引用:eccオンラインKids
英会話教室大手のECCが展開する子ども向けオンラインレッスンです。英語が楽しい、好きという気持ちを引き出すことで、子どもたちのもっと学びたい!もっと知りたいという学習意欲や好奇心を引き出すことを大切にした指導に定評があります。
ECCキッズ専門こどもオンライン英会話で指導を担当する講師は、厳しい採用試験に合格し、100時間を超える研修を受けて配属。子供に接するノウハウや楽しませる技術を徹底的に身につけています。
子どもたちが楽しく続けられるように、動きのあるゲームや直感的にわかるイラストを多用するなど、興味を持ちやすいものを活かした指導が特徴です。集中力が続かないお子さんでも、遊びの延長として夢中になって学んでくれますよ。
小学生の英検4級対策におすすめの問題集
書店の英検コーナーには、多くの英検用の参考書・問題集が並んでいますが、小学生には小学生向けの参考書・問題集を選びましょう。
もちろん覚えなければならない内容は同じですが、カラーやイラストの多用など、小学生にも取り組みやすいものを選ぶといいでしょう。
小学生のためのはじめての英検4級
はじめて英検4級を受ける小学生のための英検対策本です。小学生が無理なく英語を勉強し、英検合格のための力を養えるような工夫が随所に見られます。
どんな会話の内容なのかイメージしやすいようにイラストが描かれていたり、むずかしい文法用語を使わないでわかりやすく解説したりしています。
なにより、小学生が英語に対して抵抗を持たない工夫がいっぱい◎小学生のはじめての英検書としておすすめです。
小学生のための英検4級合格単語700
英検指導、英検参考書では定評のある植田一三先生監修の本です。小学生が英検4級に合格するために必要な語彙力が身につきます。
イメージから覚えるべき単語には、カラーイラストがついていて忘れにくいです。さらに、英検5級の単語も収録されており、しっかりおさらいができるようになっています。
これだけでは英検4級に必要な語彙数すべてを網羅しきれませんが、この本と一緒に過去問などで補えば十分と言えるでしょう。まずはこの本1冊をマスターしましょう。
小学生のためのよくわかる英検4級合格ドリル
このドリルは、これから英検の級を進むたびにお世話になる旺文社の英検書です。
この問題集は、小学生にも取りかかりやすいオールカラー版でイラスト付き。日頃の英語学習だけでは対応しきれない英検4級合格のためのポイントが、コンパクトにまとめられています。
解説はかみ砕いだ表現が使われているので、小学生のお子さん一人でも勉強ができます。最後に予想問題が収録されているため、最後の仕上げをやってから英検の試験に臨むといいでしょう。
CD付きなので、リスニング対策もばっちり◎スピーキングテストにも対応しています。
小学生の英検4級対策|おすすめ子ども用英語教材・アプリ
公文式
・画像引用:KUMON
小学生の英検合格のための学習に、公文式は一つの選択肢になりえると思っています。公文式は小学生の英検合格では実績があります。小学生の英検3級・4級の合格者のうち17,000人以上が公文の生徒でした(2018年度)。
公文と言えば、算数の計算問題というイメージがあるかもしれませんが、英語ではE-Pencilという道具を使って、ネイティブスピーカーの音声を聞きながら勉強します。
公文で英語を始めて1~2年後に英検5級、2~3年後に英検4級を目指すことが可能です。週2回続けることで力が身につきます。
【アプリ】英検リスニングマスター5級4級
・画像引用:App Store
英検のリスニング問題をスマホやタブレットで学習できるアプリです。今の子どもたちは、デジタルガジェットに小さい頃から慣れ親しんでいるので、すぐに上手に使えるでしょう。
英検5級4級のリスニング問題10回分計550問を無料で利用できます。英検の勉強だけでなく、小中学校の英語学習や高校入試などにも役立ちます。
小学生のうちに英検4級に合格して中学英語をスムーズに
小学生が英検4級に合格するための勉強法や参考書などをご紹介してきました。小学校の間に英検4級、そして英検3級まで取得できれば、中学英語が本当にスムーズにスタートでき、とても楽です。
しかし、親が考えるペースで勉強を無理強いすることはNGです。「英語は楽しいもの」と思わせることができたら、その後の英語の勉強にも弾みがつきます。今がとても大切な時期だといえるでしょう。
この記事で紹介した英会話教室一覧
この記事で紹介したオンライン英会話一覧
この記事で紹介した問題集一覧
この記事で紹介した英語教材・アプリ一覧
マンツーマン英会話レッスンで子どもの夢が広がる!安心サポート付きで楽しく学ぼう
『Gaba kids(ガバキッズ)こどもマンツーマン英会話』は小学生1年生~6年生を対象としたマンツーマン英会話スクールです。中学生以上は、大人向けのGabaマンツーマン英会話に中高生向けのコースがあります。
Gaba kids(ガバキッズ)の特徴は、全レッスンがマンツーマンであることと手厚いサポート体制です。Gabaのインストラクター(講師)は採用率4%で選ばれたネイティブスピーカーで、子どもに特化した認定プログラムを修了した講師だけがレッスンを行います。
またサポート体制も手厚いです。講師とカウンセラーが連携してお子さんの学習状況サポートや、本人や保護者のお悩みにその都度寄り添います。
子どもの受講者のうち、60%以上が初級レベルからスタートしていることもあり、学校の英語授業に不安がある方や、引っ込み思案でなかなか話せないお子さんも取り組みやすいでしょう。レッスンは自由に予約できるため、時間の都合に合わせて選べます。