台湾でワーキングホリデーしよう!費用や申請方法、学校選びや仕事探しはどうする?

台湾は日本から気軽に行け、食べ物も手頃な値段で楽しめ、日本人の好みに合うものが多いため、観光先としても大人気です。
台湾のワーキングホリデービザで滞在できるのは、1回の入国につき180日です。現地で1回だけ延長でき、通算で最長1年まで滞在できます。
充実したワーキングホリデー生活を送れるように、ビザの申請方法、学校・仕事・滞在先選び、食事、旅行のコツなど説明致します。
どうやって台湾のワーキングホリデービザを申請するの?

台湾のワーキングホリデービザはまずWebで申請書を作成します。また、履歴書・台湾での行動予定も必要です。そちらは台北駐日経済文化代表処からダウンロードして作成します。
プリントアウト後、必要書類と合わせて窓口へ持っていきます。提出先は「現住所を管轄する」代表処・弁事処と決まっており、管轄外では受け付けてもらえません。申請は本人が窓口に出向く必要があり、郵送・代理申請はできません。提出後、審査を経てビザが発給されます(査証料は無料)。
必要書類のうち、見落としやすいのが次の2点です。
- 残高証明書は20万円以上(30万円以上の財力証明があれば往復航空券の提出は不要)
- 海外旅行保険は1年(365日)以上の加入が必要。滞在予定が半年でも、1年分の加入証明が求められます
このほかパスポート原本とコピー、証明写真2枚、履歴および台湾での活動予定表、住民票などが必要です。詳細は申請先の代表処・弁事処の申請要項で確認してください。
台湾のワーキングホリデービザはやや特殊で、1回の入国で滞在できるのは入国翌日から180日です。180日を超えて滞在したい場合は、滞在期限が切れる15日前から期限を過ぎるまでの間に、内政部移民署のサービスステーションで延長手続きが必要です(詳しくは後述)。期限を過ぎると延長できず、オーバーステイになってしまいます。
台湾のワーキングホリデーは何歳まで申請できるの?
台湾のワーキングホリデービザは申請時の年齢が18〜30歳の方のみ申請可能です。基準になるのはあくまで申請時点の年齢で、台北駐大阪経済文化弁事処のQ&Aでも「3カ月後に31歳になる」ケースについて、申請可能で滞在期間も通常どおり180日になると案内されています。ぎりぎりの場合は申請先に確認しておくと安心です。
また、2026年2月から、台湾のワーキングホリデービザの申請回数が「一生に一度」から「二度まで」に変更されました。台北駐日経済文化代表処・台北駐大阪経済文化弁事処ともに同じ内容を告知しており、原則としてビザの発給回数も1回から2回になっています。以前に一度利用した方でも、申請時の年齢が18〜30歳で、そのほかの申請条件(残高証明・保険など)を満たしていれば再挑戦できます。
ワーキングホリデービザでは台湾にどれくらい期間滞在できるの?

