海外MBA取得後の転職・就職・昇給事情|外資やコンサル転身に有利?

海外MBA取得後のキャリア
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海外MBAの取得を目指す方にとって、取得後の進路は気になるポイントなのではないでしょうか。

一般的に、海外MBAは外資系のコンサルティングファームや金融機関への就職・転職に有利と言われていますが、もちろんそれ以外の進路を選ぶ方も大勢います。

この記事では、海外MBA取得後の進路にどのようなものがあるのか?そして、収入はどう変わるのか?といった点について解説していきます。

海外MBAの取得を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

海外MBA取得後の転職・就職事情

海外MBAを取得した卒業生の進路は、大きく分けて以下の3つに分類できます。

  • 日本に帰国して就職・転職
  • 海外で就職
  • 起業

多くの卒業生は日本に帰国して就職・転職をする

日本人の多くは、海外MBAを取得後、日本に帰国して企業への就職・転職します。その理由は、海外MBAホルダーに対する日本の就業機会が非常に魅力的だからです。

特に、外資系企業は海外MBAホルダーに対する期待度が高く、将来的な経営幹部として好条件での採用に積極的です。

中でも人気なのが、以下の3つの業界です。

業界仕事内容
コンサルティングファーム企業の経営課題を発見し、解決するためのプランニングとその実行に対するアドバイス。
投資銀行IPO、M&A、証券アナリスト業務など。金融系のMBAを先行した卒業生が希望することが多い。
IT企業GAFAをはじめとする大手IT企業の経営部門。

特に、コンサルティング業務はMBAで学んだ内容との親和性が高く、勤務先としてコンサルティングファームを希望する卒業生は多いです。

グローバル展開をする日系企業も

日系企業であっても、グローバル展開に積極的な企業は海外MBAホルダーを重宝する傾向にあります。英語のスキルを活かし、海外勤務となる卒業生も多くいます。

海外就職を実現する人も

海外の大学でMBAを取得し、そのまま日本に帰国せずに外国で就職をする日本人もいます。

とはいえ、MBAホルダーであっても海外就職は簡単ではありません。海外就職を希望する方は、インターンシップ制度が充実しているビジネススクールを選ぶなど、現地での就職活動を想定した学校選びをすることが大切です。

起業という選択も

MBAのカリキュラムで学んだ内容を活かし、自分のビジネスを起業する卒業生もいます。

起業家として成功するためにMBAは必ずしも必要ではありませんが、テスラの創業者であるイーロン・マスクやブルームバーグの創業者であるマイケル・ブルームバーグなどは、MBAホルダーの起業家です。

MBAのコースでは経営学だけでなく起業家精神なども学べるため、起業のスタートアップで成功するためにMBAを目指す方もいます。

海外MBAの取得で年収はどれくらいアップする?

海外MBAを取得したことによる収入の変化に関しては、興味深いデータが公開されています。

慶應義塾大学学術情報リポジトリにて公開されている『海外MBAと国内MBAの比較』には、MBAホルダーの年収が取得前と取得後でどのように変化したかの調査結果が記載されているのです。

プログラムMBA卒業前MBA卒業後賃金上昇額人数
全体724.39万円1178.69万円436.58万円116人
海外MBA701.52万円1247.78万円546.25万円90人
国内MBA799.66万円888.46万円88.80万円26人

参考)慶応義塾大学学術情報リポジトリ

この結果からは、海外MBAを取得した卒業生に、顕著な年収の増加傾向が見られます。

海外MBAの卒業生に人気の外資系のコンサルティングファームや金融機関は、特に好条件でMBAホルダーを迎えますので、そういった業界への好条件での転職を目的に、海外MBAを目指す方も多いのではないでしょうか。

海外MBAの費用対効果

海外MBAホルダーの年収が取得前よりも高くなることは上記で紹介した通りですが、年収アップを「リターン」として考えた場合、高額な費用と期間という「投資」が必要だという点を忘れてはいけません。

海外MBAの取得にかかる学費は非常に高額で、留学先の大学によりますが800万~2,000万ほどの費用がかかります。

さらに、現地の滞在費もかかりますし、卒業までの2年間はフルタイムで授業に臨むため、その間は収入を得ることができません。

そこまでのお金と時間を投資したからこそ、年収アップというリターンが得られるということです。

費用の節約でリスクを減らすならオンライン留学がおすすめ

費用と期間がかかる点が海外MBAのリスクですが、オンラインでのMBAコースに対応している大学であれば、低価格かつ短期間で海外MBAの取得が可能です。

例えば、イギリスにあるコベントリー大学のMBAコースは完全オンラインで行われ、学費は総額で$29,000、期間も1年間という短期間でのMBA取得が可能です。

留学タイムズでは、コベントリー大学をはじめとする海外MBAオンラインプログラムの支援事業を行っていますので、興味がある方はぜひこちらからお問い合わせください。

まとめ

海外MBAを目指すなら、取得後のキャリアプランも事前に立てておくことをおすすめします。

留学先の大学によってMBAプログラムの内容も異なりますので、事前にリサーチをしっかりと行い、キャリアプランを実現できるビジネススクールを選びましょう。

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