『株式会社ECC』が運営する子ども向け英会話教室のECCジュニアとECCキッズ。
公式ウェブサイトを見ても違いがよく分からない…という方向けに、ECCジュニアとECCキッズの違いとそれぞれの特徴をまとめました。
ECCジュニアとECCキッズの違い
子ども向け英会話教室、ということは同じでも、ECCジュニアとECCキッズにはさまざまな違いがあります。
どちらかを選ぶときのポイントになりそうな違いを一覧にしました。
ECCジュニア | ECCキッズ | ||
---|---|---|---|
公式サイト | 公式サイト | ||
講師 | 日本語と英語のバイリンガル(主に日本人) | 英語のネイティブ(主に外国人) | |
カリキュラム・教材 | オリジナル教材で「聞く・話す・読む・書く」をバランスよく身に付ける | オリジナル教材で、英語圏の子どもたちと同じように自然に英語を身に付ける | |
月謝料金※ | 1歳 | – | 8,800~11,000円 |
2・3歳 | 6,600円 | 8,800~11,000円 | |
4・5歳 | 7,700円 | 8,800~11,000円 | |
小学1~6年生 | 7,700円(2024年度より) | 8,800~11,000円 | |
中学生 | 8,800円 | – | |
対象年齢 | 2歳~中学生 (教室により高校生~シニア向けコースも開講) | 1歳半~小学6年生 | |
教室数 | 10,733教室 | 145教室 | |
レッスンごとの定員数 | 2・3歳 | 5名 | 6組 |
4・5歳、小学生 | 12名程度 | 8~10名 | |
中学生 | 10名程度 | – | |
学べる教科数 | 英語、算数・数学、漢字の3教科 | 英語のみ |
※ECCキッズの月謝料金は地域によりことなります。別途入会金、教材費が掛かります。
一つひとつの違いについて、具体的に見ていきましょう。
日本人講師とネイティブ講師の違い
「誰に教わるか」ということが、ECCジュニアとECCキッズの最大の違いの一つです。
ECCジュニアの講師は日本人バイリンガル講師です。「ホームティーチャー」と呼ばれており、その名の通りレッスンは講師の自宅で開講される場合が多いです。
レッスン中、子どもが必要に応じて日本語での指導や説明を受けられるだけでなく、保護者としても日本語で相談ができたり、サポートを受けたりすることが可能です。
一方、ECCキッズの講師は英語ネイティブの外国人が採用されています(バイリンガル講師も在籍)。レッスンはすべて英語で行われるため、よりネイティブの子どもたちに近い環境で英語を学んでいくことができます。
カリキュラムや教材の違い
ECCジュニア、ECCキッズともに『株式会社ECC』が開発したオリジナルプログラム、オリジナル教材を使って英語を学びます。
ECCジュニアでは長期一貫学習プログラムを採用しており、年齢による子どもの心身の発達や経験に合わせて知育や読み書き学習、思考力の強化を段階的に行うことで大学や仕事でも通用する英語を身に付けていきます。
ECCキッズの授業は、外国人講師によるオールインイングリッシュでのレッスンを通じて、ネイティブの子どもが英語を身に付けるように自然に英語を学んでいくことが特徴です。
英語だけの環境に慣れるなかで、異文化への理解を深めることも目指します。
料金の違い
ECCジュニアとECCキッズでは、それぞれ以下の月謝料金、入会金、教材費がかかります。
ECCキッズの月謝料金は地域によって変わりますが、全般的にECCジュニアの方が安い価格設定となっています。
月謝料金※1 | 1歳 | – | 8,800~11,000円 |
2・3歳 | 6,600円 | 8,800~11,000円 | |
4・5歳 | 7,700円 | 8,800~11,000円 | |
小学1~6年生 | 7,700円(2024年度より) | 8,800~11,000円 | |
中学生 | 8,800円 | – |
それぞれの対象年齢の違い
ECCジュニアの対象年齢は2歳~中学生、ECCキッズの対象年齢は1歳半~小学生です。長く続けたいのであればECCジュニア、早く始めたいのであればECCキッズを選びましょう。