台湾のワーキングホリデービザはビザ自体の有効期間が発給日から1年、1回の入国で滞在できるのは入国翌日から180日です。180日を超えて滞在したい場合は、滞在期限が切れる15日前から、期限を過ぎる前までに、滞在地の内政部移民署サービスステーションで延長手続きをします(手数料は無料)。
延長できるのは1回だけで、延長幅は最大180日です。最初に入国した日から通算して1年を超える滞在はできません。ただし延長後の滞在期限はパスポートの残存期間が上限になるため、1年の滞在を考えるならパスポートの残存期間に余裕を持たせておきましょう。
あわせて押さえておきたいのが、台湾に入国したあとは、延長の前後を問わず、台湾国内で別の滞在目的のビザへ切り替える申請ができないという点です。通算1年に達したあとに、さらに延長したり滞在事由を変更したりすることもできません。留学など別の目的に切り替えたくなった場合の手続きは、申請先の代表処・弁事処に確認してください。
就学可能な期間は?
結論から言うと、台湾側が公開している日本国籍向けの公式説明に、「就学は最長3カ月まで」という月数の上限は書かれていません。ただし「いくらでも学んでよい」わけでもなく、月数よりも「目的」で線が引かれています。
台湾のビザを所管する外交部領事事務局は、日本国籍向けの説明のなかで「ワーキングホリデー参加者は台湾滞在中、台湾の文化や風土・習慣を学ぶことを目的とした語学コースや同種の講座を受講できる」と定めています。ここに期間の数字は出てきません。
一方で同じ説明には「この制度は、入国の主たる目的が就労・就学・その他の長期居留にあたる人には適用されない」とも書かれています。台北駐大阪経済文化弁事処のQ&Aも「休暇に付属する活動として短期間の語学習得コースを受講することは構いませんが、長期コースなど、主たる目的が就学、留学に当たる場合は、それに見合う査証申請を別途行う必要があります」と案内しています。
つまり日本人の場合、判断の中心になるのは「何カ月通ったか」という数字ではなく、休暇に付随する短期間の受講にとどまっているか、就学・留学が主目的になっていないかです。
- 休暇に付随する短期の語学コース … 受講できる
- 就学・留学が主目的になる長期コース … ワーキングホリデービザでは不可(別途、留学に見合うビザの申請が必要)
「3カ月まで」はどこから来た数字なのか
日本語の情報サイトでは「台湾ワーホリの就学は3カ月まで」と書かれていることが多いのですが、「3カ月」という数字が台湾側の公式説明に登場するのは、オーストラリア国籍・ニュージーランド国籍向けの条件のほうです。
外交部領事事務局は国籍ごとに条件を公開しています。たとえばオーストラリア国籍向けには「3カ月を超えない中国語コースを除き、正式な課程を履修してはならない」、ニュージーランド国籍向けには「訓練・語学・研究のコース(正式な学位課程を除く)に参加できるが3カ月を超えてはならない」と、はっきり月数が明記されています。
このように、台湾側は月数の上限がある場合には数字を明記して書き分けています。それにもかかわらず日本国籍向けの説明に月数の記載はありません(韓国国籍向けも、日本と同じく月数なしの書き方です)。少なくとも現行の日本国籍向けの条件に「3カ月」という上限は確認できない、というのが公式資料から言えることです。
台湾ワーホリの条件を国籍別に並べると、違いがはっきりします。
| 国籍 | 就学期間の上限 | 同一雇用主のもとで働ける期間 |
|---|---|---|
| 日本 | 月数の記載なし | 記載なし |
| オーストラリア | 中国語コース3カ月まで | 3カ月まで |
| ニュージーランド | 3カ月まで | 3カ月まで |
| 韓国 | 月数の記載なし | 記載なし |
※外交部領事事務局の国籍別の説明(2026年8月時点)をもとに作成。同事務局の説明は中国語で公開されており、本記事の「 」内は原文を編集部が和訳したものです。
留学としての進め方や、サポートしてくれる会社の選び方は、こちらで詳しく解説しています。

