国名が「豊かな海岸」を意味するコスタリカ。非武装・中立を貫いてきたコスタリカは治安も良く、ハイレベルな教育による高い識字率を誇ります。

スペイン語が公用語のため、スペイン語や英語の語学留学先として、世界中の学生から注目を集める国です。

この記事では、スペイン語を学びたい留学生に向けて、コスタリカのおすすめ語学学校をご紹介します。

コスタリカ留学の注意点なども解説していますので、ぜひ参考にしてください。

コスタリカでおすすめの語学学校6選

今回ご紹介する語学学校は、以下の6校です。

語学学校	キャンパスがある都市
EF	プラヤ・タマリンド
Enforex	エレディア、プラヤ・ハコ、モンテベルデ、コロナド、サンホセ
don Quijote	サンホセ
Academia Tica	サンホセ、ハコ・ビーチ
Intercultura Costa Rica – Heredia City Campus	エレディア、サマラ
Intensa Language Institute	サンホセ

EF

キャンパスがあるコスタリカの都市	プラヤ・タマリンド
主なプログラム	インテンシブコース ジェネラルコース
料金例	インテンシブ・コース ・6ヵ月　1,870,000円 ・9ヵ月　2,369,000円 ・11ヵ月　2,892,000円
公式HP	https://www.efjapan.co.jp/

「EF（Education First）」は教育事業を行う世界最大級の組織で、世界各地で直営の語学学校を運営しています。

EFコスタリカ校の立地は、世界でも有数のエコ・ツーリズム目的地、プラヤ・タマリンド。校舎はリゾートホテルだった建物を改装しており、プライベートプールやサンデッキ、トロピカルガーデンがある豪華な建物です。

近くにはウミガメの営巣地であるマリノ・ラス・バウラス国立公園があり、キャノピーツアー、熱帯雨林の滝など、自然を満喫できるエコツアーが人気です。

EFコスタリカのレッスンは4月、6月、9月、1月に開講し、語学のレベル・目標にあわせて、6ヵ月、9ヵ月、11ヵ月から留学期間を選択します。

6週間ごとにスペイン語レベルが1段階アップする「レベル保証」をしており、上達しなかった場合はレベルが上がるまで無料で学習継続が可能。長期留学でしっかりスペイン語を勉強したい方も、安心ですね。

現在、留学タイムズ経由でEFに申し込むと、特別奨学金の提供を受けられるキャンペーンを開催中。以下のリンクから、キャンペーン付きの資料請求が可能です。

【EFコスタリカ校の紹介動画】

Enforex

キャンパスがあるコスタリカの都市	エレディア、プラヤ・ハコ、モンテベルデ、コロナド、サンホセ
主なプログラム	一般スペイン語（週20/25レッスン） 一般スペイン語+プライベート DELE/SIELE対策、プライベート スペイン語+ヘルスプロフェッショナル スペイン語+ボランティア スペイン語+レジャー 50歳以上向けプログラム スペイン語教師スキルアップ
料金例	一般スペイン語（20） ・1～4週　US＄255/週 ・5～11週　US＄229/週 ・12週以上　US＄215/週
公式HP	https://www.enforex.com/japanese/latinamerica-costarica.html

「Enforex（エンフォレックス）」は、スペインと中南米12カ国にキャンパスを展開している大規模な語学学校です。

1989年からスペイン語教育に携わっている経験を活かし、独自の教材を使用したレッスンを提供しています。

コスタリカ国内には5つのキャンパス（提携校含む）があり、都市ごとに異なる気候や文化の体験が可能。直営校のエレディアキャンパスは観光地化されていない静かな環境の立地で、1クラス最大4人という少人数クラスでスペイン語が学べます。多彩なコースがあり、1週間からの受講も可能なため、短期留学にもおすすめです。

講師はみなスペイン語ネイティブで、大学で言語学・文学を専攻し、修士号又は博士号を得ています。

【Enforexの紹介動画】

「Enforex」への留学を考えている方は、こちらの記事も参考にしてください。

don Quijote

キャンパスがあるコスタリカの都市	サンホセ
主なプログラム	インテンシブコース（週20レッスン） プライベート
料金例	インテンシブコース（20）・1週　US＄450 ・2週　US＄900 ・3週　US＄1350 ・4週　US＄1780 ・5週以上　US＄430/週
公式HP	https://www.donquijote.org/ja/

「don Quijote（ドン・キホーテ）」は、スペインと中南米12カ国にキャンパスを展開している、大規模な語学学校です。

コスタリカのキャンパスがあるのは、首都サンホセ。

1クラス最大8人の少人数制クラスで、アットホームな環境が人気。広々とした15の教室とWi-Fi環境の整ったパソコンルーム、オープンカフェなど、設備面も充実しています。

Academia Tica

キャンパスがあるコスタリカの都市	サンホセ、ハコ・ビーチ
主なプログラム	一般スペイン語コース（週20/25/30レッスン） サーフ＆スペイン語コース DELE検定試験準備 プライベート
料金例	一般スペイン語（20） ・1週　US＄270 ・2週　 US＄540 ・3週　US＄810 ・4週　US＄1,080 ・5週　US＄1,330 ・6週　US＄1,580 ・7週　US＄2,080 ・8週以上　US＄230/週
公式HP	https://www.academiatica.com/