ECCジュニアでは、教室によっては高校生~シニア向けのコースも開講しています。「できれば高校生まで同じ教室に通わせたい」という方は、以下から教室ごとに開講しているコースを確認できます(高校生向けのコースは「BS」と表記されています)。
教室数の違い
ECCジュニアは47都道府県に10,733校の教室を設けている一方、ECCキッズは40都府県に145校の開校です。
教室数からはECCジュニアの方が都合の良い場所にある教室を見つけやすく思えますが、毎週レッスンに通うことを考えると個々の教室の通いやすさが重要。
ECCジュニア、ECCキッズともに気になる教室があれば、実際に体験に行って立地や通いやすさを確認しましょう。
定員数の違い
細かい点ですが、ECCジュニアとECCキッズでは異なる定員数が設けられています。
どちらも少人数ではあるものの、4・5歳以上のレッスンはECCキッズの方がより少人数です。
レッスンごとの定員数 | 2・3歳 | 5名 | 6組 |
4・5歳 | 12名程度 | 8名 | |
小学1・2・3年生 | 12名程度 | 8名 | |
小学4・5・6年生 | 12名程度 | 10名 | |
中学生 | 10名程度 | – |
学べる教科数の違い
ECCキッズが英語に特化した教室である一方、ECCジュニアでは英語に加えて、算数・数学、漢字を学べます。
また、未就学児向けに、知的好奇心を育みながら勉強していくための土台を築く「まなびのさんぽプラス」というコースがあります。
教室によって開講しているコースは異なりますので、英語以外に受けてみたいコースがある場合は気になる教室の開講コースを確認しておきましょう。
ECCジュニアの特徴
ECCジュニアの特徴を、より詳しくご紹介します。
日本人講師によるホームティーチャー制度
ECCジュニアの最大の特徴の一つは、バイリンガル日本人講師によるホームティーチャー制度です。
ECCジュニアでは講師が自宅でレッスンを開講している場合が多く、アットホームな環境で英語を学ぶことができます。
また、日本語でコミュニケーションが取れるだけでなく、講師自身が子育てをしていることもあり、保護者にとっても気軽に相談しやすいでしょう。
全国No.1の生徒数
英会話教室として全国最多の10,733校の教室を持つECCジュニアですが、生徒数も全国No.1で、29万人近い子どもたちがECCジュニアに通っています。
多くの生徒を抱えている分これまで輩出してきた人材も多く、ウェブサイトではECCジュニアを卒業して社会人になった先輩たちのインタビューも読むことができます。英会話を身に付けた先の、子どもの将来も想像できそうですね。
ECCキッズの特徴
一方で、ECCキッズにはどんな特徴があるでしょうか?
通学型!ネイティブの英会話講師に直接教わる
ECCキッズの大きな特徴は、英語ネイティブの先生に直接教わることができる通学型の英会話教室だということです。
ECCキッズのネイティブ講師は、面接や筆記試験、模擬レッスン試験が行われる厳しい採用試験を突破したうえで2~3週間の研修を受講しており、英語を母語としない子どもたちに英語を教える方法を学んでいます。
そうした講師から直接英語を教わるのは、自然な英語を身に付けていく大きなアドバンテージと言えるでしょう。
オールイングリッシュでのレッスン
レッスンがすべて英語で行われることも、ECCキッズの大きな特徴です。
授業中に疑問点があっても、英語で解消しようと試行錯誤を重ねるなかで、実際に英語でコミュニケーションを取るときにも生かせる英語力が身に付きます。
ECCジュニアとECCキッズの共通点
英会話教室としてそれぞれに特徴の際立ったECCジュニアとECCキッズですが、共通点もあります。
ECCが開発したオリジナル教材
ECCジュニアとECCキッズの大きな共通点のひとつは、どちらも『株式会社ECC』が開発したオリジナル教材で英語を学ぶこと。
『株式会社ECC』は60年以上日本人の英語教育に取り組んできており、オフライン~オンラインまでさまざまな年齢層への英語レッスンを積み重ねてきています。
ECCジュニアとECCキッズで教材の内容は異なりますが、どちらも『株式会社ECC』が長年の経験の末に開発したオリジナル教材を使用します。
ハロウィンなどのイベントが楽しい!