働ける期間と、仕事の条件は?
「労働期間に制限はない」と説明されることがありますが、これは正確ではありません。期間については①②の枠がかかり、これとは別に③職種・仕事内容の制限があります。
①滞在できる期間そのものが上限になる
働けるのは、当然ながら台湾に滞在できる間だけです。入国翌日から180日、延長は1回で最大180日ですから、通算1年を超えて働き続けることはできません。
②就労は「休暇に付随するもの」で、主目的にはできない
外交部領事事務局は日本国籍向けの条件として、「入国の主たる目的は台湾での長期休暇であり、滞在中の旅行・生活費をまかなうために合法的に就労できるが、就労はあくまで付随的な目的であって主たる目的ではない」と定めています。台北駐大阪経済文化弁事処も、ワーキングホリデー査証を「見学旅行を目的とした査証」、就労を「滞在費を補うためのもの」と説明しています。
「制限がない=1年間フルタイムで働いてよい」ではないということです。就労を中心に1年を組み立てる計画は制度の趣旨から外れるため、働き方に迷う場合は申請先の代表処・弁事処に確認してください。
③職種・仕事内容の制限
台北駐大阪経済文化弁事処のQ&Aは「基本的に職種や仕事の内容について制限はありません。ただし、風俗関係などに関わる就労は認められません」としています。制限がないのは「職種・仕事の内容」であって「期間」ではない点に注意してください。
加えて外交部領事事務局は、ワーキングホリデーの目的に合わない仕事に就いてはならないこと、専門的・技術的な仕事に就く場合は台湾の資格認定や免許登録に関する法令に従う必要があることを挙げています。台湾で得た収入は、台湾の所得税法にもとづく源泉徴収の対象になります。
なお手続き面では、ワーキングホリデービザそのものが労働許可とみなされるため(雇主聘僱外國人許可及管理辦法 第4条)、別途、労働許可を取得する必要はありません。採用する側の手続き負担が小さいのは、仕事を探すうえで利点になります。
台湾の最低賃金は、2026年1月1日から時給196元・月給29,500元に引き上げられました(台湾・労働部)。日本の最低賃金と比べると低い水準ですが、外食費や交通費は日本より安く抑えられます。ただし台北の家賃は思ったほど安くないため、住む場所によって体感は変わります。
休暇に付随する範囲でアルバイトをすれば、収入を得ながら中国語を使う経験にもなります。台湾をより深く知るためにも、ぜひ挑戦してみてください。
台湾でワーキングホリデーをする場合、語学学校は行った方が良いの?
台湾でのワーキングホリデー生活をより充実させるため、語学学校へ通われることをオススメします。語学学校へ通うメリットですが、大まかに分けて下記の通りです。
アルバイトに関して相談しやすい
どうすればアルバイトに受かりやすいか、面接方法・履歴書の書き方を先生に教えてもらいましょう。日本人と台湾では文化が違うため、日本では当たり前のことが通用しないことも多いです。
リアルタイムで色々な情報が手に入る
近所にある、オススメの飲食店、シェアハウス情報、写真スポット、安い洋服店など、ネットにまだ掲載されていない情報も含め、先生に色々と聞くことができます。今後、台湾で生活していく上で、役に立つ情報を取り入れましょう。
実践的な語学スキルが手に入る
ライティングやリーディングスキルはあるけれど、会話ができないという方も多いかと思います。語学学校ではコミュニケーションに重点を置いているところが多く、実生活で使える語学力が身に付きます。
台湾でワーキングホリデーをする場合、どれくらい費用がかかるの?

台湾ワーホリは、延長すれば最長1年まで台湾に滞在できる制度です。現地で何をするかにもよりますが、語学学校へ通い、台湾で生活する事を考えると、150万円以上持っていくと良いでしょう。
アルバイトをされない方は、プラス50万円持っていくと安心できます。また、滞在する場所によっても相場は変わります。
語学学校へ行く→アルバイトを始める→旅行をする
上記の場合、必要なものは大まかに分けて『学費』『滞在費』『食費』『旅費・娯楽費』ですね。
現地に行ってそのままアルバイトを探される方はもっと費用を抑えられますが、せっかく海外に行くのであれば色々体験したほうが良いでしょう。
学費
台湾の語学学校へ通う場合、日本人とあまり話さないようにしましょう。語学力が伸びなくなります。また、語学学校はさまざまな国から人が集まるので、世界各国の友人を作るチャンスでもあります。たくさん友達を作りましょう。
滞在費


台湾の文化を知るためにはホームステイをすると良いでしょう。ホストファミリーのお手伝いをすることで、現地でうまく生活できる方法を知ることができます。
ですがホームステイは滞在費がかかるため、ある程度の期間滞在した後は、シェアハウスに滞在することをオススメします。「台北掲示板」では台湾で役立つ情報だけでなく、シェアメイトの募集も掲載されています。
食費


台湾の料理は日本人好みの味付けが多く、外食代も日本に比べると安いので、色々な食べ物を気軽に挑戦できます。
「臭豆腐」は日本人はほぼ全員驚くほど臭くインパクトの強い食べ物ですが、日本にない珍しい食べ物に挑戦すると、後々話のタネになります。
台湾の物件にはキッチンがないところも多く、自炊はしにくい環境です。コンビニでお茶を買う場合、日本製以外は基本的に甘いので、注意しましょう。
旅行・娯楽費