「Academia Tica（アカデミア・ティカ）」の創立は1986年と古く、コスタリカで最も歴史ある学校のひとつです。サンホセのコロナド校と、「サーフの街」と呼ばれるハコ・ビーチにキャンパスがあります。

講師はプロのスペイン語ネイティブ講師で、1クラスは少人数グループ制。最大6名、平均3名でスペイン語を学べます。

また、語学レッスンに加えて、アクティビティや観光サービス、ボランティアやインターンシップの相談なども可能です。ハコ・ビーチ校のサーフィンとスペイン語を学ぶ「サーフ＆スペイン語」コースなど、プラスアルファの学びが得られる人気語学学校です。

【Academia Ticaの紹介動画】

Intercultura Costa Rica

キャンパスがあるコスタリカの都市	エレディア、サマラ
主なプログラム	一般スペイン語（週20レッスン） プライベート、キッズ＆ティーンプログラム DELE試験準備コース SIELE試験準備コース ドイツ語コース
料金例	一般スペイン語（20） ・1〜4週　US＄295 ・5〜9週　US＄265 ・10週以上　US＄235
公式HP	https://www.interculturacostarica.com/

「Intercultura Costa Rica（インターカルチュラ・コスタリカ）」は、歴史ある街エレディアと、多くの国立公園があるグアナカステ州サマラにキャンパスを構えています。

エレディアの街の中心に位置するエレディア校の校舎は、屋内庭園やテラスを持つ広い住宅を改装。火山や滝など自然を満喫するツアーも充実しています。

サマラ校はサマラ・ビーチの目の前にキャンパスがあるため、スペイン語学習に加えてサーフィンなどのマリンスポーツをしたい方にもおすすめです。

2つのキャンパスを1週間単位で移動することもできますので、期間に余裕がある方はどちらの環境も満喫されると良いでしょう。

クラスは平均3人の少人数クラス。しっかりとスペイン語を学べます。

【Intercultura Costa Ricaエレディア校の紹介動画】

Intensa Language Institute

キャンパスがあるコスタリカの都市	サンホセ
主なプログラム	スペイン語グループレッスン（週20/30レッスン） プライベート ツーリズム＆ホスピタリティ 医療スペイン語コース ビジネススペイン語 法律+スペイン語 DELE試験準備コース CCSE試験準備コース
料金例	スペイン語グループレッスン（20） ・2週　US＄540 ・3週　US＄795 ・4週　US＄1,060 ・5週以上　US＄255/週
公式HP	https://spanish-costarica.cr/en/

「Intensa Language Institute（インテンサ・ランゲージ・インスティテュート）」は、1980年から外国人向けの英語・スペイン語教育を行う語学教育専門機関です。

少人数制を採用した授業はスピーキングとリスニングに重点を置き、実践的な場面を想定したレッスンを実施。

料理やダンス、ウォーキングツアーなどアクティビティも充実しており、自然保護区のウミガメの世話などボランティア活動も経験できます。

コスタリカ留学で注意すべき4つのポイント

コスタリカは日本から遠く、留学先としてあまり浸透していないこともあるため、留学に不安を感じる面もあるでしょう。

コスタリカ留学に際して、注意しておきたいポイントは次の4つです。

• 入国審査が厳しい
• ビザの発給に時間がかかる
• 直行便がない
• 治安の悪いエリアに近づかない

入国審査が厳しい

コスタリカは、中南米の国々の中でも厳格な入国審査が行われることで知られています。

入国許可が下りるまでに時間がかかることがありますので、充分な余裕を持って手続きを進めましょう。

ビザの発給に時間がかかる

コスタリカでは、90日以内の滞在についてビザの申請は不要です。

ただし、それを超える滞在期間に関しては、現地の移民局を通じて手続きを行う必要があります。

長期留学を予定している方は、余裕を持って申請してください。

直行便がない

日本からコスタリカへの直行便は、ありません。

経由便を利用することになりますが、経由する地域によっては黄熱接種証明書の提示を求められることがあります。

治安の悪いエリアに近づかない

コスタリカは、中南米の中では治安の良い国です。とは言え、日本と同じような行動は危険です。

留学先としても人気の首都サンホセの西側地区「コカ・コーラ」や「ソナ・ロハ」などのエリアは、危険地帯と呼ばれています。

そうした土地には近づかない、夜間は不用意に出歩かないなどの注意は必要です。

コスタリカ留学の費用は高い？安い？

コスタリカは中南米の国々の中でも、物価が高い国と言われています。

物価は日本と同等程度で、生活費には月15万円程度は必要になるでしょう。

留学費用を抑えるためには、「渡航費や食費を抑える」「学費の安い語学学校を選ぶ」といった工夫が必要です。

留学エージェントの無料カウンセリングでは、予算に応じた留学先や語学学校を提案してもらえますので、ぜひ相談してみてください。

コスタリカ留学のメリットや費用については、下記の記事でも詳しく解説しています。

まとめ

豊かな大自然を満喫しながら、質の高いスペイン語を学べるコスタリカ。日本人留学生も少なく、集中してスペイン語を学びたい方にもおすすめの留学先です。

自分の留学スタイルや希望するレッスン内容、行ってみたい都市などを踏まえて、留学先を選びましょう。

​​この記事ではコスタリカで人気の語学学校を6校ご紹介しました。いずれも実績十分な人気校ですが、どの学校を選べば良いか迷う場合は、ぜひ留学エージェントに相談してみましょう。