ハロウィンやクリスマスなどのイベントに力を入れているのは、ECCジュニア・ECCキッズで共通です。
ハロウィンの仮装をしてみたり、クリスマスパーティに参加してみたり、楽しみながら英語圏の文化を体験することができます。
ECCジュニア・ECCキッズの無料体験レッスン
それぞれに特徴のあるECCジュニアとECCキッズだからこそ、通うか決める前には実際の雰囲気を知っておきたいですよね。
ECCジュニアとECCキッズの無料体験の方法を調べました。
ECCジュニアでは教室ごとに1回無料体験できる!
ECCジュニアでは教室ごとに1回の無料体験が可能です。全国に1万校以上の教室があるからこそ、通える範囲内に複数の教室があることも。
講師の自宅が教室となることが多いホームティーチャー制度では、先生や教室の雰囲気がお子さんに合うかも重要ですので、無料体験レッスンで相性を確認しましょう。
ECCキッズではレッスン見学が可能
ECCキッズでは検討中の方向けに見学説明会があり、実際のレッスンを見学することができます。
同日にスタッフによるカウンセリングも受けられるので、英語学習について気になっていることやECCキッズに通うにあたっての疑問などを相談する機会にもなります。
ECCジュニアとECCキッズはそれぞれどんな人におすすめ?
ECCジュニアとECCキッズ、希望に合う方に通って効率よく英語を学びたいですよね。それぞれどんな方におすすめなのかをまとめました。
ECCジュニアがおすすめの方
ECCジュニアがおすすめなのは、以下のような方です。
「ECCジュニア♪」でおなじみのレッスンを体験したい人
「ECCジュニア♪」のコマーシャルで知名度もあり、英会話教室を考えている方には「ECCジュニアってよく聞くけど実際どうなんだろう?」と思っている方も多いのではないでしょうか。
ECCジュニアはホームティーチャー制という独特さもありながら、全国No.1の教室数・生徒数を誇る大手でもあり、長年の経験に裏打ちされたカリキュラムを開発しています。
気になっている方はぜひ一度無料体験をしてみてください。
日本人講師の手厚いサポートを受けたい人
日本人講師の手厚いサポートを受けたい方にも、ECCジュニアはおすすめです。
家庭での英語学習の仕方や学校の勉強とのバランスの取り方など、英語教育のプロに日本語で相談したいとき、ECCジュニアでは自身英語を勉強した経験のある日本人講師に相談することができます。
ECCキッズがおすすめの方
以下のような方には、ECCキッズがおすすめです。
ネイティブ講師の元でぐんぐん英語を伸ばしたい人
英語ネイティブの先生に教わって英語を伸ばしていきたい!という方には、ECCキッズがおすすめです。
レッスンはすべて英語で行われるため、生徒たちも英語で考えて発言するなかで自然に英語をコミュニケーションに使いこなす力がついていきます。
しっかりと組まれたカリキュラムを着実に進めたい人
ECCキッズは、しっかりと組まれたカリキュラムを着実に進めていきたいと思う方にも向いています。
ECCジュニアとECCキッズのどちらもオリジナルカリキュラムでレッスンが進んでいきますが、ECCキッズは特に綿密にカリキュラムが決められており、先生や教室によって差が広がらないようになっています。
ECCジュニアとECCキッズの違いを理解してから無料体験レッスンへ!
ECCジュニアとECCキッズの違いを知ることで、より希望にあった方を選ぶことができます。
講師や料金、対象年齢など、違いを理解したうえで無料体験レッスンに行ってみましょう!