台湾は「九份」「国立故宮博物院」「龍山寺」など、さまざまな観光地があります。また夜市も有名で、食べ物だけでなく洋服や雑貨なども安く売られているので歩くだけでも楽しいです。
台北と台南は雰囲気が違うので、両方行かれても良いでしょう。台湾の観光地は土産屋が多いので、つい買いすぎないようにしましょう。
また、語学学校では学校主催のアクティビティを開催しています。是非参加してみましょう。
台湾でワーキングホリデーをする場合、保険は加入したほうが良いの?
加入は「したほうが良い」ではなくワーキングホリデービザの申請要件そのものです。申請時に海外旅行保険の加入証明書の提出が求められ、補償内容に死亡・傷害・疾病が含まれていること、そして1年(365日)以上の加入であることが条件になっています(台北駐日経済文化代表処)。
見落としやすいのは加入期間のほうです。滞在予定が半年でも、1年分の加入証明が必要とされています。滞在期間に合わせて短く契約すると、申請の段階で書類が足りなくなるので注意してください。
国民健康保険は台湾での治療に使えません。現地で病院にかかったときの実費をまかなうためにも、補償範囲は契約前に確認しておきましょう。
台湾でどうやって仕事を見つけるの?
台湾では語学力がなくても、アルバイト採用されるケースがあります。日系企業が多く日本人観光客が多い国なので、日本語しか話せない方でも仕事が見つかる場合もありますが、中国語を話せる方が職種選択の幅が広がります。
・友人・知人のツテ
・インターネット
台湾で職探しをされる場合、現地の知り合い・友人から紹介してもらう方法や、ネットで検索して応募する方法も主流です。
中国語が堪能な方は「yes123求職網」などのサイトで探せます。中国語に自信がない方は「台北掲示板」などの台湾情報サイトにある、求人情報をみて応募してみてください。台湾の最低時給は196元(2026年1月1日〜)です。
台湾で失敗しないワーキングホリデーの方法は?
日本人とあまり一緒にいないようにしましょう。台湾は観光名所を歩くと、日本語で声をかけられることも度々あるほど、日本人が多い国ではありますが、できるだけ日本語は使わないようにしましょう。
語学学校は色々な国から生徒が集まるため、積極的に話しかけましょう。ワーキングホリデーは延長すれば最長1年まで滞在できる制度なので、勉学だけでなく色々なことに挑戦しましょう。
また、台湾は日本と違いトイレットペーパーの紙を流せず、備え付けのボックスに入れるところが多いため、初めは驚くかもしれませんが慣れましょう。
台湾でワーキングホリデーをお考えの方にオススメの語学学校
LTL Mandarin School, Taiwan
4週間:学費+滞在費(ホームステイ)+食費の目安は要問い合わせ
(2026年8月時点、公式サイトに料金表の掲載がないため)
上海や北京にもある語学学校です。一般中国語の他に、割高にはなりますが集中して学びたい方向けに、プライベートコースもあります。詳細はお問い合わせください。
なお、留学タイムズではワーキングホリデービザの申請代行は行っていません。ビザの手続きは、この記事で紹介した申請要項を見ながらご自身で進めていただく形になります。
一方で、滞在中に通う台湾の語学学校選びについてはご相談を承っています。「自分の目的にはどの学校が合うか」「授業料はどのくらいかかるか」といったことでしたら、現役のカウンセラー(JAOS認定留学カウンセラー)がお答えできます。学校が決まっていない段階でも問題ありません。
台湾のワーキングホリデーのまとめ
・日本人同士で固まらないようにする
・語学学校に通えるのは「休暇に付随する範囲」なので、行く前に中国語をある程度勉強し、その後アルバイトなど色々なことに挑戦する
・日本人に人気の観光先として知られているが、油断せずスリなど軽犯罪には気を付ける
せっかく台湾へ行き、語学を勉強するのであれば日本人同士で固まらないようにしましょう。語学力が身につかなくなります。
台湾は観光名所へ行くと、ある程度日本語が通じてしまい、日本語で声を掛けられる国ではありますが、できるだけ中国語を使いましょう。
また、ワーキングホリデービザで通えるのはあくまで「休暇に付随する語学コース」の範囲です。限られた期間で成果を出すためにも、渡航前に中国語をある程度勉強しておくことをオススメします。
台湾は気軽に行け、食事も日本人好みのものが多く、人気の観光先として知られていますが、それでも犯罪に対しては油断はしないようにしましょう。
貴重品は取られないように気を付けてください。また、タクシーはメーターをつけずにぼったくりをする人もいます。






















